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フリーランスの職務経歴書の書き方・例文【テンプレート/フォーマット付き】デザイナーやITエンジニア別に解説

フリーランスの職務経歴書の書き方・例文

フリーランスの職務経歴書の書き方を具体的な記入例付きで解説します。フリーランス向けの職務経歴書のテンプレートやフォーマットのダウンロード方法や、書き方のポイント、採用担当者が見ているところ、注意点もまとめました。業務委託案件の受注率の高い職務経歴書を仕上げることができるでしょう。

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目次

フリーランスとして活動する中で、業務委託の案件を受注する際に、ポートフォリオに加えて、職務経歴書の提出を求められることがあります。


フリーランスになって初めて職務経歴書を提出する際には、「何を書けばいいのか分からない」「志望動機や自己PRの例文を参考にしたい」「案件の受注率を高めるコツは?」といった疑問や不安を抱える人も多いのではないでしょうか。


この記事では、フリーランスの職務経歴書の書き方を具体的な記入例と一緒に紹介します。


職務経歴書のテンプレートやフォーマットのダウンロード方法や、採用担当者が見るポイント、注意点などもまとめました。この記事を参考にすれば、自身の強みを最大限にアピールできる魅力的な書類に仕上げることができるでしょう。

フリーランスが書くべき職務経歴書の項目

職務経歴書には、どんなことを書くべきなのでしょうか。履歴書には、どこの会社にいつ入社し、いつ退職したかの日付と一身上の都合等、退職理由を記入します。


これに対し職務経歴書は、所属した会社で担当した業務内容と実績、取得した資格等を記入して、どんな実務をどのくらいの期間経験したか等を書き、具体的に何ができるのかを記入します。


フリーランスが書くべき職務経歴書の項目についても同様、これまでの業務内容と実績、評価、志望する動機や自己PR等が挙げられます。

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【見本・サンプル】フリーランスの職務経歴書の書き方

ここでは、フリーランスの職務経歴書の書き方を項目別に解説します。

福岡労働局(ハローワーク福岡南)が公表する「職務経歴書記入例」が非常に分かりやすいので、こちらの画像を用いて、書き方のコツを解説します。

基本情報



出典:福岡南所「履歴書・職務経歴書」

まず、タイトルとして、冒頭に「職務経歴書」と記載します。次に日付と氏名、住所、電話番号を右寄せで記入しましょう。

フォーマットには、タイトルとなる「職務経歴書」がすでに記載されており、日付・氏名の記入欄が設けられている場合があります。

日付は、応募先企業へ提出する日にちか、その前日(郵送の場合は投函日)にして、年号は西暦・和暦のいずれかに統一します。職務経歴書のほか、履歴書やポートフォリオなども併せて提出する場合は、ほかの書類と日付を統一しましょう。

職務要約

厚生労働省のフォーマットには「職務要約」「経歴要約」の欄が設けられていませんが、一般的には日付や氏名の下に左寄せで記載します。

職務要約とは、これまでの職務経歴を250字前後にまとめた要約文のことです。

1日に何人ものフリーランスの職務経歴書を確認しなければならない多忙な採用担当者の場合、この職務要約だけを見て、その先を読み進めるか判断するケースもあります。

職務経歴書の目的は、採用担当者に興味を抱いてもらい、「この応募者と会ってみたい」と思ってもらうことが何より重要です。そのため職務要約は、しっかりとこれまでのキャリアを振り返り、自身の魅力を最大限にアピールできる文章を熟考した上で記載しましょう。

職務経歴


出典:福岡南所「履歴書・職務経歴書」

続いて、本題である「職務経歴」を記載していきます。まず、「職務内容」として、期間・会社概要・業務内容・実績を記載しましょう。

会社概要には、法人格(株式会社、有限会社など)、事業内容、設立年月日、資本金、従業員数、売り上げなどを正しく記載します。会社の規模や実績は数字を示すと伝わりやすくなります。

業務内容では、これまでにどのような業務を担当し、成果を残したのか、また意識したポイント、身に付いたスキル・能力なども具体的に記載しましょう。

資格・スキル

応募する業務と関連する資格・スキルを持っているフリーランスの方は、積極的に記載しましょう。資格やスキルの書き方としては、下記のように箇条書きかつ取得時期と名称を正しく記載します。

  • 保有資格
    ・〇年〇月 普通自動車第一種運転免許 取得
    ・〇年〇月 TOEIC公開テスト750点
  • 活かせるスキル
    ・Word:社内文書作成(見積書など)
    ・Excel:四則演算、マクロ、ピボットテーブル
    ・PowerPoint:プレゼン資料、企画書作成
資格やスキルがとくにない方は、「資格・スキル」の項目を設ける必要はありません。
ただし、職務経歴書のフォーマット上、資格・スキルの記入欄がある場合は、「特になし」または、「○○の資格取得を目指して勉強中」などと記載しましょう。

記入欄があるのに何も記載しない状態では、採用担当者が書き忘れかどうかの判断ができず困ってしまうので、空欄にしておくのは避けた方が良いです。

自己PR・志望動機


出典:福岡南所「履歴書・職務経歴書」

「職務経歴」と必要に応じて「資格・スキル」を記載したら、次に自己PRの項目を作成します。自身の強みや持ち得ているスキルをどのように生かして、応募先企業に貢献するのかを簡潔にまとめる必要があります。

自己PRは、文章または箇条書きで記載しましょう。箇条書きの場合は3つ前後、文章なら5行以内を目安に作成してみてください。

また、フォーマットによっては志望動機の記入欄が設けられている場合があります。志望動機は履歴書にも記入欄があるので、職務経歴書を先に作成し、その内容を要約する形で履歴書に記載すると良いでしょう。
フリーランスの職務経歴書フォーマット・テンプレートのダウンロード方法


職務経歴書の体裁は基本的に自由ですが、記載する項目はある程度決まっています。ご自身で真っ白のWordやGoogleドキュメントに記載していくのも良いですが、必要な情報を過不足なく伝えるためにフォーマットを使用することをおすすめします。

職務経歴書は、転職エージェントや求人サイト、厚生労働省の公式ホームページなどから無料でダウンロードすることが可能です。

応募先企業の採用担当者が読み進めやすいフォーマットとなっているので、積極的に活用しましょう。

フリーランスの職務経歴書フォーマット・テンプレートのダウンロード方法

職務経歴書の体裁は基本的に自由ですが、記載する項目はある程度決まっています。ご自身で真っ白のWordやGoogleドキュメントに記載していくのも良いですが、必要な情報を過不足なく伝えるためにフォーマットを使用することをおすすめします。

職務経歴書は、転職エージェントや求人サイト、厚生労働省の公式ホームページなどから無料でダウンロードすることが可能です。

応募先企業の採用担当者が読み進めやすいフォーマットとなっているので、積極的に活用しましょう。

厚生労働省「福岡労働局」のページを開くと、職務経歴書のフォーマットを「Word」「Excel」「PDF」の3種類の形式にてダウンロードできます。



出典:福岡南所「履歴書・職務経歴書」

受注率の高いフリーランスの職務経歴書の書き方・ポイント


職務経歴書の体裁は基本的に自由ですが、記載する項目はある程度決まっています。ご自身で真っ白のWordやGoogleドキュメントに記載していくのも良いですが、必要な情報を過不足なく伝えるためにフォーマットを使用することをおすすめします。

職務経歴書は、転職エージェントや求人サイト、厚生労働省の公式ホームページなどから無料でダウンロードすることが可能です。

応募先企業の採用担当者が読み進めやすいフォーマットとなっているので、積極的に活用しましょう。

厚生労働省「福岡労働局」のページを開くと、職務経歴書のフォーマットを「Word」「Excel」「PDF」の3種類の形式にてダウンロードできます。

受注率の高いフリーランスの職務経歴書の書き方・ポイント


クライアントは、フリーランスに対し、専門的な知識のある得意な分野があり、それに特化したスキルで業務を遂行してくれることを期待しています。

信頼されて仕事を発注してもらうためには、自分はこんなことで力になることができる、と自己PRをする必要があります。

そのためにも職務経歴書は、クライアントの期待に応えられることを証明する、大切なツールとなるでしょう。

ここでは、フリーランスの職務経歴書を書く際のポイントについてみていきます。

省略や誤字脱字がないようにする
職務経歴書には、企業名や資格などの省略や誤字脱字がないようにすることが大切です。

株式会社を(株)にしたり、通称ではなく正式名称で書いたり、正確な漢字や送り仮名で文章を書く等です。


意識して書くことで防げるミスのため、怠らないように気を付けましょう。また、曖昧な記憶で書くのではなく、解らなければきちんと調べて書くようにしましょう。

省略や誤字脱字があると、仕事に対する姿勢が雑であるという印象を与えてしまい、信頼関係が築けなくなるからです。

コミュニケーション力や管理能力が高いことをアピールする

コミュニケーション能力が高いことを積極的にアピールしましょう。

仕事をしていく上で、人間関係を構築するためにコミュニケーション能力は必須となります。コミュニケーション能力が低いと意思疎通が取れず、業務に支障が出る可能性があります。

会話や聴き取り、交渉等がうまく、コミュニケーション能力の高いエンジニアは、円滑な人間関係を築くことができると判断され、クライアントも安心して仕事の依頼ができるでしょう。

また、企業にとって柔軟に対応してもらえることも、フリーランスに依頼するメリットの1つです。

担当者が依頼した内容であっても進捗の途中で、上司の意見や予算の関係、説明不足等が生じて、変更を余技なくされる場合があります。

自分の意見を伝えることは大切ですが、頑なに主張を通そうとすると、仕事を依頼し難い印象を与えかねません。

クライアントから変更の要望があった際、安心して仕事の依頼ができるよう、柔軟に対応できることを強調しましょう。

担当業務や実績を具体的に記載する

採用後に活かせる実績や、対応可能な業務範囲を明記することも大切です。仕事に応募する際に、その業務に対して自分の実績が、どんな風に活かすことができるのかを書きましょう。

クライアント側としては、この人に仕事の依頼をすれば、どのような成果を出してくれるのかが鮮明にイメージできるようになるでしょう。

営業職やエンジニア職、マーケティング職など、数字で実績を示せる職種であれば、具体的な数字を含めることでより説得力のある文章になります。

承諾を得ている場合はクライアント企業名やURLを記す

承諾を得ている場合は、クライアント企業名やURLを記載します。

クライアント企業名やURLが記載されていれば、これまでに携わってきたプロジェクトの規模やスキルレベルを予測することができるため、応募先企業の採用担当者が採否を判断しやすくなるでしょう。

ただし、守秘義務の観点から、業務の詳細を記載することができない場合は、「大手家電メーカー」「人材派遣会社」などと、名称を伏せて記載しても構いません。

実務に役立つ資格やスキルを記載する

実務に役立つ資格やスキルがあれば、積極的に記載しましょう。

資格は、客観的にその業務について、専門的知識があることを他者に提示できます。クライアントは資格や実績をもとに応募者の実力を推測します。

業務に関連する資格を持っている場合は、必ず書くようにしましょう。

IT系フリーランスにおける職務履歴書の書き方の例


フリーランスの業種は多岐に渡り、その業界によって主張するべきポイントは違ってきます。

ここでは、フリーランスにおける職務履歴書の書き方について例文を紹介していきましょう。転職サイト等にフォーマットがダウンロードできるところもあるため、参考にするのも1つの手です。

システムエンジニア職の場合

システムエンジニア職の職務経歴書の書き方を見ていきましょう。

職務経歴の要約について期間と何をしたのかを書き、職務経歴の詳細について書くようにします。


職務経歴の要約

  • 20××年○○月
    建築業向けシステム開発を中心に顧客管理システム開発を○年経験
  • 職務経歴詳細
    20××年4月~20××年3月 ○○株式会社
    業務内容 プロジェクト内容:資材受発注管理システム構築
    担当業務 詳細設計、プログラミング、テスト 開発環境
     Windows
     VB6.0
     ACCESS/VBA
     メンバー要員数:3名
  • 活かせる経験・知識・技術等
    プロジェクトマネジメント
    スケジュール管理、進捗管理、人員管理を経験しています。リーダーとしてメンバーが働きやすい環境作りを意識しながら業務を行っていました。
  • 保有資格:
    ・ORACLE MASTER Gold(20××年○○月)
  • ・LPIC level2(20××年○○月) ・TOEIC720点(20××年○○月)
  • 自己PR:
    主にJavaやPHPをベースとしたWebアプリケーション開発を経験しています。現在、PythonやRubyでも対応できるよう技術を磨いています。相手の要望に寄り添えるようコミュニケーションを取りながら業務を遂行することが強みです。

Webデザイナー職の場合

Webデザイナー職の職務経歴書の書き方を見ていきましょう。
基本はシステムエンジニアと同じですが、製作物を提示し、説明ができるようにしておきましょう。

  • 業種:Webデザイナー
  • 雇用形態:個人事業主
  • 職務内容:Webサイトのデザイン及びコーディング
    ・ヘアーサロン http://www.○○○.com/
  • ・居酒屋○○  http://www.○○○.com/
  • 自己PR:
    HTML/CSS、JavaScriptやPHPを使ったWebデザイン、コーディング、簡単なWebサイト構築を受けて仕事をしています。お客様のイメージをしっかりと聴き取り、提案できるようにコミュニケーションをしっかりと取るようにしています。

採用担当者はフリーランスの職務経歴書のここを見ている

企業の採用担当者は、これまでの経歴やスキルはもちろんのこと、「文章の構成」や「自社が求める人物像であるか」といった部分にも注目しています。


輝かしい経歴であっても、書類が全体的に読みづらかったり、誤字脱字が目立っていたりすれば、最後まで目を通してもらえない可能性があります。


どのような業界・職種においてもビジネス文書を作成するシチュエーションがあるはずです。その際に、相手が読みづらいと感じる文章では、マイナスな印象を与えてしまうでしょう。読み手のこともしっかりと考慮しながら作成することが大切です。


また、多くの採用担当者は、求人や案件のニーズにマッチした人材であるかをチェックします。応募企業で活かせる経験やスキル、入社後に貢献できることは何かまで言語化してアピールすると納得感が高まり、書類選考の通過率アップを期待できるでしょう。

フリーランスの職務経歴書が重要である背景と理由

「なぜフリーランスに職務経歴書の提出を求めるの?」「正規雇用ではないので不要なのでは?」と考える方もいるでしょう。結論からいうと、業務委託契約を締結する前に、信頼できる人材であるかを判断するために企業はフリーランスに対して職務経歴書の提出を求めます。


総務省統計局が公表する「令和4年就業構造基本調査」によると、フリーランスとして活動する人(本業)の人数は、209万人に上ります。また、フリーランスが安心して働ける環境を整備することを目的とした「特定受託事業者に係る取引の適正化等に関する法律」の交付をきっかけに、フリーランス人口が急増しています。


フリーランス業界が活発化している反面、「怪しい人・業者」も目立つようになりました。具体的には、ポートフォリオに他人の制作物を自身の実績のように掲載する人や、無断で外注する人など、トラブルの報告が尽きません。


そこで、フリーランスが怪しい人物でないかを見抜くために、職務経歴書の提出を求める企業が増えているのです。ここ数年では、バックグラウンドチェックやリファレンスチェックサービスを利用する企業も増えてきているため、職務経歴書の提出によって、役職や実績などの誇張を簡単に見抜くことができます。


こうした背景や理由から、多くの企業がフリーランスに職務経歴書の提出を求めるようになりました。


出典:フリーランスとして業務を行う方・フリーランスの方に業務を委託する事業者の方等へ |厚生労働省

参照:https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/koyou_roudou/koyoukintou/zaitaku/index_00002.html

【基礎知識】フリーランスに職務経歴書が必要なシーン

職務経歴書とは、今までどんな会社に所属したか、またはどんな業務に関わったのか等、その人の業績や現在のスキルを相手に伝えるとても大切な書類のことをいいます。履歴書と同様、就職や転職には必要な書類です。


フリーランスも同様、クライアントもしくは採用担当者に対し、自己の業績や業務内容を相手に伝えるための手段として、職務経歴書を使います。


フリーランスが仕事に応募する際、自分のスキルや実績を採用担当者に伝え、仕事を受ける実力があることを証明するための書類として、職務経歴書が必要なのです。

フリーランスが職務経歴書を書くときの注意点

フリーランスが職務経歴書を作成する際には、電子データで作成し、保存しておくことが大切です。とくに駆け出しのフリーランスは、長期案件を獲得しにくく、単発案件や短期案件が多いので、複数の企業に職務経歴書を提出することになります。


電子データを保管しておけば、スムーズに応募できるので、案件獲得に多くの時間や労力を割く必要がありません。


なお、応募先の企業や、案件の内容、求める人物像に合わせて、職務経歴書の内容を見直す必要があります。その際にも、電子データとして作成しておけば、内容の修正やブラッシュアップも簡単に行えるでしょう。


企業からの要望がない限り、手書きではなく、電子データで作成してみてください。

フリーランスが職務履歴書に書くとアピールできる資格

保有資格があれば、積極的に記載するようにしましょう。保有資格が評価対象に含まれるのかは、企業によって異なりますが、自身のスキルを客観的に伝えるのに役立つため記載した方が良いです。


とくに難易度の高い資格を有していれば、ほかの応募者との差別化にもつながるでしょう。下記にアピールに繋がる資格の例をいくつかピックアップしました。

  • Webデザイナー検定
  • ウェブデザイン技能検定
  • ITパスポート試験
  • 基本情報技術者
  • 応用情報技術者
  • データベーススペシャリスト試験
  • 情報セキュリティスペシャリスト試験
  • プロジェクトマネージャ試験
  • 情報処理安全確保支援士試験
  • Cisco技術者認定試験
  • ORACLE MASTER
  • LinuC

上記以外にも高く評価される資格は複数あるので、応募先企業や職種にあわせてアピールできるものがあれば積極的に記載しましょう。


また、資格を保有していないフリーランスの方は、とくに記載する必要はありません。保有資格よりも実務経験の方を重視する企業も一定数あるので、「無資格だから案件を獲得できない」ということはないのでご安心ください。


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フリーランスの職務経歴書に関するよくある質問

ここでは、フリーランスの職務経歴書に関するよくある質問に対して、Q&A形式で回答します。気になる項目があればぜひチェックしてみてください。

フリーランス期間の経歴は職務経歴書にどのように書く?

フリーランスとして活動していた期間の経歴も通常の場合と同様に職務経歴書に記載することができます。ただし、単発案件やあまりにも期間が短いものであれば、記載する必要はないでしょう。


応募先企業の求人・案件にとって重要度の高い職歴だと判断した場合に記載すると良いかもしれません。

フリーランスの履歴書の「現在に至る」と「以上」の正しい書き方は?

フリーランスの履歴書では、職歴欄の最後に「以上」あるいは、「現在に至る」と記載します。


「現在に至る」は在職中の場合のみに使用することができます。一方で、「以上」は在職中・離職中どちらの場合も使用することが可能です。

業務委託・フリーランスの職務経歴書・履歴書の書き方は?

業務委託・フリーランスの職務経歴書・履歴書の書き方は、一般的な応募書類の内容とほとんど変わりません。


ただし、履歴書の職歴欄はスペースが限られているので、単発案件などを記載する必要はないでしょう。情報量が多すぎると却って本来アピールすべき情報が埋もれてしまう恐れがあるので、記載するない内容を厳選することが大切です。

フリーランスの活動は職歴にならない?


一部では「フリーランスの活動は職歴にならない」という声もあるようですが、フリーランスとして活動した場合であっても、職務経歴に記載できます。フリーランスは、組織に所属して活動するわけではありませんが、立派な職歴の1つです。


とくに、同業種への転職や案件の獲得を目指す場合には、フリーランスとしての活動がアピールポイントになるので、しっかりと記載しましょう。

そもそもフリーランスと個人事業主の違いは?

フリーランスと個人事業主の大きな違いは、開業届の提出の有無です。個人事業主は、税務署に開業届を提出し、個人で事業を営んでいる人のことを指します。


一方、フリーランスは開業届を提出しておらず、案件単位で仕事を受注し、報酬を得て生計を立てる人や働き方のことを意味します。なお、フリーランスが開業届を提出すると、税務上「個人事業主」に分類されます。


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フリーランスは自身の魅力を最大限にアピールできる職務経歴書を作成しよう

自身の強みを最大限にアピールできる職務経歴書を作成できれば、案件の受注率を高めることが可能です。フリーランスが職務経歴書を作成する際には、応募先企業の採用担当者にどのようなことを見られているのかを正しく理解しておくことが大切です。


また、企業が求める人物像を正確に把握した上で、自身がプロジェクトに参画するとどのように貢献できるのかを的確に伝えましょう。


フリーランスは、案件を受注できなければ収入にダイレクトに影響するため、十分に企業のリサーチをし、完璧な職務経歴書を仕上げることが重要です。案件獲得に関するお悩みを抱えている方や、より好条件・高単価の案件を受注したい方は、案件紹介サイトである「SEES」をご活用ください。


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この記事の監修

miraie miraie

株式会社Miraie

2007年設立のシステム開発会社。首都圏を中心にWeb・IT関連事業、コンサルティングサービス、人材派遣サービスなどを展開。 SES事業や受託開発などを中心にノウハウを蓄積しながら、関連事業へとビジネスの裾野を広げています。

監修者インフォメーション

所在地
〒150-0002 東京都渋谷区渋谷1-12-2 クロスオフィス渋谷6階(本社)
設立
2007年7月(3月決算)
従業員数
55名(正社員)
電話
03-5774-6300

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