
フリーランスが抱える主な12の不安|悩みを解消するコツも併せて紹介
フリーランスの悩み目次
「フリーランスで働く際の悩みって?」
「フリーランスをずっと続けていくのは難しい?」
「フリーランスの不安はどうやったら減らせるんだろう」
このように、フリーランスという働き方に対して、疑問を持っている方は多いのではないでしょうか。
自由な働き方や自分の好きな仕事ができるイメージがフリーランスにはありますが、実際には、仕事を取るのが困難な事態に陥ることもあり、安定的に仕事が確保できない悩みなどもあるでしょう。
本記事では、フリーランスが抱えるさまざまな不安や、その特徴について紹介していきます。この記事を読むことで、どのような点が大変なのかが見えてくるため、対策を考えることができます。
これからフリーランスとして働きたいと思っている方は、ぜひこの記事をチェックしてみてください。
フリーランスで働くのは不安?
フリーランスは、働く場所や時間を自由に決めやすいものの、安定的な仕事や収入が常に入ってくる保障はありません。自分の力で仕事を獲得する必要があるため、仕事が思うように受注できなかったときは、収入を得る見通しが立たなくなり、不安を抱えやすいでしょう。
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フリーランスが抱える主な12の不安
自由な働き方ができるフリーランスですが、さまざまな不安を抱える面が多々あります。
不安な点を知ることで、ネガティブな気持ちになる可能性はありますが、不安要素について対策を考えるには、事前にどのような悩みを抱えやすいか知っておくことが大切です。はじめに、フリーランスが抱える主な12の不安について紹介します。
1:仕事がなくなるかもしれない
フリーランスは、収入や立場が安定していないため、急に仕事がなくなってしまう可能性は十分あります。
今月は順調だったとしても、半年後には仕事がゼロという可能性もあります。ツテも実績も少ない場合は、特に仕事が途切れるリスクが高いため、不安になってしまうでしょう。
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2:次の仕事があるか心配
次の仕事があるか心配というのも、フリーランスを続けていく中で不安に感じる悩みの1つです。競合相手がいた場合、先に相手に仕事を取られてしまうと自分に入ってこなくなることもあるでしょう。
また、スキル不足によって依頼内容に沿った対応ができなかった場合には、仕事が絶たれる可能性があるため、不安になってしまうでしょう。
3:断ったら次の仕事がなくなるかもしれない
断ったら次の仕事がなくなるかもしれないという不安も、フリーランスが抱えやすい悩みです。この不安があるために、どれだけスケジュールに余裕がなく体がきつくても、基本的に仕事は断らないという方も多いでしょう。
また、仮に一度仕事を断ってしまうと、その仕事を代わりに受けた相手にその後の仕事も奪われてしまうと考えてしまい、不安につながるケースもあるでしょう。
4:いつまでフリーランスを続けられるか心配
フリーランスが抱える不安に、いつまでフリーランスを続けられるか心配な点があります。会社に勤めている場合は、定年まで働くという区切りがあります。しかし、フリーランスの場合は定年がありません。
「いつまで働けばいいのか」「この働き方を長く続けられるのか」など、年齢が上がるにつれて、このような不安がつきまとうでしょう。
5:実務をしながら営業することが難しい
納期が短い、他の案件もいくつか重なっているなど、時間に余裕がない場合は、どうしても営業活動が疎かになってしまうでしょう。
しかし、営業活動をして仕事を獲得していかなければ、収入が途絶えてしまう恐れがあります。実務と営業の両立が難しく、先行きが不安な状態に陥る方は多いでしょう。
6:条件交渉がうまくできない
フリーランスになると、自分で条件交渉する必要があります。価格や納期、業務の範囲など、交渉が必要なシーンは多いです。
しかし、元々技術者だった場合は、交渉に不慣れな方が多いでしょう。交渉が苦手な場合、自分に有利な内容で契約を交わせず、顧客の言いなりになってしまう可能性もあり、それが不安につながる場合もあるでしょう。
7:最近の技術に追いつけない
最近の技術に追いつけないという不安も、フリーランスが抱える悩みの1つです。仕事を請け負っていく中で、顧客から「新しい技術を取り入れてほしい」と要望が上がることもあるでしょう。
しかし、希望された技術を習得していない場合、その内容は断ることになってしまいます。断ってしまうと、違う技術者に仕事が流れる可能性が出てきます。
また、技術に追いつけなくなってくると、「今後仕事をもらえなくなるのではないか」という不安に悩まされてしまうため、常にアンテナを張り巡らせて、技術進化についていかなければならないという焦りも生じるでしょう。
8:確定申告が大変そう
確定申告が大変なことも、フリーランスの抱える悩みです。会社員であれば、毎月給料から所得税が源泉徴収されるため、自分で確定申告することはありません。
しかし、フリーランスは仕事で得たお金にかかってくる税金の計算を、個人で行う必要が出てきます。確定申告について調べることも多く、経費の計算や帳簿の管理など、苦戦することも多いでしょう。
出典:3 申告の期限・方法|東京都主税局
参照:https://www.tax.metro.tokyo.lg.jp/kazei/kojin_ji.html
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9:社会的な信用が低くなりそうで心配
仕事が安定していない場合、今、利益が多くでていても、未来はどうなっているか見えにくい部分があります。特に、フリーランスとして働いている期間が短ければ、それだけ社会的な信用は低く見られてしまうでしょう。
社会的な信用が低いと、家や車を買おうとしてもローンが組めなかったり、金利が割高になってしまったり、会社によっては取引を断られてしまったりする可能性があります。
このように、フリーランスは収入や仕事が不安定であることから、会社員に比べて社会的な信用が低くなってしまい、不安に思う方もいるでしょう。
10:病気になったら仕事ができない
フリーランスは会社員のように保障がないため、病気になっても簡単に休めない問題があります。自分が業務も担当するフリーランスの場合は、病気で動けなくなってしまっては、何も生み出せなくなります。
病気になったら仕事ができなくなってしまうことも、フリーランスが抱える不安要素といえるでしょう。
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11:自宅で集中できない
フリーランスの場合、仕事もプライベートも自宅という方が多いでしょう。自宅には仕事と関係ないものもあるため、仕事とプライベートの区切りをつけないと、どうしても仕事に集中できない問題が出てきます。
気づいたら寝ていた、テレビを見ていたなど、だらけてしまって仕事がはかどらないのでは、と不安につながる場合もあるでしょう。
12:相談相手がいない
会社に勤務していれば、上司や先輩、同僚がいるため、大抵の場合は相談する相手がいます。しかし、フリーランスは1人で仕事に取り組むため、相談相手がいないケースがほとんどです。
仕事で行き詰まったとき、助けてくれる相手が近くにおらず、何事も自力で乗り越える必要がある場合に孤独を感じ、やがて不安要素になってしまうでしょう。
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フリーランスの不安を減らすコツ
フリーランスの働き方に憧れ、チャレンジしたい気持ちを持ちつつも、不安な気持ちのほうが強くて踏み出せないという方も多いでしょう。
最後に、フリーランスの不安を減らすコツについて紹介します。以下のコツを押さえて、フリーランスという働き方に対しての不安を解消していきましょう。
会社員時代の2倍の収入を目指す
会社員の場合は、勤め続けていれば給料は保証されますが、フリーランスの場合、ずっと同じ報酬を確保できる保証はありません。
急に収入がなくなることも考慮して、少なくとも会社員時代の2倍以上の収入を稼げるようになっておきましょう。
フリーランス向けの保険に入る
納期の遅延や情報漏洩の発生、納品物に欠点があり問題が起きた場合など、フリーランスが損害賠償を請求されるケースは少なくありません。
こうしたリスクに備えて、フリーランス向けの保険に加入しておくことをおすすめします。フリーランス向けの保険には、保険会社大手4社の共同保険の「賠償責任保険」があります。
出典:賠償責任保険|フリーランス協会
参照:https://www.freelance-jp.org/benefits
企業常駐の仕事を探す
高い収入を得やすい企業常駐の仕事を探すことも、フリーランスの不安を減らすコツの1つです。企業常駐の仕事は、自由な働き方とはいかない面も多いですが、一定の期間で仕事の契約を結ぶケースが多いため、収入の見通しを立てやすいでしょう。
限定せず幅広く受注する
1つの案件ばかりに限定せず、幅広く受注することもフリーランスの不安を減らすコツです。
継続的に受注してきた案件が、突然なくなってしまうこともあります。受注できる案件を絶やさないためにも、選り好みしすぎるのは仕事の幅を狭めてしまい危険です。さまざまな案件にも対応できるよう、仕事は限定しすぎず受注していきましょう。
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フリーランスが抱える不安を解消しよう
自分の好きな働き方ができる、自由があるという意味で、フリーランスは魅力的に感じる部分があるでしょう。しかしその反面、仕事が継続できるか、営業での交渉、自己管理が難しい、技術に追いつけなくなる不安など、抱える悩みも多い働き方です。
不安を軽減してフリーランスを続けていくためには、悩みに適した対策が必要になります。フリーランス向けの保険に入ったり、企業常駐の仕事を探したり、本記事で紹介した内容を参考に、フリーランスが抱える不安を解消していきましょう。
この記事の監修
株式会社Miraie
2007年設立のシステム開発会社。首都圏を中心にWeb・IT関連事業、コンサルティングサービス、人材派遣サービスなどを展開。
SES事業や受託開発などを中心にノウハウを蓄積しながら、関連事業へとビジネスの裾野を広げています。
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