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ITエンジニアの取り扱うプログラミング言語には様々な種類が存在し、主な用途や難易度は言語ごとに異なります。エンジニアのキャリアパスにとって習得する言語は重要な選択です。本記事ではプログラミング言語の種類や特徴、言語別の年収、主な15個言語などを紹介します。
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目次
ITエンジニアの多くはソフトウェアやアプリケーションなどのプログラムに携わることになりますが、その作成にプログラミング言語は利用されています。これらのプログラミング言語の習得は、ITエンジニアが将来活躍するフィールドを定める重要な選択です。
「プログラミング言語にはどんな種類や特徴がある?」
「主要なプログラミング言語って?」
「近年注目を集めているされているプログラミング言語とは?」
ITエンジニアを目指す方やフリーランスを含めたITエンジニアの方にとって、プログラミング言語の特徴や種類については知っておきたい情報です。
本記事では、プログラミング言語の概要や言語の種類ごとの特徴などを紹介しています。本記事を読むことで、どのようなプログラミング言語があるのか、概要を把握することができます。また、注目されているプログラミング言語についても紹介しているため、習得するプログラミング言語選択の検討にご活用ください。
プログラミング言語とは、人がコンピューターに命令を伝える際に用いられるコンピューター専用の言語です。プログラミング言語を用いることで、命令をコンピュータに効率よく伝えることができます。これらのプログラミング言語を用いてプログラムを作成し、これらのプログラムを集めて組み合わせることでさまざまなシステムやサービス、アプリケーションなどを作成可能です。
プログラミング言語を使って作られるものには、以下があげられます。
これらの仕組みは、企業や組織の業務の効率化の実現に向けて活用されています。また、一般のユーザーには利便性を提供しており、現代の社会ではその恩恵は欠かせない存在といえるでしょう。
代表的なプログラミング言語としては、古くから人気のある言語としてJavaやC言語など、近年人気の高い言語としてPythonやJavaScriptなどがあげられます。
※プログラミング言語のことをコンピュータ言語と呼ぶ場合もありますが、本記事ではプログラミング言語で統一します。
プログラミング言語はメジャーなものからマイナーなものまで合わせると、2024年時点で200種類以上存在するとされています。ただし、登場から時間が経ち他の言語の方が有意になると利用されなくなることから、現在システムやサービスなどの開発に用いられている言語はその中の約10%となっています
プログラミング言語は、その時代のコンピューターの性能や開発するものの規模の変化に合わせて進化してきたため、現在のようにさまざまな種類が生まれました。技術の発展は続いており、今後も新たなプログラミング言語が登場することが予想されます。
プログラミング言語はその種類によって異なる特徴を持っています。主な用途、処理速度、動作環境などがその代表例です。
言語ごとに実現できることにも差があり、その結果として開発対象も異なります。例えば、Webシステム、サービスなどに適した言語、企業や組織の業務システムに適した言語、スマートフォンやタブレット向けのアプリケーション開発に適した言語、機械学習やデータ分析などに向いた言語などがあげられます。
プログラミング言語には様々な観点での分類が存在します。
一つの分類が、「低水準言語」と「高水準言語」の2つです。低水準言語は機械語に近く、高水準言語は人が話す自然言語に近いという特徴があります。開発の効率が高く、また同じ処理を記述するのに必要なソースコード量も少なくて済むことから、組み込みソフトウェアなどの分野を除き、高水準言語が主流です。情報も多いことから、高水準言語の方が初心者が学ぶ言語として学習しやすいでしょう。
別の分類として、プログラムの実行方法による分類があります。プログラムの前にコンパイルという機械語への翻訳作業が必要な「コンパイラ言語」と、プログラムの実行時に機械語への翻訳を並行して行う「インタプリンタ言語」です。処理速度や管理のしやすさなどで大きな違いがあり、どちらの方式も一長一短です。
主な用途での分類では、Web系、業務系、汎用プログラミング言語といった分類が行われます。その他には、オブジェクト指向というプログラミングパラダイム(プログラミングに対する考え方)に対応しているかどうかでオブジェクト指向/非オブジェクト指向言語というといった分類がされる場合もあります。
ITエンジニア向け学習・就職・転職プラットフォームpaizaの「プログラミング言語に関する調査(2023年版)」の「転職における言語別の平均年収ランキング」から、おおよそのプログラミング言語別年収が想定できます。
これによると、Java、C、C#、PHPエンジニアの年収は600万円前後、JavaScriptやPython、Ruby、Swiftエンジニアの年収は650万円前後、最も年収が高いのはGo、TypeScript、Scalaで700万円前後となっています。また、知識保有者の数という観点で見ると最も多いのがJava、その後にPython、JavaScriptと連なります。
これらの情報より、「企業から一定のニーズがあり、かつスキル保有者が少ない言語の年収が高くなる傾向」があるとしています。言語として人気があり、なおかつ企業も求めているというニーズを満たした言語探しがエンジニアの年収向上の鍵といえそうです。
PRTIMES:paiza株式会社「プログラミング言語に関する調査(2023年版)」の結果を発表。平均年収が高い言語、転職で企業ニーズが高い言語など
プログラミング言語の用途による分類
プログラミング言語は主な用途によっても分類されます。エンジニア、プログラマが言語の習得を検討する場合には、自分が携わりたい仕事と関係のある言語を選ぶべきです。
以下に、主に利用される用途での分類を紹介します。
※各言語とも拡張が進められ、主な用途以外での利用もありますが、代表例として捉えてください。
⚫︎Web
⚫︎モバイルアプリ
⚫︎汎用(多用途)
⚫︎データ分析、AI(機械学習)
言語により何を作るのに向いているのかが違いますので、習得する言語選びの一つの基準として、主な用途には注目しておきましょう。
ここまで紹介したとおり、プログラミング言語にはさまざまな種類があり、それぞれ異なる特徴を持っています。プログラミング言語を習得する場合は、言語ごとの違いや特徴をよく理解しておくことが大切です。
ここでは、主な15個のプログラミング言語を紹介していきます。どのような特徴があるのか参考にしてみてください。
本記事で紹介するプログラミング言語一覧表
No | 言語 |
1 | Java |
2 | JavaScript |
3 | C言語 |
4 | C# |
5 | PHP |
6 | Ruby |
7 | C++ |
8 | Swift |
9 | R言語 |
10 | Python |
11 | Scala |
12 | TypeScript |
13 | Kotlin |
14 | GO |
15 | Rust |
Javaは業務システムやWebアプリ、Androidアプリや組み込み系など、幅広い分野の開発に用いられているプログラミング言語です。多くのプログラミング言語の中でも代表的な言語の1つで、C++やC言語をもとに開発されました。
大規模開発に強く、マルチプラットフォームへの対応、信頼性が高いといった特徴から国内外の企業に多く採用されてきた言語です。近年でも案件は多いものの、技術者数は多く、新規の開発では他の言語が優先されるケースも増えてきているとされています。
Javaは静的型付けのコンパイラ言語であり、オブジェクト指向型の言語となっているため、習得難易度は低くありません。しかし、世界的にも高いシェアを獲得しており、幅広い案件に携われるというメリットもあります。
JavaScriptはブラウザ上で動作し、Webサイトに動的な要素を付与できるプログラミング言語です。
Webのクライアントサイドで多く利用されており、近年ではサーバーサイドの開発にも利用が進んでいます。
近年では動きのあるWebサイトが増えていますが、JavaScriptはアニメーションなどを活用したWebサイト開発に必須の言語となっています。そのため、JavaScriptを学ぶ場合はHTMLやCSSおよびWeb系のプログラミング言語(PHP、Rubyなど)と合せて学習するのがおすすめです。
C言語は長い歴史を持つ定番のプログラミング言語です。数多くのプログラミング言語のもとになった言語で、現在でも基幹システムや組み込みシステムなどあらゆる分野の開発に用いられています。
C言語は動作させるためにコンパイルが必要ですが、その分実行速度が速いというメリットがあります。ただし、C言語を学ぶためにはメモリなどへの理解が必要になるため、習得難易度は高いと言えるでしょう。
C#とはMicrosoftが開発したプログラミング言語です。Windows向けアプリケーションやゲームなどの開発に用いられる言語で、C言語などをもとに開発されました。
汎用的に利用でき、オブジェクト指向を採用していますが、習得難易度はC言語やJavaほど高くはありません。ゲームエンジンであるUnityでも用いられている言語であるため、ゲーム開発をしたい人にもおすすめです。
PHPはWebのサーバーサイド開発に用いられるプログラミング言語です。Webアプリケーション開発に特化しており、CMSの「WordPress」を構成している言語でもあります。
学習する際にはHTMLやCSSと並行して学習するのがおすすめです。
Rubyは日本人が開発したプログラミング言語です。楽しくプログラミングできるように考えて開発された言語であるため、書きやすく読みやすいという特徴があります。
「Ruby on Rails」というフレームワークを利用することで、Webアプリケーションの開発を効率的に行えるようになります。また、Rubyは情報が日本語で手に入りやすいため、初心者でも習得しやすいでしょう。
C++は、C言語と似た記述を持ち、オブジェクト指向にも対応したプログラミング言語です。処理速度が早く、記述の自由度も高いという特徴を持っています。基幹系や組み込みからAI開発まで幅広く利用される言語です。
一方で習得難易度は高く、技術者数は限られる言語です。必要性に応じて、ある程度のプログラミングへの知識を持ってから習得をはかることがおすすめです。
SwiftはAppleが開発、提供しているプログラミング言語です。iOSおよびMacで利用できる言語で、Apple社公式の開発言語となっています。
Swiftが登場するまでiOS開発に用いられてきたObjective-Cよりも文法がシンプルなため、初心者にも習得しやすい言語となっています。
ただし、頻繁にバージョンアップが行われており、日本語での情報もまだ少ないことから、Swiftが扱えるエンジニアは需要に対して少ない状態です。
R言語は統計解析やさまざまな形式のグラフ出力を得意とするプログラミング言語です。Pythonと同様に、近年では特にデータサイエンス分野などに活用されています。
R言語にはデータ解析を簡単にする機能が多く搭載されており、OSに依存しないなどの特徴があります。また、文法そのものは難しくはありませんが、統計学者が開発した言語ということもあり、使いこなすには統計分析のスキルが必要です。
Pythonは人工知能(AI)や機械学習、データサイエンスなどの分野で注目を集めているプログラミング言語です。また、汎用性も高く、人工知能や機械学習の他にもWebアプリケーションやデスクトップアプリケーションなどさまざまな分野の開発に利用されています。
また、Pythonはソースコードがシンプルで学習コストも高くないため、初心者でも習得しやすいでしょう。AI開発に用いられている言語ということもあり、おすすめの言語です。
プログラミング言語 Python 総合情報サイト - python.jp
Scalaはオブジェクト指向と関数型プログラミングの特徴を兼ね備えたプログラミング言語です。Webサービスなどの開発に用いられており、Javaプログラムを動かすために用いられるJVM上で動作するため、多くのJavaライブラリを利用できます。
そのため、Scalaであれば効率的なWebサービスの開発が実現できるでしょう。ただし、マスターするにはオブジェクト指向と関数型プログラミングの両方を理解する必要があるため、学習コストが高い言語でもあります。
The Scala Programming Language
TypeScriptはJavaScriptを拡張して開発されたプログラミング言語です。JavaScriptと同様にWebのクライアントサイドで人気があります。ただし、JavaScriptと違い、静的型付けのオブジェクト指向型言語となっています。
JavaScriptと高い互換性を持っており、コンパイルすることでJavaScriptのコードに変換されるという特徴があります。そのため、ライブラリなどのJavaScriptの機能を使うことができ、JavaScriptが動く環境であれば利用することができます。
JavaScript With Syntax For Types.
KotlinはAndroidアプリ開発の公式言語として採用されているプログラミング言語です。Javaと相互利用ができる言語で、Javaで作成したソースコードを呼び出すことができます。
また、Javaよりも少ないコードで実装でき、null安全が保証されているため、Javaで起こりがちなエラーを防止できます。Javaで作成されたコードは非常に多いため、今後の需要拡大が期待できる言語です。
GOはGoogleが開発したプログラミング言語です。コンパイラ言語ですが他のコンパイラ言語に比べて記述がシンプルなため、比較的学びやすいと言えます。
主にWebサーバーやマルチプラットフォームのWebアプリケーション開発などに採用されており、スケーラビリティが高いことから大規模なプロジェクトで採用されることも多いです。今後の需要拡大にも期待が持てる言語だと言えるでしょう。
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今後、利用が続き、習得することで活躍の幅が広がると期待されている言語を紹介します。
AIやデータサイエンスなどニーズのある用途を持つことから、Pythonの人気は近年のトレンドとなっています。技術者数が増加したため以前ほどではありませんが、AIの活用は今後も進められる可能性が高く技術者にとっても追い風になるでしょう。
Webのクライアントサイド開発で活用されるJavaScript、TypeScriptは、Webの高い需要から人気が続くと想定できます。新たなフレームワークが続々と登場しており、高いスキルを保有するエンジニア向けに高単価の案件が見うけられます。
後発の言語では、GoやRustにも注目が集まっています。技術者数の少なさから高い年収の案件も存在しており、将来性が高いといえます。
プログラミング言語と混同されやすい開発言語について紹介します。これらは分類上はプログラミング言語ではなくとも、ITエンジニアが身につけたいスキルであることはかわりがありません。
HTMLとCSSはWeb系の開発に欠かせず、SQLは開発用途を問わず広く利用される技術です。
HTMLとCSSはWebサイトを作成するために用いられる言語です。
Webアプリケーションはクライアントサイドとサーバーサイドで構成されていることが一般的です。その中でも、クライアントサイドはHTML、CSS(またはSass)、JavaScript(またはTypeScript)という組み合わせがメジャーなパターンです。サーバーサイドはPHP、Ruby、Python、Javaなどの言語に、各種のWebフレームワークを用いて開発します。
HTML(hypertext mark-up language)はマークアップ言語で、Webページのレイアウトの枠組みを作るために利用されます。またCSS(Cascading Style Sheets)はサイト上の色や文字などのサイズ、スタイルを調整するための言語です。
HTMLはWebページを構成し、CSSはWebページのスタイルを指定、この二つの組み合わせで画面の表示が決まります。JavaScriptはこのページでの動的な表示変更などを行う役割です。
最低限HTMLとCSSが扱えればWebサイトを構築できるため、Webサイトの開発がしたい場合はHTMLとCSSは押さえておくようにしましょう。
また、CSSの拡張としてSassが登場しており、Web系の開発で人気が上昇中です。
分野を問わず、プログラムのデータ保持のために利用されるのがデータベースソフトウェア(DBMS)です。データベースの操作言語であるSQLは、プログラムの中から実行したり、直接データを参照、更新したりと利用シーンが多くあります。
SQLは、特定の言語に限って利用するわけではなく、広くエンジニア業務一般で利用でき、長期的に活用できるスキルです。検索、登録、更新、削除といった操作を行うDML、データベースのレイアウト(テーブル)や各種オブジェクトの定義を行うDTLがあり、両者の習得が望ましいですが、まずはDMLから慣れていくのがおすすめです。
ITエンジニアとしてキャリアを想定する時、習得するスキルについては常に意識が必要です。どんな仕事がしたいか、できるかは身につけているスキル、つまりプログラミング言語が大きく影響します。仕事へのアサインを考えた場合、プロジェクトで採用されている言語への知見があるエンジニアが選ばれるのは当たり前でしょう。
よって、習得するプログラミング言語選びは重要です。本項では、習得するプログラミング言語の選定基準について説明します。
学ぶプログラミング言語の選び方は、案件の多さやシェアの多さ、学習難易度の低さなど人によってさまざまです。また、作りたいものがある場合は、自分の作りたいものの開発に適した言語を選ぶのも良いでしょう。
しかしエンジニアとして転職などを考える場合は、ニーズの高い言語や将来性の高い言語を選ぶのがおすすめです。結果的にニーズの高い言語は、価値の高いスキルとなり、収入に大きく影響を及ぼします。
また、一つ言語を学んだあとは、複数の言語習得に挑むこともスキル向上の面では有用です。複数の言語を習得することで、仕事の幅を広げることにも繋がります。
この記事でも紹介してきましたが、プログラミング言語によって学習の難易度は異なります。学習する人の周辺環境などによる違い、個人の感じ方による違いはありますが、一般的には下記といわれることが多いです。
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2007年設立のシステム開発会社。首都圏を中心にWeb・IT関連事業、コンサルティングサービス、人材派遣サービスなどを展開。 SES事業や受託開発などを中心にノウハウを蓄積しながら、関連事業へとビジネスの裾野を広げています。
監修者インフォメーション