転職を考えている人の中には、プログラマーの平均年収や仕事内容に興味がある人も多いでしょう。本記事ではプログラマーの平均年収やシステムエンジニアとの違い、年収を上げる方法などを紹介します。本記事を読んで、転職活動に活かしましょう。
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「プログラマーとシステムエンジニアの違いって何?」
「プログラマーの年収ってどれぐらい?」
「プログラマーが収入を上げるためには何をしたらいい?」
このように未経験からIT業界に転職しようとする人や、プログラマーに転職しようと考えている人の中には、このような疑問を持っている人もいるでしょう。
この記事ではプログラマーとシステムエンジニアとの比較や、プログラマーがより年収を上げるための方法も解説します。この記事を読むことで、今後自分が目指すべきプログラマーとしてのビジョンを描けるでしょう。
また、プログラマーにおすすめのエンジニア向けエージェントも紹介するため、エージェントの利用を考えている人も参考にできます。
これからIT業界への転職を考えている人は、ぜひこの記事を参考にして下さい。
プログラマーとひと口に言っても、その種類はさまざまです。どのようなプログラムを実装するのかによって、プログラマーの種類も異なります。
ここでは、プログラマーの主な種類について紹介していきます。
ゲーム系プログラマーは、ゲーム制作のプログラミングを行うプログラマーです。ディレクターなどが作成した仕様書のとおりにゲームが動作するよう、ゲームの開発を行います。
また仕様のとおりに動くかどうか検証することもゲーム系プログラマーの仕事です。ゲームとひと口に言ってもコンシューマーゲームやオンラインゲーム、ソーシャルゲームなどさまざまな種類があるため、開発するゲームによって求められる知識や技術は異なります。
Webプログラマーは、Webサイトやショッピングサイトなどの構築を行うWeb系に特化したプログラマーです。Webプログラマーの業務としては、TwitterやFacebookなどのSNS内の検索機能やブラウザ検索の絞り込み機能、ECサイトの買い物かごの機能の開発などが挙げられます。
また、Webサイトのテストやデバッグ、保守運用などもWebプログラマーが行います。企業によってもサポートする対象は異なりますが、Web系のプロジェクトで活躍するプログラマーです。
組み込み系プログラマーは、家電などの独立した機器の中に組み込まれているシステムの開発を行うプログラマーです。たとえば、エレベーターのボタンを押すとドアが開閉するシステムなどを開発するのは、組み込み系プログラマーの仕事になります。
通信系プログラマーは、ネットワークシステムの開発を行うプログラマーです。Wi-Fiルーターなどのネットワーク機器や、インターネット回線を使用した通話システムの開発などを行います。
このような通信系の技術はIT業界でも技術革新のスピードが非常に速いため、通信系プログラマーはさまざまな企業から求められています。
オープン系プログラマーは、オープン系システムのアプリケーションの開発を行うプログラマーです。オープン系システムは、WindowsやUNIX、Linuxなどのx86プロセッサで稼働する環境を意味します。
オープン系システムを開発する場合はオープンソースのプログラムや、取り入れたシェルスクリプトをアプリケーション実行環境と組み合わせて開発を行っていきます。
汎用系プログラマーは、大型汎用機に搭載するメインフレームと呼ばれるプログラムの開発を行うプログラマーです。メインフレームは、金融機関や保険会社、政府機関など、大量の個人データを扱う際に欠かせないものです。
メインフレームはクライアントのニーズに合わせた独自開発が求められるため、開発対象によって仕様がまったく異なります。開発言語としてはCOBOLを使用するケースが多いです。
アプリケーションプログラマーは、PCやスマホのアプリケーションの開発に特化したプログラマーです。
たとえば、SNSにはWebブラウザで利用できるものとスマホアプリ版がありますが、Web版はWebプログラマーが開発を行い、スマホアプリ版はアプリケーションプログラマーが担当することになります。
プログラマーおよびシステムエンジニアは、いずれもシステムやアプリケーションの開発に携わる職種です。
ここからは、両者の仕事内容の相違点を解説します。プログラマーとシステムエンジニアの仕事の違いを理解し、自分の目指したい方向を選択しましょう。
プログラマーの仕事は、仕様書に沿ってプログラミングを行うことです。また、システムエンジニアとともに、コーディングしたシステムが想定通り作動するかどうかのテスト作業も行います。
システムを開発するためには、JavaやPHP、C言語、Rubyなどのプログラミング言語を使うプログラマーと、HTMLやCSSを使用してコーディングするコーダーがいます。
システムエンジニアは、クライアントからのヒアリングした要望に沿った仕様書(設計書)の作成、システムのテスト作業などが仕事です。また、システムを納品したあとのアフターフォローも業務の1つです。
システムエンジニアはシステム開発の工程全般に関わりますが、業務の範囲は所属する会社やプロジェクトの規模などによっても異なります。
IT業界が活発な動向を続ける限り、プログラマーには一定の需要が見込まれるでしょう。
ここからは、プログラマーの全国的な平均年収とシステムエンジニアとの年収比較を紹介します。
正社員として働くプログラマーの平均年収は、令和3年の賃金構造基本統計調査によると523万円です。ただし、会社の規模や地域、個人のスキルや年齢によっても正社員のプログラマーの年収は大きく異なります。
出典:プログラマー|厚生労働省
参照:https://shigoto.mhlw.go.jp/User/Occupation/Detail/313
派遣社員として働くプログラマーの場合、平均時給は2,240円ほどとなっています。そのため、月額に換算すると月々の給与は36万円ほど、年収は430万円ほどとなるでしょう。
出典:プログラマーの仕事の年収・時給・給料|求人ボックス
参照:https://xn--pckua2a7gp15o89zb.com/%E3%83%97%E3%83%AD%E3%82%B0%E3%83%A9%E3%83%9E%E3%83%BC%E3%81%AE%E5%B9%B4%E5%8F%8E%E3%83%BB%E6%99%82%E7%B5%A6
フリーランスのプログラマーの平均年収は、600万円程度が相場でしょう。しかし、フリーランスの場合は個人のスキルに寄っても収入が大きく異なるため、扱える言語などによってさらに高額な年収を稼いでいるケースもあるでしょう。
出典:フリーランスエンジニアの年収一覧! | Midworks
参照:https://mid-works.com/columns/freelance-career/freelance-selfemployed/1074204
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厚生労働省がまとめている令和3年の賃金構造基本統計調査によると、プログラマーもシステムエンジニアも平均年収は同じ523万円です。
しかしシステム開発の下流工程を担うプログラマーと違い、システムエンジニアはシステム開発の上流工程を担当することになるため、年収はより高くなる傾向があります。
出典:システムエンジニア(Webサイト開発)|厚生労働省
参照:https://shigoto.mhlw.go.jp/User/Occupation/Detail/314
前述したとおり、プログラマーの平均年収は500万円前後ですが、様々な要因で年収に差が生じ、特にフリーランスになると大きな幅が出ます。
ここからは、プログラマーの年収に影響を与えやすい要素について解説します。
より希少価値の高いスキルや技術を身に付けることで、収入を上げられるでしょう。
基本的にプログラマーなどのIT人材は、資格や学歴などよりも、スキルと経験が転職時に有利に働く傾向にあります。また、実績を積むことで、社内での昇進・昇格などにもつながり、年収もアップするでしょう。
プログラマーの年収においては、雇用形態も重要な要素です。たとえば、フリーランスとして独立すると、自分の納得いく高単価の案件を受注できます。
ただし、フリーランスになっても安定した収入を得られる保証はありません。また、企業に属していれば享受できる福利厚生がないほか、営業活動や会計管理などを自分自身で行う必要があります。
厚生労働省が行った『令和3年賃金構造基本統計調査』の結果によると、企業規模間賃金格差(大企業を100とする)は、男性で中企業87.3、小企業80.8、女性で中企業93.2、小企業86.7となっています。
プログラマーにおいても、企業規模の大きな会社に転職できれば、年収アップが期待できるでしょう。さらに、携わる案件の規模が大きければ、単価が高くなる傾向にあります。
ただし、年収が高くても残業が多いなど収入面以外の待遇が悪い、スキルや実績がなければ大規模案件には携われないといったケースもあるため、注意が必要でしょう。
出典:『令和3年賃金構造基本統計調査』企業規模別にみた賃金|厚生労働省
参照:https://www.mhlw.go.jp/toukei/itiran/roudou/chingin/kouzou/z2021/dl/04.pdf
平均年収500万円前後であるプログラマーが年収1,000万円を達成するのは簡単ではありませんが、やり方によっては不可能でもありません。
能力主義の高い外資系IT企業に勤務したり、フリーランスとして独立したりすると、高いスキルがあれば、他の業種よりも早く収入アップできる見込みがあります。
ただし、どちらも決して平坦な道ではなく、多大な努力が必要でありリスクがあることは覚悟しておく必要があるでしょう。
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ここまで述べたように、プログラマーの年収には幅があり、自分の選択や努力次第で収入を上げられる可能性があります。
ここからは、プログラマーとして年収アップを目指すための方法を紹介します。なお、紹介する方法はフリーランスとして働く場合にも共通している内容となっていますので、参考にしてください。
プログラマーが携わるシステム開発は、多くの技術者が関わりチームで作り上げていきます。そのため、円滑にプロジェクトを進行していくには、他の技術者とのコミュニケーションは不可欠です。
コミュニケーション能力が長けていれば、より早くマネジメントする立場に昇進・昇格でき、年収アップも期待できるでしょう。また、フリーランスにおいては、収入を上げるために単価交渉も必要になるでしょう。
プログラミングはひとりパソコンに向かって黙々と作業をしているイメージを持たれがちですが、実際のプログラマーはコミュニケーション能力によって収入に差が出る職種と言えます。
これまでの実績によって転職活動が有利に進むだけでなく、フリーランスの場合は受注できる案件の幅が広がるなど、より高単価な案件を選べるでしょう。
また、豊富な実績は、案件を依頼する企業側、もしくは転職する企業側に信頼を与える材料になるでしょう。
特に、システム開発の上流工程をこなせるスキルを身に付けることで、年収アップや他のプログラマーとの差別化が図れるでしょう。
システム開発における上流工程とは、クライアントの要求をまとめて分析しシステム設計をする工程のことです。一方、下流工程とは、上流工程で作成された仕様書に沿ってプログラミングやテスト作業を行う工程です。
一般的に上流工程は下流工程よりも年収が高い傾向にあります。また、今後システムエンジニアにスキルアップし収入を上げたいと考えている場合は、上流工程の経験が役立つでしょう。
プログラミング言語には、時流に沿ったトレンドがあります。トレンドを掴み、需要の多い、もしくは今後需要が高まると見込まれるプログラミング言語に関するスキルを身に付けることで、収入アップが期待できるでしょう。
特に、現在ではAI開発で利用されている言語である「R」や「Python」など、もしくはWebサービス開発や社内の基幹システムの開発に使われる「Perl」などの需要が高まっています。
プログラマーもITエンジニアの職種として、今後需要が高まるであろう分野の新技術の情報を取り入れ、活用することが大切です。そして、求められる分野にキャリアチェンジすることで収入を上げられるでしょう。
なお、最近ではIT業界もニューノーマルが求められ、企業のDX化が求められています。さらに、人間の活動を元にしたIoBやトータルエクスペリエンスなどの新たな技術が活発になると予測されています。
需要のある分野にキャリアチェンジすることも、年収アップに効果的です。プログラマーの中には、AIやIoTなど先端分野の開発に携わっているプログラマーも存在しています。
このようなトレンドの分野は今後も成長していくことが予想されており、これらの開発に携わるプログラマーの需要も高いです。需要の高い分野はそれだけ年収も高くなるため、需要の高い分野へのキャリアチェンジは年収アップに有効だと言えるでしょう。
大手企業はそれだけ年収も高くなる傾向があります。そのため、大手IT企業に転職することは、プログラマーとして年収を上げることに繋がるでしょう。
業績が良い大手のIT企業の中には、人材不足を解消するために年収を高く設定しているケースがあります。ただし、このような企業ではPythonやScalaなどトレンドの言語を扱える人材を求めているケースがあるため、希少性の高い言語を習得しておくことが大切です。
英語ができる場合は、海外の大手IT企業への転職に挑戦するのも良いでしょう。たとえば、「Google」や「Amazon」、「Facebook」、「Apple」といった巨大IT企業に転職できれば、高年収のプログラマーになることが可能です。
このような企業への転職は並大抵の努力では難しいですが、転職に成功すれば年収1,000万円を目指すことも十分可能です。
会社員プログラマーではなく、フリーランスとして独立することで年収の高いプログラマーを目指すことが可能です。フリーランスの場合は会社の賃金形態の影響を受けることがなく、報酬をすべて自身の収入にすることが可能です。
そのため、同じスキルであれば会社員プログラマーよりもフリーランスプログラマーの方が年収が高くなるケースも多いでしょう。
また、フリーランスの場合は自分で案件を選べるため、案件を掛け持ちするなど工夫することで年収1,000万円を目指せます。
未経験からプログラマーを目指す場合、プログラミングのスキルを身に付けることが必須です。
スキルを身に付ける方法としては、プログラミングスクールを活用する、独学でプログラミングを学ぶなどの方法があります。
フリーランスのプログラマーとして活動する場合、エージェントを利用するのがおすすめです。ここでは最後に、プログラマーにおすすめのエンジニア向けエージェントを紹介していきます。
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プログラマーが年収を上げるためには、スキルアップやコミュニケーション能力を高める、実績を積むなど、自分自身の努力も必要となります。また、雇用形態や会社の規模などによっても、収入は異なるでしょう。
この記事を参考にプログラマーの平均的な年収を把握し、将来を見据えた転職活動をしましょう。
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2022/04/28
2023/04/17