40代からのフリーランスエンジニア向け・案件検索サイト【SEES】
フリーランスのSE(システムエンジニア)になるにはどうすれば良いのでしょうか。本記事ではフリーランスのSEをキャリアパスとして検討する方に向け、仕事内容、メリット・デメリット、年収に関する情報や案件獲得の仕方などを紹介します。フリーランスを目指すITエンジニアは、参考にしてください。
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目次
「システムエンジニアが収入を高める方法は?」
「フリーランスのシステムエンジニアの仕事内容は?」
「フリーランスのシステムエンジニアになることにはどんなメリットがある?」
現役のシステムエンジニアで収入アップを図りたい方やキャリアパスとして検討する方は、システムエンジニアという職業やフリーランスの場合の業務内容、メリットについて興味があるという方もいるのではないでしょうか。
本記事では、フリーランスのシステムエンジニアの仕事内容、フリーランスとして働くメリットとデメリットなどを紹介しています。フリーランスとなることに悩んでいる場合には、この記事を読むことで新たなキャリアを踏み出す参考にしていただけます。
また、フリーランスのシステムエンジニアになる方法についても紹介しますので、行動に移す場合にもぜひ参照ください。
システムエンジニアとは、システム開発やその運用などにおける幅広い業務に携わるITエンジニアです。
システムエンジニアの就業形態として、企業に所属せずフリーランスとして働くことも一つの選択肢です。フリーランスのシステムエンジニアの場合、その業務内容はどのようなものなのでしょうか。
会社員のシステムエンジニアの場合と、基本的には主な業務内容は同じです。また、これに付随してフリーランスの場合は営業活動や事務処理なども自分でこなす必要があります。
以下では、フリーランスのシステムエンジニアの主な業務内容について説明します。
要件の定義とは、クライアントの希望をヒアリングし、クライアントの希望を実現するために必要な機能を明確化していく工程です。ただし、クライアントは自社の業務の課題を把握できているとは限らず、業務の分析と課題の抽出から始まる場合もあります。
クライアントの業務のどの部分までシステム化をするのか決めるため、クライアントの業務内容への理解や、曖昧な要望を正確に抽出するコミュニケーション力などが求められます。
基本設計では、要件定義によって決定した内容をもとに、システムの見た目や帳票などについて設計を行います。システムにどのような画面が必要なのか、どのような帳票を出力するのか、また、データベースにはどのような情報を保存するのかといった内容を決定していく工程です。
基本設計の段階で画面や帳票サンプルなどを作成し、どのような項目が必要になるのか決定します。基本設計で作成したサンプルはクライアントにも確認してもらい、認識に差異が発生しないようにすることが大切です。
詳細設計の工程では、基本設計の内容をもとに、具体的にどのような仕組みや技術を使って機能を実現するのか決定していきます。また、詳細設計はプログラムやシステムの内部を設計する工程のため、プログラマーが設計書を見て実装できるレベルまで落とし込んでいきます。
なお、詳細設計では内部の処理を定めるため、作成した設計書のクライアントによる承認は必須ではありません。
詳細設計が完了したら、設計に沿ってプログラムの開発工程に移ります。実装やプログラミングとも呼ばれます。
システムエンジニアが直接プログラミングをするケースは少ないですが、プログラマーなどの開発者の進捗や品質の管理を行います。
設計書をもとにプログラマーがプログラムを開発したら、システムエンジニアがテストを実施します。テストには機能やパーツごとに行う単体テスト、複数の機能を組み合わせる結合テスト、システムとして通しての機能を確認するシステムテスト、実際の運用環境で行う総合テストなどの種類があります。
テストはプログラマーやシステムエンジニアが実施しますが、結合テストやシステムテストは基本的にシステムエンジニアの担当です。テストで問題が見つかった場合はその都度プログラマーに修正を依頼し、修正とテストを繰り返すことになります。
テスト工程で問題を検出、修正することでシステム全体の品質を高めるため、重要な工程です。
完成したシステムをクライアントに納品した後は、トラブル対応や定期メンテナンスなどを行う運用・保守のフェーズへ移ります。多くの場合、システムを納品した後も、システムエンジニアはシステムの運用や保守といった業務を担当することになります。
運用はログの監視などのトラブルを未然に防ぐための業務、保守はトラブルが発生した場合の原因究明や対応といった業務です。システムに問題があった場合、システムエンジニアが修正対応を行うケースもあります。
「40代からのフリーランスエンジニア向け・案件検索サイト【SEES】」に、2024年10月24日時点で掲載中のシステムエンジニア向け案件を20件抽出し単価から想定される平均年収を算出しました。これによると、フリーランスのシステムエンジニアの平均年収は732万円と想定できます。
一方、会社員エンジニアの場合は、厚生労働省の職業情報提供サイトjobtagによると平均年収は557.6万円でした。これらのデータより、システムエンジニアはフリーランスの方が会社員よりも年収は高い傾向と言えます。
出典:システムエンジニア(業務用システム) - 職業詳細 | job tag(職業情報提供サイト(日本版O-NET))
システムエンジニアは、働き方としてフリーランスを選択することも可能です。しかし、フリーランスのシステムエンジニアという働き方にはメリットとデメリットが存在するため、両方を把握した上で働き方を検討することが大切です。
ここでは、まずフリーランスのシステムエンジニアとして働くメリットについて、解説します。
フリーランスのシステムエンジニアの一つのメリットが、会社員の場合より高収入を望めることです。平均年収に関する項目でも記述した通り、フリーランスの方が高収入となる傾向があります。
これは案件ごとに契約が変わり、自分のスキルを最大限に発揮できる仕事を選びやすいことなどが理由となります。
会社員として企業に勤めている場合、決まった時間勤務する必要があります。しかし、フリーランスのシステムエンジニアであれば、契約次第にはなりますが基本的に自分に裁量権があるため、好きな時間に働くことが可能です。
夜の方が集中できるということであれば、朝はゆっくりして昼以降から夜にかけて働くことも可能です。また、単価にもよりますが、週休3日や週休4日といったゆとりのある働き方も実現できるでしょう。
契約次第で自由な時間で働ける、契約条件も選べるのと同様に、勤務場所もある程度選べる点もメリットです。リモートワークを採用している案件も多く、在宅での勤務が可能なケースが増えています。
ただし、すべてのフリーランスが在宅勤務ができるわけではありません。機密性の高い情報を扱う案件やハードウェアを取り扱う際には現地にいる必要があり、顧客常駐型の案件もあります。
また、就業場所や時間、契約条件を選べるといっても、案件の募集元の求めるスキルがあることが前提となります。
フリーランスのシステムエンジニアの案件は、スキルによって単価も異なります。基本的に、専門性の高いスキルが求められるような案件ほど単価も高くなるため、スキルが高いほど年収を上げることが可能です。
また、フリーランスであれば複数のクライアントと契約して、複数の案件を同時に受注することも可能なため、会社勤めをしているシステムエンジニアよりも収入は高くなりやすいでしょう。
上記は、「40代からのフリーランスエンジニア向け・案件検索サイト【SEES】」にある実際の案件ですが、単価が80万円と会社員に比べて高額なことがわかります。スキルがあれば、上記のような高単価なフリーランスのシステムエンジニア(SE)の案件にもチャレンジでき、年収を上げることができるでしょう。
フリーランスのシステムエンジニアであれば、業務に関係する費用をすべて経費として計上することが可能です。たとえば、自分のスキルアップのために書籍を購入した場合、会社員であれば自分のお金で支払うか会社に費用を請求して払ってもらう必要がありますが、フリーランスの場合は経費にできます。
経費にすれば収入から差し引くことができるため、その分節税できるというメリットがあります。
会社員の場合は、意見の合わない人とも上手くコミュニケーションを取って仕事する必要があります。しかしフリーランスであれば、自分がやりたくない仕事や嫌なクライアントは避けることも可能です。
フリーランスのシステムエンジニアは、自分で仕事を獲得する必要はありますが、自分で案件やクライアントを選べる点はメリットといえるでしょう。
フリーランスとして活動することで、さまざまな案件に携わることが可能です。また、自分がスキルアップしたい分野の案件をピンポイントに選ぶこともできます。
システムエンジニアの先のキャリアパスとして、プロジェクトマネージャーやITコンサルタントなどを目指す場合には、自分のキャリアアップにつながる案件を選択することが有効です。
会社員の場合、副業を禁止している企業も多いです。しかし、フリーランスのシステムエンジニアの場合は企業に所属しているわけではないため、クライアントとの契約に反しなければ複数の仕事に同時に対応することもできます。
メインの収入としている業務の他に副業を行うことで、収入を増やしたり、スキルアップにつなげたりすることも可能でしょう。副業で息抜きをしながら柔軟な働き方ができることも、フリーランスのメリットです。
フリーランスのシステムエンジニアには、さまざまなメリットがあることを紹介しました。一方で、フリーランスならではのデメリットも存在します。
ここでは、フリーランスのシステムエンジニアとして働くデメリットについて紹介します。フリーランスとしての働くことを検討する際の参考にしてみてください。
会社員として働いているときは、業務の成果から給与を支払う際にある程度が引かれるため、成果の100%を貰うことはできませんが、その分福利厚生があります。一方、フリーランスのシステムエンジニアの場合、報酬自体は100%受け取ることができるものの、福利厚生はないというデメリットがあります。
また、会社員であれば、怪我や病気などで働けなくなっても給与の何割かを受け取ることができる制度が取られています。フリーランスの場合は個別で保険などに加入する必要があるため、手間がかかります。
フリーランスのシステムエンジニアとして生活していくためには、継続して案件を獲得するための営業的な努力が必要です。
案件の契約期間が終了すると新たな案件を獲得する必要があるため、都度自分で営業などを行う必要があります。
そのため、できるだけ固定のクライアントと継続的に仕事ができるように信頼関係を構築していくことも大切です。
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フリーランスのシステムエンジニアは、自分で仕事を選べるというメリットがありますが、一方で、トラブルを避けるために十分契約内容を確認しなければいけないというデメリットもあります。
トラブル発生時には、クライアント企業から損害賠償を請求される可能性もあります。そのため、契約内容や自分に不利となる内容になっていないかなどをしっかり確認しておくことが大切です。
会社勤めをしていれば、税金や経費などの計算は会社がすべて行ってくれます。また、案件を獲得するのは営業担当の仕事になるため、システムエンジニアが営業活動をする必要はありません。
しかしフリーランスのシステムエンジニアの場合、自分自身で営業活動を行い、確定申告などの雑務も自分で行う必要があります。そのため、システムエンジニアの業務だけをしたいという人には、雑務と仕事の両立は難しいでしょう。
フリーランスは会社員と違って収入が不安定です。そのため社会的な信用が低くなり、クレジットカードや住宅ローンの審査などに落ちやすくなるというデメリットがあります。
このような審査を受ける場合は、会社勤めをしているうちに済ませておくようにしましょう。
フリーランスのシステムエンジニアは収入が不安定というデメリットもあります。会社員であれば毎月決まった金額の給与を受け取ることができますが、フリーランスの場合は案件ごとに業務委託契約を結ぶことになるため、案件が途切れてしまえば収入も途切れます。
また、クライアント都合で突然案件が打ち切られる可能性もあるでしょう。
ここまで紹介したとおり、フリーランスのシステムエンジニアにはメリットもデメリットもあります。そのため、フリーランスのシステムエンジニアとして活躍するにはいくつかのポイントを押さえる必要があると言えるでしょう。
したがって、フリーランスのシステムエンジニアとして成功するには、いくつかのポイントを押さえる必要があります。
ここでは最後に、フリーランスのシステムエンジニアになるために大切なことを紹介します。
フリーランスのシステムエンジニアを目指す大きな理由の一つとして収入アップがあげられます。収入を高めるためには、対応できる案件を増やすことが重要です。したがって、多くの案件にアサインできるよう、知識や技術の向上が必須になります。
ここでは、フリーランスのシステムエンジニアとして収入を上げるコツを紹介します。
IT分野では日々新しい技術が登場しています。トレンドの移り変わりの激しい業界でフリーランスとして活躍するためには、常に新しい技術をキャッチアップできるように意識を向けておくことが大切です。
トレンドの技術を押さえておけば、高単価の案件も獲得しやすくなります。例えば、近年ではデータサイエンスやAIなどが成長著しい分野といえるでしょう。
マネジメント業務の経験を積み上げ、プロジェクトマネジメントスキルを身につけることで高単価の案件を獲得しやすくなります。プロジェクト管理業務は、複数のプロジェクトメンバーの業務範囲に携わることになるため、ITエンジニアとしてより広い責務を果たすことにつながるためです。
システムエンジニア向けの案件の中には「PM経験3年以上」や「プロジェクトのマネジメント経験」などを要件にしているケースもあるため、マネジメント経験があればより上流工程の案件も獲得できるようになります。
フリーランスとして収入アップにつながるスキルは多岐にわたります。たとえば、Webサイトへのアクセス集中に強い開発ができるスキルがあれば、Webを利用したプロジェクトでニーズの高い人材になれるでしょう。
これらのスキルは、普段の業務の中でシステムやアプリケーションをよりよくする際に用いるため、指示通りの開発に加えてよりよくするための工夫や努力をすることで身につきます。常に+αを求めて業務に臨むことで、フリーランスのシステムエンジニアは収入向上のためのスキルを身につけましょう。
普段の業務の中でもそれ以外でも、未経験のタスクへのチャレンジを積極的に行い受注できる案件の幅を広げることも重要なポイントです。
たとえば、これまでWebサイト制作の業務を受けたことがなくてもプライベートで作成しておけば、Webサイト制作経験が前提となる案件にも参画可能となります。
未経験の分野でも恐れずに挑戦し、自分の活躍できる分野を広げることで、より多くの案件に関われるようになります。多くの案件に携われるようになれば、希望する条件の案件を選びやすくなり、収入アップも果たせるでしょう。
システムエンジニアの働き方として、フリーランスは収入の向上やライフスタイルに合った仕事の仕方を実現できる有望な方法です。ただし、会社員のエンジニアと異なり収入の安定などが保証されないため、フリーランスになることを迷うエンジニアも多いでしょう。
ここでは、フリーランスのシステムエンジニアになることについて、よくある質問とその回答を集めました。記事内の情報と合わせ、エンジニアのキャリアパス形成の参考にお役立てください。
フリーランスでも会社員のエンジニアと仕事の概要は同じです。システム開発プロジェクトの要件定義からテスト工程や運用保守などが主な業務となります。
フリーランスのシステムエンジニアの場合は、これに加えて自分が案件を獲得するための営業活動が必要となります。フリーランス向けのエージェントを活用することで、営業活動の支援を受ける、代行してもらうことも可能です。
SEがフリーランスとなるメリットには、収入の向上が図れることがあげられます。自分のスキルを活かせる案件にアサインすることで、収入を向上させやすいです。
また、会社員では難しい週3~4日勤務、業務時間の自由度が高い、リモートでの勤務が多いなどの働き方に関するメリットを得られることも魅力です。
フリーランスのシステムエンジニアになる場合には、業務に関するスキルの向上が重要です。案件を獲得するために必要となります。また、金銭面やキャリア構築などの管理も自分で行うため、自己管理能力も高めることが重要です。
フリーランスとして開業する際には、開業する自治体の税務署にて開業届などの手続きを行います。また、案件獲得に向けてフリーランス向けエージェントへの登録も行っておきましょう。
ぜひ本記事で紹介したフリーランスのシステムエンジニアの仕事内容やフリーランスのシステムエンジニアとして働くメリット、デメリットなどを参考に、フリーランスのシステムエンジニアを目指してみてはいかがでしょうか。
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2007年設立のシステム開発会社。首都圏を中心にWeb・IT関連事業、コンサルティングサービス、人材派遣サービスなどを展開。 SES事業や受託開発などを中心にノウハウを蓄積しながら、関連事業へとビジネスの裾野を広げています。
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