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ネットワークエンジニアはやめとけという意見を知り、理由について知りたい方もいるのではないでしょうか。本記事では、その理由やネットワークエンジニアとして働くメリット、フリーランスが案件を見つける方法などを紹介します。
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目次
「ネットワークエンジニアはやめとけという情報をネットで見たけれど、その理由はなぜ?」
「ネットワークエンジニアとして働くことにはメリットはある?」
「ネットワークエンジニアにはどんな人が向いている?」
ネットワークエンジニアはITが普及した世の中で社会的な基盤を支える重要な役割を果たしています。そのためネットワークエンジニアをキャリアパスとして検討している方もいらっしゃると思いますが、気になってしまうのが「やめとけ」といったネガティブな意見ではないでしょうか。
確かにネットワークエンジニアという仕事には大変なところもありますが、それと同時に十分なメリットもある職種です。重要なのは、なぜ「やめとけ」といわれるのか理由を知り、自分にとってメリットとどちらが大きいかを考えることです。
本記事ではネットワークエンジニアはやめとけと言われる理由や、ネットワークエンジニアとして働くメリットについて解説します。本記事を読むことで、ネットワークエンジニアはやめとけと言われる理由を知り、キャリアの検討材料としていただけます。
ネットワークエンジニアを目指している人は、ぜひ参考にしてみてください。
ネットワークエンジニアはやめとけという意見をインターネットなどで目にして、不安を感じる人もいるでしょう。
ここでは、ネットワークエンジニアはやめとけと言われる理由について紹介していきます。
ネットワークエンジニアは給与が高いと思われがちですが、ネットワークエンジニアになりたての頃は年収が低い傾向にあります。
未経験からネットワークエンジニアになった場合、スキルと経験を身につけてエンジニアとしての市場価値を高めなければ給料は上がらない可能性があります。
最初から高収入を期待することはできないため、楽をして稼ぎたいという人には向いていないと言えるでしょう。
ネットワークエンジニアはネットワークの運用監視業務など、ポジションによって夜勤があります。このような勤務形態について、きついと感じる人もいるでしょう。
夜勤には夜勤だけで働くパターンと、週替わりで日勤と夜勤が入れ替わるパターンなどさまざまなパターンがあります。
ネットワークエンジニアの仕事そのものの辛さというよりも、夜勤の辛さを理解しておくことが必要です。
クラウドサービスの普及が進み、ネットワークを構築する際にクラウドを使うケースも増えています。
そのため、ネットワークエンジニアにはオンプレミスだけでなく、クラウドを利用してネットワークを構築するスキルも求められるでしょう。
クラウド上でのネットワーク構築はオンプレミスと比較して簡単に行える場合もあります。一方で、プログラムにより仮想化したスイッチなどを利用する場合もあり、従来のネットワークエンジニアには求められなかったスキルも必要となるケースもでてきています。
つまり、ネットワークエンジニアに求められるスキルの幅が広がっており、習得が大変なためやめとけという意見に繋がっています。
ネットワークの運用や保守業務ではトラブル対応も重要な仕事です。ネットワークでのトラブルは組織全体に影響が出る場合なども多く、緊急度が高い傾向にあります。
したがって、トラブルが発生すれば深夜などでも対応が求められるケースもあります。また、難易度の高いトラブルの発生により苦しむことも考えられるでしょう。
肉体的、精神的に辛いトラブル対応もしなければならないというのも、ネットワークエンジニアはやめとけと言われる理由の1つになっています。
前述の緊急のトラブル対応は、時間やエンジニアがどこにいるかを問わずに発生します。ネットワークに障害が起こると時間外でも対応が求められるため、ネットワークエンジニアは夜間や休日でも業務が発生する場合があります。
ネットワークで障害が発生した場合には、バックアップの経路に切り替えて停止を防ぐ仕組みを取り入れている場合が多いですが、想定外の事態はいつ起こるかわからないものです。また、メンテナンス作業ではネットワークが停止するタイミングで行うため、通常の業務が休みの土日祝などに実施するケースも珍しくありません。
休日や深夜の作業が発生した場合には、代休をとって休むことが一般的ですが、通常のカレンダー通りの勤務ができないこともやめとけと言われる理由の一つになっています。
ネットワークエンジニアはスキルアップとして関連する資格を取得することを会社から求められるケースも珍しくありません。ネットワークエンジニアの資格としてはCCNAやCCNP、ネットワークスペシャリストなどが代表的です。
資格の中には取得の難易度が高いものもあり、取得に向けた学習が就業時間外に必要なケースもあります。独学で難しい場合にはスクールに通う必要も出てくるでしょう。
このように資格を取得のための学習がハードなことも、ネットワークエンジニアはやめとけと言われる理由の1つと言えるでしょう。
7:業務によってはスキルが身につかない
ネットワークエンジニアの仕事は、業務によってはスキルが身につかない場合もあり、辛いと感じることがあります。
ネットワーク運用監視などでは、企業独自のツールを使用して対応することが多いため、汎用的なスキルを身につけにくいです。
それに加えて業務そのものが属人的であることが多いため、業務を通じてネットワークエンジニアとしてのスキルアップは難しいでしょう。
ネットワークエンジニアもコンピューターだけに向かって仕事をしているわけではなく、ともに仕事をするメンバーやクライアントなどが存在します。また、組織によっては、正社員だけでなく契約社員や派遣社員、アルバイトなどさまざまな雇用形態の人が働いています。
周囲との協力が必要なため、周りへの気遣いも必要です。このように、人間関係に気を遣うことが辛いと感じる人もいるでしょう。
ネットワークエンジニアやサーバーエンジニアなどのエンジニア職種について、クラウドの普及により需要がなくなるという言説を目にした方もいらっしゃるかもしれません。
クラウドサービス上へのインフラ構築では自動化や効率化を実現でき、いずれ従来のネットワークやサーバーの必要性が下がってしまうというものです。そしてその延長で、ネットワークエンジニアはやめとけという意見につながってしまうようです。
確かにクラウド上へのネットワーク構築ができる人材への需要が高まっていることは事実です。また、場合によってはこれらの仕事はネットワークエンジニアではなくクラウドエンジニアが行うとする場合もあります。
しかし、実際にはクラウド上へのネットワーク構築についても、従来のネットワーク構築に仮想化などの技術要素を加えて実現するものです。したがって、ネットワークエンジニアはクラウド分野にも知識を持つことで、クラウドによって仕事がなくなることは避けることが可能といえます。
エンジニアは勉強すれば自分に返ってくる仕事であるため、勉強熱心な人はネットワークエンジニアに向いています。
勉強した成果が現れるまでには時間がかかるため、ネットワークエンジニアになりたての頃はすぐに成果として現れないでしょう。
しかし、そのような状況でも学習を継続できる人は、ネットワークエンジニアとしての適性があると言えます。
その他にもネットワークエンジニアに向く人の特徴として下記が挙げられます。
ネットワークエンジニアの業務は不規則になりがちで、時には夜間の作業が入ることもあります。そのため、夜間作業があっても大丈夫な人はネットワークエンジニアに向いていると言えるでしょう。
夜間の作業では人も少なく、このようなときにトラブルが発生するとストレスも大きくなるため、体力メンタル共に強い人の方が向いているでしょう。
ネットワークエンジニアの仕事の中には地味な作業も多いです。基本的に運用保守の仕事はルーティンワークであるため、毎日同じ作業の繰り返しになります。
そのため、同じようなルーティングワークでもコツコツとこなせる人は、ネットワークエンジニアに向いていると言えるでしょう。
IT業界では日々新しい情報や技術が生まれているため、ネットワークエンジニアとして第一線で仕事をするためには知識のアップデートが必須です。
そのため、ITやネットワークに関連した資格取得などの学習に自主的に取り組める人は、ネットワークエンジニアに向いていると言えるでしょう。
ネットワークエンジニアには「やめとけ」といわれるネガティブな部分があることを説明しましたが、ネットワークエンジニアとして働くことにはメリットもあります。
ここでは、ネットワークエンジニアとして働くメリットについて紹介します。
ネットワークエンジニアの求人は監視業務など担当業務によっては必要とされるスキルが低く、未経験でも入社しやすいというメリットがあります。
ネットワークエンジニアの仕事内容には、要件定義や設計、構築といった高いスキルや経験が必要なものもありますが、運用保守や監視業務ならば未経験でも挑戦することができるでしょう。
IT未経験からでもエンジニアになりやすいのが、ネットワークエンジニアのメリットです。
ネットワークエンジニアの仕事は、システムが安定している状況ではルーティンワークが多いため、業務の要領をつかみやすいというメリットがあります。
ネットワークの監視や保守業務はシステムが安定していれば定期的なアラートチェックなどが中心です。運用業務もシステムが安定していてユーザーの業務に変更がなければ社内のルーティンワークや待機状態であることが多いでしょう。
設計や構築においては、ネットワーク環境が異なってもベースとなる技術の設計は同じです。一通り経験すれば業務の要領をつかみやすいため、効率的に仕事ができることがメリットと言えます。
ネットワークエンジニアはやめとけと言われる理由の1つとして夜勤があることを挙げましたが、夜勤があることにはデメリットだけでなくメリットもあります。
午後10時から翌朝午前5時までの夜勤を行った場合、労働基準法により深夜割増賃金が定められており、通常の賃金の25%アップで支払われますが、会社によってはさらに夜勤手当がつく場合もあります。
通常勤務と比べて給与の割り増しがあることが、メリットと言えるでしょう。休日出勤なども同様です。
出典:法定労働時間と割増賃金について教えてください。|厚生労働省
高価な機器を実装するスキルを身につけることができるのも、ネットワークエンジニアのメリットです。
ファイアウォールやロードバランサーなどアプリケーションの通信制御に関するネットワーク機器の実装スキルを有していれば、希少価値が高いためエンジニアとしての収入アップも期待できるでしょう。
エンジニアとしてステップアップするためにも、上位のネットワーク機器を実装するスキルが身につけられるような仕事を選びましょう。
ネットワークエンジニアは、スキルや資格を取得することで収入を上げやすいのもメリットです。
ネットワークエンジニアの主な資格としてCCNAやCCNP、ネットワークスペシャリストなどがありますが、希少価値が高い資格を取得すればより手当が多くなり、収入を上げることができます。
資格を取得していれば、転職して年収アップを狙う際にも有利になるでしょう。
ネットワークエンジニアは自分の経験やスキルによって年収を高められ、スキルがあれば転職や独立がしやすいというのもメリットです。
自分のスキルや経験でどれくらい稼げるかがある程度分かるため、転職で年収を上げやすいでしょう。
また、独立してフリーランスのネットワークエンジニアになる方が月額単価が高いことが多く、独立もしやすいです。
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ネットワークの5G化、6G化が進む中、ネットワークエンジニアの需要は高まっています。また、今やネットワークはインフラとして安定した需要が見込まれます。
そのため、需要が高く将来性があるという点も、ネットワークエンジニアのメリットと言うことができるでしょう。
しかし、単純作業などはAIに置き換わる可能性が高いため、スキルを身につけ上流工程の仕事ができるようにすることが大切です。
ネットワークエンジニアの仕事の中でも、特に管理や保守などの業務は定期的に機器をチェックするようなルーティンワークとなります。運用に関しても、システムが問題なく動いていれば定期業務などを行うだけです。
そのため、一通りの業務を経験して要領を得れば、ネットワークエンジニアの業務は初心者からでも難しくはありません。
ネットワークエンジニアとして働くことで、社会の様々な仕組みを支えているネットワークの基盤作りに携わることができます。そのため、社会を支える重要な役割を担っていることにやりがいを感じられるでしょう。
ネットワークエンジニアには需要が存在しており、フリーランスのエンジニアを求める企業も珍しくありません。ネットワークエンジニアの中にはフリーランスとして働くエンジニアも一定数存在しています。
会社や組織に所属しているネットワークエンジニアがこれからフリーランスになることを検討している場合、気になるのはフリーランスはどのように仕事を探しているかでしょう。個人でフリーランスのネットワークエンジニアを求める企業を探すのは難しいです。
以下では、フリーランスエンジニアを求めるフリーランス案件について、探し方、案件例を紹介します。
フリーランス向けの案件を探す方法は複数存在します。代表的な方法としてはエージェントの利用、クラウドソーシングサービスの利用が挙げられます。
クラウドソーシングサービスで案件を探す場合、案件の数は豊富ですが規模や内容は案件ごとに大きく異なり、安定してスキルに見合った収入を得ることは簡単ではありません。スキルのあるネットワークエンジニアが安定して高い収入を得るための方法としておすすめなのが、フリーランス向けのエージェントや案件検索サイトの利用です。
フリーランス向けエージェントは、フリーランスエンジニアにかわりエージェントが適した案件を紹介してくれるサービスです。フリーランスのスキル、希望にあわせた案件を効率的に探す方法となります。
フリーランス向けの案件の中には年齢制限などが存在する場合もありますが、ミドル・シニアのエンジニアに向けては「40代からのフリーランスエンジニア向け・案件検索サイト【SEES】」の利用がとくにおすすめです。年齢不問の案件が集められており、ミドル・シニアエンジニアの豊富な経験を活かせる案件を見つけやすい特徴があります。
40代からのフリーランスエンジニア向け・案件検索サイト【SEES】にて公開中の情報より、ネットワーク設計・構築に関する案件例を紹介します。
・大手スーパーマーケットNWエンジニア募集の案件
・ネットワークインテグレーション案件の設計・構築業務の案件
・エンドポイントセキュリティ構築案件の構築メンバーの案件
求められるスキルや経験は比較的高いですが、単価も高い案件が多く見られ、スキルのあるネットワークエンジニアには多くの活躍の場があるといえます。
SEESでネットワーク構築の案件を探す
40代からのフリーランスエンジニア向け・案件検索サイト【SEES】にて公開中の情報より、ネットワーク運用に関する案件例を紹介します。
・NW運用リーダー 募集の案件
・基幹LANネットワーク運用の案件
・NW、サーバ運用保守案件
運用を主とした案件では比較的求められるスキルが低い場合もあります。キャリアを積みたいエンジニアにとってはチャンスがあるといえるでしょう。
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ネットワークは24時間365日安定的に利用できることが前提であるため、ネットワークエンジニアの仕事には夜間業務がつきものです。ネットワークエンジニアとして働くのであれば、夜間業務とうまく付き合っていくことが重要になるでしょう。
ここでは夜間業務の心得を紹介していきます。
夜間業務では睡魔との戦いになるため、事前に仮眠を取ることが大切です。しかし仮眠の取り過ぎで体内時計が狂う可能性もあるため、注意が必要になります。
また、夜間業務では仮眠を取る時間も設けられているため、1時間程度の仮眠を取ってうまく疲労回復を行うことも大切です。
絶対にトラブルが発生しないネットワークは存在しません。そのため、実際にネットワークに障害が発生した場合には、迅速な対応ができるように準備しておくことが大切です。
ここでは夜間業務の中でも障害対応への心得について解説していきます。
障害発生時にはスピーディな対応が必要になります。特に関係各所への連絡は急いで行う必要があるため、事前に障害発生時に連絡すべき部署を把握しておき、コミュニケーションがとれるようにしておきましょう。
障害発生時の連絡は、電話やメール、チャットツールなどを利用することになります。ときには、これまで使ったことがないコミュニケーションツールを使わなければいけないこともあるでしょう。
そのため、いざというときに確実に連絡ができるように、事前にコミュニケーションツールを使いこなせるようになっておきましょう。
障害発生時に対応を行うためには、正常な動作を行っているときのシステムを理解しておく必要があります。たとえば、機器が物理的にどこへ繋がっているのか、どのアプリケーションが通信しているのかなど、現場のシステムを把握しておくようにしましょう。
ネットワークエンジニアの仕事は、システム設計から保守や運用まで幅広く存在します。業務領域を広げたい場合には、求められるスキルも高くなります。
ここでは、ネットワークエンジニアが今後も活躍をつづけるために身につけておきたい5つのスキルについて説明します。
ネットワークとサーバーは繋がっており、それぞれが単体で独立して考えるのは難しい関係です。運用で障害が発生した場合にはサーバーの確認が必要になります。また、構築でも通信制御ではサーバーの通信の流れを理解しておくことが必要です。
ネットワークエンジニアがサーバーを構築するケースはめったにありませんが、サーバーエンジニアとしてのスキルを持っていれば、市場価値を高めることができます。
そのため、サーバーエンジニアとしてのスキルを身につけておくことがキャリア構築に役立ちます。
クラウドファーストの企業が増加しているため、ネットワークエンジニアにはクラウドに関するスキルは必須です。クラウドについての知識を持ち、クラウドサービス上にネットワークが構築ができるスキルは身につけておきましょう。
また、多くの企業で使われているAWSやAzure、GCPといった各クラウドベンダーの提供する機能についても理解しておくことが必要です。
日々新しい技術が開発される近年、ネットワークの通信環境は複雑になってきています。
ネットワークの通信環境が複雑化する中、ネットワーク機器を制御するアプリケーションが実装できるスキルを持ったネットワークエンジニアはとても重宝されるでしょう。特にセキュリティという観点からアプリケーションの通信制御に関する部分を考慮できれば活躍の場は広がります。
プログラミングスキルを習得すれば定型業務を自動化することができ、業務のパフォーマンスを上げることができます。
定型業務を自動化できれば、時間が節約でき、空いた時間を他の業務に当てることが可能です。定型業務を自動化できるプログラミングスキルは、ネットワークエンジニアだけでなく、どのような職種であっても役立つでしょう。
業務を効率化してパフォーマンスを上げるためにも、プログラミングスキルは身につけておきたいスキルと言えます。
ネットワークエンジニアがキャリアアップするためには、プロジェクトでのマネジメントスキルを身につけることが大切です。プロジェクトのマネジメントスキルを身につけることができれば、プロジェクトマネージャーへのキャリアアップの道が開けます。
インフラやネットワークの構築においても、大規模になるほどチームでの業務が必須となり、そこで大きな成果を出すにはプロジェクトマネジメントのスキルが求められます。
プロジェクトマネージャーはネットワーク関連のほか、アプリケーション開発などの幅広い分野で活躍することが可能です。
ネットワークエンジニアの業務では、専門性の高い知識やスキルが求められる場合も多いです。これらの知識やスキルを習得するための学習として、関連した資格を取得するのがおすすめです。知識の体系的な習得ができ、就職や転職などのシーンでも役立つことが期待できるでしょう。
ここでは、ネットワークエンジニアにおすすめしたい資格を紹介します。
CCNAは、ネットワークエンジニアを目指す上で取得しておきたいネットワーク系の資格です。シスコシステムズ社が主催しているシスコ技術者認定の1つで、シスコ社製品およびネットワークに関する基礎知識について問われるアソシエイトレベルの資格となっています。
上位の資格にはCCNPなどがあるため、スキルアップしながら段階的に取得を目指すとよいです。
出典:CCNA - Training & Certifications - Cisco
LPICはLinux技術者としてのスキルを認定する試験です。LinuxはサーバーOSとして広く利用されており、LPICを取得することでネットワークエンジニアに求められるLinuxの知識を保有していることを証明できます。
LPIC-1からLPIC-3の各分野までの試験が提供されています。
出典:LPIC-1 - Linux Professional Institute (LPI)
AWS Certified Advanced Networking - SpecialtyはクラウドサービスAWSに対するネットワークアーキテクチャの設計と維持に関する知識を認定する資格です。クラウドサービスの中でも人気の高いAWSに関する資格のため、ネットワークエンジニアにとっては広く活用できることが期待できます。
出典:AWS Certified Advanced Networking - Specialty 認定 | AWS 認定 | AWS
Professional Cloud Network EngineerはGoogle Cloudにおけるネットワークインフラの設計、構築、管理などを担当するエンジニアの知識とスキルを認定する資格です。ネットワークエンジニアとして3年以上、Google Cloudを用いた業務経験1年以上が推奨されます。
出典:Professional Cloud Network Engineer Certification | Learn | Google Cloud
Microsoft Certified: Azure Network Engineer AssociateはMicrosoft社が提供するクラウドサービス「Azure」におけるネットワークインフラ、負荷分散トラフィック、ルーティングなどを行うエンジニア向けの資格です。Azure試験の中でも中級とされており、取得後は定期的な更新が必要です。
出典:Microsoft Certified: Azure Network Engineer Associate - Certifications | Microsoft Learn
ネットワークエンジニアにとって、スキルアップをするのと並行して収入の向上を図ることも重要です。
選択する仕事によりスキル、収入は変わってきます。ネットワークエンジニアとしての市場価値が上がらずに、給与も上がらないという状況を避けるためにも、ポイントを押さえた仕事選びをしましょう。
ここでは、ネットワークエンジニアが仕事を選ぶときのポイントについて解説します。
アプリケーションの通信制御に関するネットワーク機器など、高度な機器の実装ができるネットワークエンジニアは希少価値が高く需要も高いです。
近年のリモートワークの増加により、ネットワークのセキュリティを高めることも重視されており、さらに需要が増えることが想定される分野です。そのため、高度な機器の実装が経験できる仕事を選ぶことが一つのポイントに挙げられます。
また、クラウドを利用する企業の増加により、クラウドを扱うスキルがネットワークエンジニアにも求められるようになっています。収入を上げるためにはクラウドのスキルは必須と言えます。
クラウドの中でもシェアが高いAWS、Google Cloud、Azureなどに関連する認定資格を勉強しつつ、クラウドの実務経験ができる仕事を選びましょう。
仕事を選ぶ際には、設計や構築といった上流工程の仕事を目指してステップアップしましょう。運用業務を行うネットワークエンジニアと比較して、設計や構築を行うネットワークエンジニアは設計や設定の量が多く、より高いスキルが必要とされるため、仕事の単価も高くなる傾向があります。
運用や監視業務から設計、構築の上流工程の仕事へステップアップするための方法としては、運用や監視業務で経験を積むことやCCNPなどの資格の取得が有効です。
二次請けや三次請けになると設計や構築ができるネットワークエンジニアでも給与が低い傾向があります。したがって、なるべく直請けの仕事を選ぶようにしましょう。
直請けの仕事をして収入アップを狙うエンジニアは多く、競争率は高いです。そのため、自分が他のエンジニアより優秀であることをアピールできる経験やスキルが求められます。
直請けの仕事を獲得して給与アップを狙うために、スキルアップを目指して努力を積み重ねることが大切と言えるでしょう。
未経験からネットワークエンジニアを目指している場合、知識とスキルの習得が必要です。このような場合、ネットワークエンジニアになるための学習にはスクールを利用するのがおすすめです。
ここでは最後に、スクールをおすすめする理由について解説していきます。
ITに関する学習では、技術的な課題が発生した場合に解決方法がわからず挫折するパターンがよく見られます。特に独学の場合は、手詰まりになってしまうと打開策がみつけづらいです。
スクールでの学習では講師やメンターによるサポートが受けられる点が大きな魅力です。問題が起きた場合には相談してアドバイスを受けることができ、学習の躓きを避けることができるでしょう。
スクールの中には、スキルの習得だけでなく転職などのサポートを受けられるスクールも存在しています。そのため、卒業後はスムーズにネットワークエンジニアへ転職できるでしょう。
プログラミングスクールの中にはオンラインで完結するスクールも多いです。そのため、通学できる距離にスクールがない人や、忙しい人でも自宅にいながら学習を進められるでしょう。
ネットワークエンジニアについて、「やめとけ」といわれる理由などよくある質問と回答を紹介します。ネットワークエンジニアには、働くうえでのメリットもありフリーランスとして活躍するエンジニアも多いです。キャリアパスとして検討する方は、ぜひ参考にしてください。
ネットワークエンジニアがやめとけと言われる理由として、本記事では下記の理由を挙げています。
詳しく知りたい方は、本文内も参照してみてください。
ネットワークエンジニアとして働くメリットには、下記があげられます。
詳しく知りたい方は、本文内も参照してみてください。
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ネットワークエンジニアはやめとけと言われる理由などについて解説しました。たしかにネットワークエンジニアには大変な部分がありますが、未経験からでもなりやすいこと、転職や独立がしやすいなど、さまざまなメリットもあります。
この記事で紹介した内容を参考に、ネットワークエンジニアはやめとけと言われる理由や、メリットを知り、ネットワークエンジニアの仕事について理解を深めましょう。
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監修者インフォメーション
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