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ITエンジニアの平均年収が低い理由にはどのようなものがあるのでしょうか。本記事では雇用形態別のITエンジニアの平均年収やITエンジニアの年収が低いと言われている理由などを紹介するため、ぜひ参考にしてみてはいかがでしょうか。
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目次
「日本のITエンジニアの年収は海外エンジニアよりも低いの?」
「ITエンジニアの平均年収はどのくらい?」
「ITエンジニアとして年収を上げるにはどんな方法がある?」
このように、日本のITエンジニアの平均年収について知りたいと考えている人もいるのではないでしょうか。
本記事では、日本のITエンジニアの平均年収やITエンジニアの年収が低いと言われている理由などを解説しています。本記事を読むことで、ITエンジニアの年収がなぜ低いと言われているのか把握できるでしょう。
また、ITエンジニアの年収を上げる方法について紹介するため、年収をアップしたいと考えているITエンジニアも参考にできます。
ITエンジニアの平均年収が低い理由について知りたい人は、ぜひ参考にしてみてはいかがでしょうか。
結論から述べると、日本のITエンジニアの年収は海外よりも低いというわけではありません。経済産業省発表の「IT人材に関する各国比較調査 結果報告書」には、日本のITエンジニアの年収はアメリカに次いで2番目だと記載されています。
ただし、アメリカのITエンジニアの年収を比較すると、その金額には大きな差があります。さらに世界的にITエンジニアの給与が上がっている中で、日本のITエンジニアの給与はあまり上がっていないという特徴があります。
出典:IT人材に関する各国比較調査 結果報告書|経済産業省
参照:https://warp.da.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/11457937/www.meti.go.jp/policy/it_policy/jinzai/27FY/ITjinzai_global.pdf
厚生労働省が出している「職業情報提供サイト(日本版O-NET)」によると日本のITエンジニアの平均年収は558.8万円です。日本全体での平均年収が430万円ほどであるため、ITエンジニアの平均年収は他の職種と比較しても高い水準にあると言えるでしょう。
出典:運用・管理(IT)|職業情報提供サイト(日本版O-NET)
参照:https://shigoto.mhlw.go.jp/User/Occupation/Detail/319
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ITエンジニアの平均年収はどれくらい?年齢別やフリーランスについても紹介
雇用形態別のITエンジニアの年収や時給を見ると、ITエンジニアは派遣社員やパート、アルバイトでも比較的高額な時給を得られる職業であると言えるでしょう。
正社員のITエンジニアの場合、給与分布の中でも特に多いのが495〜570万円の水準となっています。また、全体の給与幅は300万円台から900万円台までと幅広いため、スキルや実務経験、勤めている企業規模などによっても年収は大きく変わってくると言えるでしょう。
雇用形態 | 年収 |
---|---|
正社員 | 約500万円 |
派遣社員 | 約1,450円(時給) |
パート・アルバイト | 約1,300円(時給) |
ITエンジニアの年収は他の職種を比較しても低いというわけではありませんが、低いと言われることも多いです。その理由としては、一部のITエンジニアの年収が高く、多くの年収の低いITエンジニアが存在する状態になっていることが挙げられるでしょう。
それでは、なぜこのような状態になっているのでしょうか。ここではITエンジニアの年収が低いと言われている理由について解説していきます。
IT業界は比較的成果主義の評価制度を取り入れている企業も多いですが、いまだに多くの企業が年功序列を基準とした評価を行っています。年功序列型の評価制度では勤続年数を重視しているため、スキルよりも企業に長く在籍している人材の方が年収が高くなります。
そのため、たとえ優秀なエンジニアであっても、年功序列では勤続年数が少ない限りスキルに見合った年収を得ることができません。
ITエンジニアの年収が低いと言われる理由には、そもそも日本のIT業界における構造の問題があります。
IT業界は縦割りのピラミッド型の構造になっており、発注元の企業から元請け、下請け、孫請けへと移動していくほど中間マージンが抜かれていくため報酬も少なくなっていきます。
そのため、下請けや孫請けの企業に勤めているITエンジニアは、それだけ少ない年収で働かざるを得ません。
ITエンジニアは残業が多く、そもそも働く時間が長いケースもあります。特に高度なスキルを持ったエンジニアは、残業をしてでも対応しなければならない案件に巻き込まれやすいでしょう。
そのため、年収が高いITエンジニアであっても、実際には残業代によって年収が上がっているケースもあります。逆に言えば、残業が少ないITエンジニアはそれだけ年収が少なくなってしまうでしょう。
IT業界は技術革新のスピードが速く、日々新しいテクノロジーが登場しています。そのためITエンジニアとして最先端の技術を扱うためには、自身でスキルアップをしていく必要があります。
しかしITエンジニアは仕事が忙しいため、仕事と並行してスキルアップすることは難しいでしょう。ITエンジニアとしてスキルアップするには、スクールに通ったり積極的に新しい案件に携わったりするなど、何らかの方法で勉強できる環境に身を置く必要があるでしょう。
ITエンジニアの中には高い年収を獲得している人もいます。そのため、現在は年収が低くても努力次第で年収をアップすることができるでしょう。
ここではITエンジニアの年収を上げる方法について解説していきます。
AIやビッグデータ、IoTなどの最先端技術を扱えるITエンジニアになれば、年収をアップできるでしょう。このような先端IT技術を持った人材はニーズが高く、今後も人材不足の状態が続くと言われています。
そのため、最先端技術を身につけておけば、将来性も高いITエンジニアになれるでしょう。
同程度のスキルを持つITエンジニアでも、勤めている企業によって年収は変わります。そのため、スキルを身につけてから待遇の良い企業へ転職することで、大幅な年収アップが期待できるでしょう。
転職活動をするのであれば、事前に資格などを取得しておくのもおすすめです。
IT業界は技術の移り変わりが激しいため、トレンドに対する関心を持っている人の方が年収が高くなる可能性があります。IT業界のトレンドに興味を持っていれば、需要の高い知識やスキルを積極的にキャッチアップしていくことができるため、ニーズの高い人材になれるでしょう。
会社でITエンジニアとしてのスキルや経験を積んだあと、フリーランスエンジニアとして独立するという方法もあります。
フリーランスは安定した収入が得られないというデメリットもありますが、多くの案件を受注することで会社員時代よりも年収をアップすることも期待できるでしょう。
ITエンジニアというと一人でパソコンに向かって仕事をしているイメージがありますが、実際にはさまざまな人と協力しながら作業を進めます。
同じチームのエンジニアやクライアントとしっかりと意思疎通しながら業務を進めていくためには、コミュニケーション能力が必要になるでしょう。
勤めている会社で実務経験を積み上げ、キャリアアップしていくという方法もあります。ITエンジニアは実績が重視されるため、最低でも一つのプロジェクトを完遂させることで自身の市場価値を高めるようにしましょう。
ただし、現在の会社ではスキルアップができないようであれば、他社への転職も視野に入れましょう。
要件定義や設計などの上流工程に携わるITエンジニアほど、年収水準も上がります。そのため、できるだけ上流工程の業務を担当するようにしましょう。
上流工程の業務で経験を積むことで、技術面でのスキルだけでなくマネジメントスキルやコミュニケーションスキルなども磨くことができます。
マネジメントスキルとは、スケジュール管理や人員の管理、品質管理といったプロジェクト全体を管理するスキル、リーダーシップなどのことです。
高度なマネジメントスキルを持った人材は管理職としてプロジェクトのパフォーマンスを向上させることができるため、年収もアップするでしょう。
プログラミング言語にはさまざまな種類があり、言語によって需要にも違いがあります。需要の高い言語を勉強することで、以前よりも市場価値の高いITエンジニアとして年収アップにつなげることもできるでしょう。
エンジニアのコミュニティなどに参加して、エンジニアとの人脈を広げることも年収アップにつなげられます。人脈を広げることで、他のエンジニアからIT業界の最新情報や知識、スキルなどを学ぶことができます。
このようなコミュニティで身につけたスキルを自身のキャリアにも活かしましょう。
ITエンジニアには資格は必須ではありませんが、資格を取得することで自身のスキルの証明になります。そのため、資格を取得することで年収アップに繋がることもあるでしょう。
ここではITエンジニアの平均年収を上げるのにおすすめの資格を紹介していきます。
ITストラテジスト試験とは、経営戦略に基づいてクライアントの企業戦略を策定するITストラテジストとしてのスキルを認定する国家試験です。情報処理技術者試験の試験区分の一つで、ITスキル標準のレベル4に相当する難しい試験です。
高度情報処理技術者試験に含まれる試験であるため、取得することでITストラテジストとしての高度な知識やスキルを証明できるようになるでしょう。
出典:ITストラテジスト試験(ST)|IPA
参照:https://www.jitec.ipa.go.jp/1_11seido/st.html
応用情報技術者試験は、ワンランク上のITエンジニアとしてのスキルを証明できる国家試験です。情報処理技術者試験の1区分で難易度はITスキル標準のレベル3となっているため、取得することでITエンジニアとしての信頼度が上がるでしょう。
前述のITストラテジスト試験よりも難易度は低いため、高度情報処理技術者試験合格を目指す場合も先に応用情報技術者試験に挑戦すると良いでしょう。
出典:応用情報技術者試験(AP)|IPA
参照:https://www.jitec.ipa.go.jp/1_11seido/ap.html
システムアーキテクト試験とは、システムアーキテクトに必要なスキルを証明できる国家試験です。情報処理技術者試験の1区分で、この資格もITスキル標準のレベル4に相当します。
システム開発の上流工程を担当するITエンジニアを対象とした試験であるため、取得することで設計などの業務にも携われるようになり、年収アップに繋がるでしょう。
出典:システムアーキテクト試験(SA)|IPA
参照:https://www.jitec.ipa.go.jp/1_11seido/sa.html
ITエンジニアの平均年収が低いと言われる理由としては、日本独自のIT業界の構造や年功序列制度などが関係しています。
ぜひ本記事で紹介したITエンジニアの年収が低いと言われている理由や年収を上げる方法などを参考に、スキルや経験を積み上げてITエンジニアとして年収アップを目指してみてはいかがでしょうか。
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2007年設立のシステム開発会社。首都圏を中心にWeb・IT関連事業、コンサルティングサービス、人材派遣サービスなどを展開。 SES事業や受託開発などを中心にノウハウを蓄積しながら、関連事業へとビジネスの裾野を広げています。
監修者インフォメーション