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フリーランスの税金計算シミュレーションを年収別にまとめました。フリーランス・個人事業主が税金を計算する方法や節税対策についても解説しています。年収に対して手取りがどれくらいになるのか把握しておきたい方に必見です。
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目次
フリーランスとして活動中の方やこれからフリーランスを目指す方の中には、「税金について詳しく知りたい」「いつどのくらい支払う必要があるのか把握したい」と考えている方も多いでしょう。
今回は、税金計算シミュレーションをした結果を年収別にまとめました。フリーランスの税金と手取りを計算する方法や、節税対策についても解説しています。年収に対して手取りがどれくらいになるのか把握したい方はぜひチェックしてみてください。
フリーランスと会社員では、納める税金の種類や計算方法、支払いの仕組みなどが異なります。会社員であれば、税金や社会保険料が差し引かれたうえで給与として振り込まれ、そのまま「手取り額」となります。
一方、独立してフリーランスまたは個人事業主になると、取引先や顧客から支払われるお金が「売上」、そこから事業にかかる必要経費を差し引いた金額が「所得」となるのです。
さらに、フリーランスや個人事業主は、自分で確定申告をして「所得税」や「住民税」「社会保険料」「個人事業税」などを納めなければなりません。これらを売上から差し引いた金額がフリーランス(個人事業主)の手取り額となります。
【計算式】 フリーランス(個人事業主)の手取り = 売上 - 経費 - 税金 - 社会保険料 |
ここでは、税金計算シミュレーションで年収別の税金と手取り額を算出した結果をまとめていきます。フリーランスや個人事業主は、業種によって経費率が大きく異なるため、参考程度にご確認ください。
ここでは「年収=所得(売上-経費)」としています。また、所得税や住民税も世帯の状況によって所得控除額が異なるため、「東京都世田谷区在住の20〜39歳の独身」という条件を設けて統一しました。
【設定した条件】
※所得控除は基礎控除48万円のみ
※個人事業税の税率は5%
※東京都世田谷区在住の20〜39歳
※配偶者なし
※消費税は反映せずに算出
年収200万円の場合のシミュレーション
年収200万円のフリーランス(個人事業主)の場合、支払うべき税金および手取りの概算は以下の通りです。
年収200万円のフリーランス(個人事業主)の場合、支払うべき税金および手取りの概算は以下の通りです。
青色申告の場合 (65万円控除あり) | 白色申告の場合 (控除なし) | |
所得税 (復興所得税含む) | -43,500円 | -76,000円 |
住民税 | -96,000円 | -161,000円 |
個人事業税 | ー | ー |
国民年金保険料 | -198,240円 | -198,240円 |
国民健康保険料 | -121,901円 | -210,663円 |
想定される手取り | 160万5,927円 | 135万4,097円 |
個人事業税は、法定業種に当てはまる事業を営み、290万円を超える所得を得た場合に発生するため、年収200万円前後であれば税負担はありません。
フリーランスで年収300万円前後の収益を得た場合、支払うべき税金および手取りの概算は以下の通りです。
青色申告の場合 (65万円控除あり) | 白色申告の場合 (控除なし) | |
所得税 (復興所得税含む) | -73,200円 | -107,000円 |
住民税 | -153,400円 | -212,300円 |
個人事業税 | -5,000円 | -5,000円 |
国民年金保険料 | -198,240円 | -198,240円 |
国民健康保険料 | -236,400円 | -297,800円 |
想定される手取り | 2333,760円 | 2179,660円 |
年収300万円のフリーランスは、税金や社会保険料を支払った後の手取り額が大きく変わります。青色申告(65万円控除あり)を活用すると、所得控除の恩恵を受けられるため、手取り額を増やすことが可能です。
フリーランスで年収400万円前後の収益を得た場合、支払うべき税金および手取りの概算は以下の通りです。
青色申告の場合 (65万円控除あり) | 白色申告の場合 (控除なし) | |
所得税 (復興所得税含む) | -139,300円 | -199,500円 |
住民税 | -244,000円 | -302,800円 |
個人事業税 | -55,000円 | -55,000円 |
国民年金保険料 | -198,240円 | -198,240円 |
国民健康保険料 | -33800円 | -392,200円 |
想定される手取り | 3032,660円 | 2852,260円 |
年収400万円のフリーランスの場合、所得税や住民税、個人事業税の負担が増えるため、青色申告を活用して控除を最大限利用することが重要です。とくに、国民健康保険料は住んでいる自治体によって変動するため、試算時には注意しましょう。
フリーランスで年収500万円前後の収益を得た場合、支払うべき税金および手取りの概算は以下の通りです。
青色申告の場合 (65万円控除あり) | 白色申告の場合 (控除なし) | |
所得税 (復興所得税含む) | -231,800円 | -346,600円 |
住民税 | -334,500円 | -393,400円 |
個人事業税 | -105,000円 | -105,000円 |
国民年金保険料 | -198,240円 | -198,240円 |
国民健康保険料 | -425,200円 | -486,600円 |
想定される手取り | 3705,260円 | 3470,160円 |
年収500万円のフリーランスは、個人事業税の影響が大きくなり、住民税や所得税の負担も増加します。そのため、青色申告を活用し、経費を適切に計上することが重要です。
フリーランスで年収600万円前後の収益を得た場合、支払うべき税金および手取りの概算は以下の通りです。
青色申告の場合 (65万円控除あり) | 白色申告の場合 (控除なし) | |
所得税 (復興所得税含む) | -411,300円 | -531,400円 |
住民税 | -425,100円 | -483,900円 |
個人事業税 | -155,000円 | -155,000円 |
国民年金保険料 | -198,240円 | -198,240円 |
国民健康保険料 | -519,600円 | -581,000円 |
想定される手取り | 4290,760円 | 4050,460円 |
フリーランスで年収700万円前後の収益を得た場合、支払うべき税金および手取りの概算は以下の通りです。
青色申告の場合 (65万円控除あり) | 白色申告の場合 (控除なし) | |
所得税 (復興所得税含む) | -596,100円 | -716,400円 |
住民税 | -515,600円 | -574,500円 |
個人事業税 | -205,000円 | -205,000円 |
国民年金保険料 | -198,240円 | -198,240円 |
国民健康保険料 | -614,000円 | -675,400円 |
想定される手取り | 4871,060円 | 4630,460円 |
フリーランスは、「事業にかかる経費を漏らさず計上する」「青色申告にする」など節税対策を講じることで手取りを増やせる場合があります。ここでは、フリーランスが支払う税額を抑えて、手取り額を増やすコツについて解説します。
フリーランスは、事業にかかる経費を漏らさず計上することが節税につながります。
経費を計上すれば、その分課税所得が少なくなり、所得税などの税額を抑えられます。業務に関するものであれば基本的に経費として計上することが可能です。まずは「経費にできる支出」を把握しておくことが大切です。
旅費交通費 | 電車賃、バス代、タクシー代、長距離バス、高速代、その他経費などを含みます |
広告宣伝費 | チラシの作成代、求人広告費、ネット広告費、SNS広告、リスティング広告など |
消耗品費 | 事務用品の購入費、印刷用紙、ペン、ノート、1年未満または10万円未満のPCや周辺機器 |
接待交際費 | 取引先との飲食代、贈答品費用、イベント招待費などの対外的な交際目的の支出 |
水道光熱費 | 水道代、電気代、ガス代などオフィスや事業所で使用するインフラ関連の費用 |
通信費 | 業務用の携帯電話料金、固定電話代、切手代、インターネットプロバイダー費用など |
地代家賃 | オフィスや作業場の家賃、事業スペースの賃料、自宅の一部を事業に使う場合の按分家賃など |
租税公課 | 固定資産税、自動車税、事業に関わる登録免許税や印紙税などの公的な支出 |
上記に加えて、個人事業税も経費として認められます。一方、消費税は「税込処理方式」なら経費に含められますが「税抜処理方式」なら経費にはならないので注意が必要です。
フリーランス(個人事業主)の確定申告には、「青色申告」と「白色申告」の2種類の方法があります。
青色申告事業者は、所定の要件を満たしている場合、最大65万円を所得金額から控除できる「青色申告特別控除」が適用されます。青色申告特別控除を受けると、その分課税所得が少なくなるため、所得税額を抑えることが可能です。
ただし、青色申告特別控除を受けるには、事前に手続きを行ったうえで複式簿記で記帳し、確定申告の際に「貸借対照表」や「損益計算書」を添付しなければなりません。このようにいくつかの要件を満たせなければ、青色申告特別控除は最大55万円もしくは最大10蔓延になるので注意しましょう。
出典:はじめてみませんか? - 青 色 申 告,A1-8 所得税の青色申告承認申請手続|国税庁
フリーランス(個人事業主)は、所得税や住民税、個人事業税など、複数の税金を支払う必要があるので「何にどれくらいの税金がかかるのかよくわからない」と悩む方も多いでしょう。
税金シミュレーションを活用すれば、自分がどれくらい税金を払う必要があるのかを把握できるため、適切な対策を講じることが可能です。日々の経費管理を徹底的に行い、確定申告前に最終調整をすることで、納税額を抑えられるでしょう。
計画的かつ適切に節税対策に取り組み、着実にフリーランスとしてのキャリアを築きましょう。
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2007年設立のシステム開発会社。首都圏を中心にWeb・IT関連事業、コンサルティングサービス、人材派遣サービスなどを展開。 SES事業や受託開発などを中心にノウハウを蓄積しながら、関連事業へとビジネスの裾野を広げています。
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