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COBOLが持つ需要と今後の将来性とは?特徴や仕事内容もあわせて解説

プログラミング言語のCOBOLの今後の将来性はどのようになっているのでしょうか。この記事ではCOBOLが持つ特徴やCOBOLが持つ今後の将来性、COBOLを扱うプログラマーの仕事内容などを紹介します。ぜひ参考にしてみてはいかがでしょうか。

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目次

「COBOLってどんなプログラミング言語なの?」
「COBOLの特徴って?」
「COBOLを扱うプログラマーはどんな仕事をしているの?」


このように、エンジニアとして働いている方の中にも、プログラミング言語のCOBOLについてよく知らないという方は多いのではないでしょうか。


この記事では、COBOLの概要やCOBOLが使われているシステム、COBOLの特徴などを紹介しています。この記事を読むことで、COBOLがどのような言語なのか理解できるでしょう。


また、COBOLの将来性やCOBOLを扱うプログラマーの仕事内容についても紹介します。COBOLを学ぼうか迷っている方も参考にできます。


COBOLについて詳しく知りたい方は、ぜひこの記事をチェックしてみてはいかがでしょうか。

プログラミング言語であるCOBOLとは


COBOLとは、大容量のデータを高速処理できる事務処理に適したプログラミング言語です。非常に歴史の長い言語で、帳票の作成や計算処理などに強みを持ちます。


そのため、現在でも金融機関などの基幹システムに用いられています。しかし現役のエンジニアであっても、COBOLについてほとんど知らないという方も多いでしょう。


近年では新しい言語が多く登場していることもあり、COBOLエンジニアは少ない状態にあります。


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COBOLが使われているシステム


COBOLは政府機関の基幹システムや銀行、保険会社、証券会社など金融業界のシステムに用いられています。COBOLは汎用機で事務処理を行うために開発された言語であり、高速なバッチ処理が得意です。


そのため、現在でも金融業界を中心にシステム開発や保守などが行われています。

COBOLが持つ特徴


誕生してから長い年月が過ぎているCOBOLですが、今でも金融業界などで利用されています。COBOLが今なお根強い人気を持っているのは、COBOLの持つ高い信頼性やデータ処理能力、可読性といった強みが理由だと言えるでしょう。


ここではCOBOLが持つ特徴について解説しています。どのような特徴があるのか参考にしてみてはいかがでしょうか。

高い信頼性

COBOLは約60年以上システム開発に用いられてきた言語であるため、他の言語と比較しても高い信頼性があります。


新しい言語の場合、どんなに優れた言語であってもその実績の少なさから、信頼性という面では懸念点があるでしょう。しかしCOBOLはこれまで数多くのシステム開発に採用され、さらに現在でも現役で稼働しているシステムは多く存在しています。


これまで蓄積されてきたノウハウもあるため、高い信頼性があるという点はCOBOLの大きな強みだと言えるでしょう。

高いデータ処理能力

COBOLはもともと汎用機での事務処理用に開発されたことから、高いデータ処理能力を持っています。また、高速なバッチ処理も可能です。


そのため、銀行や保険会社などの大量のデータを扱うような仕事では、バッチ処理を中心に現在でも活用されています。

高い可読性

COBOLはコードにばらつきが出にくく、高い可読性を持っているという特徴があります。COBOLの構文は英語に近く、コマンドも人が話す言葉に近いため、非常に読みやすくなっています。


そのため、開発者ではなくてもコードに何が書いてあるのか読み取りやすく、修正の際にもバグが発生するリスクが少ないです。このことから、保守がしやすいというメリットもあるでしょう。

様々なOSへの対応

COBOLはOSに依存しないという特徴を持っているため、様々なOSに対応可能です。Windows、mac OS、LinuxなどあらゆるOSに対応することができ、WindowsからLinuxなど、他のOSへの移植なども簡単に行えます。


また、COBOLのその移植性の高さから、OSに依存しないCOBOLのシステムが現在でも稼働しています。

COBOLの現在の需要


COBOLの案件は基本的に既存システムの保守開発が多いです。COBOLで開発されたシステムは現在でも現役のものが多く、安全・安心を求める企業から需要があります。


また、COBOLの案件は基本的に長期になるため、COBOLを扱えるプログラマーは一度案件を受注すれば、しばらくは仕事に困ることはないでしょう。

COBOLが持つ今後の将来性


COBOLは新規開発の案件は少ないですが、現在でも利用されている言語であり、保守案件を中心に需要もあります。しかし近年ではCOBOLから他の言語に切り替える案件も出てきているため、COBOLの将来性を不安視する声があることも事実です。


今後もCOBOLの需要は続いていくのでしょうか。ここではCOBOLが持つ今後の将来性について解説していきます。

今後もリプレイスはされにくい

COBOLは主に銀行や保険会社、官公庁といった社会的にも重要なシステム開発に導入されています。そのため、基本的にCOBOLで開発されたシステムには信頼性、堅牢性、安全性が求められていると言えるでしょう。


このような理由から、COBOLで開発されたシステムを急いでリプレイスするというのは難しいという事情があります。今後もリプレイスの動きが活発化するという可能性は考えにくいため、COBOLには将来性があると言えるでしょう。

技術者が少ないため需要は完全にはなくならない

COBOLには既存システムの保守案件や運用案件など一定の需要がありますが、需要に対してCOBOLを扱えるエンジニアが足りていない状態です。そのため、たとえ今後案件が増えなかったとしても、COBOLの需要が完全になくなるとは考えにくいでしょう。


また、COBOLを扱える人材が貴重であることから、将来的には年収もアップする可能性があります。このような意味でも将来性はあると言えるでしょう。

他言語に切り替えの動きで少しずつ減っていく可能性はある

今後急速にCOBOLのリプレイスが進められる可能性は低いですが、他の言語への切り替えによってCOBOL案件が徐々に減少していく可能性はあるでしょう。


近年ではCOBOLで開発されたシステムをオープン化する案件が増えてきています。オープン化とは汎用COBOLではなくオープン基準にもとづいたコンピューターで開発するというもので、オープン化に伴ってJavaなどの他のプログラミング言語に切り替えるケースがあります。

人気や新しさの面で技術者が増えない可能性がある

近年では人工知能やIoT、VRやARなどがトレンドとなっています。また、このような最先端分野の開発ができるプログラミング言語が人気で、特に若いエンジニアはトレンドの技術が開発できる言語を習得する傾向があります。


その一方で、古いという印象を持たれがちなCOBOLを積極的に学ぼうとする人材が少ないことから、今後COBOLを扱えるエンジニアが増えない可能性もあるでしょう。

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COBOLを扱うプログラマーの5つの仕事


COBOLについて興味がある方の中には、COBOLプログラマーの具体的な仕事内容を知りたいという方も多いでしょう。COBOLを扱うプログラマーの仕事には、オープン化業務や他システムとの連携業務、トラブル対応、運用業務、テストや支援などがあります。


ここではCOBOLを扱うプログラマーの仕事について紹介します。

1:オープン環境でのソフトウェア開発

COBOLを扱うプログラマーの仕事としては、オープンCOBOLによるソフトウェア開発があります。オープンCOBOLとはオープン環境での開発のことで、オープン標準にもとづいた環境やUNIX環境などで行われる開発のことです。


オープンCOBOLの場合、メインフレームに限らずWindowsやLinux上で開発することができます。

2:他システムと連携させる業務

COBOLを扱うプログラマーの仕事には、他のシステムとの連携業務があります。COBOLのシステムでは他のシステムとのデータ連携を伴うケースがあるため、他システムとの連携が必須となります。


他のシステムと連携する場合は他社の担当者とのコミュニケーションが必要となるため、COBOLプログラマーにはコミュニケーション力も必要になるでしょう。

3:トラブルの対応

COBOLを扱うプログラマーの仕事には、保守業務であるトラブル対応が含まれます。前述のとおり、運用業務の中でシステム障害が発生した場合の対応などが、エンジニアの業務です。


保守対応ではどのような理由で障害が発生したのか原因究明を行い、迅速に対応します。また、トラブルに備えてバックアップを取ることも保守業務の1つです。

4:保守チームと連携した運用業務

COBOLを扱うプログラマーの仕事には、COBOLのシステムの運用業務があります。システムの運用業務ではシステムの稼働状況を監視し、問題が発生した際にはトラブル対応を行う保守チームに連絡します。


運用業務では保守チームとの連携が必要になるため、円滑な業務を行うためにはコミュニケーション能力が必要だと言えるでしょう。

5:テスト及びユーザーへの支援

COBOLを扱うプログラマーの仕事には、システムのテストやユーザーへの支援などもあります。案件の数は多くはありませんが、COBOLプログラマーは移行や改修を行ったシステムのテストを行うこともあります。


システムテストや結合テストを行ったり、ユーザー目線でのテストを行うユーザーへの支援業務を行ったりすることが仕事です。

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COBOLを扱うエンジニアの年収


COBOLを扱うエンジニアの年収は、あるIT系求人サイトの求人データから計算すると約730万円になります。ただし、年収は勤めている企業や個人のスキルによっても変わってきます。


また、COBOLエンジニアとしての経験が浅い場合、これよりも低い年収になる可能性があるでしょう。


上記はSEESで募集しているフリーランスのCOBOL案件ですが、フリーランスになっても、スキルがあれば上記のような高単価案件を獲得することは難しくないでしょう。

COBOLの将来性を把握しておこう


COBOLは古くからある歴史の長い言語ですが、現在でも金融業界のシステムなどに需要があります。


この記事で紹介したCOBOLの特徴やCOBOLが持つ今後の将来性、COBOLを扱うプログラマーの仕事内容などを参考に、COBOLの将来性について理解を深めてみてはいかがでしょうか。

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    miraie miraie

    株式会社Miraie

    2007年設立のシステム開発会社。首都圏を中心にWeb・IT関連事業、コンサルティングサービス、人材派遣サービスなどを展開。 SES事業や受託開発などを中心にノウハウを蓄積しながら、関連事業へとビジネスの裾野を広げています。

    監修者インフォメーション

    所在地
    〒150-0002 東京都渋谷区渋谷1-12-2 クロスオフィス渋谷6階(本社)
    設立
    2007年7月(3月決算)
    従業員数
    55名(正社員)
    電話
    03-5774-6300

2022/01/27

2022/08/22

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