40代からのフリーランスエンジニア向け・案件検索サイト【SEES】
フリーランスとしてITエンジニアが独立したとき、何が重要になるのでしょうか。本記事では、フリーランスのITエンジニア向けに案件をWebサイトなどの情報から効率的に探す方法とその際に考慮すべき内容、単価の相場などについて解説します。
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目次
「フリーランスになって、安定した収入が得られるか不安」
「独立したけど、案件探しに苦労をしている」
このように、これからフリーランスを目指すITエンジニア、もしくはすでに独立してフリーランスとなったITエンジニアの中には、不安を抱いている人もいるでしょう。
この記事では、ITエンジニアがフリーランスになるメリット・デメリット、フリーランスになったITエンジニアが案件を探す方法などについて解説します。
これから独立を目指す人や現在案件探しに苦労している人は、この記事を読んでフリーランスについての知識と案件探しの方法を得て、不安や疑問を解消してください。
会社員のITエンジニアと異なり、フリーランスのITエンジニアは自分で案件を獲得する必要があります。
近年はクラウドソーシングなどがあるとはいえ、知人などから仕事を紹介してもらうフリーランスの人も多く、人脈がないと案件獲得に苦労する場合もあるでしょう。
しかし、人脈がない場合にも活用できるのがフリーランスのITエンジニア向けの案件紹介サイトやエージェントです。本記事内で、活用の仕方についても紹介していますのでご参照ください。
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案件獲得の具体的な方法を学ぶ前に、まずはITフリーランスエンジニアが知っておくべき基本的な知識について紹介していきましょう。
これから独立してフリーランスを目指す人以外にも、すでにフリーランスエンジニアとして活躍している人も、復習のつもりで理解を深めてください。
まず初めに、フリーランスエンジニアのメリットについて紹介していきます。メリットを把握することは、物事を最適に進めるために必要な要素です。
ITフリーランスエンジニアは、会社員と比べて以下のようなメリットがあります。
契約形態によって異なりますが、基本的にフリーランスエンジニアは就業時間や仕事場所の自由度が高いことが特徴です。
リモート(在宅)勤務や週当たりの出勤日数3日、4日などの自由な働き方がしやすく、個人の環境に合わせた働き方ができます。
また仕事をこなせばこなすだけ収入に直結するため、やる気次第では大幅な収入アップが望めることもメリットといえます。
また基本的にプロジェクト単位での付き合いになるため、性格的に合わない人と合ってしまってもその場限りの付き合いで済むなど、人間関係上のストレスを受けにくいなどのメリットもあります。
続いてはデメリットについて紹介していきます。
デメリットの把握はリスクヘッジのために不可欠な過程です。特にフリーランスと会社員では金銭面で大きな違いが生じるため、デメリットは把握しておきます。
ITフリーランスエンジニアのデメリットとしては、以下のようなものがあります。
働いた分だけ収入に直結するのはフリーランスの良い点ですが、逆にいえば必要量の仕事が出来なければ収入がゼロになる危険性があることがデメリットでしょう。
ITフリーランスエンジニアは正社員のように福利厚生が整っておらず、基本給や有給休暇などもありません。
休んだり案件が得られなければ、それだけ収入が減ります。
また単価の良い案件に巡り合えればよいですが、安い単価の案件しか得られなければ、それだけ長時間労働する必要があります。
自由度が高い反面、責任や保証が少ないことがフリーランスエンジニアのデメリットと言えるでしょう。
上記したようにフリーランスは自由度が高い反面、収入面での不安があります。将来のリスクヘッジのためにも、自分がいる業界の将来性を知ることは大切です。
以下ではITフリーランスエンジニアの将来性について考察していきましょう。
経済産業省が2016年に発表した「IT人材の最新動向と将来推計に関する調査結果」を見てみると、2030年にはIT人材が16~79万人不足すると予測されています。
この予測には高位・中位・下位の3つのシミュレーションがあり、もっとも多い場合で79万人、最も少なくても16万人が不足するとみられています。
なぜIT人材が不足するのかについては、大きく分けて以下の2つが考えられます。
最近話題のAIも、コロナ禍の影響で急速に普及したリモートワークも、IT業界の分野です。
また世界のトップ企業の大半がIT企業であることを考えても、IT業界の拡大や普及、進歩は当然と考えることができます。
また最近ではエンジニアの高齢化対策の一環として、シニア世代のエンジニアの再雇用を掲げる企業が目立つなど、IT人材の確保が大々的になってきている感は否めません。
IT人材不足やシェアの拡大などを考えると、ITフリーランスエンジニアの将来性はあると考えられます。
需要と市場の拡大があり、それに伴う人材の供給が間に合っていなければ、今後もフリーランスエンジニアとして活躍していく機会は十分にあるでしょう。
フリーランスエンジニアにとって、契約の知識は必要不可欠なものです。これが無ければクライアントとの契約時や業務の遂行時に、思わぬ落とし穴にハマる危険性があるからです。
フリーランスの契約形態には大きく分けて2つの種類があります。
請負契約は業務委託の一種で、「業務を請け負った者は成果物を完成させて提出することを約束し、業務を頼んだ者は成果物に対して報酬を支払う」ことを約束する契約です。
フリーランスエンジニアは請け負った仕事を完成させる責任を負いますが、時間的に縛られるわけではなく、また仕事をする場所や時間帯も自由にできるなど、比較的自由度が高いことが特徴です。
そのため完成までの時間が早ければ早いほど、時間あたりの報酬は高くなりますが、納品後の修正が何度も発生する、クライアントの確認期間が長くなるなど、明確な規定が無いためクライアントとのトラブルが起こりやすいというデメリットもあります。
それに対して準委任契約(SES契約)は、業務を遂行すること自体を求められる契約です。
多くの場合、準委任契約は契約期間が定まっており、またクライアント先に在中することが多く、請負契約に比べると拘束が多いです。
しかし成果物の納品に対する責任はなく、業務の遂行自体に報酬が支払われるため、請負契約に比べて責任やリスクが低めなことが特徴です。
フリーランスは特定の企業と雇用契約を結ばずに、個人で独立して仕事を請け負う「人」のことを指します。それに対して個人事業主は株式会社などの法人を設立せず、開業届を提出して「税務上の区分」として個人で事業を行う人を指します。
つまりフリーランスと個人事業主の違いは、開業届を出しているかどうかだけと判断できます。業務的に言えば、個人事業主もフリーランスに含むという見方もできます。
あくまでも違いは「開業届を出しているかどうか」だと考えると分かりやすいでしょう。
コロナ禍の2020年前後、リモート(在宅)勤務が広く一般化しました。その後のアフターコロナでは、リモートでの勤務を希望するフリーランスエンジニアも増えてきています。上記したように請負契約であれば業務を行う場所は問わないため、基本的にはリモートワークが可能です。
しかし、準委任契約(SES契約)の場合、どうしてもセキュリティの問題やインフラの整備、ヘルプデスクなどオフィスに在中していなければできない業務も多いため、必ずしもリモートワークの希望が叶うとは限りません。顧客先に常駐することが前提となる案件も多々あります。しかしIT開発やWeb製作など納品物が明確な業務の場合は、リモートワークで行えることもあります。
例えばAWSなどのクラウドを使用して行う業務であれば、フルリモートの案件がみつかることもあります。またスタートアップベンチャーやリモートワークの実績がある企業の場合、業務にもよりますが比較的リモートワークの案件が多く見られます。
フリーランスエンジニアでリモートワークを希望する場合、セキュリティの強度や業務内容によっては可能でしょう。
▼フリーランス案件検索サイトSEESで「リモート」案件を探す
単価相場が分かったところで、ここからフリーランスエンジニアが案件を獲得する基本的な方法を紹介していきます。
それぞれのメリットやデメリット、特徴などを踏まえた上で自分に合うかどうかを検討してみてください。
もっとも一般的な案件獲得方法では、案件サイトやエージェントを利用する方法があります。求人・案件サイトやエージェントは会員登録も利用も無料のため、手軽に利用できる有用なツールです。
案件の獲得と言えば主にフリーランスエンジニア向けの案件サイトやエージェントが主ですが、最近ではクラウドワークスなどのアウトソーシング登録して、案件を探す人も増えてきています。
求人・案件サイトは豊富な案件が見つかりやすい反面、人気のある案件は選考が厳しく、また案件情報の入れ替えも多いため小まめな検索とチェック、素早いレスポンスが必要になります。
エージェントは担当者が案件の案内や求人探しを行ってくれたり、相談に乗ってくれるなど、幅広いフォローやサポートを受けられる反面、運営会社や担当エージェントによっては十分な支援が受けられない可能性があります。
特に、年齢が高いエンジニアには積極的に案件を紹介しない担当者もいますので、自分の属性に合ったエージェントに出会うことが大事になります。SEESは、40代~60代のシニアエンジニアの特化したエージェントですので、もし案件獲得にお困りでしたら、ぜひお気軽にご登録ください。
クラウドソーシングは初心者向けから経験者向けまで幅広い案件が存在する一方、ブラックな案件も多く、また仲介料がかかるため効率よく稼ぐにはあまり向かないなどのデメリットがあります。
ある程度の単価を期待するならば、ITフリーランス向け求人・案件サイト等になるべく多く登録し、新着案件を小まめにチェックすることが一番でしょう。
上記したように求人・案件サイトやエージェントは無料で利用できるため、できるだけ多くのサイトに登録してネットワークを張り巡らせます。
これにより、お金を掛けずにいち早く厚遇の案件情報をゲットすることが可能です。
次は企業の営業担当者のように、自ら特定の企業に営業を掛けて新規案件を獲得する方法です。
中級者以上のフリーランスエンジニアによく見られる方法ですが、営業と言ってもテレアポや訪問ではなく、企業HPの問い合わせフォームやメールアドレスなどで問い合わせることが一般的です。
こういった企業に直接営業をかける場合、実績が重視されやすいため、今までの実績をまとめたポートフォリオを作成すると案件獲得に繋がりやすいでしょう。
このタイプの案件獲得方法は、営業力や交渉力のあるフリーランスエンジニアには向いていますが、コミュニケーションスキルに自信のない人には向かないかもしれません。
また自分の技術が活かせそうな会社を、1社1社探さなくてはいけないため、時間やリサーチ力も必要となります。
自分が運営するサイトやSNSを案件獲得のツールとして利用する方法もあります。
例えばエンジニアとしての自分の技術を駆使して作られたサイトや実績を乗せたサイト、SNSを運営して集客をすることで企業の目に留まり、案件を呼び込む方法です。
この方法は実績だけではなく個人の考えや知識をアピールできるため、企業に気に入ってもらえる可能性が高く、ミスマッチが少ないことがメリットです。
反面集客やフォロワー獲得のためにはWebマーケティングやライティングのスキルが別に必要になるため、手間がかかることが難点です。
誰かから案件や求人を紹介してもらう方法もあります。
自分で案件を探さずに済めば、求人を確認する手間や時間を省けるためフリーランスエンジニアにとっては魅力的な方法です。
案件を紹介してもらう方法は大きく2通りが存在します。ひとつは知人や友人から紹介してもらう方法です。
意外に思われるかもしれませんが、IT企業やフリーランスで大型プロジェクトを請け負っている人は、人材サービスや求人サイトで人を探すよりも前に、知人に声をかけるケースが多いのです。
理由としては、見ず知らずのエンジニアをコストを掛けて採用するよりも、最初からよく知っている適任者を選んだほうが手間が掛からないからです。
もうひとつは以前契約していた企業からの継続依頼や再依頼です。
こちらも新しい人材をいちから採用するよりも、一度採用して仕事をきちんとこなした人にもう一度案件を依頼した方がコストが少なくて済みます。
これらの方法は上手いこと関係性を構築できれば、自分から動かずとも長期の案件が舞い込んできます。
しかし普段から積極的に動いて人脈を作らなければいけないため、コミュニケーションスキルや人と接することが得意な人、時間が取れる人でなければ難しいかもしれません。
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収入が不安定なフリーランスエンジニアが生活を安定させるには、継続的に高単価の案件を獲得することが近道です。
高単価の案件を得るには、大きく分けて2通りの方あります。
ひとつは純粋に単価の高い案件を探すことと、交渉や契約などで単価を上げる方法です。そしてもう一つは、交渉や契約などで単価を上げる方法です。
交渉や契約などで単価を上げるのは、一見すると難しそうに思えます。
しかし同じような開発案件なのにエンジニアによって報酬が異なることは珍しくありません。
なぜこういった事が起こるのかを含めて、以下で高単価の案件を得る方法について紹介していきます。
高単価の案件を得る王道の方法は、スキルアップで高単価案件を狙うことです。
高いスキルがあればそれだけ難しい業務や開発に携われますので、スキルアップは高単価案件を獲得するために確実な方法といえるでしょう。
プロダクトマネージャー(PM)を目指すなどもひとつの手ではありますが、純粋にフリーランスのエンジニアとしてスキルアップを目指すのであれば、以下の3つのスキルがおすすめです。
また、最新技術のキャッチアップを行いテックリードなどのポジションを狙うのも一つの手段です。
上流工程とは、システムの開発や設計において初期に行うフェーズのことです。この上流工程に関わる技術を磨いておくと高単価案件を狙いやすくなります。
上流工程は下流工程に比べて、影響範囲が広くエンジニアとしてのスキルと経験が求められるため単価が10~20万円ほど高い傾向があります。上流工程で活躍できる技術の獲得は自ずと単価の上昇につながるのです。
上流工程に求められるスキルとしては、以下の4つが挙げられます。
交渉力は契約から開発現場まで、あらゆるシーンで有効な必須スキルです。
交渉スキルとは物事を有利に進めるために欠かせない技術で、これが不足していると契約が自分に不利に進んだり、チーム内において貧乏くじを引くなど、不利を被ることがあります。
逆に交渉力が高ければ、物事を有利に進められるだけに留まらず、クライアントとの信頼関係構築やチーム内の調整、コミュニケーションの円滑化など様々なメリットが期待できます。
この交渉力を高めることで、継続している案件や過去に仕事のあるクライアントに対し、単価の交渉を有利にすることができます。エンジニア自身の持つ価値を最大限評価してもらうために重要です。
コミュニケーションスキルはフリーランスエンジニア以外でも、あらゆる職種や場面において活用できる、汎用性の高い必須スキルです。
エンジニアは黙々と仕事をこなすイメージがありますが、実際はチームで仕事をすることが多くコミュニケーションの機会は非常に多いです。
チーム内でのやり取りやクライアントとの正確な意志融通、他にも開発業務での業務効率化など様々な場面で役立ちます。
コミュニケーションスキルは勉強だけで身につく類のスキルではないため、普段から意識して業務の中で磨くことが重要です。
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ITエンジニアがフリーランスとして働く場合、継続的に安定して案件を獲得していくことが重要になります。そのために活用したいのが、フリーランス向け案件サイトです。
案件の探し方が分からない、希望にあう案件が見つからないというITエンジニアの方は、ぜひこれらのサイトを利用してみてください。
ここからは、フリーランスになったITエンジニアが案件を探すのにおすすめの求人サイトを紹介します。
SEESは株式会社Miraieが運営するIT案件検索サイトで、40代や50代以上のフリーランスのITエンジニア向けに案件を紹介しています。
2024年3月時点で延べ1,300名以上のシニアエンジニアをプロジェクトに参画させ、登録者の平均年齢は55歳、5,000社以上のパートナー企業を誇っています。
また、IT業界の知識が豊富な専任コンサルタントが、登録者のスキルや稼働日数、希望単価などの条件をもとに案件を厳選するだけでなく、出張面談に対応するなどシニアのフリーランスITエンジニアが安心して利用できるエージェントです。
フリーランスエンジニアが案件を得るためのポイントとして下記の3点が重要です。
特にIT業界はトレンドの変遷が早く、案件獲得や開発業務に必要な言語やスキル、方法なども変化し続けています。こうした情報に日々アンテナを張り、目的に必要な情報をキャッチしていくことがフリーランスエンジニアとして活躍していくためにもっとも必要なスキルなのかもしれません。
IT人材の不足が叫ばれる今の時代、フリーランスエンジニアが活躍するためのチャンスは何処に転がっているか分かりません。
案件獲得には、常に意識を高く保ち、あらゆる情報に敏感でいることが大切です。
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40代~60代向けミドル・シニアフリーランスエンジニアの案件サイト『SEES』
40代~60代でエンジニアとして活躍したいと考えている方におすすめなのが、株式会社Miraieが運営する、ミドル・シニアエンジニア向けの案件サイト『SEES』(https://miraie-group.jp/sees/)です。
SEESとは-Senior Engineer Entrustment Service-の略称で、40代~60代エンジニア向けの案件紹介サービス。
エンジニア業界は、40代以上の転職はなかなか厳しい市場だと言われています。
転職ではなくフリーランスとして案件を獲得することを視野にいれてみてもいいかもしれません。
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2007年設立のシステム開発会社。首都圏を中心にWeb・IT関連事業、コンサルティングサービス、人材派遣サービスなどを展開。 SES事業や受託開発などを中心にノウハウを蓄積しながら、関連事業へとビジネスの裾野を広げています。
監修者インフォメーション