40代からのフリーランスエンジニア向け・案件検索サイト【SEES】

SIerとはどのような企業?仕事内容や種類ごとの違いも解説

SIerとはどのような企業?仕事内容や種類ごとの違いも解説

SIerはITシステムの開発や運用などを提供する企業の一種です。本記事ではSIerの作るシステム例、業務内容、種類とその特徴、向いている人の特徴などを紹介します。就職、転職を検討している方は、ぜひ参考にしてください。

<業界実績18年>
ミドル・シニアフリーランス専門
エージェントSEES

40~60代以上のシニアエンジニア案件探しは、私たちにお任せください!
ご登録者様限定で、Webに公開していない非公開案件をご提案いたします。

目次

「SIerではどんなシステムを開発しているの?」

「SIerで働くにはどんな人が向いている?」


SIerはITエンジニアが活躍する企業のなかでもメジャーな事業形態の一つです。しかし、名前は聞いたことがあっても、SIerやSIerの業務内容についてさまざまな疑問を持っている方もいるのではないでしょうか。


本記事では、SIerが提供するサービス、システムの例や所属するエンジニアの業務内容、SIerの種類などを紹介します。この記事を読むことで、SIerがどのようなものなのか把握できるでしょう。

また、SIerのエンジニアに向いている人の特徴についても紹介しているため、SIerへの転職などを視野に入れている方にも役立ちます。

SIerがどんな仕事をしているのか知りたい方は、ぜひこの記事をチェックしてみてはいかがでしょうか。


SIerとはどのような企業?

SIerとはどのような企業?

SIerの「SI」とは「System Integration(システムインテグレーション)」の略称で、システム開発や運用などを請け負うサービスという意味を持ちます。


SIerは「System Integration」に「er」を付けた造語で、システム開発や運用などの一連の業務を請け負う企業を指します。読み方は「エスアイアー」となります。

つまり、クライアントからの依頼を受けて、クライアントの求めるソフトウェアの設計、開発、運用、コンサルティングといったさまざまな業務を請け負う企業をSIerと呼ぶと考えればよいでしょう。

SIerの果たす役割

クライアントは経営上の課題は認識していますが、どのようにITを活用して課題解決を図るべきかについては想定できていないことが多いです。SIerは、ITによる業務の効率化や自動化などの方法をソリューションとして提案し、クライアントが潜在的に持つIT活用を形作る役割を果たします。


SIerはIT業界の多重下請け構造に関わっていると批判されることもあります。しかし、大規模なITシステム開発などの場合には窓口となる企業が取りまとめることで、品質や統一したシステム構築がはじめて実現できます。小規模なIT事業者にも安定して案件が獲得できるメリットがあり、少なくとも現状の国内のIT業を支える役割を果たしているといえます。

SIerの由来と歴史


前述のとおり、SIerという名称の由来は「System Integrator」にあります。SIerはバブル後の日本において、多くの企業がITに対してリソースを割くことができなかったことから誕生しました。


また、その後のITバブルの崩壊により、それまで自前でシステム開発を行っていた大企業が自社の情報システム部門をSIerに売却したこともあり、現在の大手SIerが誕生することになりました。

SIerの提供するサービス

SIerはクライアントに対して、各種のサービスを提供します。契約形態によるものの、ITシステムが最終的な納品物であるとは限りません。以下では、SIerの提供するサービスの例を紹介します。


システムの提案、要件定義

顧客の事業においてメリットがあるITシステムの導入、更新などを企画、提案します。顧客が提案を希望しそれに応じて企画・提案する場合もあれば、SIerから案を出し営業をかける場合もあります。


単に提案、企画しただけではそのままシステムなどを開発できるほどに具体化できていないため、実現する機能とそれを用いた業務などを検討し定めるのが要件定義です。要件定義は顧客主導という形式をとる場合が多く、その際にSIerは要件定義の支援をするという関わり方がスタンダードです。


システムの設計、開発、テスト

要件の定まったITシステムを、実際に作り上げることもSIerは行います。顧客とはITシステムの完成を請け負う契約をする場合が多いです。


具体的には、ITシステムの全体像を設計し、システムを構成するプログラムの単位まで分割を行い、それぞれの開発を進めます。その後、ITシステムとして組み立て、その動作をテストして顧客に納品します。


基本的に、SIerの提供するサービスにおいて、システムの提案、開発などは顧客の業務にあわせて行うため、顧客専用のオーダーメイドのシステムとなる場合が多いです。

システム運用、保守

顧客が業務で利用するITシステムやインフラの運用、保守もSIerが提供するサービスの一つです。顧客は必ずしもITに関する専門的な担当者を持つわけではなく、システムの継続的な稼働に向けた運用、保守が必要とされる場合があるためです。

パッケージ製品の導入支援

ITシステムの導入には少なくないコストが必要です。そして、特に自社に適したオーダーメイドのシステムなどを開発すると大きな負担となることもあります。そこで、すでにある程度の機能を備えたパッケージ製品を用意し、顧客に向けて製品の販売を行うことでコストメリットのある課題の解決策を提案します。


パッケージ製品の導入支援を行う場合、顧客の業務と製品の機能のフィット&ギャップを確認し、必要な部分はカスタマイズなどを行います。

顧客業務に対するコンサルティング

SIerは顧客業務の課題をITにより解決することが基本ですが、顧客の業務課題を解決する方法はITによるものだけには限りません。特定の業種、業界のノウハウが蓄積され、結果として顧客業務に対するコンサルティングを行うこともあります。

SIerの作るシステム例


SIerの業務はシステム関係のことすべてと言って良いほど、SIerが担う範囲は広いです。SIerが開発するシステムの範囲も非常に広く、営業データベースや人事データベースなどのデータベースや、会計システムや業務管理システムといった業務システムなどさまざまです。


ここではSIerの作るシステム例について解説していきます。

営業データベース

SIerでは営業部が利用する営業データベース作成することもあります。営業活動を行うためには顧客名や担当者名、連絡先、取引履歴などさまざまなデータが必要になります。


また、営業データは他の営業部と連携でき、リアルタイムに更新される必要もあります。SIerはこのような営業活動に必要なデータベースを構築できるため、営業部の状況を見て企画部が新しい商品やサービスの企画を行ったりできるようになります。

営業ツール

SIerではSFAと呼ばれる営業ツールの作成も行います。SFAとは「Sales Force Automation」の略で、日本語では「営業支援システム」と訳されるものです。


SIerではクライアントがどのデバイスで営業ツールを利用したいのか、どのような情報をどのように見せたいのかといったニーズに合わせて、営業ツールをシステムとして開発します。

人事データベース

SIerでは社内の人材情報を管理する人事データベースの作成も行います。人事データベースはユーザーの持つ権限によって閲覧できる部分を管理したり、更新できるかどうかも調整したりする必要があります。


また、入力した情報はリアルタイムに更新される必要もあり、大企業の場合は給与システムと連携して給与計算を行ったりする機能も必要になるでしょう。SIerではこのような人事データベースを開発することができます。

会計システム

SIerでは会計システムも対象となります。SIerが開発する会計システムでは、後述する業務管理システムからデータを連携して一元管理し、会計システムに落とし込むことができます。


業務管理や請求システム、支払いシステム、会計システムなどを連携することで、売上処理や売掛金の入金の消込みまですべてを一元化することができるでしょう。

業務管理システム

SIerでは業務管理システムも開発します。SIerが開発する業務管理システムでは、発注や納品の管理、支払い、流通業者への計数管理や支払い、売上処理、請求書の発行といった一連の業務を連動させることができます。


そのため、業務処理のさまざまな作業を効率化することが可能です。

生産・在庫管理システム

SIerでは生産管理システムや在庫管理システムなども開発します。クライアントがメーカーであれば、工場での生産管理や完成した製品の在庫管理など、製品が出荷されるまでの一連の流れをシステムで実現する必要もあるでしょう。


SIerが開発する生産管理、在庫管理システムは、リアルタイムなデータ更新ができ、営業状況を確認しながら生産状況や在庫の管理状況を調整できるようになっています。

エンドユーザー向けシステム

SIerではエンドユーザー向けのシステムやツールも開発します。ここまで紹介したデータベースやシステムは社内で使用するものでしたが、SIerでは企業の業績に関係するような顧客向けのシステムも開発しています。


たとえば消費者がネットショッピングできるECサイトや流通システム、顧客向けのホームページなどがSIerの開発するエンドユーザー向けシステムに該当するでしょう。

統合ERPシステム

SIerではここまで紹介したようなあらゆるシステムを包括したシステムも開発します。特に大手のSIerであれば、人事システムや生産システムなど個別にシステムを開発するよりも、企業がすべてのデータを連携させて活用できるようなシステムを開発するケースの方が多いでしょう。


人事や営業、生産、流通、会計といった内容を統合し、連携できるシステムのことを「統合型ERPシステム」と呼びます。

\簡単60秒/無料登録して案件を紹介してもらう24時間以内にご連絡いたします。※土日祝日を除く

SIerのエンジニアの業務

SIerのエンジニアの業務

SIerはクライアント企業が求めているシステムの構築から運用、コンサルティングという一連の業務すべてが業務の対象となります。それでは、具体的にどのような業務を担ってくれるのでしょうか。


ここではSIerに所属するエンジニアの業務について解説します。

システム企画と提案

クライアント企業でシステム開発の具体的な企画まで決められるケースは少ないでしょう。クライアント企業内でシステムに関する企画が持ち上がった段階でSIerに仕事を依頼すれば、クライアント企業の希望をヒアリングして、具体的な企画案に落とし込みます。


SIerはクライアントの明確化されていないニーズを抽出し、どのようなシステムを構築すればニーズを満たせるのか提案してくれるでしょう。また、一からシステムを開発した方が良いのか、既存のシステムと組み合わせた方が良いのかといった提案も行ってくれます。

システム設計を行う

SIerはヒアリングによって要件定義を行い、予算が承認された後は、具体的なシステムの設計を行います。まずは基本設計により、どのようなシステムを開発するべきなのか決めていきます。


システムに実装する機能を設計して、それぞれどのように関連付けるのかを決定していく工程です。また基本設計の内容は基本設計書としてまとめて、クライアントにも確認してもらいます。


基本設計で決まった内容は領域ごとに詳細設計へと進み、実際にプログラマーが詳細設計を見て開発できる段階まで落とし込みます。

システムの構築を行う

詳細設計が完了したら、SIerではシステムの構築へと進みます。システムを構成するプログラムを、プログラミング言語を用いて製造する工程です。実装やプログラミングと呼ぶ場合もあります。また、実装したプログラムに対しテストを行い、要件や設計で定められた通り機能することを確認します。


元請けの大手SIerの場合は要件定義やシステムの設計までを行い、実装工程に関しては下請けのSIerに委託するケースも多いです。実際のシステム開発では、SIerのプログラマー総出で構築していくことになります。

システムの運用、保守を行う

システムを納品すればSIerの仕事は終わりというわけではありません。システムが完成したら、システムの運用や保守のフェーズに入ります。


たとえ優れたシステムが完成したとしても、クライアントが使いこなせないままではSIerにシステム開発を依頼した意味がありません。そのため、SIerではITに詳しくない人を含めてクライアント企業の社員全員がシステムを利用できるように、運用のサポートを行います。


システムの運用保守は、業務の都合上顧客先に常駐するケースも多いです。

SIerの種類と特徴

SIerの種類と特徴

SIerとひと口に言っても、その種類は大きく分けて「独立系SIer」「ユーザー系SIer」「メーカー系SIer」「外資系SIer」「コンサル系SIer」の5種類に分けることができます。


また、SIerの種類によって特徴も異なるため、SIerへの転職を検討する場合は種類ごとの特徴も把握しておく必要があるでしょう。ここではSIerの種類について解説していきます。

独立系SIer

独立系SIerとは、親会社を持たずに最初からSIerとして創立したSIerのことです。後述するユーザー系SIerやメーカー系SIerの場合は親会社の影響を受けますが、独立系SIerの場合は親会社が存在しないため、あらゆる業界や業種の企業と関わることが可能です。


そのため、自由な経営ができるというメリットがありますが、一方で経営面で不安定であるというデメリットもあります。

ユーザー系SIer

ユーザー系SIerとは、一般企業の情報システム部が独立する形で誕生したSIerです。親会社は金融系や商社系などさまざまで、親会社から案件を受注できるため経営面で安定しやすいというメリットがあります。


また、ユーザー系SIerでは親会社によってシステム開発で必要になる知識が異なるため、特定の業界知識を身につける必要があります。

メーカー系SIer

メーカー系SIerとは、ハードウェアメーカーの情報システム部が独立する形で誕生したSIerです。親会社はパソコンメーカーなどのハードウェアメーカーになります。


ユーザー系SIerと同様に親会社から案件を受注することができるため、経営面で安定しています。ただし、基本的に親会社のハードウェアを使用することになるため、幅広い知識を身につけることは難しいです。

Manufacturer_SIer_featureの記事

外資系SIer

外資系SIerとは、日本で事業を展開している海外企業のSIerです。外資系SIerの場合はグローバルに事業を展開しているため、世界規模のプロジェクトに参画できるケースも珍しくはありません。


また、日本のSIerでは年功序列制度が残っているケースも多いですが、外資系SIerは基本的に実力主義となっているため、実力次第では年齢に関係なく年収がアップする可能性もあります。

コンサル系SIer

コンサル系SIerとは、システム開発ではなくコンサルティング業務をメインに事業を行っているSIerです。クライアント企業が抱える課題を理解し、課題解決のためのシステム構築の提案を行います。


クライアントの課題を解決できる具体的な提案を行うことが仕事となるため、クライアントの業務や業界についての理解が必要になります。また、基本的にコンサルティング業務のみを行うことになるため、システム開発に関する知識やスキルは身につきにくいでしょう。

SIerで働くメリット

SIerで働くメリット

大手SIerであれば、経営が安定しており福利厚生なども充実している点がメリットです。前述のようなメーカー系SIerやユーザー系SIerであれば、親会社と同様に高い給与を貰えるケースが多いです。



上記はSEESで実際に応募しているSIerの案件ですが、単価が65万円とSIerの給与が高いことがうかがえます。


また、受注する案件も大規模案件が多くなるため、業務に関するスキルを身につけることもできるでしょう。

SIer_freelanceの記事

SIerで働くデメリット

SIerで働くデメリット

SIerは古い体質が残っているケースも多いため、IT業界にしては珍しく年功序列制度になっている場合があります。そのため、社内の平均年齢も高く、管理職が多いことから意思決定のスピードが遅いこともあります。


また、新規事業も勢いのあるベンチャー企業などに先行されてしまい、なかなか新しい業務に携われずストレスを感じる可能性もあるでしょう。

SIerのエンジニアに向いている人の特徴

SIerのエンジニアに向いている人の特徴

前述のとおり、SIerにはメリットもデメリットも存在します。同じエンジニアでもSIerに向いている人もいれば、他の中小企業やベンチャー企業の方が向いているという人もいるでしょう。


ここではSIerのエンジニアに向いている人の特徴について解説していきます。

マネジメント能力が高い人

SIerは一般的にイメージされるシステム開発を行うIT企業と違い、マネジメント業務がメインになるケースが多いです。特に大手のSIerであるほどプロジェクト管理などのマネジメント業務が中心となるため、マネジメント能力の高い人はSIerに向いているでしょう。


そのため、IT未経験であってもマネジメント経験がある人材は適性が高い可能性があります。

right_age_for_a_project_managerの記事

論理的に考えられる人

エンジニアに必要な資質として、論理的思考力が挙げられます。論理的思考とは物事を筋道立てて論理的に考えられる能力のことで、システムを構築する上で必須の能力です。


SIerのエンジニアも、システムの設計や構築を行う際に「なぜこのような流れになっているのか」という内容を論理的に考えられる人が向いているでしょう。

ある程度のシステム開発のスキルを身につけている人

SIerは未経験者でも積極的に採用しているため、IT未経験からでも転職できる可能性があります。したがって、ある程度のシステム開発のスキルがあればSIerへの転職もしやすいでしょう。


上流工程を中心に業務を展開しているSIerの場合、転職後に業務を通じてシステム開発のスキルを磨くことは難しいです。SIerへの転職を検討する場合は、事前にある程度のシステム開発のスキルを身につけておきましょう。

円滑にコミュニケーションが取れる人

SIerはシステムやITに関して素人であるクライアント企業から要望をヒアリングして、システム開発を行います。そのため、相手の言葉を理解し、自分の考えを相手に伝えられるコミュニケーション能力がある人は、SIerに向いているでしょう。


SIerのエンジニアには、漠然としたクライアントのニーズを理解し、システムとして実現するためのコミュニケーション能力が必要です。

SIer、SI業界が抱える課題

SIer、SI業界が抱える課題

日本のIT化を支えてきたSIer、SI業界ですが、SIer独自の課題も多く存在しています。そのため、SIerが今後生き残るためには、これらの課題を解決していく必要があるでしょう。

以下では、SIerが抱える課題について解説します。

とにかくエンジニアが不足している

SI業界に限らず、日本ではITエンジニアの数が不足しています。根柢にあるのは労働人口の減少のため、簡単に解決する問題ではありません。

もともとバブル後の不況の中でIT化を進めるために誕生したSIerというあり方自体が、多様化するIT業界でのビジネスの絶対的な形態でなくなってきていることも理由と考えられます。

多重下請け構造の弊害

SI業界は多重下請け構造になっており、クライアントから直接案件を受注する大手の元請けの下に、2次請け、3次請けなどの複数のSIerが存在している状態になっています。


下請けになるほど企業としての利益が減るため、そこで働くエンジニアの待遇も悪くなっていくという問題があります。

ブラックな環境の職場もある

SIerは多重下請け構造になっていることもあり、ブラックな環境の職場も存在しています。また、複数のプロジェクトを並行進行して炎上している職場や、納期前には残業や休日出勤が当たり前になっているような職場もあります。

オリジナルの技術が生み出されない

SI業界では多数の大手企業からの発注が繰り返されるため、SIerが提供する技術も従来からある画一的なものが中心となり、新しい技術が生み出されることが減っていません。


オリジナルの技術を生み出す革新性が失われたことにより、日本企業は海外企業に比べてUIやUXが劣っていると言われています。

SIerに関するよくある質問

SIerに関するよくある質問とその回答をまとめています。


これからキャリアパスとしてSIerへの就職、転職を検討している場合、よくある質問は基本的な検討材料となります。お役立てください。

SIerとはどんな意味ですか?

SIerのSIは「System Integration」の略で、SIerは後ろに「er」をつけた和製英語です。ITシステムにより顧客の課題解決を図る企業を指しています。顧客のシステム開発などを請負契約で実施するケースが多いです。多重下請け構造を持つことも多く、SIerは大規模なプロジェクトのまとめ役としての役割も果たします。

SIerの業務内容は?

SIerに所属するエンジニアの業務は、ITシステムの企画・提案、要件定義や設計、システム開発プロジェクトにおける開発やテストなどの管理などを行います。担当範囲は所属企業やプロジェクトにより異なります。

SIerの将来性は高い?

日本国内のIT業において、SIerは古くから存在する形態の一つです。ITシステムの活用がIT業種だけにとどまらず、従来のユーザー企業にも広がっており既存システムの更新なども必要なため一定の需要が見込めます。


一方で、ITを提供する企業の形態にも多様な形が生まれており、業態は変化するとも想定されています。現状のSIerが抱える課題を解決していった場合、業務のあり方が変わり、別の業種となることは考えられるでしょう。

SIerの特徴や課題を理解した上で就職を検討しよう

SIerの特徴や課題を理解した上で就職を検討しよう

SIerはシステム開発に関するあらゆる業務を担いますが、SIer特有の課題も抱えています。ぜひ本記事で紹介したSIerの業務やSIerの種類、SIerのエンジニアに向いている人の特徴などを参考に、SIerについて理解を深めてみてはいかがでしょうか。

Web_SIer_Jobchangeの記事

\簡単60秒/無料登録して案件を紹介してもらう24時間以内にご連絡いたします。※土日祝日を除く

関連記事

40代~60代向けミドル・シニアフリーランスエンジニアの案件サイト『SEES』

SEESの特徴 SEESの特徴

40代~60代でエンジニアとして活躍したいと考えている方におすすめなのが、株式会社Miraieが運営する、ミドル・シニアエンジニア向けの案件サイト『SEES』(https://miraie-group.jp/sees/)です。

SEESとは-Senior Engineer Entrustment Service-の略称で、40代~60代エンジニア向けの案件紹介サービス。

エンジニア業界は、40代以上の転職はなかなか厳しい市場だと言われています。
転職ではなくフリーランスとして案件を獲得することを視野にいれてみてもいいかもしれません。

SEESの場合、掲載している案件は主に年齢不問ですので、年齢制限に関係なく、純粋にスキルや希望条件での案件を探すことが可能です。
会社員よりも個人事業主としてプロジェクトを請け負う形であれば、働き方としても選べる立場にありますよね。

給与の支払いサイトは30日で統一されています。
また、取引社数が5,000社以上と多く、新しい案件が集まりやすくなっています。
さらに、SEESに登録をすると最新・未公開案件を獲得することができます。

独立してフリーランスになっても仕事が途切れる心配はありません!
『SEES』(https://miraie-group.jp/sees)を利用して新しい働き方を手に入れてみては…!?

皆さまから選ばれてミドル・シニアエンジニア向け検索サイト三冠達成しております!

三冠 三冠

株式会社Miraieが運営する『SEES(https://miraie-group.jp/sees)』は、 「シニアエンジニア向け検索10サイトを対象にしたサイト比較イメージ調査」のなかで、

  • 【シニアエンジニア向け検索サイト 顧客満足度 No.1】
  • 【シニアエンジニア向け検索サイト 情報充実度 No.1】
  • 【希望職種が見つかる シニアエンジニア向け検索サイト No.1】

上記3項目においてNo.1を獲得ししております。

この記事の監修

miraie miraie

株式会社Miraie

2007年設立のシステム開発会社。首都圏を中心にWeb・IT関連事業、コンサルティングサービス、人材派遣サービスなどを展開。 SES事業や受託開発などを中心にノウハウを蓄積しながら、関連事業へとビジネスの裾野を広げています。

監修者インフォメーション

所在地
〒150-0002 東京都渋谷区渋谷1-12-2 クロスオフィス渋谷6階(本社)
設立
2007年7月(3月決算)
従業員数
55名(正社員)
電話
03-5774-6300

SEESは
非公開案件が80%以上

ITに特化したコーディネータが
あなたにぴったりの案件をご提案

目次