
初心者におすすめのプログラミング言語は?選び方や事前準備もあわせて紹介
エンジニアのスキル・知識目次
「初心者がプログラミング言語を選ぶポイントって?」
「初心者におすすめのプログラミング言語にはどんな種類がある?」
このように、初心者におすすめのプログラミング言語が知りたいという方もいるのではないでしょうか。
本記事では、そもそものプログラミング言語の概要や、おすすめのプログラミング言語などを紹介しています。この記事を読むことで、初心者が学びやすいプログラミング言語が把握できるでしょう。
また、プログラミング言語を選ぶポイントなども紹介していますので、目的に合わせて適切なプログラミング言語を選ぶこともできるでしょう。
初心者におすすめのプログラミング言語について知りたい方は、ぜひこの記事をチェックしてみてはいかがでしょうか。
そもそもプログラミング言語とは?
プログラミング言語とは、コンピューターに命令をするためのコンピューター専用の言語です。プログラミング言語には非常に多くの種類があり、マイナーなものまで合わせると約200以上の種類があると言われています。
コンピューターは人間の言語を理解することはできませんが、プログラミング言語を使うことで、コンピューター上で動作するさまざまなシステムやサービスを作成することができます。
プログラミング言語を選ぶポイント
プログラミング言語には非常に多くの種類があり、それぞれ用いられる分野や特徴が異なっています。そのため、プログラミング言語を選ぶ際には、案件数の多さや学習難易度の低さなど、さまざまなポイントで目的に合った言語を選ぶことが大切です。
ここでは、プログラミング言語を選ぶポイントを紹介していくため、参考にしてみてください。
案件が多いか
プログラミング言語は案件の数で選ぶ方法があります。案件の数が多い言語はそれだけニーズの高い言語だと言えるため、ニーズの高い言語を選択すれば、転職活動を行う場合でも幅広い求人から選ぶことができるでしょう。
また、フリーランスとして案件を探す際にも、案件数の多い言語を習得していればさまざまな案件の中から自分の好きな仕事を選べます。
学習がやりやすいか
はじめてのプログラミング言語を学ぶ上で、学習がしやすいかどうかは非常に重要です。特に初心者の場合、初めから難しいプログラミング言語を選んでしまうと途中で挫折してしまう可能性もあります。
プログラミング言語はいずれも簡単に習得できるものではありませんが、プログラミング言語によって学習しやすい言語としにくい言語があります。そのため、はじめて学ぶ言語はできるだけ学習しやすい言語を選ぶことが大切です。
応用が利くか
プログラミング言語は応用が利くかどうかも重要なポイントです。たとえば、WebサービスやWebアプリケーション、スマホアプリ、業務システム、AIなど、1つの言語でさまざまな用途に用いられるような応用しやすい言語もあります。
逆に、言語によっては非常に限られた用途でしか利用できないような言語もあるため、開発したいものが特に決まっていない場合は、応用の利く言語を選択すると良いでしょう。
IT業界のトレンドと合うか
プログラミング言語がIT業界のトレンドにマッチしているかどうかも、言語選びのポイントです。近年のIT業界のトレンドとしては、AIや機械学習、ビッグデータ、IoT、クラウドなどが代表的です。
このような先端技術は社会的な関心も高く、多くの企業が取り組んでいるため今後の将来性も高いでしょう。そのため、IT業界のトレンドに合っているかどうかという観点を持つことも重要です。
年収がいいかどうか
プログラミング言語はそれぞれニーズの違いがあるように、言語によって年収にも違いがあります。たとえば需要が高く、扱えるエンジニアの数が少ない言語は年収が高い傾向にあります。
また、GoやScala、Pythonなどの近年注目されている言語は、年収も高いケースが多いでしょう。もちろん、企業規模など他の条件によっても年収には違いがありますが、需要に対してエンジニアの供給が足りていない言語は年収が高い傾向にあります。
自分が開発したいものとマッチするか
プログラミング言語によって開発できるものにも違いがあります。たとえば、Webサイトの開発に特化した言語もあれば、AIやデータ分析などに強みを持つ言語もあります。
そのため、開発したいものが決まっている場合は、自分が開発したいものにマッチするプログラミング言語を選ぶと良いでしょう。
プログラミング言語を学ぶ前にしておきたいこと3つ
はじめてプログラミング言語を学ぶ場合、何をすればよいのかわからないという場合も多いでしょう。また、1つのプログラミング言語を習得するためには長い時間がかかるため、事前にしっかりと準備しておくことが大切です。
ここでは、プログラミング言語を学ぶ前にしておきたいことを紹介するため、参考にしてみてください。
1:基礎知識を学んでおく
プログラミング言語を学ぶ場合は、まずはプログラミングの基礎知識を学んでおきましょう。プログラミング言語によって文法などは異なりますが、全ての言語で共通しているルールもあります。
たとえば、プログラミングコードは上から順番に実行される点や、条件分岐、繰り返しの処理などは共通しています。このようなプログラミングの基礎知識は押さえておきましょう。
2:目的をハッキリさせておく
なぜプログラミング言語を学ぶのが、目的を明確にしておきましょう。プログラミング言語をマスターするのは一朝一夕にはいかないため、学ぶ目的がはっきりしていなければ習得することは難しいです。
プログラミング言語を学ぶ理由は人それぞれですが、必要に迫られて学ぶというケースもあるでしょう。そういった場合でも、目的が明確になっていれば挫折しにくくなります。
3:目標を明確にする
プログラミング言語を学ぶ際には、なぜプログラミング言語を学ぶのかという目標を明確にしましょう。目標はオリジナルのアプリケーションの開発や資格の取得など、何でも問題ありません。
プログラミングを学ぶ明確な目標を設定すれば、途中で挫折することなくスケジュールを立てて学びやすくなります。
プログラミング言語の学習方法を選ぶ基準とは
プログラミング言語を学ぶ場合は、独学とプログラミングスクール両方のメリット、デメリットを把握し、自分に合った学習方法を決めましょう。独学の場合は途中で挫折するリスクがあるため、挫折しないよう自分に合った学習方法を選択することが大切です。
スクールの場合は初心者でも効率よく習得しやすいですが、独学よりも費用がかかります。このような点を比較して、自分に合った学習方法を選びましょう。
おすすめのプログラミング言語10個
プログラミング言語にはさまざまな種類があり、習得には時間がかかるため、どの言語を選択するのかは非常に重要です。
ここでは、おすすめのプログラミング言語を紹介していきます。習得するプログラミング言語に迷った場合は、参考にしてみてください。
1:Java
Javaは世界的に幅広く活用されているプログラミング言語です。汎用性が高く、WebアプリやAndroidアプリ、組み込み系システム、業務システムなどさまざまな分野で活用されています。
また、プラットフォームに依存しないという特徴を持つため、OSに関係なく動作させることができます。オブジェクト指向型言語であるため、初心者には習得難易度が高いでしょう。
2:JavaScript
JavaScriptはブラウザ上で動作し、Webページに動きを付けられるプログラミング言語です。WebサイトやWebサービス以外にも、Androidアプリや銀行の基幹システムなどさまざまな分野で活用されています。
JavaScriptは学習のための環境構築が不要であり、ブラウザ上で動きを確認しながら学ぶことができるため、初心者にもおすすめの言語です。
3:Python
Pythonは、AI開発や機械学習などの分野で近年注目されているプログラミング言語です。AIや機械学習だけでなく、Webアプリケーションやスマホアプリ開発などさまざまな分野で採用されています。
Pythonはソースコードがシンプルで読み書きがしやすいことから、はじめてプログラミング言語を学ぶ初心者にもおすすめの言語だと言えます。
4:Ruby
Rubyは日本で誕生したプログラミング言語です。まつもとゆきひろ氏が開発した言語で、「書きやすく読みやすく」をモットーに開発されました。
そのため、Rubyはソースコードがシンプルで学びやすいです。また、Webサービスの効率的な開発に役立つ「Ruby on Rails」というフレームワークも用意されているため、合わせて学ぶと良いでしょう。
日本人が開発した言語ということもあり、情報が豊富で学びやすいことから初心者にもおすすめの言語です。
5:Go
GoはGoogleが開発したプログラミング言語です。ロブ・パイク氏とケン・トンプソン氏によって開発された言語で、もともとはGoogle社内で使用するために開発されました。
Goはスケーラビリティが高いことから、大規模システムの開発に向いています。また、ミスを発生させないように無駄を省いたシンプルな言語になっており、Webサーバーなどの開発にも用いられています。
6:Swift
SwiftはApple社が開発したiOSやmacOSで利用できるプログラミング言語です。そのため、iPhoneアプリの開発をしたい人におすすめです。
後発の言語で情報が少ないこともあり、初心者が学ぶには少し難しいでしょう。しかし、iPhoneアプリの需要も今後ますます高まっていくことが予想されているため、需要に期待できる言語です。
7:TypeScript
TypeScriptはJavaScriptを拡張して開発されたプログラミング言語です。Microsoftが開発した言語で、JavaScriptと違い静的型付けのオブジェクト指向型言語になっています。
JavaScriptと互換性が高く、コンパイルするとJavaScriptのコードに変換されるため、JavaScriptが動く環境であればすぐに利用できます。
8:PHP
PHPはWebアプリケーション開発に特化したプログラミング言語です。WordPressで構築されたWebサイトをカスタマイズするためにも必須の言語となっています。
世界的に利用されている言語であるため情報も多く、JavaScriptと同じくWeb上で動きを見られるため初心者にもおすすめの言語です。
9:Kotlin
KotlinはJavaとの相互利用ができるプログラミング言語です。Javaのソースコードを呼び出せるため、今後の需要にも期待できます。
また、Javaでよくあるエラーを未然に防ぐ機能を備えている点も特徴です。Androidの公式開発言語になったことで知名度を上げました。
10:C#
C#はC言語をベースにMicrosoftが開発したプログラミング言語です。Windows向けアプリケーションやゲーム、VRなどの開発に活用されています。
また、C#は.NET Framework上で利用する前提で設計されているため、C#を使用する場合は.NET Frameworkをインストールする必要があります。
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自分の目的に合ったプログラミング言語を選ぼう
プログラミング言語はそれぞれ異なる特徴を持っています。ぜひ本記事で紹介した、プログラミング言語を選ぶポイントやおすすめのプログラミング言語などを参考に、それぞれの特徴を押さえて目的に合った言語を習得しましょう。
この記事の監修
株式会社Miraie
2007年設立のシステム開発会社。首都圏を中心にWeb・IT関連事業、コンサルティングサービス、人材派遣サービスなどを展開。
SES事業や受託開発などを中心にノウハウを蓄積しながら、関連事業へとビジネスの裾野を広げています。
監修者インフォメーション
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従業員数:55名(正社員)
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