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【2024年版】在宅で働くフリーランスの仕事24選|案件獲得方法や稼ぐコツをご紹介

在宅フリーランスの仕事24選

在宅フリーランスにおすすめの仕事・職種を紹介します。あわせて、在宅フリーランスの働き方や在宅フリーランスと在宅ワークの違い、働き方について解説します。未経験から案件を獲得する方法や在宅フリーランスになるには何をすべきかもまとめました。

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目次

「フリーランスになって完全在宅で働きたい」

「ワークライフバランスを整えて、プライベートな時間を充実させたい」

と考えている方には、"在宅フリーランス"という働き方がおすすめです。


この記事では、在宅フリーランスの働き方や、未経験者から在宅フリーランスになるに必要な事前準備についても分かりやすく解説します。

在宅フリーランスの働き方

「在宅フリーランス」といっても、「在宅勤務(在宅ワーク)」「個人事業主」など混同されやすい言葉がいくつかあり、それぞれ意味合いが異なるため、分かりやすく解説します。


在宅フリーランスになって理想の働き方を実現するためには、これらの言葉の違いをしっかりと理解して、ご自身がどのような働き方を選択するのか決断しなければなりません。


また、在宅フリーランスになる前に気になるポイントだといえる「現状」や「将来性」についても解説します。

ランスが案件を獲得する方法にはさまざまな手段があるため、自分に合った方法で案件獲得を目指しましょう。


ここでは在宅フリーランスが案件獲得する方法について解説していきます。


【在宅フリーランスの働き方について理解を深める】

  • フリーランスと個人事業主の違い
  • フリーランスと在宅勤務(在宅ワーク)の違い
  • 在宅フリーランスの現状と将来性

フリーランスと個人事業主の違い

フリーランスと個人事業主は、どちらも企業(または個人)と案件(プロジェクト)ごとに業務委託契約を結んで、仕事を請け負う働き方または個人を指します。


フリーランスとして働いている人が、税務署に「開業届」を提出した場合、税務上の区分が「個人事業主」に分類されます。


どちらも特定の企業や組織と雇用契約を結ばず、独立して仕事を請け負う働き方ですので非常に似ていますが、下記のような違いがあります。



フリーランス
個人事業主
呼称
働き方を指す呼称
税法上の呼称
開業届の提出
-必要
特徴
自身のスキルや経験を活かして収入を得る者
会社などの組織に属さず、個人で事業を営む個人

在宅フリーランスと在宅勤務(在宅ワーク)の違い

フリーランスと在宅ワークは、企業や組織と締結する「契約形態」が異なります。フリーランスは業務委託契約を結んで個人で仕事を請け負いますが、在宅ワーク(在宅勤務)の場合は雇用契約を締結して働きます。

在宅ワーク(在宅勤務)は、正社員や派遣社員、パートなどの雇用契約を結び、自宅で業務を遂行する働き方のことを指します。


在宅フリーランス
在宅勤務(在宅ワーク)
契約
業務委託契約
雇用契約(正社員・派遣社員・パートなど)
働く場所
自由
基本的には自宅
業務内容
自由に選べる
選べない
待遇・福利厚生
×

雇用・収入の安定


在宅フリーランスの現状と将来性

ランサーズ株式会社が209名のフリーランスを対象として実施した『働き方調査2023』によると、フリーランスの86.6%が自宅で働いていることが分かりました。

なお、副業として事業をスタートした人がもっとも多く、約6割以上の方が「2019年以降に開始した」という結果になっています。同調査では、フリーランスの将来性について下記のように考察されています。

  • リモートワークの定着もあり副業人材は増加、または副業人材の継続意向は非常に高く今後も増加が見込まれる
  • フリーランス人口は連続成長を続けており、その中で仕事を獲得することが難しいと感じるフリーランスはスキルアップや自身のスキルを見える化して選ばれるための対策が求められている傾向

在宅フリーランスは未経験からでもはじめられるため、年々参入者が増えています。その結果、案件獲得の難易度が高くなっているので、長期的に活躍していくためには特定のスキルや知識を向上させる必要があります。

【一覧表】在宅フリーランスにおすすめの職種・仕事24選!


ここでは、「在宅フリーランスにおすすめの職種・仕事24選」をご紹介します。下記の一覧表に仕事の内容と平均年収、労働時間(月)をまとめたので、ご興味のあるものがあればぜひチェックしてみてください。

職種・仕事
平均年収
特徴
ITエンジニア
534.6万円
情報技術(IT)を専門的に扱う技術者
Webデザイナー
480.6万円
WebサイトやWebアプリケーションなどのデザインを作成する仕事
イラストレーター
466.7万円
企業ロゴやキャラクターなどさまざまなイラストを書く仕事
動画編集者
579.8万円
撮影した映像に音声やエフェクトなどの編集を行い、映像をわかりやすく魅力的に見せるための編集をする人
Webライター・フリーライター
697.6万円
雑誌やWebメディアなどの記事を作成する仕事
データ入力・文字起こし
370.7万円
手書き文字をExcelなどに入力してデータ化する仕事

翻訳者
697.6万円
異なる言語で記載された文章を別の言語へと変換する仕事

カスタマーサポート
369.6万円
電話・メール・チャットなどで商品やサービスに関する顧客の疑問や問題などに対して返答し、解決策を提案する仕事
フォトグラファー
466.7万円
写真撮影をする専門家
Webマーケター630.3万円
デジタルサービスを活用してマーケティング活動を企画・実施する職業
コンサルタント
780.9万円
企業や組織から依頼を受けて、特定の分野や事柄について助言や支援を行う専門家
Webディレクター579.8万円
Web制作におけるディレクションや企画などを行う仕事

オンライン秘書520万円
インターネット経由で企業の業務をサポートする仕事
人事・広報490.7万円
企業や組織のイメージ管理や情報発信を行う仕事
ネットショップ・EC運用ヤフーショッピングや楽天市場などのECサイトを運用する仕事
ブログ・アフィリエイトサイト運用ブログを運営してアフィリエイトによって利益を得る仕事

SNS運用X(旧Twitter)や、Instagram、TikTokなどのSNSで企業公式アカウントの運用を請け負う仕事
ハンドメイド制作自身が制作した作品を販売することで売上をあげる仕事
YouTuber動画共有サイトのYouTube上に自分で制作した動画を継続的に投稿して収益を得ている人
美容院・エステ・ネイルサロン運営330.1万円
美容師やエステティシャンとして顧客の要望に応える仕事

マッサージ・治療院443.3万円
マッサージや治療を行い、技術を用いて、患者の身体の不調を緩和する仕事
各種スクール・塾
383.8万円
自身のスキルや知識を生徒に教える仕事

株式投資
利益の一部を配当として受け取ることができる資産運用
FX  
一定の証拠金を差し入れることで、証拠金以上の金額で外国為替取引ができる金融商品
※ここでご紹介する職業の平均年収や労働時間は、厚生労働省が運営する「職業情報提供サイト(日本版O-NET)」のデータを基に記載しています。これらのデータは、フリーランスはもちろんのこと、正社員や派遣社員など、さまざまな就業形態の情報が含まれているため、「フリーランスとして働く人に限定したデータではない」ということをご承知おきください。

【業務委託・請負系】在宅フリーランスにおすすめの仕事

ここでは、在宅フリーランスにおすすめの業務委託・請負系の仕事をご紹介します。業務委託・請負系では、ITエンジニアやWebデザイナー、イラストレーター、Webライターなどクリエイティブ職が中心となっております。

未経験・資格なしでもはじめられる職種も多いので、在宅フリーランスを目指している方は、ぜひチェックしてみてください。

ITエンジニア

ITエンジニアは、情報技術(IT)を専門的に扱う技術者のことです。おもな仕事内容としては、情報技術に関する専門的なスキルや知識を駆使して、システムやITインフラの設計・構築・運用を担います。

ひとくちにITエンジニアといっても、「システムエンジニア」「インフラエンジニア」「組込/制御系エンジニア」などの職種に分類されています。

職種や業務内容によっては、他の社員や部門とのコミュニケーションが必須であったり、物理的にハードウェアを操作しなければならなかったり、セキュリティ上の問題により社内LANでしかアクセスできない場合があるため、出勤が必要となるケースも少なくありません。

ご自宅でエンジニアとしての業務を遂行したい方は、「在宅勤務可」「フルリモート」の案件を探しましょう。エンジニア向けの案件紹介サイト『SEES』ではリモート案件を多数掲載中です。ぜひチェックしてみてください。
平均労働時間(月)
167時間
資格不要
平均年収550.2万円
※システムエンジニアの場合

Webデザイナー

Webデザイナーは、WebサイトやWebアプリケーションなどのデザインを作成する仕事です。そのためデザイン知識やデザインツールを扱うスキル、トレンドのデザインについての知識などが求められます。

平均労働時間(月)
170時間
資格不要
平均年収480.6万円
出典:厚生労働省「職業情報提供サイト Webデザイナー」

イラストレーター

イラストレーターとは、企業ロゴやキャラクターなどさまざまなイラストを書く仕事です。イラストレーターになるには、illustratorやphotoshopを扱うスキルが必須になるでしょう。

平均労働時間(月)
165時間
資格不要
平均年収万円
出典:厚生労働省「職業情報提供サイト イラストレーター」

動画編集

動画編集者は、撮影した映像に音声やエフェクトなどの編集を行い、映像をわかりやすく魅力的に見せるための編集をする人のことを指します。「動画クリエイター」や「映像クリエイター」と呼ばれることもあります。


特別な資格がなくても、動画編集者として活動できますが、CGクリエイター検定や動画編集検定、画像処理エンジニア検定などさまざまな資格があるので、これから動画編集者への道を検討するなら、取得を目指すのも良いかもしれません。

平均労働時間(月)
167時間
資格不要
平均年収579.8万円
出典:厚生労働省「職業情報提供サイト 動画制作」

Webディレクター

Webディレクターとは、Web制作におけるディレクションや企画などを行う仕事です。Webディレクターは関係各所との調整や予算管理、進捗管理などさまざまな業務を行うため、マネジメントスキルやコミュニケーションスキルなどが必要になるでしょう。
平均労働時間(月)
167時間
資格不要
平均年収579.8万円
出典:厚生労働省「職業情報提供サイト Webディレクター」

Webライター・フリーライター

フリーライターは、雑誌やWebメディアなどの記事を作成する仕事です。フリーライターの案件では、ブログ作成代行などもあります。


在宅で働くフリーライターになるには、執筆に使用するツールを扱うスキルやチャットツール、オンライン会議ツールを扱うスキルが必要になるでしょう。

平均労働時間(月)
167時間
資格不要
平均年収579.8万円
出典:厚生労働省「職業情報提供サイト テクニカルライター」

データ入力・文字起こし

データ入力はアンケート用紙や入会申込書といった手書き文字をExcelなどに入力してデータ化する仕事です。文字起こしは、インタビューや講演会、YouTube動画などの音声を文字データ化する仕事です。


どちらもパソコンに文字や数値を入力する仕事であるため、正確性や素早いタイピングスキルが求められます。


データ入力の報酬相場は、1文字0.5〜1円程度、文字起こしの場合は60分のテープで5,000円前後です。初心者歓迎・資格不要といった案件が多いので、初心者におすすめの副業として認知されています。

平均労働時間(月)
161時間
資格不要
平均年収697.6万円
出典:厚生労働省「職業情報提供サイト データ入力」

翻訳

翻訳者は、異なる言語で記載された文章を別の言語へと変換する仕事です。通訳者とは異なり、話し言葉ではなく、文面での仕事が中心となっており、各業界の専門知識が必要であることが特徴です。


例えば、法律やIT、金融、医療など特定の分野の翻訳者として活動します。多言語の専門用語が多く含まれる文書を読み解く力が求められます。


翻訳者になるために必須の資格はありませんが、技能を測る資格として、厚生労働省認定の「翻訳技能審査」や一般社団法人日本翻訳連盟が主催する「JTFほんやく検定」、一般社団法人日本翻訳協会が主催する「JTA公認翻訳専門職資格試験」などがあります。

平均労働時間(月)
161時間
資格不要
平均年収697.6万円
出典:厚生労働省「職業情報提供サイト 翻訳者

カスタマーサポート

カスタマーサポートとは、企業や組織が顧客からの問い合わせに対応する業務や部門のことを指します。企業によって呼び方が異なり、「お客様相談窓口」「コールセンター」「ヘルプデスク」などがあります。


カスタマーサポートは、電話で対応しているイメージがあるかと思いますが、メールやチャットなどで商品やサービスに関する顧客の疑問や問題などに対して返答し、解決策を提案するケースも多いです。とくにメールやチャットでの対応の場合は、完全在宅で働ける傾向にあります。


※職業情報提供サイトに「カスタマーサポート」のデータがないため、近しい職種である「通信販売受付事務」のデータを記載しています。

平均労働時間(月)
160時間
資格不要
平均年収369.6万円
出典:厚生労働省「職業情報提供サイト 通信販売受付事務」

フォトグラファー

フォトグラファーとは、写真撮影をする専門家のことを指し、カメラマンと呼ばれることもあります。主な仕事内容は、撮影場所の下見や小道具のセッティング、被写体のポージングなど撮影前の準備から後処理まで担います。撮影後に画像の加工やデータ形式の変換を行い、依頼主へ納品すれば業務完了です。


ひとくちに「フォトグラファー」といっても、商業写真、家族写真、風景写真、アート写など活躍するフィールドは多岐にわたります。ただし、撮影現場まで足を運ばなければならないので、完全在宅で働くことは難しいです。


下記には、広告や宣伝などの目的でクライアント企業の要望に応じて特定の人物や商品、自然や風景などの写真を撮影する職業である「商業カメラマン」の年収や労働時間をまとめました。

平均労働時間(月)
165時間
資格不要
平均年収466.7万円
出典:厚生労働省「職業情報提供サイト 商業カメラマン」

Webマーケター

Webマーケターは、デジタルサービスを活用してマーケティング活動を企画・実施する職業のことを指します。


具体的な仕事内容は、ホームページやオウンドメディアの運営、Web広告の出稿、SNSアカウントの運用、キャンペーンの企画・実施などが挙げられます。


Webマーケターは、数字と向き合う機会が多いので、データ分析が得意な人におすすめです。


業務委託契約を結べるWebマーケターを募集している企業は非常に多いため、実務経験とスキルを身につけて成果を出せるようになれば、長く活躍し続けることができるでしょう。

平均労働時間(月)
164時間
資格不要
平均年収630.3万円
出典:厚生労働省「職業情報提供サイト Webマーケティング(ネット広告・販売促進)」

コンサルタント

コンサルタントは、企業や組織から依頼を受けて、特定の分野や事柄について助言や支援を行う専門家のことを指します。


コンサルタントは、特定の業界の専門知識に長けている必要があり、「戦略系コンサルタント」「総合系コンサルタント」「会計系コンサルタント」「財務系コンサルタント」「ITコンサルタント」「医療・ヘルスケア系コンサルタント」など細分化されています。


コンサルタントになるために必要な資格はありませんが、経歴や実績がない場合は仕事を獲得することが難しいでしょう。高い専門性が求められる分、高年収を得られる職業だといえます。

平均労働時間(月)
168時間
資格不要
平均年収780.9万円
出典:厚生労働省「職業情報提供サイト 経営コンサルタント」

オンライン秘書

オンライン秘書とは、インターネット経由で企業の業務をサポートする仕事です。経理や総務、人材・採用など幅広い業務への対応が求められます。


業務内容は、役職者のスケジュール管理や調整、請求書や見積書の作成、交通機関やホテルなどの予約など多岐にわたります。


オンライン秘書の仕事は、基本的にネット上で完結するため、完全在宅で働けます。平均的な時給相場は2,000~4,000円ほどです。依頼業務に応じて、1か月あたり5万円・10万円・30万円などといくつかプランを用意して受注するケースもあります。

平均労働時間(月)
164時間
資格不要
平均年収520万円
出典:厚生労働省「職業情報提供サイト 秘書」

人事・広報

人事・広報は、企業や組織のイメージ管理や情報発信を行う仕事です。


PR代理店の売上高は毎年上がっており、公益社団法人日本パブリックリレーションズ協会の調査によると、「広報・PR 担当者の役割が増大する」と回答した企業の割合が72%を占めていることから、今後も需要が高く、長期的に活躍できることが見て取れます。


フリーランスの人事・広報の仕事内容は、プレスリリースの作成や取材対応などが挙げられ、そのほとんどが完全在宅でも業務を遂行できることからフリーランスとして活動する人も多いです。

平均労働時間(月)
164時間
資格不要
平均年収490.7万円
出典:厚生労働省「職業情報提供サイト 広報・PR担当」

【インターネットビジネス系】在宅フリーランスにおすすめの仕事

ここ数年で、インターネットビジネス系の在宅フリーランスも増えてきています。とくに、X(旧Twitter)や、Instagram、TikTokなどのSNSの運用代行業務を担うフリーランスが急増しています。


ここでは、SNS運用代行を含むインターネットビジネスで生計を立てているフリーランスが多い仕事を紹介します。

ネットショップ・EC運用

ヤフーショッピングや楽天市場などのECサイトを運用する、あるいは運用代行を請け負うフリーランスも多いです。


商品に関するメール対応や、検品・梱包・発送、物流管理などの業務を請け負います。自分のサービスや商品がある場合は、運用代行ではなく、自らがECサイトのオーナーとして、販売活動を行います。

平均労働時間(月)
-
資格不要
※販売するサービス・製品による
平均年収-

ブログ・アフィリエイトサイト運用

ブログやアフィリエイトで収入を得ているフリーランスも存在します。ブログを運営してアフィリエイトによって利益を得るビジネスモデルとなっており、ブロガーやアフィリエイターとも呼ばれています。ブロガーやアフィリエイターとして収入を得る場合、専業ではなく他の仕事と掛け合わせるのがおすすめです。

平均労働時間(月)
-
資格不要
平均年収-

SNS運用

X(旧Twitter)や、Instagram、TikTokなどのSNSで企業公式アカウントの運用を請け負うフリーランスが増えています。投稿の企画や投稿文(台本)・画像・ショート動画の制作、投稿、コメント管理、分析、レポーティングなどがおもな業務内容です。SNS運用代行の業務は現場に出向いて撮影するという業務を引き受けなければ、基本的に完全在宅で働けます。企業の担当者との打ち合わせも基本的にはオンラインで行われます。

平均労働時間(月)
-
資格不要
平均年収-

ハンドメイド制作

ハンドメイド制作は、ECサイトやSNS運用に通ずるところがありますが、おもに自身が制作した作品を販売することで売上をあげる仕事です。たとえば、小物やアクセサリー、洋服、ぬいぐるみなどを手作りして梱包し、商品として販売します。アクセサリー作りや編み物などが好きな方なら、「趣味を仕事にできる」点が最大の魅力だと言えるでしょう。オンライン上で販売できるので、発送業務以外は完全在宅で進められます。

平均労働時間(月)
-
資格不要
平均年収-

YouTuber

YouTuberとは、動画共有サイトのYouTube上に自分で制作した動画を継続的に投稿して収益を得ている人のことです。企画から動画撮影、編集、公開、コメント管理、データ分析など幅広い業務をこなします。YouTuberが配信する動画ジャンルは、商品紹介や料理、ゲームなど多岐にわたり、自宅で撮影できるものであれば、完全在宅で働くことが可能です。

平均労働時間(月)
-
資格不要
平均年収-

【開業・店舗系】在宅フリーランスにおすすめの仕事

開業・店舗系の在宅フリーランスにおすすめの仕事をご紹介します。

美容院・エステ・ネイルサロン運営

業務委託サロンやシェアサロンで働くフリーランス美容師やエステティシャンもいます。40〜80%程度の歩合制となっており、多くの顧客を抱えている場合、正社員として働くよりも大きく稼ぐことが可能です。

自宅の一部スペースを活用して美容院やエステ、ネイルサロンを開業すれば、完全在宅で働くこともできるでしょう。なお、下記の平均年収や労働時間は、美容師の情報を記載しています。
平均労働時間(月)
175時間
資格美容師免許
※美容師の場合
平均年収330.1万円
出典:厚生労働省「職業情報提供サイト 美容師」

マッサージ・治療院

マッサージや治療院も自宅開業できる仕事の1つです。自宅の空きスペースを使用したり、事務所やレンタルスペースを借りて開業したりする人も多くいます。

マッサージや治療院を開業するためには、特定の資格や技術力・知識が必要になります。ここ数年では、赤ちゃんを対象としたベビーマッサージを行う人も増えてきました。資格を取得してスキルが身に付けば、「マッサージ師の育成をする講師」として活動することも可能ですので長期的に活躍できる仕事だと言えるでしょう。

平均労働時間(月)
162時間
資格あん摩マッサージ指圧師
※あん摩マッサージ指圧師の場合
平均年収443.3万円
出典:厚生労働省「職業情報提供サイト あんまマッサージ指圧師」

各種スクール・塾

自身の知識やスキルを活かして、スクールや塾を開業する方法もあります。完全在宅にこだわるなら、ZoomやYouTubeなどのツールを利用して、オンライン上で事業を完結するのも1つの手です。また、レンタルスペースを一時的に借りたり、ココナラやnoteなどでスキルをコンテンツ化して販売したりすることもできるでしょう。

平均労働時間(月)
169時間
資格不要
平均年収383.8万円
出典:厚生労働省「職業情報提供サイト 学習塾教師」

【資産運用系】在宅フリーランスにおすすめの仕事

在宅フリーランスにおすすめの資産運用系の仕事を2つピックアップしました。

株式投資

株式投資とは、株式会社が事業資金を調達するために発行する株式を購入し、その企業が成長することで得られる利益の一部を配当として受け取ることができる資産運用の手段です。

株価は日々変動するため、株価が値上がりした際に売却し、利益を得ることもできます。株主優待を受け取ることができる点も大きな魅力として挙げられますが、投資した会社の破綻などのリスクもあるので、少額投資からスタートすることを推奨します。

FX

FX(Foreign Exchange)とは、一定の証拠金を差し入れることで、証拠金以上の金額で外国為替取引ができる金融商品のことです。

FXでは、日本円と米ドルなどの異なる通貨を売買して、その差額によって利益を上げます。例えば、証拠金として10万円預けて、100万円分の取引を行うと、レバレッジは10倍となります。

在宅フリーランスが案件を獲得する方法


在宅で働くフリーランスの場合、案件は自分で獲得していかなければなりません。フリーランスが案件を獲得する方法にはさまざまな手段があるため、自分に合った方法で案件獲得を目指しましょう。

ここでは在宅フリーランスが案件獲得する方法について解説していきます。

【在宅フリーランスが案件を獲得する方法】
  • クラウドソーシングを活用する
  • エージェントを利用する
  • SNSを活用する
  • 友人・知人に紹介してもらう
  • 案件紹介サイトを活用する

クラウドソーシングを活用する

クラウドソーシングとは、仕事を探している人と仕事を発注したい人をインターネット上でマッチングさせるサービスです。
近年ではさまざまなクラウドソーシングサービスが登場しており、あらゆる案件が掲載されているため、自分に合った案件を探して応募すると良いでしょう。

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SNSを活用する

SNSを使って自分のスキルや事業内容などを発信することで、目を留めたクライアントから声をかけてもらえる可能性があります。近年では、SNSを営業ツールとして活用しているフリーランスも多いため、コツコツと情報発信に取り組むと良いでしょう。

友人・知人に紹介してもらう

身の回りの友人や知人に相談し、仕事を紹介してもらうという方法もあります。実際にフリーランスとして活動している人の中には、知り合いからの紹介を中心に案件を獲得しているという人もいます。

友人や知人からの紹介であれば、最初から信頼関係ができている状態からスタートするため、話もスムーズに進みやすいでしょう。

案件紹介サイト・エージェントを活用する

近年では、フリーランス案件に特化したエージェントもあるため、登録しておくと良いでしょう。

案件紹介サイトには、より専門的なスキルや技術を持つ人材を探している企業が多く集まる傾向にあります。そのため、初心者歓迎の案件はクラウドソーシングサービスに比べて少なくなりますが、好条件・高単価な案件を獲得しやすくなります。

▼あわせて読みたい関連記事:

フリーランスエンジニア向けの案件紹介サイト『SEES』では、幅広い案件を保有しているので、ぜひチェックしてみてください。

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【収入アップ】フリーランスが在宅勤務で稼ぐコツ

在宅フリーランスとして働くのであれば、できるだけ収入をアップしたいという人も多いでしょう。ここでは最後に、在宅フリーランスで収入アップを目指す方法について解説していきます。

【フリーランスが在宅勤務で稼ぐコツ】
  • 作業の効率化を考える
  • 専門的なスキルを身につける
  • ポートフォリオをブラッシュアップする
  • ツールを活用する
  • 特化型の案件紹介サイトを活用する

作業の効率化を考える

フリーランスは、本業以外の雑務も自分で行わなければいけません。そのため、収入に繋がらない作業を自動化したり、アウトソーシングしたりすることで作業を効率化すると良いでしょう。


たとえば、個人事業主向けの確定申告ツールなどを利用すれば、手間のかかる帳簿付けの時間を減らして、その分本業に時間を割くことができます。

専門的なスキルを身につける

フリーランス案件では、専門的なスキルを持った人材ほど単価も高くなる傾向があります。たとえばプログラミングなどの専門性の高いスキルを身につけることで、収入アップに繋がりやすくなるでしょう。

ポートフォリオをブラッシュアップする

ポートフォリオが必要なクリエイティブ職の場合は、定期的に見直しを行い、より自身のスキルや魅力が伝わるものになるように磨きをかけましょう。


ポートフォリオとは、クリエイターの制作実績や経歴など、自分をPRする際に使用する作品集のことです。履歴書のようなものであり、ポートフォリオの内容次第で案件の受注が決まることも多いため、手を抜かずに制作しなければなりません。


ポートフォリオの作成方法は、職種によって異なるため下記の関連記事をご参照ください。


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フリーランスエンジニアもポートフォリオは必要?おすすめの参考サイトを紹介

ツールを活用する

フリーランスとして働く場合、実務に加え、経理や営業などさまざまな業務を一人でこなす必要があります。作業効率を高めて、漏れのないように進めなければならないので、ツールを積極的に活用しましょう。


ここ数年ではフリーランス向けのツールが急増し、品質の良いサービスが多いので必要に応じて取り入れてみてください。下記にフリーランスの仕事に役立つおすすめのツールをいくつか厳選しました。

チャットツール
Chatwork
Slack
Microsoft Teams
Web会議ツール
Zoom Meetings
Google Meet
契約・経費関連ツール
freee会計
STREAMED
MakeLeaps
業務効率化ツールmyBridge
COMMU
Notion
Trello

業務効率化ツールや契約・経費関連ツールは、無料のものもありますが、「初月無料」「60日間無料」というケースもあるので、実際に使ってみて相性の良いツールを取り入れると良いでしょう。


なお、チャットツールやWeb会議ツールに関しては、クライアントから「chatworkでのやり取りは可能ですか?」と聞かれることもあるので、ひと通り使えるようにしておくと良いかもしれません。

フリーランスとして在宅ワークをする際の注意点

フリーランスとして在宅ワークをはじめる際には、いくつか注意すべきポイントがあります。会社員とは異なる点もあるので、事前に確認しておきましょう。

確定申告を行う

会社員は基本的に確定申告を行いませんが、フリーランスとして働く場合は確定申告が必要になります。正しくは、個人事業主やフリーランスで1月1日から12月31日までの1年間の所得が48万円以上の場合、確定申告が必要です。


確定申告をしなければ、無申告加算税や延滞税が課せられる可能性があります。確定申告は原則、毎年2月16日〜3月15日までに申告手続きをしなければならないので、忘れないようにしましょう。


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フリーランスの確定申告は必要?初めての人でも分かるやり方と節税方法まで解説

出典:国税庁「確定申告が必要な方」

体調と予定管理を徹底する

フリーランスは、有給休暇など福利厚生がないため、体調を崩して長期的な休養が必要になった場合、収入が大幅に下がってしまいます。


なかなか案件を獲得できない時期が長く続いた人ほど、スキルが向上し、多くの案件を受注できるようになった時に、断ることができず、パンク状態になりやすい傾向にあります。


体調と予定管理を徹底し、無理のない範囲で稼働して理想のワークライフバランスを実現しましょう。

法律関連の知識を身につけておく

在宅フリーランスは、経理や法務などさまざまな業務を自分ひとりで行わなければなりません。トラブルが起きた時に、守ってくれる会社や上司の存在がないので、最低限の法律知識を身につけていた方が安心できるでしょう。


在宅フリーランスが知っておくべき法律関連知識を下記にまとめたので、必要に応じてチェックしてみてください。

法律
詳細
電子帳簿保存法
帳簿や書類を電子データで保存するためのルールを定めた法律
著作権法創作物をコピーされたり、インターネットなどで利用されたりすることを防ぐための権利
特定商取引法
ネットショップ・ECサイトなど通信販売者が押さえておくべき法律
医薬品医療機器等法(旧薬事法)
医薬品や医薬部外品、化粧品、医療機器、再生医療等製品の品質、有効性、安全性を確保するために定められた法律
下請代金支払遅延等防止法(下請法)
報酬の支払いなどのトラブルから身を守る法律
独占禁止法
不当な取引や談合などを防ぎ公正な競争を促進するために定められた法律
労働関係法令取引を行う際に契約条件の交渉や業務の範囲などを適正化する法律
フリーランス新法
組織に所属せず個人で働くフリーランスの労働環境を保護することを目的とする法律

厚生労働省が公表している「フリーランスとして安心して働ける環境を整備するためのガイドライン」では、イラスト付きで非常に分かりやすく法律関連知識を学べるので、ぜひチェックしてみてください。

万が一、トラブルに発展してしまい、お困りの際には、第二東京弁護士会が運営している「フリーランス・トラブル110番」(問い合わせ先:0120-532-110)に相談すると良いでしょう。フリーランスに関する関係省庁(内閣官房・公正取引委員会・中小企業庁・厚生労働省)と連携し、必要に応じて関係機関を案内してもらえます。

経費にできるものを把握しておく(家賃・電気代など)

フリーランスは、仕事のために支払いをしたお金を経費として扱うことができます。例えば、下記の費用が発生した場合は、経費として計上することができます。

  • パソコンの購入費用(Excel、Wordなど各種ツール・ソフトの利用料金)
  • 家賃や光熱費(自宅兼事務所の場合は、仕事に使用している割合分のみ)
  • セミナー受講料
  • 旅費交通費
  • 通信費
  • 広告宣伝費

在宅フリーランスは、基本的に自宅で業務を遂行することが多いかと思いますので、自宅兼事務所の場合は、家賃や電気代など光熱費の一部を経費にできます。

フリーランスが在宅勤務をするメリット

在宅フリーランスとして働くことでのメリットを詳しく紹介していきます。メリットを知ることで在宅フリーランスの良さに気がつけるため、どんなところがメリットなのか参考にしてください。

1:1人で仕事を進めることができる

在宅フリーランスは基本的に1人で作業していくため、意思決定は全て自分になります。他の人に左右されず、1人で淡々と仕事を進められるのは在宅フリーランスならではでしょう。


周囲から声をかけられたり自分の仕事に関して意見されたりすることがないので、集中して自分のペースで進めることができます。

2:出した成果が全て自分のものになる

在宅フリーランスは、出した成果が全て自分のものになります。


サラリーマンは自分が出した成果でも、会社の成果になってしまい会社の利益になります。給与に反映されることもありますが、実際に反映されている会社は少ないでしょう。


しかし、在宅フリーランスならそのような不満を持つことはありません。

3:自由なタイミングで仕事ができる

サラリーマンのように、毎週出勤しなければならないという縛りがないので、自分の好きなタイミングで仕事ができます。


例えば、午前中は仕事して午後は休む、週3回だけ作業する、好きな時に休憩時間をとるなど、自分のライフスタイルに合わせて働けることが、在宅フリーランスの醍醐味です。

4:仕事場を自由に選べる

自分で働く環境を選ぶことができる点も、在宅フリーランスならではのメリットといえます。パソコン1台あれば作業が完結する人であれば、なおさら自由に仕事場を選べます。


自宅やカフェ、コワーキングスペースはもちろん、旅行のように各地を移動しながら働くこともできます。楽しみながら作業ができ、旅行をしながら休息をとるという働き方が可能なのも嬉しいポイントでしょう。

5:人間関係の悩みが減る

サラリーマンの場合、仕事についての悩みだけではなく人間関係でも悩みが出てきます。


在宅フリーランスだと、パワハラしてくる上司はおらず、面倒を見たり指導したりしなければいけない部下もいません。1人で仕事をすることで、人間関係で悩む必要がないため、仕事に集中できます。


また、仕事終わりの飲み会に参加しなくて良いので、自分がしたいことに時間やお金を使えるということもメリットです。

在宅フリーランスで働く4つのデメリット

在宅フリーランスで働く際のメリットを紹介してきましたが、もちろんデメリットもあります。ここでは、サラリーマンとの違いを交えながら、在宅フリーランスで働くデメリットを4つ紹介していきます。

1:さぼりやすくなる

在宅フリーランスは1人で働くので、モチベーションが維持できずさぼりやすくなってしまいます。1度やる気を失うと、自分1人でモチベーションを上げることは難しいです。


また、自宅で作業する場合、周囲に集中力の妨げになるような道具が揃っていることも要因の1つです。くつろげるスペースやネットサーフィンできる環境、テレビなどが視界に入ると誘惑に負けてしまう、時間が自由なので朝にだらだらしてしまうこともあるでしょう。


切磋琢磨できる仲間やコミュニティを持ったり、頑張ろうと思える環境を整えたりすることが、在宅フリーランスとして働くには必要になります。

2:全ての責任が自分のものになる

在宅フリーランスは、サラリーマンが分担している業務を1人でこなさなければならないため、時間やスケジュール、仕事の量、体調管理などを全て自分で管理しなければなりません。トラブルなどの対処も1人ですることになります。


また、商品価値は自分自身なので、信頼を得るためにスキルアップは欠かせません。さらに、仕事を自分でとってこなくてはならないため、営業スキルや人脈も大切でしょう。


売上、経費、税金、保険等経理に関することも自ら行わなければならないので、苦手な人には辛い点になります。


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3:1日誰とも話すことが無いという状態になる可能性がある

自宅で作業する1人暮らしの在宅フリーランスなら、1日誰とも話すことがないという状態になってしまうことがあります。


作業環境を自宅からカフェやコワーキングスペースに変えてみたり、在宅フリーランス同士のコミュニティに積極的に参加してみたりするなどという工夫が大切です。

4:コミュニケーション力が低下する可能性がある

人と話す機会が極端に少ないと孤独に拍車がかかり、久々に人と話しても緊張してしまったり、初対面の人との会話を上手く回せなかったりというような、コミュニケーション力が低下してしまうこともあります。


在宅フリーランスは自分で仕事を受注しなければならないので、コミュニケーション力の低下は仕事にも影響を及ぼしてしまうでしょう。

未経験から在宅フリーランスになるには?

「在宅フリーランス」と聞くと、高度なスキルや技術力がなければ難しいと思われる方も多いかもしれませんが、未経験者から在宅フリーランスになることも可能です。


とくに、下記の職種は未経験から在宅フリーランスとして活躍している人が多いことが見受けられます。


【未経験者が参入しやすい職種】

  • ITエンジニア
  • デザイナー
  • 翻訳
  • ライター
  • 編集者
  • イラストレーター
  • SNS運用
  • ブログ・アフィリエイトサイト運用

上記の仕事は資格なしでも案件を獲得し、稼ぐことができます。「未経験者歓迎」「資格なし・学歴不問」という求人・案件も多い印象です。


しかし全くの未経験者の場合、単価が作業量に見合わない、あるいは、案件を獲得できないという事態に陥る可能性があるので、オンラインスクールや学習サイトなどで知識を習得することを推奨します。


また、会社員時代に副業からスタートして、ある程度のスキルを身につけたうえで、フリーランスとして独立すると良いでしょう。


上記の仕事は、「フルリモート」「完全在宅」で働ける正社員の募集も多いので、まずは正社員や派遣社員などの雇用契約を結び、実務経験を積むのも一つの手です。

【事前準備】在宅フリーランスとして働く前にやるべきこと

在宅フリーランスとして活動を開始する前にやっておくべきことがいくつかあります。フリーランスとして独立した後で、「こんなはずではなかった...。」という事態に陥ることのないように事前準備を徹底しておきましょう。


とくに、パートナーの扶養に入っている方や、小さなお子様がいらっしゃるご家庭では事務手続きが必要になるので必見です。


【在宅フリーランスとして働く前の事前準備】

  • 在宅で働く環境を整える
  • 扶養の認定基準を調べる
  • 労災保険・任意保険の手続きをする
  • 開業届・青色申告の書類を提出する
  • 保育園の入園申請を行う
  • 各種ローンの申し込みをしておく

在宅で働く環境を整える

在宅フリーランスとして働く場合は、会社ほど充実させる必要はありませんが、最低限必要なものを揃えておく必要があります。


例えば、パソコンを使用する仕事であれば、ネット環境を整えなければなりません。回線速度が遅い場合、オンライン会議や動画制作などに支障をきたす可能性があるので、快適なネット環境を構築しましょう。


また、デザインのソフトや動画編集ソフト、カメラ、マイクなども必要に応じて購入する必要があります。会社員であれば、会社が用意してくれますが、フリーランスとして独立する場合はすべて自分で揃えなければなりません。

扶養の認定基準を調べる

パートナーの扶養に入っている場合、収入が安定するまで扶養内のままにしておきたいと思う人も多いでしょう。


ひとくちに「扶養」といっても、「税の扶養」と「社会保険の扶養」があり、社会保険の扶養から抜けると、国民年金と国民健康保険への加入が必要になります。


会社員は「協会けんぽ」「健康保険組合」のいずれかに加入していますが、「健康保険組合」は各組合によって扶養の認定要件が異なるので注意が必要です。認定基準が不明である場合は、パートナーや会社に確認をして、調べておきましょう。

労災保険・任意保険の手続きをする

フリーランスは原則、雇用保険や労災保険に加入することができませんが、一部のITフリーランスは令和3年9月1日から労災保険に特別加入できるようになりました。


労災保険に特別加入することで、仕事中のケガや病気などが生じた場合に補償を受けることができます。


【ITフリーランスの対象範囲(一部)】

  • ITコンサルタント
  • プロジェクトマネージャー
  • プロジェクトリーダー
  • システムエンジニア
  • プログラマ
  • サーバーエンジニア
  • ネットワークエンジニア
  • データベースエンジニア
  • セキュリティエンジニア
  • 運用保守エンジニア
  • テストエンジニア
  • 社内SE
  • 製品開発/研究開発エンジニア
  • データサイエンティスト
  • アプリケーションエンジニア
  • Webデザイナー
  • Webディレクター など

特別加入できるITフリーランスの対象者を確認し、該当する場合は加入したい団体への申し込み手続きを行い、所轄の労働基準監督署長を経由して都道府県労働局長に提出しましょう。

出典:厚生労働省「労災保険の特別加入制度」


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フリーランスエンジニアが加入できる社会・民間保険|手続き方法も解説

開業届・青色申告の書類を提出する

在宅フリーランスとして事業を始める時には、開業届を税務署に提出する必要があります。正式名称は、「個人事業の開業・廃業等届出書(提出用・控用)」です。


開業届と一緒に「青色申告承認申請書」も提出できるので、下記のメリットが見込めます。

  • 青色申告で確定申告ができる
  • 最大65万円の節税効果を得られる
  • 赤字を3年繰り越せる
  • 家族への給与を経費にできる
  • 屋号の名義で銀行口座を開設できる
  • 事業の信用度を高めることができる
  • 事業用のクレジットカードを作ることができる
  • 小規模企業共済に加入できる
  • 就業の証明となる


「個人事業の開業・廃業等届出書(提出用・控用)」と「青色申告承認申請書」は、国税庁のWebサイトからダウンロードして作成し、e-Taxで提出することも可能です。


ただし、収入・所得の合計が年間20万円以下で、しばらく扶養内で働きたい場合は、どちらも提出する必要がありません。


出典:国税庁「No.2070 青色申告制度」

出典:国税庁「はじめてみませんか︖青色申告」


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個人事業主の開業届とは?必要な準備や手続きの流れもご紹介【やることリスト付き】

保育園の入園申請を行う

未就園児のお子さまがいらっしゃるご家庭で、認可保育園への入園を希望している場合は、入園申請を行いましょう。


入園申請を行う際には、労働状況証明書が必要になります。自治体によって異なりますが、先ほど解説した「開業届(個人事業の開業・廃業等届出書(提出用・控用))」が証明書として使用できるので、開業届を済ませておくと良いでしょう。


繰り返しになりますが、必要な書類や手続きの方法は、自治体によって異なるため、お住まいの自治体のホームページや役所の窓口で申請方法をご確認ください。


また、すでに保育園に通われている場合、保護者が転職しても働き方が変わらなければ、基本的に保育園は継続できます。


ただし、転職によって働き方が大幅に変わる場合は、保育園が継続できない、あるいは、短時間保育になる可能性があるので、自治体に確認する必要があります。

各種ローンの申し込みをしておく

フリーランスは、会社員と比べてカードローンや自動車ローン、住宅ローンを組みにくい傾向にあります。その理由は、収入が不安定で返済が滞るリスクがあるからだといわれています。


一般的にフリーランスの収入は毎月変動し、業績が個人に直接影響するため、返済能力が見極めづらいといった特徴があります。また、会社員のように傷病手当などで一定の収入が保障されないため、突発的な事故や病気などで収入がゼロになるケースも想定されるでしょう。


こうした背景により、フリーランスがローンの申し込みをすると、独立後の年数やクレジットカードの信用情報、連帯保証人の有無、預金残高などの自己資金、事業の継続性などあらゆる角度から審査が行われます。(※金融機関によって異なります。)


各種ローンの申し込みを検討している方は、会社員のうちに審査を済ませておけば、安心して事業に集中できるでしょう。


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在宅フリーランスになって理想の働き方を実現しよう

ひとくちに「在宅フリーランス」といっても、業務委託・請負系や、インターネットビジネス系、開業・店舗系、資産運用系などさまざまな仕事があります。これまでの経験や得意なことを活かせるような自分に適した仕事を見つけることで、理想とする働き方を実現できるでしょう。


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この記事の監修

miraie miraie

株式会社Miraie

2007年設立のシステム開発会社。首都圏を中心にWeb・IT関連事業、コンサルティングサービス、人材派遣サービスなどを展開。 SES事業や受託開発などを中心にノウハウを蓄積しながら、関連事業へとビジネスの裾野を広げています。

監修者インフォメーション

所在地
〒150-0002 東京都渋谷区渋谷1-12-2 クロスオフィス渋谷6階(本社)
設立
2007年7月(3月決算)
従業員数
55名(正社員)
電話
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