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プログラミング言語COBOLには将来性はあるのでしょうか。この記事では、COBOLが持つ特徴や現在の需要、将来に渡る見通し、扱うプログラマーやエンジニアの仕事内容などを紹介します。エンジニアの方は、キャリア検討の参考にしてください。
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目次
「COBOLってどんな特徴を持つプログラミング言語なの?」
「COBOLはどんな用途で利用されている?」
「COBOLを扱うプログラマーはどんな仕事をしているの?」
COBOLは登場から長い年月がたち、新たに覚える人は多くはない言語です。したがって、エンジニアとして働いている方の中にも、COBOLについてよく知らないという方は多いのではないでしょうか。
この記事では、COBOLの概要や利用されているシステム、COBOLの特徴などを紹介します。また、COBOLの将来性や扱うプログラマーの仕事内容についても紹介しますので、新たにCOBOLを学ぼうか迷っている方も参考にできます。
そして、COBOLで作成されたプログラムは現在でも金融機関などの大規模システム、基幹システムで稼働しています。しかし、現役のエンジニアであっても触れる機会が無くCOBOLについてほとんど知らないという方も少なくありません。
近年では新しい言語が多く登場していることもあり、COBOLエンジニアは少ない状態にあります。
これらの用途で作られたプログラムは継続的に利用されており、現在でも金融業界を中心にシステム開発や保守などが行われています。
誕生してから長い年月が過ぎているCOBOLですが、今でも金融業界などで利用されています。COBOLが今なお根強い人気を持っているのは、COBOLの持つ高い信頼性やデータ処理能力、可読性といった強みが理由です。
ここではCOBOLが持つ特徴について解説します。
COBOLは約60年以上各種のシステムのなかで動作してきた言語であるため、他の言語と比較しても高い信頼性があります。
新しい言語の場合、どんなに優れた言語であってもその実績の少なさから、信頼性という面では懸念点があるでしょう。しかしCOBOLはこれまで数多くのシステム開発に採用され、さらに現在でも現役で稼働しているシステムは多く存在しています。
これまで蓄積されてきたノウハウもあるため、高い信頼性があるという点はCOBOLの大きな強みです。
COBOLはもともと汎用機での事務処理用に開発されたことから、高いデータ処理能力を持っています。また、高速なバッチ処理も可能です。
そのため、銀行や保険会社などの大量のデータを扱うような仕事では、バッチ処理を中心に現在でも活用されています。
COBOLはコードにばらつきが出にくく、高い可読性を持っているという特徴があります。COBOLの構文は英語に近く、コマンドも人が話す言葉に近いため、非常に読みやすくなっています。
そのため、開発者ではなくてもコードに何が書いてあるのか読み取りやすく、修正の際にもバグが発生するリスクが少ないです。このことから、保守がしやすいというメリットもあるでしょう。
COBOLはOSに依存しないという特徴を持っているため、様々なOSに対応可能です。Windows、mac OS、LinuxなどあらゆるOSに対応することができ、WindowsからLinuxなど、他のOSへの移植なども簡単に行えます。
また、COBOLのその移植性の高さから、OSに依存しないCOBOLのシステムが現在でも稼働しています。
2025年時点でCOBOLの案件は基本的に既存システムの保守開発が多いです。COBOLで開発されたシステムは現在でも現役のものが多く、安全・安心を求める企業から需要があります。
また、COBOLの案件は基本的に長期になるため、COBOLを扱えるプログラマーは一度案件を受注すれば、しばらくは仕事に困ることはないでしょう。
ただし、言語としては古く、現代的な言語に比べて不便なところも少なくはありません。したがって、新規のシステム開発にCOBOLが用いられることはほぼないです。
登場から長い期間が登場した言語ならではの事情がCOBOLには存在します。単純に一定の需要が存在するという理由だけでなく、下記の事情も知ったうえで言語を習得するかどうかの検討材料にしてください。
2025年から見ればCOBOLは60年以上前に登場した言語です。プログラミング言語にもトレンドがあり、その時々で需要が高い言語がある一方、次世代の言語が登場したことにより人気が失われる場合もあります。COBOLの場合もより高機能な言語が多数あらわれており、新たにプログラミング言語の習得に挑む場合には、COBOLを選択するエンジニアは少ないとされます。
結果、COBOLでの開発保守案件が増えたわけではないのですが、COBOLエンジニアの高齢化が進み、引退する技術者も増えたため、人材が不足している状況が生まれています。
COBOLでは新規の開発案件はほとんど存在しないです。このため、新たにCOBOL技術者となる人材は少なく、その一方でCOBOLによるプログラムの継続的利用や前述の技術者の高齢化による人材不足などが重なるため、一定規模の市場が残り、企業や組織のもつ資産としてのCOBOLの後継者不足も想定されます。
「40代からのフリーランスエンジニア向け・案件検索サイト【SEES】」からCOBOLを扱うフリーランスエンジニアの年収は624万円と想定されます。(2025年2月7日時点、キーワード「COBOL」、10件のデータの平均)
特にフリーランスエンジニアの場合、保有スキルや業務経験によりさらに高い年収を望むことも可能です。
COBOLを扱うフリーランスエンジニア向けの案件例を「40代からのフリーランスエンジニア向け・案件検索サイト【SEES】」より紹介します。
自動車保険システムの保守開発の案件
勘定系システム開発業務の案件
鉄鋼メーカー向け基幹システム保守、機能追加開発支援の案件
SEESでCOBOL案件を探す
COBOLは新規開発の案件は少ないですが、現在でも利用されている言語であり、保守案件を中心に需要もあります。しかし、近年ではCOBOLから他の言語に切り替える案件も出てきているため、COBOLの将来性を不安視する声があることも事実です。
今後もCOBOLの需要は続いていくのでしょうか。ここではCOBOLが持つ今後の将来性について解説していきます。
COBOLは主に銀行や保険会社、官公庁といった社会的にも重要なシステム開発に導入されています。そのため、基本的にCOBOLで開発されたシステムには信頼性、堅牢性、安全性が求められていると言えます。
このような理由から、COBOLで開発されたシステムを急いでリプレイスするというのは難しいという事情があります。慎重かつ確実なリプレイスが必要なためです。今後もリプレイスの動きが急速に活発化するという可能性は考えにくく、またリプレイスに際してCOBOL技術者の需要も見込まれることから、COBOL技術者にはある程度の将来性があると言えるでしょう。
COBOLには既存システムの保守案件や運用案件など一定の需要がありますが、需要に対してCOBOLを扱えるエンジニアが足りていない状態です。そのため、たとえ新規案件が増えなかったとしても、COBOLの需要が完全になくなるとは考えにくいです。
また、COBOLを扱える人材が貴重であることから、将来的には年収もアップする可能性があります。このような意味でも将来性はあると言えるでしょう。
今後急速にCOBOLのリプレイスが進められる可能性は低いですが、他の言語への切り替えによってCOBOL案件が徐々に減少していく可能性はあります。
近年ではCOBOLで開発されたシステムをオープン化する案件が増えてきています。オープン化とは汎用COBOLではなくオープン基準にもとづいたコンピューターで開発するというもので、オープン化に伴ってJavaなどの他のプログラミング言語に切り替えるケースがあります。
近年では人工知能やIoT、VRやARなどがトレンドとなっています。また、このような最先端分野の開発ができるプログラミング言語が人気で、特に若いエンジニアはトレンドの技術が開発できる言語を習得する傾向があります。
その一方で、古いという印象を持たれがちなCOBOLを積極的に学ぼうとする人材が少ないことから、今後COBOLを扱えるエンジニアが増えない可能性もあるでしょう。
SEESでCOBOL案件を探す
COBOLについて興味がある方の中には、COBOLプログラマーの具体的な仕事内容を知りたいという方も多いでしょう。COBOLを扱うプログラマーの仕事には、オープン化業務や他システムとの連携業務、トラブル対応、運用業務、テストや支援などがあります。
ここではCOBOLを扱うプログラマーの仕事について紹介します。
COBOLを扱うプログラマーの仕事としては、オープンCOBOLによるソフトウェア開発があります。オープンCOBOLとはオープン環境での開発のことで、オープン標準にもとづいた環境やUNIX環境などで行われる開発のことです。
オープンCOBOLの場合、メインフレームに限らずWindowsやLinux上で開発することができます。
COBOLを扱うプログラマーの仕事には、他のシステムとの連携業務があります。COBOLのシステムでは他のシステムとのデータ連携を伴うケースがあるため、他システムとの連携が必須となります。
他のシステムと連携する場合は他社の担当者とのコミュニケーションが必要となるため、COBOLプログラマーにはコミュニケーション力も必要になるでしょう。
COBOLを扱うプログラマーの仕事には、保守業務であるトラブル対応が含まれます。前述のとおり、運用業務の中でシステム障害が発生した場合の対応などが、エンジニアの業務です。
保守対応ではどのような理由で障害が発生したのか原因究明を行い、迅速に対応します。また、トラブルに備えてバックアップを取ることも保守業務の1つです。
COBOLを扱うプログラマーの仕事には、COBOLのシステムの運用業務があります。システムの運用業務ではシステムの稼働状況を監視し、問題が発生した際にはトラブル対応を行う保守チームに連絡します。
運用業務では保守チームとの連携が必要になるため、円滑な業務を行うためにはコミュニケーション能力が必要だと言えるでしょう。
COBOLを扱うプログラマーの仕事には、システムのテストやユーザーへの支援などもあります。案件の数は多くはありませんが、COBOLプログラマーは移行や改修を行ったシステムのテストを行うこともあります。
システムテストや結合テストを行ったり、ユーザー目線でのテストを行うユーザーへの支援業務を行ったりすることが仕事です。
COBOLは長い歴史と多くの実績を持つ言語で、現在でも金融業界のシステムなどでCOBOLエンジニアに需要があります。
この記事で紹介したCOBOLの特徴や将来性、仕事内容などを参考に、COBOLの将来性について理解を深め、キャリア検討にお役立てください。
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2007年設立のシステム開発会社。首都圏を中心にWeb・IT関連事業、コンサルティングサービス、人材派遣サービスなどを展開。 SES事業や受託開発などを中心にノウハウを蓄積しながら、関連事業へとビジネスの裾野を広げています。
監修者インフォメーション
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