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Web系エンジニアという職種に興味を持つ方は多いのではないでしょうか。この記事では、Web系エンジニアの仕事内容や求められるスキル、おすすめの資格を紹介します。Web系エンジニアを目指すべきか迷っている方は、ぜひチェックしてみてください。
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目次
「Web系エンジニアってどんな仕事をしているの?」
「Web系エンジニアに求められるスキルとは?」
「自分はWeb系エンジニアに向いているのだろうか」
このように、Web系エンジニアを目指している方や目指すべきか迷っている方には、多くの疑問や悩みがあるのではないでしょうか。
本記事では、Web系エンジニアの仕事内容や必要なスキル、向いている人・向いていない人の特徴などを紹介します。この記事を読むことで、自分がWeb系エンジニアに向いているかを確認できるでしょう。
転職する前にチェックしたいポイントや転職する際の注意点も紹介しており、Web系エンジニアへの転職を視野に入れている方の参考にもなりますので、ぜひ読んでみてください。
Web系エンジニアとは、WebサービスやWebアプリケーションなどの設計、開発、運用保守などを行うエンジニアです。
Web系エンジニアの中でも、Webブラウザ側の処理を担当するエンジニアを「フロントエンドエンジニア」、アプリケーションの内部処理を担当するエンジニアを「バックエンドエンジニア」と呼びます。
近年はWebサービスの開発が盛んに行われていることもあり、Web系エンジニアのニーズも高くなっています。
dodaによると、Web系エンジニアの平均年収は約416万円となっています。年収帯は300万円未満〜1,000万円以上と開きがありますが、最も割合が多いのは300〜400万円未満です。
Web系エンジニアの年収はスキルの高さや担当領域で変動します。HTMLやCSS、JavaScriptなどのフロントエンド系の言語に加えて、PHPやPythonなどのバックエンド系の言語も習得して対応領域を広げることで、年収アップが期待できるでしょう。
出典:Webエンジニアとはどんな職種?仕事内容/給料/転職事情を解説【doda職種図鑑】 |doda
参照:https://doda.jp/guide/zukan/046.html
近年ではさまざまなWebサービスが登場しており、多くの企業がWeb業界に参入していることから、Web系エンジニアは将来性がある職業だと言えます。
また、スマホでさまざまなアプリを使い分けることが一般的になってきており、Webサービスのスマホアプリ版が開発されることも多くなりました。そのため、Web系エンジニアのニーズは今後も高まっていくでしょう。
フリーランスエンジニアの案件の中でも、特にWeb系の案件は募集数が多いです。そのため、Web系エンジニアはフリーランスとして独立しても、活躍できるでしょう。
フリーランスはスキルによって年収が大きく変わるため、スキルの高いWeb系エンジニアであれば、会社勤めよりも高い年収を得られる可能性があります。
Web系エンジニアとひとくちに言っても、その仕事内容は大きく分けて4つの分野に分かれています。一般的にイメージしやすいWebアプリケーションなどの開発はもちろん、他にもWeb系エンジニアが担当している業務があります。
ここでは、Web系エンジニアの主な仕事について解説していくため、どのような仕事があるのか参考にしてみて下さい。
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Webシステムの開発では、Web系エンジニアはシステムエンジニアが作成した仕様書をもとに、実際にWebアプリケーションなどを開発していきます。
近年では、Webサイトの中にもシステムと連動しているものが多くなってきています。そのため、ECサイトなどWeb系エンジニアが担うWebシステムの開発の領域も、広くなってきていると言えるでしょう。
フロントエンドとは、Webブラウザなどのユーザーから見える部分を指す言葉です。Web系エンジニアは、Webアプリケーションの画面上の処理など、フロントエンド側の処理を担うことがあります。
このようなフロントエンド側の開発を専門に行うWeb系エンジニアのことを、フロントエンドエンジニアと呼びます。フロントエンド業務で扱われる言語には、HTMLやCSS、JavaScriptなどがあります。
一般的に、システム設計はシステムエンジニアなどの上流工程を担う、エンジニアの仕事です。しかし、Web系エンジニアとしてスキルや経験を身につければ、設計や全体管理業務などに携われることもあります。
そのため、上流工程の業務に携わりたい場合は、早い段階からマネジメントスキルや設計の知識などを身につけておくと良いでしょう。
Web系エンジニアは、ユーザーからは見えないサーバー側の処理を担うこともあります。この業務はフロントエンドとは逆に、Webサービスの内部処理であるバックエンドを担当します。
このようなサーバー側の開発を専門に行うWeb系エンジニアのことを、バックエンドエンジニア、もしくはサーバーサイドエンジニアなどと呼びます。
Web系エンジニアの仕事は大変だと言われることがありますが、その理由はさまざまです。Web系エンジニアを目指している人は、どのような理由から大変だと言われているのか把握しておきましょう。
ここでは、Web系エンジニアの仕事が大変な理由について解説していきます。
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Web系エンジニアとして働く場合、自社ではなく、クライアント先で勤務する客先常駐という勤務形態になるケースがあります。Web系エンジニアが客先常駐になるのは、クライアントでのルールを知る目的や、クライアントのスケジュールに合わせるなどの目的があります。
客先常駐では、クライアントの組織の中で勤務することになるため、精神的に辛いケースも多くあります。人間関係でストレスを感じ、本来のパフォーマンスを発揮できないというケースもあるでしょう。
ベンチャー企業の中には、Web系の開発を専門にする企業も多いですが、ベンチャー企業は少数精鋭で最低限の人数で開発を行っているケースが多いです。そのため、ベンチャー企業のWeb系エンジニアには高いスキルが求められます。
一般的なWeb開発では、複数人のエンジニアがそれぞれ自分の担当箇所を開発する分業体制で開発を進めますが、ベンチャー企業のWeb系エンジニアの場合、担当外の分野の仕事もこなさなければならないでしょう。
Web開発ではさまざまな分野のスキルが必要になるため、Web開発を担当するエンジニアによってそれぞれ得意とするものが異なります。そのため、特定の業務の内容が特定のエンジニアにしかわからなくなってしまうケースも多いでしょう。
このような状況を属人化と呼びます。Web開発では属人化が起こりやすいため、特定のエンジニアの仕事量ばかりが増えてしまう場合もあるでしょう。
IT業界は技術の移り変わりが激しく、日々新しい技術が登場しています。その中でも、特にWeb系は目まぐるしく変化しているため、Web系エンジニアに求められるスキルも日々変化しています。
近年では、AI技術やクラウドサービスを利用して開発を行うケースも多いです。Web系エンジニアはこのようなトレンドを常にチェックし、必要とされる技術をキャッチアップしていく必要があるでしょう。
クライアントが存在するシステム開発では、Web系に限らず開発途中の仕様変更はつきものです。既に開発が進められる状態で多数の仕様変更が発生し、納期の調整ができない場合は、スケジュールを組み直して納期に間に合わせなければならないこともあります。
そのため、場合によっては多くの残業が発生することもあるでしょう。
一般的なシステム開発は、上流工程から下流工程の作業へ順番に工程を進めていくウォーターフォールモデルと呼ばれる手法で行われます。
一方、アジャイル開発とは、システム開発を細かく分けて、小さなまとまりごとに設計、開発、テストを繰り返しながら開発を進めていく手法です。アジャイル開発は開発スピードは速いですが、仕様変更などによりスケジュールが立てにくい傾向があります。
Web開発では、開発スピード重視のアジャイル開発での開発を求められるケースがあるため、スケジュールが立てにくく、結果的に時間に追われてしまうこともあるでしょう。
Webエンジニアは比較的年収水準が高い職業ですが、それでも企業によって収入には差があります。たとえば、勤めている企業が大企業なのか中小企業なのか、またはベンチャー企業なのかによっても年収は大きく変わってくるでしょう。
さらに、扱うプログラミング言語によっても年収には違いがあります。このような事情から、期待していたような給与が得られないケースもあるでしょう。
Web系エンジニアは担当する領域によっても求められるスキルは異なりますが、どの部分の開発を担当する場合でも、Web系エンジニアに共通して必要とされるスキルがあります。Web系エンジニアを目指す場合は、必要となるスキルを身につけておくようにしましょう。
ここでは、Web系エンジニアに必要なスキルについて解説していきます。
Web系エンジニアは、プログラミングすることが仕事になるため、プログラミングについての知識やスキルは必須です。特にWeb系の開発では、PHPやRuby、JavaScript、Pythonなどの言語を使用するケースが多いです。
そのため、これらの言語を使って、Webアプリケーションを開発できるレベルのプログラミングスキルを身につけておく必要があるでしょう。
Web開発では、クライアントが具体的にどのようなことを実現したいのか想像する、想像力が必要です。また、クライアントからヒアリングした内容をもとに、クライアントのニーズを正確に読み取るための読解力も必要になります。
そのため、豊かな想像力や読解力を持ったWeb系エンジニアであれば、クライアントが求めるアプリケーションを実現しやすくなるでしょう。
Web開発に限らず、システム開発の現場では基本的に複数人のエンジニアで1つのチームになり、チーム単位で開発を進めていくことになります。また、Web系開発ではエンジニアの他に、Webデザイナーやディレクターといった職種も存在します。
そのため、Web系エンジニアにはさまざまなメンバーと円滑なコミュニケーションを取り、開発を進めていける高いコミュニケーション能力が必要だと言えるでしょう。
Web系エンジニアに限りませんが、エンジニアには物事を論理的に捉える論理的思考が求められます。論理的な思考力があれば、物事を順序立てて検討し、論理的に結論を導き出すことができます。
そのため、物事を論理的に捉える力が優れていれば、システム設計や実装を行う際にも効率的に作業を進めることができるでしょう。
HTMLはWebページを構成するマークアップ言語、CSSはデザインを指定するスタイルシート言語です。HTMLやCSSはWebサイトの制作に必須の言語となるため、Web系エンジニアにはこれらの言語の知識が求められます。
Gitとは、ソースコードのバージョン管理に用いられるバージョン管理システムです。Gitを利用すれば、プログラムに不具合が見つかった場合でも、すぐに前のバージョンのソースコードに戻せます。
Web業界はアプリのアップデートが頻繁に行われることもあり、Gitも多くの開発現場で採用されているため、Web系エンジニアにはGitを操作する技術が必要だと言えるでしょう。
Web開発を専門的に行うWeb系エンジニアには、Webに関するさまざまな知識が必要です。たとえばHTTPやTCP/IP、FTPなどのプロトコルに関する知識や、サーバーやネットワークに関する知識など、Web系エンジニアに幅広い知識が求めれるでしょう。
WebアプリケーションやWebサービスの多くは、データベースを利用しています。そのため、Web開発を行うWeb系エンジニアにはデータベースに関する知識が必要です。
また、SQLを使ってデータベースにデータを登録したり、必要なデータを抽出したりするスキルも身につける必要があります。
データベースを扱えるスキルがあれば、Webアプリケーションの登録画面に入力されたユーザー情報を、データベースに登録するといった処理が実装できるようになるでしょう。
Webアプリケーションフレームワークとは、Webアプリケーションを効率的に開発するための基本的な機能があらかじめ用意されたアプリケーションの土台のようなものです。
Webアプリケーションフレームワークを利用することで、一からプログラミングして開発するよりも、効率的な開発が可能になります。
Web開発ではRubyの「Ruby on Rails」やJavaScriptの「Angular」などのフレームワークが使われることが多いため、Web系エンジニアにはWebアプリケーションフレームワークを扱うスキルが必要と言えるでしょう。
多くのユーザーが利用することを想定したWebアプリケーションを作成する場合、セキュリティ対策も必要になります。そのため、Web系エンジニアにはサイバー攻撃の種類や有効なセキュリティ対策など、セキュリティ周りの知識も必要になります。
どのような職業でも人によって向き不向きがあるように、Web系エンジニアに向いている人もいれば向いていない人もいます。Web系エンジニアに向いている人であれば、大変と言われることのあるWeb系エンジニアの仕事も、問題なくこなせる可能性があるでしょう。
ここでは、Web系エンジニアに向いている人の特徴について解説していきます。
Web系エンジニアとして業務を行う場合、システムに潜む問題点を見つけ、どのような方法で改善すれば良いのかを、考えなければいけないことも多くあります。
そのため、前述の「物事を論理的に捉える力」にも関連していますが、問題点の発見や改善がスムーズにできるような人は、Web系エンジニアに向いているでしょう。
どのエンジニア職にも共通していますが、プログラミングを行う際には集中力が求められます。どのようなコードを書けば効率的なのか、可読性は高いのかといった内容はもちろん、他のエンジニアが書いたコードを読んで、正しく記述されているかどうかを検証することもあります。
集中力が足りなければ作業に時間がかかるだけでなく、見落としが発生するリスクも高まるため、集中力のある人はWeb系エンジニアに向いているでしょう。
IT業界は技術の変化が激しいため、変化に対応していくためには積極的に新しい技術や知識を習得していく必要があります。そのため、新しい技術や知識をいち早く習得していける人は、Web系エンジニアに向いているでしょう。
なお、最新の技術は基本的に英語で発信されているため、新しい技術や知識を習得するには英語力も求められるでしょう。
前述のとおり、IT業界は情報の変化が激しいです。Web開発の現場でも、現在トレンドとなっている技術や言語が廃れ、新しい技術に移り変わっていくということもあるでしょう。
そのため、目まぐるしく移り変わる技術変化にも対応していける人はWeb系エンジニアに向いています。特に、フロントエンドは技術の変化が激しいため、技術変化に対応できなければ取り残されてしまうでしょう。
ここまでWeb系エンジニアに向いている人の特徴を紹介してきましたが、反対に向いていない人の特徴も紹介します。Web系エンジニアの適性がない状態で仕事に就いてしまうと、入社後に苦労する可能性も高いでしょう。
自分が当てはまらないか、この機会にぜひ確認してみて下さい。
プログラミングを行う場合は、できるだけ短く効率的なコードを書くことが大切です。また、開発するWebアプリケーションもユーザーのことを考えて、より利便性を高くするにはどうすれば良いかといったことを考えることも大切になります。
このように、Web系エンジニアはより良くするためにさまざまなことを考えなければいけないため、向上心がない人は向いていないでしょう。
IT業界は情報や技術の移り変わりが激しいため、Web系エンジニアには積極的に知っていく姿勢が必要不可欠です。
しかし、そもそもIT技術やテクノロジーに関心がない人の場合、進んで学んでいこうという姿勢になることが難しいため、Web系エンジニアには向いていないと言えるでしょう。
エンジニアは理系の方が適性があると思われがちですが、実際に必要とされるスキルの中には、コミュニケーション能力や想像力、読解力など文系の方が適性があると言われているスキルも多くあります。
そのため、文系の人でもWeb系エンジニアに向いていると言えるでしょう。必要とされるプログラミングスキルが身につけられれば、文系理系に関係なく、Web系エンジニアとして働くことは可能です。
Web系エンジニアを目指している人の中には、その後のキャリアプランを知りたいという人も多いのではないでしょうか。
Web系エンジニアのキャリアプランには、大きく分けて3種類あります。ここでは、Web系エンジニアのキャリアプランについて解説していきます。
プロジェクトマネージャーとは、プロジェクトの予算やスケジュール、品質、納期など、プロジェクトのすべてにおける責任を持つ役職です。プロジェクトにおける総合責任者であり、プロジェクトを成功へ導くのがプロジェクトマネージャーの役割です。
このプロジェクトマネージャーには、高いコミュニケーションスキルやマネジメントスキル、技術に関する知識やリーダーシップなどが求められます。
Web系技術スペシャリストとは、Web系開発の現場におけるスペシャリストです。一般的なキャリアプランは管理職を目指すものが多いですが、Web系技術スペシャリストであれば、プレイヤーとして現場で活躍できます。
そのため、Web系エンジニアとして技術を高め続けたい場合は、Web系技術スペシャリストを目指すのがおすすめです。
Web系エンジニアとして働いた経験を活かして、企画やマネジメントなどの方向へキャリアチェンジすることもできます。エンジニア経験があれば、企画やマネジメントなどの部署へ移動しても、企画の段階から開発に必要な具体的な開発期間を想定することができます。
また、現場のエンジニアとのコミュニケーションも取りやすいでしょう。
Web系エンジニアを目指す場合、Web系の知識やプログラミングスキルなど、必要なスキルを身につける必要があります。
ここでは、Web系エンジニアになるためにできる勉強方法を紹介するため、参考にしてみて下さい。
インターネット上には、プログラミングを学べるさまざまな学習サイトがあります。このような学習サイトを利用することで、必要なスキルを身につけられるでしょう。
学習サイトであれば、実際に手を動かしながら学べるものも多いです。また、動画を見ながらプログラミングを学べるサイトもあるため、書籍を使った勉強が苦手という人にもおすすめです。
プログラミングスクールであれば、専門のカリキュラムに沿ってプロの講師から直接指導を受けられるため、効率的にスキルを習得していけます。そのため、独学でプログラミングを学ぶよりも、挫折するリスクも少ないでしょう。
他の勉強方法よりも費用は高くなりますが、未経験からWeb系エンジニアを目指す場合はスクールを利用するのがおすすめです。
専門の書籍を使って、独学でスキルを習得することも可能です。書籍を利用する場合、自分のペースで学んでいけるでしょう。
ただし、プログラミングを独学する場合は、わからない点があっても自力で調べて解決していく必要があります。そのため、途中でつまづいたまま挫折してしまうリスクがある点には、注意が必要です。
Web系エンジニアの仕事は大変と言われることもあるため、Web系エンジニアへの転職を目指す場合は、事前にしっかりチェックしておきたいポイントがあります。
たとえば、有給休暇の取りやすさをチェックしておけば、ブラック企業を回避することも可能になります。ここでは、Web系エンジニアになる前に確認しておきたいポイントを紹介していくので、ぜひ参考にして下さい。
働き方改革により、現在は有給休暇は必ず消化しなければならなくなっています。Web系エンジニアは有給休暇なども取りにくいケースがあるため、有給休暇の取得率などをチェックしておきましょう。
また、会社として有給休暇を取得しやすくするための取り組みを行っているかどうかも、チェックしておくと良いでしょう。
出典:年5日の年次有給休暇の確実な取得 わかりやすい解説|厚生労働省
参照:https://www.mhlw.go.jp/content/000463186.pdf
昇給については、具体的な昇給額や、どのような要素で昇給が決まるのかについて調べておくと良いでしょう。Web系の場合、ベースアップの他に資格や成果が昇給に影響することも多いです。
賞与は求人情報に掲載されていないこともありますが、可能であれば過去数年分の昇給額について調べておくのがおすすめです。
賞与についても、何か月分支給されているのか調べておくと良いでしょう。ただし、賞与は求人情報に記載されていなかったり、記載されていたとしても業績が悪ければ支給されなかったりするケースもあります。
そのため、過去数年分の賞与を調べて、何か月分支給されたのかを確認しておくのがおすすめです。
Web系エンジニアは残業時間が多いケースがあるため、残業時間についても調べておきましょう。納期直前に発生する残業であれば仕方がない部分もありますが、そうでない日でも多くのエンジニアが残業しているような場合、そもそもの仕事量が多すぎる可能性もあります。
実際に、自分が働くことになる会社の雰囲気を知っておくことも重要です。会社の雰囲気は求人情報で知ることはできませんが、面接の際に会社を訪れれば、ある程度推測することもできます。
そのため、面接の際には人事担当者の話し方や、働いているエンジニアの表情などをチェックしてみると良いでしょう。
ここからは、Web系エンジニアにおすすめの資格を紹介していきます。
資格は客観的なスキルの証明になり、合格に向けた勉強で身につけた知識は実践で活かすこともできます。資格を取得して、エンジニアとしてスキル・キャリアアップを目指してみてはどうでしょうか。
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基本情報技術者試験は、IPA(情報処理推進機構)が実施する国家資格です。基本的な知識・スキルを持ち、それを実践で活かせる人が対象者として想定されており、取得することで戦略立案とシステム設計・開発に関する基礎知識があることを証明できます。
ITエンジニアの登竜門と位置付けられているため、Web系エンジニアを含めたすべてのIT人材におすすめできる資格です。
出典:基本情報技術者試験(FE)|IPA 情報処理推進機構
参照:https://www.jitec.ipa.go.jp/1_11seido/fe
応用情報技術者試験は、基本情報技術者試験と同じくIPAが実施する国家資格です。応用的な知識・スキルを持ち、高度IT人材としての方向性が定まっているエンジニアを対象者像としており、合格に向けた勉強の過程で、技術や管理、経営に関する応用的な知識が身につきます。
基本情報技術者試験の上位資格にあたりますが、受験の前提条件はないため、基本情報技術者試験に合格していなくても受験可能です。
出典:応用情報技術者試験(AP)|IPA 情報処理推進機構
参照:https://www.jitec.ipa.go.jp/1_11seido/ap.html
ITパスポート試験は、ITの基礎知識を証明できる国家資格です。ITをはじめ、経営全般やプロジェクトマネジメントなど、幅広い分野の知識が問われます。
ITの高度化が進む近年において、ITの基礎知識はあらゆる立場の社会人に必要となるため、エンジニア以外の方にも有効な資格といえるでしょう。
出典:ITパスポート試験|IPA 情報処理推進機構
参照:https://www3.jitec.ipa.go.jp/JitesCbt/index.html
Web系エンジニアへの転職を行う場合、2つの注意点があります。事前に注意点を知っておけば、転職活動をスムーズに進められるでしょう。
ここでは最後に、Web系エンジニアに転職するときの注意点を紹介します。
Web系エンジニアは、学歴などよりも、経験や実力が重視される傾向があります。そのためWeb系の開発経験があれば、それだけ転職活動もスムーズに進む可能性があります。
また、自分で開発したWebアプリケーションなどのポートフォリオを用意しておけば、スキルを評価してもらいやすくなるでしょう。
Web系エンジニアには、年齢や学歴などはあまり関係がありません。また、資格もそこまで重要視されるわけではないため、無理に多くの資格を取得しておかなくても、問題はないでしょう。
Web系エンジニアは大変な仕事だと言われることもありますが、事前に有給休暇の取りやすさや残業時間などをしっかり確認しておくことで、ブラックな会社を回避できるでしょう。
ぜひ、本記事で紹介したWeb系エンジニアに必要なスキルやWeb系エンジニアに向いている人の特徴などを参考に、Web系エンジニアを目指してみてはいかがでしょうか。
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2007年設立のシステム開発会社。首都圏を中心にWeb・IT関連事業、コンサルティングサービス、人材派遣サービスなどを展開。 SES事業や受託開発などを中心にノウハウを蓄積しながら、関連事業へとビジネスの裾野を広げています。
監修者インフォメーション