40代からのフリーランスエンジニア向け・案件検索サイト【SEES】
Javaを扱うエンジニアが将来性を高めるには、どのような方法が考えられるでしょうか。本記事では、Javaの需要がある開発分野、需要が高い理由、Javaエンジニアとして活躍するために必要なこと、将来性などを紹介します。
<業界実績18年>
ミドル・シニアフリーランス専門
エージェントSEES
40~60代以上のシニアエンジニア案件探しは、私たちにお任せください!
ご登録者様限定で、Webに公開していない非公開案件をご提案いたします。
目次
「Javaってどんなプログラミング言語なの?」
「Javaの需要が現在でも高い理由って?」
「Javaエンジニアが今後も活躍するにはどうすればいい?」
プログラミング言語として長い歴史を持つJavaやJavaエンジニアという職種について、さまざまな疑問を持っているという人もいるのではないでしょうか。開発者数も多く、各種のアプリケーション開発に多用されてきた言語のため、興味のあるエンジニアは少なくないでしょう。
本記事では、Javaの特徴や需要が高い理由、今後Javaエンジニアが活躍するために必要なことなどを紹介しています。これからJavaエンジニアを目指している方も、Javaエンジニアの方も、キャリアを検討するための参考にしてください。
Javaは、世界的なシェアを獲得している汎用性の高い言語です。1996年のリリース以来30年弱が過ぎ、様々な分野で活用されC言語の次のスタンダードといえるぐらいに普及を果たしました。
しかし、近年ではJavaの後継といわれるようなプログラミング言語も登場しています。そのため、Javaのことを時代遅れの言語なのではないかと考えている人もいるでしょう。
しかし結論から述べれば、Javaは2024年時点でも大きな需要を持ち将来も期待できるプログラミング言語で、開発の選択肢として現役といえます。Javaは多くのメリットを持ち、成熟した枯れた技術として、現在でも多くの開発に採用されています。
Javaは高い汎用性を持つ、オブジェクト指向型プログラミング言語です。実行にはJVMという環境を用いることでマルチプラットフォームへ対応しています。
Webアプリケーションや業務系システム、スマホアプリなど幅広い分野で開発に利用されており、これまで多くのソフトウェア開発に採用されてきました。
特にオブジェクト志向の採用により開発単位を分割しやすく、大規模開発に適していることから、大規模な業務系システムの開発で人気があります。この特徴は、国内でのJavaエンジニアの求人数の多さにも繋がるものです。
リリース当初の開発元はSun microsystemsでしたが、2024年時点での開発元はOracle社です。2017年からの長期サポート版(LTS)JDKへのサポートが有償化したことによりその後の人気は危ぶまれることもありましたが、OpenJDKや他社JDKも存続しており無償でも充分に利用が可能としてその後も人気を保っています。
関連記事:Oracleが提供する言語は?Javaの特徴・6つの活用例を紹介
Javaは汎用的なプログラミング言語で用途は多岐に渡ります。AndroidアプリやWebアプリ、組み込みアプリ、デスクトップアプリやコマンドラインアプリにいたる、あらゆる分野の開発が可能です。
また、Javaはこれまで多くの開発に用いられてきた実績があります。豊富な事例が存在しているため、高い品質が求められるような開発現場でも安心して採用されやすいです。特に安定性やセキュリティが評価され、銀行などの金融機関のシステムにも採用されています。
Javaエンジニアとして働くことで、需要の高いエンジニアになれるというメリットがあります。Javaはシェアの高い言語であることから、Javaエンジニアは求人も多いです。案件が豊富に存在していることは、安定した稼働に繋がります。
特に、多くのエンジニアを必要とする大規模開発で採用されていたり、幅広い分野で開発に採用されてきたため、エンジニアは好きな分野で働きやすいというメリットもあります。
Eclipseなどの統合開発環境が提供されていることもメリットにあげられます。ツールを活用することにより、効率的に業務を進めることが可能です。
Javaエンジニアとして働くことのデメリットとして、開発者が多く希少性が低いため高収入は狙いづらいという点があげられます。高収入を目指すためには、Javaの開発ができるだけでなく、上流工程のスキルやマネジメントスキルなどまでが求められるでしょう。
未経験者がこれからJavaを習得し、エンジニアとして活躍したいと考えている場合には、比較的習得難易度が高い点がネックとなるかもしれません。Javaエンジニアとして働くためには、時間をかけてJavaの学習を行う必要があります。
Javaはさまざまな分野で開発に利用できる言語ですが、特に需要の高い開発分野について知りたいという人もいるでしょう。現在、特にJavaの需要が高い開発分野を紹介します。
Javaのスキルをキャリア形成に利用しようと検討している場合には、参考にしてください。
Javaは、特にスマートフォンのAndroidアプリ開発におけるシェアが高いという特徴があります。
人気が高いスマートフォンのOSとしてiOSとAndroidがあげられます。その中でも、Androidは世界のモバイルOS市場の7割強を占める人気OSです(2024年9月時点Statcounterによる調査)。
JavaはAndroid向けスマホアプリに早くから対応しており、Javaエンジニアに需要のある分野となっています。
JavaはWebサーバーサイドでの需要も高いです。
JavaではJavaサーブレットを基本にしたWebアプリケーションのサーバーサイド開発が可能です。大規模システムから小規模システムまでに対応しているため、Javaエンジニアは中小企業から大企業までのあらゆるサーバーサイドの開発現場で、需要が高いと言えるでしょう。
また、Javaのサーバーサイドの開発ではJSFやSpring Frameworkなどのフレームワークが用いられることが多いです。フレームワークの知識を押さえておくと、より需要の高いJavaエンジニアとして重宝されるでしょう。
関連記事:おすすめのJavaフレームワークとは?活用のメリット・デメリットも解説
基幹系システムとは、企業や組織の根幹を成す業務系のシステムを指します。販売、在庫管理、調達、会計など種類は様々ですが、いずれのシステムでも高信頼性が求められる傾向にあります。技術的にはWebやバッチ、画面系のアプリを組み合わせて作られます。
Javaは高信頼性と処理速度の早さ、大規模なことの多い特徴に対応できるため基幹系システムで長く利用されてきた言語です。既存資産の継続的利用や技術者確保の面でもメリットがあるため、今後も需要がある分野といえます。
組み込みアプリは車載器や家電製品、工業用の機械などに搭載される小型のコンピュータ上で動くアプリケーションです。利用できるリソース量が少なく、バグが許されないなどの制限があるため、特に高品質なプログラムが求められます。
このタイトな環境に向けた開発分野でもJavaは利用されています。高品質なプログラムを作成でき、問題が発生した場合にも情報が多いといったJavaの特性とマッチするためです。
前述のとおり、Javaはさまざまな分野で開発に用いられている言語です。それでは、歴史の古い言語であるJavaが現在でも高い需要を誇っていることには、具体的にどのような理由があるのでしょうか。
ここでは、Javaの需要が現在でも高い理由について解説していきます。
Javaは大規模な開発に適している言語で、大規模な業務システムを開発する際、ほとんどの場合で採用されています。また、部品を組み立てるように開発を進めることができるという特徴を持つため、大人数での大規模開発に向いています。モジュールの分割のしやすさの実現と同時に、他のプログラムに依存していない作りにすることでプログラムの再利用性も高い点もメリットです。
Javaは歴史が長く、これまで世界中の多くの開発で採用されてきたという実績を持ちます。開発実績が多いということは、それだけ信頼できる言語であると言えるため、これからもJavaの需要が急激に減少するようなことは考えにくいでしょう。
今後新しい言語が登場したとしても、実績の豊富さという面で、Javaが簡単に新しい言語に置き換わる可能性は低いと言えます。
枯れた技術とは、登場から時間が経ち、あらゆる状況でのテストが積み重ねられ、各種の問題への対応方法や既存のバグも出尽くしたという状態を意味します。最新のユーザーインタフェースの利用などよりも、安定して稼働し、問題が起きても確実に対処できる枯れた技術には継続的な需要が存在しています。
Javaはオブジェクト指向に則ったプログラミング言語で、クラスという単位でプログラムを作成、管理しています。クラスは基本的に他のクラスと独立しており、一度作成したクラスは別のプロジェクトなどでも再利用が可能です。プログラムには所有者の権利などもありますが、これがクリアな場合には過去に作ったプログラムを再利用することで、開発効率と生産性の向上が図れます。
JavaはJVM(Java Virtual Machine)という環境上で動作します。コンパイルを行ったソースは中間言語に訳され、このJVM上でさらに機械語に翻訳されて実行されます。
JVMがさまざまな環境に向けて用意されていることから、一度書いたJavaのプログラムは手を加えずに他の環境上でも動かすことが可能です。OSやハードウェアなどの制限によらず一つのプログラムを複数環境で利用できるマルチプラットフォームに対応していることもJavaの人気を支える理由の一つとなっています。
JavaはAndroid向けのスマホアプリの開発にも対応している言語です。スマホの普及によって、スマホアプリ市場は年々拡大を続けていることもあり、スマホアプリの案件は非常に多いです。
また、Androidアプリ開発ではJavaが採用されるケースが依然高いことから、Javaの需要も高くなっています。スマホアプリの開発現場では、今後もJavaエンジニアの需要は高まっていくと言えるでしょう。後続のKotlinもJVM上で動作するため相互にライブラリを使用でき、共存することが見込まれます。
Javaは、型に厳格で、文法は比較的オーソドックスです。オブジェクト指向言語としてもよく整理されています。その後に登場したプログラミング言語に与えた影響も大きく、ベーシックな言語としての地位を確立しています。
そのため、最初にJavaを習得することによってC#やRubyなどの、他のオブジェクト指向言語を勉強する際にも役立つでしょう。
実際に、Javaの機能やオブジェクト指向の概念は他の言語にも応用可能なため、Javaはエンジニアの新人教育でも広く用いられています。
Javaは現在でも需要が高い言語であることを紹介してきましたが、Javaエンジニアの将来性について知りたいという人は多いのではないでしょうか。
プログラミング言語の習得には長い時間と労力が必要となるため、将来性の高さは重要な言語選択基準の一つです。
ここではJavaエンジニアの将来性について解説するため、参考にしてみてください。
近年ではScalaやKotlinなど、Javaの代わりに開発に用いられるプログラミング言語が増えてきています。これらは、Javaの持つ信頼性を確保しつつ、より記述を分かりやすくした言語や技術的な拡張を施した言語です。
Scalaはオブジェクト指向と関数型プログラミング両方の特徴を持つ言語で、Javaの仮想マシンであるJVMで動作するという特徴があります。また、コードの量がJavaよりも少なく、Javaライブラリの多くを利用することが可能です。そのため、Javaに代わる汎用的な言語として注目を集めています。
さらに、KotlinもJavaとの相互利用ができ、Androidアプリ開発に対応しているため、Android開発ではKotlinを用いるケースも増えてきています。
このように代替言語となる言語が増えてきているため、将来性のあるJavaエンジニアを目指す場合はScalaやKotlinなどのスキルも必要になってくる可能性があるでしょう。
代替言語と言われている他の言語が増えてきていても、Javaの求人数は多いです。世界的に見てもJavaの求人数は他のプログラミング言語を上回っているとされており、日本国内でのJavaの求人数も非常に多い状態にあります。
40代からのフリーランスエンジニア向け・案件検索サイト【SEES】にて、2024年10月3日時点で言語・スキル「Java」に該当するフリーランス案件は1,945件存在しています。他の言語やスキルと比較して、最も多くの案件がある状況です。そのため、今後Javaの需要が急激に減少する可能性が低く、これからJavaを習得したとしても将来性は十分期待できると言えるでしょう。
Javaは求人数自体は多いですが、Javaエンジニアの年収は他の言語を扱うエンジニアと比べて高いとは言えません。平均年収もPythonやJavaScriptなどの需要の高い言語と比べると少ないです。たとえば、需要の高さに対してエンジニアの数が足りていないようなPythonやGo、Scalaなどの言語は、エンジニアの希少価値が高いため年収も高い傾向にあります。
しかしJavaは人気の言語ということもあり、Javaを扱えるエンジニアの数は比較的多いです。そのため、年収が上がりにくいと言えるでしょう。
▼Javaの案件を検索する
40代からのフリーランスエンジニア向け・案件検索サイト【SEES】将来性の高いJavaエンジニアになるためには、十分なスキルを身につけることが大切です。ここでは最後に、Javaエンジニアとして活躍するために必要なスキルの獲得、向上方法を紹介します。
ここまで紹介したとおり、Javaはさまざまな種類の開発に用いられている汎用性の高い言語です。そのため、将来性の高いJavaエンジニアとして活躍するには、あらゆる開発分野の案件に挑戦してみると仕事の幅が広がります。
さまざまな種類の開発経験を積んでいくことにより、Javaエンジニアとして対応できる範囲も広がっていくでしょう。
システム開発プロジェクト内で、複数のメンバーの仕事を管理するプロジェクトマネジメント経験を積むことも活躍するフィールドを広げることに繋がります。また、プロジェクトリーダーやプロジェクトマネジメントなどへのステップとしても有用です。
プロジェクトマネージャーはプロジェクトの予算や人員、スケジュールなどの管理を行い、プロジェクトをスムーズに進めていく役割を持つプロジェクト全体の責任者です。
プロジェクトマネージャーにはプロジェクトマネジメントの経験を積みプロジェクトマネジメントスキルを高める必要があります。Javaエンジニアからのステップアップ先として目指しましょう。
Javaは需要の高い言語ですが、他の代替言語が増えてきており、開発者も多いことから、将来にわたって活躍し続けるにはスキルの獲得・向上が必須といえます。ぜひ本記事で紹介したJavaの需要が高い理由やJavaエンジニアの将来性などを参考に、スキルを身につけて、将来性の高いJavaエンジニアを目指しましょう。
40代~60代向けミドル・シニアフリーランスエンジニアの案件サイト『SEES』
40代~60代でエンジニアとして活躍したいと考えている方におすすめなのが、株式会社Miraieが運営する、ミドル・シニアエンジニア向けの案件サイト『SEES』(https://miraie-group.jp/sees/)です。
SEESとは-Senior Engineer Entrustment Service-の略称で、40代~60代エンジニア向けの案件紹介サービス。
エンジニア業界は、40代以上の転職はなかなか厳しい市場だと言われています。
転職ではなくフリーランスとして案件を獲得することを視野にいれてみてもいいかもしれません。
SEESの場合、掲載している案件は主に年齢不問ですので、年齢制限に関係なく、純粋にスキルや希望条件での案件を探すことが可能です。
会社員よりも個人事業主としてプロジェクトを請け負う形であれば、働き方としても選べる立場にありますよね。
給与の支払いサイトは30日で統一されています。
また、取引社数が5,000社以上と多く、新しい案件が集まりやすくなっています。
さらに、SEESに登録をすると最新・未公開案件を獲得することができます。
独立してフリーランスになっても仕事が途切れる心配はありません!
『SEES』(https://miraie-group.jp/sees)を利用して新しい働き方を手に入れてみては…!?
皆さまから選ばれてミドル・シニアエンジニア向け検索サイト三冠達成しております!
株式会社Miraieが運営する『SEES(https://miraie-group.jp/sees)』は、 「シニアエンジニア向け検索10サイトを対象にしたサイト比較イメージ調査」のなかで、
上記3項目においてNo.1を獲得ししております。
株式会社Miraie
2007年設立のシステム開発会社。首都圏を中心にWeb・IT関連事業、コンサルティングサービス、人材派遣サービスなどを展開。 SES事業や受託開発などを中心にノウハウを蓄積しながら、関連事業へとビジネスの裾野を広げています。
監修者インフォメーション
目次を開く