40代からのフリーランスエンジニア向け・案件検索サイト【SEES】
Vue.jsはJavaScriptのフレームワークですが、どのようなものかご存じでしょうか。本記事では、Vue.jsについて、何ができるのかや他のフレームワークとの違いなどを紹介します。Vue.jsに興味がある方は、是非この記事を読んでみてください。
<業界実績18年>
ミドル・シニアフリーランス専門
エージェントSEES
40~60代以上のシニアエンジニア案件探しは、私たちにお任せください!
ご登録者様限定で、Webに公開していない非公開案件をご提案いたします。
目次
「Vue.jsとは、どのようなものなのだろう?」
「Vue.jsを使ってできることはどんなこと?」
「Vue.jsと他のフレームワークはどう違うの?」
JavaScriptを使って開発を始めたいと考えている人は、Vue.jsという言葉を聞いてこのような疑問を持つことがあるのではないでしょうか。
本記事では、Vue.jsを使ってできることやVue.jsを使うメリットとデメリット、JavaScriptの他のフレームワークやライブラリとの比較、Vue.jsの学習方法などを紹介します。
この記事を読むことで、Vue.jsについての基本的な知識やどのような使い方ができるかを把握することができます。それをもとに、Vue.jsの学習を始めてみたり、実際に開発を始めてみたりするのもよいでしょう。
JavaScriptやVue.jsを使いたいと考えている方は、是非この記事をチェックしてみてください。
Vue.jsとは、UIなどフロントエンドアプリケーションを構築するためのJavaScriptのフレームワークです。
フレームワークは必要な機能があらかじめまとめられているため、開発を行う際に作業を効率化できます。
Vue.jsは、シンプルでありながらも機能が豊富で、自由度も高いため、JavaScriptのフレームワークの中では人気のフレームワークと言われています。
Vue.jsはJavaScriptのフレームワークであるため、サイトやアプリケーションのUIを作る際に使うことができます。具体的にはどのようなことができるのか気になるのではないでしょうか。
ここでは、Vue.jsを使ってどのようなことができるかを12個紹介していきます。
Vue.jsには、グラフを描くことのできるライブラリがいくつかあります。グラフ作成を行うためのライブラリとして「Chart.js」がありますが、この「Chart.js」とVue.jsのライブラリの1つである「vue-chartjs」を使用すると、グラフを描くことができます。
Vue.jsを使用してグラフを描画する場合は、「Chart.js」と「vue-chartjs」の両方をインストールする必要があります。
Vue.jsを使って、お絵描きツールのようにカーソルで線を描くことができます。Vue.jsを上手く使えば、単に線を描くだけでなく、様々な色を選択できたり、引いた線が時間経過で消えたりするような描き方ができます。
そのような機能を使用して、自作の描画ツールを作成してみてはいかがでしょうか。
Vue.jsを使えば、様々なタイプのUIを作ることができます。昔のOSのスクリーンを再現したようなレトロなUIを作ることも可能です。
スクリーンだけでなく、スタートボタンや設定画面などもレトロな雰囲気で作成できます。
Vue.jsを使ってできることは、好みの見た目のUIを作れることだけではありません。高いUXを持った機能を作成することもできます。
例えば、Vue.jsを使用し、検索機能にみあったコンポーネントを使用することで、ユーザーにとって利便性が高い検索機能を作成することが可能です。
トレーディングカードで遊んだり、集めたりしたことのある人もいるのではないでしょうか。Vue.jsを使えば、そのようなトレーディングカードのデータを作ることができます。
クリックをしてカードを引っくり返したり、カードの検索を行ったりする機能をつけることもできます。
大量のデータを表形式で扱う場合、ソートやフィルター機能があれば便利なのではないでしょうか。そのような機能のあるアプリケーションを作りたいときも、Vue.jsを活用することができます。
Vue.jsでは、ソート機能が使えるため、検索機能などと合わせ、ユーザーが必要な情報を見つけやすいUIを作成することができるでしょう。
Vue.jsを使用することで、本格的なチャットアプリを作ることができます。アカウントを作成した後、チャットルームの検索や他のユーザー一覧の表示、実際にチャットのやりとりをするページなどを作成できます。
アイディア次第で好みのチャットアプリを作れるでしょう。
メールアプリは既にたくさんありますが、Vue.jsを使用してオリジナルのメールアプリを作ることもできます。
設計次第では、色やデザインなどを好みのものに設定することができるでしょう。
Vue.jsでのコンポーネントとは、名前のついた再利用が可能なVueのインスタンスのことです。Vue.jsはコンポーネントを使用して開発することを目指しています。コンポーネントは疎結合な単位であるため、変更の際に他への影響が少なくなります。
Vue.jsでは、このコンポーネントを組み合わせることによって、アプリケーションを構築することがでるとされています。
リアクティブとは、ある値に関して変更が行われた際に、それを検知する状態のことを言います。Vue.jsでは、このリアクティブ機能を使うことができます。
値や状態が変わったことを検知して、その振る舞いや表示される内容を変えることが、Vue.jsを使用することで可能になります。
リアクティブ機能を使ったUIは、ユーザーにとっては使い勝手がよいと感じるため、UXの向上が見込めるでしょう。
トランジション機能とは、HTMLのテンプレート要素に対して、スライドやフェードイン、フェードアウトなどのアニメーションの効果を与える機能です。
Vue.jsはこのトランジション機能を利用することができます。動きのあるUIを作りたいときに利用してみるとよいでしょう。
Vue.jsでは、HTML要素にデータバインディングという属性を追加することで、JavaScriptのデータと同期されるようになります。
データまたはJavaScriptのどちらかが更新されると、もう一方も同時に更新されるため、処理が簡潔になります。
処理が簡潔になれば、コードがシンプルになり、可読性や保守性が高くなるというメリットがあります。
Vue.jsは、JavaScriptでの開発を行う際の便利なフレームワークですが、どのようなメリットがあるのでしょうか。
ここではVue.jsを使うメリットを6つ紹介していきます。
Vue.jsは、コンポーネント指向のフレームワークで、ボタンや入力欄など複数の画面で使用するような部品をモジュール化して、再利用することができます。
コンポーネント化されたものを再利用したり、チームで開発する際、同じコンポーネントを利用したりするなど、コンポーネントを共有することで使い勝手がよくなります。
Vue.jsは他のJavaScriptのフレームワークと比較して、規模が小さいため、覚えることが少なく学習コストが低いと言えます。
学習コストが低いということは、比較的簡単に習得できる可能性があるため、初心者でも簡単に始められることは、Vue.jsのメリットと言えるでしょう。
Vue.jsは、ブラウザ側でできる処理はJavaScriptを使用して完了させ、サーバとの通信料を最低限に抑える設計であるSPA(シングルページアプリケーション)の開発でよく使われています。
サーバへの通信量が減らせるということは、サーバへの負荷が少なくて済むということであるため、それはVue.jsのメリットの1つと言えるでしょう。
Vue.jsは、必要に応じてプラグインを追加することで、機能を拡張することができます。この拡張性があることもメリットの1つです。
代表的なプラグインには、「vue-router」「vue-resource」「vue-async-data」などがあります。
プラグインで機能を追加すれば、アプリケーションの構築もデータの読み書きもしやすくなり、生産性が向上することに繋がるでしょう。
Vue.jsは、リアクティブ機能が備わっていたり、JavaScriptデータと同期できたりする機能があるため、ユーザーが情報を入力するのと同時に表示も変化するといった画面を構築することができます。
見やすさと使いやすさに重点をおいた設計を行い、それをVue.jsを使用して実現すれば、ユーザーにとって使い勝手のよいサイトを構築することができ、UX・UIを向上させることができるでしょう。
Vue.jsでは、DOM(Document Object Model)を操作することが可能で、HTML側の要素とJavaScript側の値やイベントの紐づけを自動で行います。
そのため、DOM(Document Object Model)を直接操作するコードの記述が少なくて済み、コードをシンプルに記述することができます。
コードがシンプルになることで、スピード感を持って開発を進めることができるようになるでしょう。
できることが多くメリットの多いVue.jsですが、デメリットはあるのでしょうか。便利な反面、デメリットもあるため、知っておくとよいでしょう。
ここではVue.jsを使うデメリットを2つ紹介します。
Vue.jsには、ネイティブアプリとしてweekがあります。しかし、weekはまだ発展途上であり、Vue.jsのネイティブアプリの開発は遅れていると言えます。
ネイティブアプリの開発が遅れているからといって、何か直接的な影響があるわけではありませんが、不安要素があるということでデメリットと言えるでしょう。
Vue.jsは、SPA(Single Page Application)を得意としており、このアプリケーションは1つのページ内で情報が変化していくものであるため、大規模なページを開発するといった場合には、Vue.jsは不向きであると言えます。
大規模なサイトの開発を行いたい場合には、同じJavaScriptのフレームワークである「Angular」や「React」が向いていると言われています。
JavaScriptのフレームワークやライブラリは、Vue.js以外にもたくさんあります。Vue.jsと似ているものもあれば、異なる特徴を持つものもあります。
ここでは、Vue.jsと他のJavaScriptのフレームワークやライブラリを比較し、その特徴やできることを見ていきます。
Reactは、Facebookが開発するJavaScriptのライブラリです。コンポーネントベースであるところはVue.jsと似ています。
どちらも学習コストが低く導入しやすいとされていますが、日本語の情報が多いという点で、Vue.jsの方がより学習しやすいと言えるでしょう。
jQueryは、高速で、豊富な機能を持ったJavaScriptのライブラリです。JavaScriptのライブラリの中では、メジャーなライブラリで、多くの人が使っていると言われています。
Vue.jsがフレームワークであるのに対し、jQueryはライブラリであるため、できることの豊富さと可読性や拡張性に関しては、Vue.jsが使い勝手がよいと言えます。
Angularは、WebやモバイルWeb、モバイル用アプリケーションやデスクトップ用アプリケーションなど様々なプラットフォーム向けのアプリケーションを作成することができ、スピードとパフォーマンスが高いことが特徴のJavaScriptフレームワークです。
Vue.jsがAngularに影響を受けて開発されているところもあり、できることや構文が似ている部分がありますが、学習難易度はAngularの方が高い傾向があります。
プログラム初心者や学習コストをあまりかけたくない人には、Vue.jsがおすすめです。
Hyperappは、非常に軽量で、高速に動作するJavaScriptのフレームワークです。小規模なブラウザベースのアプリケーションを構築するのに向いています。
シンプルで書きやすいフレームワークですが、日本語化された公式サイトのあるVue.jsと比較すると、日本語の情報が少ないため、学習のしやすさはVue.jsの方が高いと言えるでしょう。
Riot.jsは、シンプルさと軽量さが特徴のJavaScriptのライブラリです。ライブラリですが、できることはVue.jsにも劣らず、ミニマリズムを目指しているため学習コストも低いと言えます。
Vue.jsと同様に使い勝手のよいRiot.jsですが、公式のサポートが充実しているという点ではVue.jsの方が優れていると言えるでしょう。
Knockoutは、MVVMを採用しているJavaScriptのフレームワークです。宣言的バインディングやUIの自動更新、依存関係の追跡やテンプレート化が特徴とされています。
機能がシンプルで人気がありますが、比較的古いMVVMを採用しているため、開発に遅れがでてきていると言われており、新しく学ぶのであれば、比較的新しいフレームワークであり、学習コストも低いVue.jsがよいでしょう。
Ember.jsは、現代的なWebアプリケーションを構築するための、生産的で実績のあるJavaScriptのフレームワークです。あらゆるデバイスで動作するリッチなUIを構築するために必要なものがすべて含まれています。
大規模なサイトを構築するのに向いていますが、学習コストが高く、柔軟性も低い傾向があります。
生産性の高いフレームワークですが、Vue.jsに比べて難易度は高いため、大規模なサイトを開発するなどの必要性がなければ、Vue.jsを学んでいくのがよいでしょう。
Vue.jsはJavaScriptのフレームワークですが、NuxtはVue.jsのフレームワークです。Nuxt.jsとも呼ばれます。
Nuxtを使うと、JavaScriptをサーバ側で実行してHTMLを生成する仕組みであるSSR(サーバサイドレンダリング)を行えるようになります。それにより、Webブラウザでの処理が削減され、処理スピードが速くなると言われています。
Vue.jsは、シンプルで自由度が高く生産性の高いフレームワークであるため、その使い方を身につけることができたら、フロントエンドの開発ではプラスになるでしょう。
Vue.jsを学ぶためには、どのような学習方法があるのでしょうか。ここではVue.jsを学習する方法を5つ紹介していきます。
Vue.jsを学習する方法の1つに動画を活用する方法があります。動画で学習するメリットは、実際にコードを書いているところを見ることができ、動画作成者の説明からその意図を知ることができることです。
Vue.jsについて解説している動画はYouTubeにもあります。YouTubeであれば、無料で学ぶことができます。より深く学びたいのであれば、有料の動画講座を購入するのもよいでしょう。
実際にコードを書いて学習したいという方は、学習サイトを活用するのがおすすめです。Vue.jsは、公式サイトが日本語に翻訳されており、Vue.jsのコードが学習しやすい構成になっています。
他にも学習サイトはいくつもあるため、自分に合った学習サイトを探してみるとよいでしょう。
Vue.jsを学びたい場合、Vue.jsに関連する書籍を活用するのもよいでしょう。書籍はどこに何が載っているか(目次や索引)が分かりやすいため、ちょっとしたことを調べるのに役に立つと言えます。
書籍はものによって記載されている内容やそのレベルが異なっているため、自分のレベルに合った書籍を探してみるとよいでしょう。
Vue.jsに限らず、プログラミングを独学で学ぼうとしたときにぶつかりやすい問題が、分からない部分が聞けないといった状況やモチベーションが続かないという状況です。
他の方法に比べて費用はかかりますが、しっかりと身につけて実践で活かしたいという方はスクールに通ってみるのもよいでしょう。
Vue.jsは、公式のドキュメントが日本語で書かれており、その内容は非常に充実していると言われています。公式ドキュメントを参考にVue.jsを学習することは十分にできるでしょう。
ただし、公式のドキュメントの内容は、HTML、CSS、JavaScriptについてある程度の知識があることが前提となっているため、プログラミング初心者が学ぶには難しい可能性もあるため理解しておきましょう。
Vue.jsは比較的新しいフレームワークですが、できることの多さや学習のしやすさから人気が高まっているとされ、また、Vue.jsを導入する企業も増えつつあると言われています。
企業が導入すれば学習をする人も多くなり、Vue.jsを使ったサービスが増えれば、導入する企業も増えるというような流れができる可能性があるため、Vue.jsは将来性があると言えるでしょう。
▼関連記事
使い続けて大丈夫?…JavaScriptの需要と将来性は?
とある調査によると、JavaScriptのフレームワークの公開案件数のうちVue.jsの案件は、2021年7月頃が二千件程度であったのに対し、2022年2月頃は四千件程度と半年ほどで大幅に増えたとされています。
求人数が増加傾向にあるVue.jsは、知識を身につけておいて損はないと言えるでしょう。
▼Vueの案件を検索する
シニアエンジニア向け案件検索サイト - SEES本記事で紹介したように、Vue.jsはJavaScriptを使ってサイトやアプリケーションを構築する際に、できることを増やしてくれます。
Vue.jsについて学習し、Vue.jsを使ってできることを把握することで、見た目がよく使い勝手もよいサイトやアプリケーションの開発ができるようになるでしょう。
積極的にVue.jsを利用していきましょう。
40代~60代向けミドル・シニアフリーランスエンジニアの案件サイト『SEES』
40代~60代でエンジニアとして活躍したいと考えている方におすすめなのが、株式会社Miraieが運営する、ミドル・シニアエンジニア向けの案件サイト『SEES』(https://miraie-group.jp/sees/)です。
SEESとは-Senior Engineer Entrustment Service-の略称で、40代~60代エンジニア向けの案件紹介サービス。
エンジニア業界は、40代以上の転職はなかなか厳しい市場だと言われています。
転職ではなくフリーランスとして案件を獲得することを視野にいれてみてもいいかもしれません。
SEESの場合、掲載している案件は主に年齢不問ですので、年齢制限に関係なく、純粋にスキルや希望条件での案件を探すことが可能です。
会社員よりも個人事業主としてプロジェクトを請け負う形であれば、働き方としても選べる立場にありますよね。
給与の支払いサイトは30日で統一されています。
また、取引社数が5,000社以上と多く、新しい案件が集まりやすくなっています。
さらに、SEESに登録をすると最新・未公開案件を獲得することができます。
独立してフリーランスになっても仕事が途切れる心配はありません!
『SEES』(https://miraie-group.jp/sees)を利用して新しい働き方を手に入れてみては…!?
皆さまから選ばれてミドル・シニアエンジニア向け検索サイト三冠達成しております!
株式会社Miraieが運営する『SEES(https://miraie-group.jp/sees)』は、 「シニアエンジニア向け検索10サイトを対象にしたサイト比較イメージ調査」のなかで、
上記3項目においてNo.1を獲得ししております。
株式会社Miraie
2007年設立のシステム開発会社。首都圏を中心にWeb・IT関連事業、コンサルティングサービス、人材派遣サービスなどを展開。 SES事業や受託開発などを中心にノウハウを蓄積しながら、関連事業へとビジネスの裾野を広げています。
監修者インフォメーション