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フリーランスという働き方は、自由な一方で、会社員とは異なる大きなリスクをともないます。リスクの面を理解しないまま働き続ければ、万が一のことが起きた際に対処できず、生活が立ち行かなくなるかもしれません。本記事では、フリーランスのリスクについて、事業面と生活面の観点から対策とあわせて解説します。
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目次
フリーランスは、仕事量や内容などを自分で決められる自由度の高い働き方です。一方で、収入の不安定さや営業活動の大変さなど、会社員にはない多くのリスクが存在します。
フリーランスの持つリスクを理解しないまま独立すれば、不規則な生活で体調を崩して働けず、報酬の減少によって生活が厳しくなるかもしれません。また、働き方が自身に合わず、会社員の頃よりも多くのストレスを抱えてしまう可能性もあります。
このような事態を避けるためにも、独立前からフリーランスのリスクを把握し、それぞれのリスクに対して適切な対策を講じてから独立することが大切です。
本記事では、フリーランスのリスクを「事業面」と「生活面」の2つに分類し、それぞれの対策とあわせて解説します。
フリーランスは働き方の自由度が高く、自分の裁量で業務を選べる一方で、会社員に比べて収入の安定性やケガや病気で働けない際の収入の補償に乏しい側面があります。
準備不足のまま安易に独立を選ぶことで、案件の終了で収入が途絶えたり、生活リズムの乱れで体調を崩したりすることが原因で、生活基盤が不安定になるおそれもあるでしょう。
このようなことから、会社員がフリーランスを目指す際は、リスクが大きくなりやすい原因を理解しておき、万が一への対策を講じる必要があります。
ここでは、フリーランスが会社員よりもリスクが大きくなりやすい理由を解説します。
会社員は、基本的に決められた給与が毎月雇用先から振り込まれるため、月々の収入は大きく変わらない傾向があります。雇用先の業績悪化や人事異動などの状況によって、収入が変化するリスクはあるものの、基本的に給与が途絶えるリスクは少なめといえるでしょう。
一方で、フリーランスは案件ごとの契約となるため、毎月収入が変動することも多く、月によっては生活費が確保できないリスクも否定できません。急に案件が停止することで、月によっては収入がゼロになる可能性もありえます。
会社員は、企業が健康保険や厚生年金の手続きを済ませてくれるうえ、育休・介護休暇・傷病手当金など、万が一のときの社会保障制度も整っています。労災保険や雇用保険などの保険制度にも加入しており、失職やケガによって収入が減少した場合にも給付金が支給されます。
対してフリーランスは、国民健康保険と国民年金への加入手続きを自身でおこなわなければなりません。また、労災や雇用保険も原則対象外のため、ケガや病気で収入が途絶えた際は自身の貯蓄で生活する必要があります。
会社員は、業務時間や仕事内容、勤務場所などが契約段階で定められています。自分の裁量で動ける場面は限られますが、その分働き方に迷うことが少なく、一定のペースで仕事を進められるでしょう。
一方で、フリーランスは仕事の内容や稼働時間、働く場所のすべてが自分で決められます。そのため、仕事とプライベートのスケジュールをしっかり管理しなければ、生活リズムが崩れたり、納期を守れなかったりするリスクにつながります。
事業面のリスクを理解しておかなければ、仕事の時間をきちんと確保しないことで収入が途絶えてしまい、生活自体が立ち行かなくなるおそれがあります。
このような事態を防ぐためにも、フリーランスが働き続ける際に、どのようなリスクが起きるのかを理解しておき、対策を考えておくことが大切です。
ここでは、フリーランスが直面しやすい事業面でのリスクを7つ解説します。
フリーランスが仕事をする際は、一般的に業務委託契約となります。そのため、継続的な雇用関係がなく、案件が途切れた際は収入が不安定になるリスクが否定できません。
とくに、フリーランスとして独立したばかりのタイミングは、安定して案件を得られない可能性もあります。なかには、繁忙期と閑散期がある業種も存在し、年間を通しての収支予測が難しくなります。
こうしたリスクに対応するには、「複数の案件を同時に進める」や「継続契約を獲得する」、「ストック型収入を作る」などの対策が欠かせません。また、半年分の生活費を常に確保しておくことで、案件が途絶えた際も焦らずに済み、不安の軽減につながります。
事務作業や経理作業は、会社員であれば総務や経理担当者が対応してくれる場合が多いです。一方で、フリーランスは事務作業や経理作業もすべてひとりでおこなわなければなりません。
たとえば、請求書の作成や支払いの管理、帳簿の記録、確定申告など、多くの事務作業が、通常業務と同時に発生します。事務作業や経理作業が増えれば、本業に割ける時間が削られてしまうことも少なくありません。
このような負担を減らすには、クラウド会計ソフトの導入や税理士との契約などの工夫が必要です。自身が対応する作業の負担をなるべく減らせれば、本業に割く時間も増え、収入アップにもつながるでしょう。
フリーランスは、稼働時間や業務内容のすべてを自己の裁量で決められます。だからこそ、プライベートの時間を優先したり、だらけてしまったりしないよう、自己管理が欠かせません。
自己管理ができずに作業時間を確保しなければ、納期ギリギリで慌ててしまい、休憩なしで働きすぎる状況につながります。その結果で仕事の質が落ちれば、クライアントからの信頼を失う可能性もあるでしょう。
このような事態を避けるためにも、日々のタスクを明確にして、時間を有効的に使うことが大切です。自己管理をしやすくするためにも、タスク管理ツールやカレンダーアプリなどを活用し、業務と生活の切り替えを意識した行動を習慣づけましょう。
会社員の場合、営業活動は専門の社員がおり、技術職の場合は自身で仕事を探す必要はありません。一方で、フリーランスは案件が自動的に舞い込むとは限らないため、営業活動が必要です。
営業活動では、クライアントに自分の必要性を理解してもらえるよう、スキルや経験を正しく伝える必要があります。そのために、ポートフォリオを作成したり、SNSで発信したりする努力も欠かせません。
案件はすぐに決まるとは限らないため、継続的に営業活動をおこない、仕事を探す必要があるでしょう。
IT業界やコンサルティング業界など、フリーランスの働く分野では、技術や知識の進化がめざましいものも多くあります。このような理由から、フリーランスは業界ごとの最新技術やトレンドを自ら学び続ける努力が欠かせません。
新しい知識や技術を身に付けられなければ、次第に自身のスキルが時代遅れとなってしまい、クライアントから求められにくくなる可能性があります。
このような事態を避けるためにも、現在のスキルに満足せず、業界のニュースを定期的にチェックして、知識をアップデートしましょう。セミナーやオンライン講座も活用することで、最新のスキルを身に付けやすくなります。
会社員の場合、リモートワークであっても上司や同僚などに、仕事やキャリアについて相談できる環境が整っています。
一方、フリーランスは個人で活動しており、仕事や将来について悩んだときに相談できる相手がいない場合が多いです。相談できる相手がいなければ、孤独を感じてしまい、モチベーションの低下にもつながりかねません。
このようなリスクを防ぐためには、オンラインコミュニティや勉強会などで同業者とつながりを持つことが大切です。同業者の知り合いができることで、仕事や将来の悩みを同じ目線の人に相談できます。
フリーランスは、企業や個人事業主と業務委託契約を交わして仕事を進めることが多いため、契約内容の理解や報酬交渉が重要になります。
契約書の読み方や困ったときの対応方法を知らないまま進めてしまうと、不利な条件での契約や報酬の未払いなどのトラブルに巻き込まれる可能性も否定できません。
こうしたリスクを減らすには、基本的な契約書の読み方を理解しておくことが大切です。そのうえで、必要であれば弁護士や専門家に相談できる体制を整えておけば、自分ではわからない法律上の不安も解決できるでしょう。
フリーランスとしての働き方は、プライベートの時間を増やせるメリットが大きい一方で、生活面でのリスクも存在します。
たとえば、社会的信用の低さが原因で気軽に引っ越せない可能性や、生活リズムが崩れてしまい、体調を崩してしまうことが考えられます。
このような事態を避けるためにも、生活面で起こりえるリスクを把握しておき、適切な対策を考えなければなりません。
ここでは、生活面でのフリーランスに起こりえるリスクを解説します。
フリーランスの収入は月によって異なるため、収入が安定しないと判断され、金融機関や不動産業者から社会的信用が低く見られやすい傾向があります。
とくに、フリーランスになったばかりの頃は、収入の安定性を伝える書類がないため、希望の条件でローンの申請や賃貸物件の契約は難しい場合も多いでしょう。
そのため、賃貸契約や車の購入などを考えているのであれば、なるべく独立前に行動しておくことで、審査が通る可能性が高まります。
なお、収入の安定性を伝えるためにも、毎年の確定申告や納税を適切におこない、将来的には社会的信用を得られるよう行動しましょう。
フリーランスは、勤務時間を自分で管理できる反面、仕事を断りにくかったり、納期に追われて長時間労働をしてしまったりすることが少なくありません。気が付けば、休日を取らずに何日も働いている状況になり、結果として心身の健康を大きく損ねてしまうケースもあります。
しかし、フリーランスは体が資本のため、働きすぎて健康を害すれば、収入が途絶えてしまうリスクもあるでしょう。
リスクを抑えるためにも、意識的にスケジュールの中に休日を確保する努力は欠かせません。「一日の労働時間は〇時間」や「連勤は〇日まで」などのルールを事前に決めておくことで、無理のない働き方が実現できるでしょう。
フリーランスは会社員と異なり、退職金制度や企業年金がありません。そのため、老後にかかる生活資金のすべてを、自分で準備する必要があります。
このような理由から、将来への漠然とした不安を抱えたまま働く方も少なくありません。場合によってはストレスが蓄積し、仕事にも悪影響を及ぼす可能性があります。
このような事態を避けるためには、老後の資金に対する不安を軽減できるよう、小規模企業共済やiDeCoなどの制度を活用しましょう。早い段階から積立を始めることで、将来への貯蓄が増え、安心感につながります。
自宅での作業が中心のフリーランスは、自身で生活リズムを管理しなければ、「深夜に勤務、昼に就寝」という生活になってしまうケースもあります。とくに、納期前は忙しさから不規則な生活が常態化し、体調不良や集中力の低下につながるリスクも高くなります。
生活リズムが乱れることで、メンタル面にも悪影響を及ぼす可能性も否定できません。仕事のパフォーマンスが落ちてしまえば、結果としてクライアントとの信頼関係にも影響するでしょう。
こうした問題を防ぐためには、働く時間が自由であっても、起床・就寝時間を一定に保ち、日中の時間帯に仕事を集中させる習慣をつけることが大切です。
フリーランスという働き方は、勤務時間や働き方が一般的な会社勤めとは大きく異なります。そのため、自由な時間に働いている様子や収入の不安定な点などは、家族からすぐに理解を得ることが難しいかもしれません。
とくに、フリーランスは収入が不安定なうえ、出社して働いている姿が見えにくいため、「本当に大丈夫なのか」といった不安を抱かれる場合も多いです。
こうした問題を未然に防ぐためには、自分の仕事内容や働き方、報酬の仕組みなどを丁寧に家族へ説明しておきましょう。事前にしっかりとした説明があることで、家族が持つフリーランスへの疑問を解消できます。
フリーランスは、働く場所や時間などの自由度が高い職業である一方、事業面・生活面でのリスクが大きい点も事実です。フリーランスとして長く安定して働くには、これらのリスクを事前に把握し、それぞれに対応する具体的な行動を取ることが欠かせません。
リスクに対して適切な対策を実践することで、自由な働き方を維持しつつ、安心してキャリアを積み重ねていけるでしょう。
ここでは、フリーランスが継続的に働くうえで実践するべき7つの対策を解説します。
フリーランスの収入は案件によって定められており、1つのクライアントに依存している場合、急な案件停止によって収入がゼロになるリスクがあります。案件が停止されなくても、報酬単価の引き下げがあれば、収入が激減するかもしれません。
こうしたリスクを回避するにも、複数のクライアントと並行して取引をおこないましょう。収入の柱が複数にわかれていることで、ひとつの案件が終了しても、焦らずにほかの仕事を探す余裕が生まれます。
フリーランスは案件による収入の変動が大きいため、急な収入の減少や支出の増加が予想されます。収入に変化が起きても対応できるよう、常に一定の貯蓄を確保しておくことが安心感につながるでしょう。
たとえば、毎月の生活費とは別に「緊急用」や「老後資金用」、「税金支払い用」などの費用をわけておくことで、資金管理がしやすくなります。
生活費に関しても、余裕があるときに半年分を貯蓄しておき、案件が途切れた際も焦らずに仕事を探しましょう。
フリーランスは、働けなくなった瞬間に収入が途絶えるリスクがあるため、健康な体は生活を守ることにつながります。
たとえば、栄養バランスを考えた食事をとり、適度な運動を日常に取り入れ、睡眠時間を一定に保つことで、体調を整えることが可能です。
あわせて、仕事のスケジュールも詰め込みすぎないことが重要です。仕事とプライベートの切り替えをしっかりおこなうことで、休息の時間を確保でき、心身の健康を守れるでしょう。
フリーランスとして高単価な仕事を受け続けるためには、常に時代のニーズに対応したスキルを学び続ける必要があります。技術革新のスピードが速い現代では、過去のスキルに依存したままでは、しだいに時代遅れになってしまい、案件の幅が狭まる可能性があります。
このような事態を避けるためにも、セミナーやコミュニティに足を運び、最新技術やトレンドへの理解を深めることが大切です。そこから必要なスキルを発見し、オンライン講座や専門書籍などを活用して、知識を更新しましょう。
フリーランスは個人で活動しているため、仕事の紹介を受けられる相手や困ったときに相談できる人脈を持っているかが大きな鍵になります。
信頼できる知人ができれば、孤独感の軽減やキャリア相談の場としても役立ちます。
ただ自宅で作業を続けるのではなく、定期的にセミナーやオンラインイベント、勉強会に参加することで、同業者とのつながりが生まれ、情報交換や案件紹介につながるチャンスも広がるでしょう。
フリーランスは、病気やケガなどで長期間働けなくなった場合、収入がゼロになるリスクがあります。事前に貯蓄ができていなければ、生活が立ち行かなくなる可能性も否定できません。
こうしたリスクに備えるには、公的制度以外にも、民間の所得補償保険をはじめとしたフリーランス向けの保険に加入しておくことがおすすめです。自分の職種や働き方に応じて、補償内容や保険金額を検討し、無理のない範囲で契約しておくことで、いざというときの安心感が得られるでしょう。
フリーランスは事業が軌道に乗ってくると、本業以外の事務作業や経理業務が増えてしまい、時間が奪われる可能性があります。
とくに請求処理や経費精算、顧客対応などが多い場合は、自分ひとりで抱えるよりも、信頼できるスタッフに依頼することで、自身の負担が軽減できます。
近年では、個人事業主でも事務スタッフと業務委託契約を結ぶケースは少なくありません。経理・労務・広報などの業務を適切に分担することで、事務手続きの手間をなくし、自身はクライアントワークに集中できます。
本記事では、フリーランスのリスクを「事業面」と「生活面」の2つに分類し、それぞれの対策とあわせて解説しました。
フリーランスという働き方は、自分の裁量で働く時間や仕事内容を決められる反面、会社員とは異なるさまざまなリスクと常に向き合っていく必要があります。一方で、フリーランスのリスクは事前の対策で避けられるケースも多くあります。
本記事で紹介したリスクとその対策を理解し、事前に行動を起こしておけば、フリーランスとしての自由な働き方を守りながら、安心感のあるキャリアを築くことが可能です。
フリーランスとして働き続けるためにも、今日からできる対策を1つずつはじめ、自分らしい生活を守りましょう。
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監修者インフォメーション
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