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【2025年版】個人事業主が読むべきおすすめ本13選!選び方のコツも解説

【2025年版】個人事業主が読むべきおすすめ本13選!選び方のコツも解説

本記事では、個人事業主やフリーランスに役立つおすすめの本13冊をご紹介します。あわせて、本の選び方のポイントや個人事業主の概要についても解説します。自分に合った一冊を見つけたい方にぴったりの内容です。

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目次

個人事業主として成功するには、日々の自己研鑽と知識のアップデートが欠かせません。しかし、書店に並ぶビジネス書や実用書は膨大にあり、自分に本当に合った一冊を見つけるのは意外と難しいものです。


そこで本記事では、2025年に個人事業主が読むべきおすすめ本13選を厳選してご紹介します。経営戦略・マーケティング・税務・セルフマネジメントなど、個人事業主に必要な知識やスキルを網羅しています。


さらに、本の選び方のポイントや個人事業主として直面しやすい課題や基本知識についてもあわせて解説します。自分に合った本を見つけ、個人事業主としてのスキルアップと事業の成長に役立てましょう。

【迷ったらこれ】個人事業主のステップ&目的別おすすめ本3選!

【迷ったらこれ】個人事業主のステップ&目的別おすすめ本3選!

まずは、個人事業主必見の本をステップや目的別に3冊厳選してご紹介します。迷ったらこれらの本を読むことで、個人事業主としての基礎知識や実践的なスキルを身につけられるでしょう。


タイトル 目的 価格(税込) ページ数 おすすめポイント
いちばんわかりやすい個人事業の始め方 初心者向け 1,430円 208ページ カラフルなイラストやマンガで個人事業の始め方と軌道に乗せるコツがわかる
個人事業主の事務処理がぜんぶ自分でできる本 経理・事務 1,760円 352ページ 個人事業主がこなすべき事務作業を幅広くカバー
個人事業を会社にしたい!と思ったらはじめに読む本〈第2版〉 法人化 1,760円 120ページ 手続きの流れから法人運営のノウハウまでマンガでわかりやすく解説

1.【初心者向け】いちばんわかりやすい個人事業の始め方


出典:Amazon.co.jp「いちばんわかりやすい個人事業の始め方」


『いちばんわかりやすい個人事業の始め方』は、個人事業主を目指す方にとって最適な入門書です。個人事業の立ち上げから軌道に乗せるまでの1年間に必要な知識が体系的にまとめられています。


《主な内容》

  • 開業の手続きから届出の方法
  • 効果的な集客・宣伝テクニック
  • 開業直後に気を付けるべきポイント
  • 日々の経営管理
  • 賢い節税対策

個人事業主としての基本的な心構えはもちろん、実際の運営で役立つ実践的なアドバイスが豊富に含まれているため、初心者でも迷うことなく事業をスタートできます。


また、カラフルなイラストや親しみやすいマンガが豊富に使われており、複雑な手続きや制度も視覚的にスッと理解できるのも魅力です。

タイトル いちばんわかりやすい個人事業の始め方
発売日 2022年8月29日
出版社 成美堂出版
著者 齋藤 一生
価格(税込) 1,430円
ページ数 208ページ
販売ページ Amazon.co.jp

2.【経理・事務】個人事業主の事務処理がぜんぶ自分でできる本


出典:Amazon.co.jp「個人事業主の事務処理がぜんぶ自分でできる本」


『個人事業主の事務処理がぜんぶ自分でできる本』は、煩雑な事務作業に頭を悩ませる個人事業主の強い味方となる1冊です。


個人事業主がこなすべき事務作業を幅広くカバーして紹介しています。


《主な内容》

  • 見積書や請求書の作り方
  • 売掛金や買掛金の管理
  • 日々の経理業務
  • 青色確定申告に必要な会計処理
  • パートタイム従業員の給与計算
  • 書類のファイリング方法


初心者でも安心して取り組めるよう、ステップバイステップで丁寧に解説されているのも特徴です。


さらに、2023年に導入されたインボイス制度や改正電子帳簿保存法にも対応しています。最新の法令に基づいた正しい事務処理の方法を教えてくれるため、コンプライアンス面での不安も解消できます。


「事務作業は苦手だけれど、外注するほどの予算はない」という個人事業主にとって、実務に即した心強い1冊といえるでしょう。


タイトル 個人事業主の事務処理がぜんぶ自分でできる本
発売日 2023年9月26日
出版社 ソシム
著者 北川知明
価格(税込) 1,760円
ページ数 352ページ
販売ページ Amazon.co.jp

3.【法人化】個人事業を会社にしたい!と思ったらはじめに読む本〈第2版〉


出典:Amazon.co.jp「個人事業を会社にしたい!と思ったらはじめに読む本〈第2版〉」


『個人事業を会社にしたい!と思ったらはじめに読む本〈第2版〉』は、法人化を検討し始めた個人事業主にぴったりの入門書です。


「そろそろ法人化した方がいいのかな?」と悩み始めた個人事業主に向けて、法人化のメリット・デメリットや最適なタイミング、法人形態の選び方まで、マンガを交えてわかりやすく解説しています。


《主な内容》

  • 法人化のメリット・デメリット
  • 法人化のタイミングの見極め方
  • 自分に合った法人形態の選び方
  • 実際の設立手続きの流れ
  • 法人化の際に知っておくべき節税のポイント


特に充実しているのが、法人設立後の具体的な運営ノウハウです。実際の事例をもとにしたケーススタディが豊富に盛り込まれており、「法人化したものの、その後どうすればいいかわからない」という不安を解消してくれるでしょう。


また、インボイス制度が法人化判断に与える影響についても詳しく解説されており、最新の法改正を踏まえた内容を学べます。


タイトル 個人事業を会社にしたい!と思ったらはじめに読む本〈第2版〉
発売日 2023年10月17日
出版社 中央経済社
著者 上村大輔/土田慧
価格(税込) 1,760円
ページ数 120ページ
販売ページ Amazon.co.jp

【目的別】個人事業主におすすめの本10選まとめ!

【目的別】個人事業主におすすめの本10選まとめ!

先ほどの厳選3冊に加えて、個人事業主が直面するさまざまな課題に応える10冊をピックアップしました。


初心者向けの入門書から、税務・集客・経営スキルまで、あらゆるステージで役立つ内容を網羅しています。ぜひ書籍選びの参考にしてください。

4.【初心者向け】会社に雇われずにフリーで働く!と決めたら読む本


出典:Amazon.co.jp「会社に雇われずにフリーで働く!と決めたら読む本」


『会社に雇われずにフリーで働く!と決めたら読む本』は、独立後の個人事業主に向けて、生き残るための具体策を解説した本です。


著者は、20年以上にわたるフリーランス生活の中で培ってきた実践的なノウハウをもとに、以下のテーマについてわかりやすく解説しています。


  • リスクを最小限に抑えるための考え方と行動
  • 収支を安定させるためのお金の管理術
  • 仕事を得るための営業・ブランディング戦略
  • 収入源を分散する「仕事のシフト化」の実践法


特に、不安定さや孤独感といったフリーランス特有のリスクにどう向き合い、乗り越えていくかに焦点を当てた内容が充実しています。


著者自身のリアルな体験談を交えたアドバイスが豊富で、「何から始めればいいのか」「どう動けば安定するのか」がイメージしやすい内容です。


これから独立を考えている方はもちろん、すでにフリーランスとして活動しているものの不安を感じている方、安定した事業基盤を築きたい方にもおすすめです。


タイトル 会社に雇われずにフリーで働く!と決めたら読む本
発売日 2018年2月14日
出版社 明日香出版社
著者 立野井一恵
価格(税込) 1,650円
ページ数 216ページ
販売ページ Amazon.co.jp

5.【初心者向け】オールカラー 個人事業の始め方


出典:Amazon.co.jp「オールカラー 個人事業の始め方」


『オールカラー 個人事業の始め方』は、これから個人事業を始めたいと考えている方にぴったりの本です。


「個人事業とは何か」という基本から始まり、開業の手続き・日々の運営ノウハウ・経理の基本・税務対応まで、個人事業主として押さえておきたい知識をひととおりカバーしています。


『オールカラー 個人事業の始め方』の特徴は、難解になりがちな専門用語や制度を、オールカラーのレイアウトと豊富な図解・イラストで視覚的にわかりやすく伝えている点です。予備知識がなくても、必要な情報を直感的に理解できる構成となっています。


特に、事業内容は既に決まっていて「あとは具体的な手続きや実務を覚えたい」という方におすすめの1冊です。


タイトル オールカラー 個人事業の始め方
発売日 2013年11月29日
出版社 西東社
著者 中野裕哲 (監修)
価格(税込) 1,540円
ページ数 208ページ
販売ページ Amazon.co.jp

6.【初心者向け】個人事業主1年目の強化書


出典:Amazon.co.jp「個人事業主1年目の強化書」


『個人事業主1年目の強化書』は、開業初年度に押さえておきたい知識や実践的なノウハウを学べる本です。


著者の天田幸宏氏は、これまでに3000人以上の起業家を取材してきた経験をもとに、個人事業主として成果を上げるための具体的なアクションやマインドセットを紹介しています。


たとえば、「自分だけの肩書をつける」「名刺に事業目的を記載する」など、開業1年目に実践しておきたい100のポイントをわかりやすく提示しています。


特に充実しているのが、安定した収入を確保するための戦略と、継続的に仕事を獲得し続けるための営業テクニックに関する内容です。


これから独立を目指す方はもちろん、すでに開業したものの先行きに不安を感じている方にも、実務とメンタルの両面から支えてくれる心強い1冊です。


タイトル 個人事業主1年目の強化書
発売日 2021年10月1日
出版社 日本実業出版社
著者 天田幸宏
価格(税込) 1,650円
ページ数 224ページ
販売ページ Amazon.co.jp

7.【税金と確定申告】フリーランス&個人事業主 確定申告でお金を残す! 元国税調査官のウラ技 第11版


出典:Amazon.co.jp「フリーランス&個人事業主 確定申告でお金を残す! 元国税調査官のウラ技 第11版」


『フリーランス&個人事業主 確定申告でお金を残す! 元国税調査官のウラ技 第11版』は、確定申告の基礎から実践的な節税ノウハウまでを網羅的に学べる1冊です。


著者は元国税調査官という経歴を持ち、税務署がチェックするポイントや、実務で注意すべき点をリアルな視点で解説しています。


また、巻末には実際の申告書作成に役立つ具体例を豊富に掲載しているのも特徴です。申告時につまずきやすい部分を、記入例や図解を通じて丁寧にナビゲートしてくれます。


《巻末付録の内容》

  • 青色申告と白色申告の違いと手続き
  • 青色申告決算書の具体的な記入例
  • 「確定申告書 第一表」の書き方の見本 など


初めての確定申告に不安がある方や、税負担で損したくないと考えている方におすすめです。


『フリーランス&個人事業主 確定申告でお金を残す! 元国税調査官のウラ技 第11版』を通じて、申告に対する理解が深まり、自信を持って手続きを進められるようになるでしょう。


タイトル フリーランス&個人事業主 確定申告でお金を残す! 元国税調査官のウラ技 第11版
発売日 2024年9月30日
出版社 技術評論社
著者 大村大次郎
価格(税込) 1,760円(税込)
ページ数 256ページ
販売ページ Amazon.co.jp

8.【資金管理】これだけは知っておきたい「資金繰り」の基本と常識


出典:Amazon.co.jp「これだけは知っておきたい「資金繰り」の基本と常識」


『これだけは知っておきたい「資金繰り」の基本と常識』は、事業運営に欠かせない資金繰りの仕組みを、誰でも直感的に理解できるよう工夫された1冊です。


資金繰りの基礎から実践的なノウハウまで、豊富なイラストや図解を交えて丁寧に解説されており、経営や会計に不慣れな方でも無理なくスムーズに学び進められます。


著者の小堺桂悦郎氏は、これまでに2100社の経営危機を救い、150億円もの融資実現を支援してきた資金繰りのスペシャリストです。豊富な実体験をもとに、あらゆるビジネスシーンで応用できる「生きた知識」をわかりやすく伝えています。


銀行からの融資を引き出すための交渉術や、銀行が好む会社・避ける会社の違いについても触れられており、実際の交渉に役立つ情報が満載です。


さらに嬉しい特典として、すぐに使える資金繰り関連のテンプレート資料が無料でダウンロードできます。


タイトル これだけは知っておきたい「資金繰り」の基本と常識
発売日 2015年6月25日
出版社 フォレスト出版
著者 小堺桂悦郎
価格(税込) 1,870円
ページ数 248ページ
販売ページ Amazon.co.jp

9.【集客・マーケティング】ひとりビジネスの教科書 自宅起業のススメ


出典:Amazon.co.jp「ひとりビジネスの教科書 自宅起業のススメ」


『ひとりビジネスの教科書 自宅起業のススメ』は、「大きな会社を作らずとも、自分らしく稼げる」という新しい働き方を学べる本です。


ひとりビジネスの専門家である著者が、自宅を拠点としたビジネス展開の具体的なロードマップと成功に必要なマインドセットを丁寧に解説しています。


  • 商品企画から価格戦略の立て方
  • 効果的なパーソナルブランディング手法
  • 顧客を引き付ける集客テクニック
  • 持続的な成長を支えるマーケティング戦略


会社員として働きながら副業を考えている方・子育て中の専業主婦・人生経験豊富なシニア世代まで、どのような立場の方でも自分の価値を生かしたオリジナルビジネスを構築できる道筋を示してくれる1冊です。


タイトル ひとりビジネスの教科書 自宅起業のススメ
発売日 2015年09月25日
出版社 学研プラス
著者 佐藤伝
価格(税込) 1,540円
ページ数 272ページ
販売ページ Amazon.co.jp

10.【集客・マーケティング】ドリルを売るには穴を売れ


出典:Amazon.co.jp「ドリルを売るには穴を売れ」


『ドリルを売るには穴を売れ』は、「商品を売るのではなく、顧客の求める価値を売る」というマーケティングの本質を、誰にでもわかりやすく伝える名著です。


タイトルにある「ドリルを売るには穴を売れ」とは、「人はドリルがほしいのではなく、穴がほしいのだ」という考え方です。つまり、商品そのものではなく、それによって得られるベネフィットに目を向けるべきというマーケティングの核心を表しています。


『ドリルを売るには穴を売れ』では、この考え方をベースに、マーケティングの基本理論をシンプルかつ実践的に解説しています。


  • ベネフィットの伝え方
  • ターゲティングの重要性
  • 他社との差別化
  • 4P(製品・価格・流通・プロモーション)戦略


さらに、物語形式で展開されるサブストーリーでは、新人社員が閉店寸前のレストランを立て直していく様子が描かれており、理論をどう現場で生かすかが自然と身につけられます。


マーケティング未経験の方でも無理なく読み進められ、短時間でマーケティングの基本エッセンスを身につけられる1冊です。


タイトル ドリルを売るには穴を売れ
発売日 2006年12月23日
出版社 青春出版社
著者 佐藤義典
価格(税込) 1,572円
ページ数 256ページ
販売ページ Amazon.co.jp

11.【自己管理】エッセンシャル思考 最少の時間で成果を最大にする


出典:Amazon.co.jp「エッセンシャル思考 最少の時間で成果を最大にする」


『最小の時間で成果を最大にする! エッセンシャル思考』は、限られた時間とエネルギーを効果的に使うための思考法「エッセンシャル思考」が学べる本です。


エッセンシャル思考の基本は、「本当に重要なことだけに集中し、それ以外を削ぎ落とす」という考え方です。フリーランスは多くのタスクを抱えがちです。エッセンシャル思考を実践することで、優先順位を明確にし、重要な仕事にリソースを集中させられます。


『最小の時間で成果を最大にする! エッセンシャル思考』では、エッセンシャル思考を実践するためのテクニックが豊富に紹介されています。


  • 本当に重要なタスクの見極め方
  • 不要なものを手放すための思考法
  • 習慣として続けるための仕組みづくり


エッセンシャル思考は、仕事だけでなく私生活や人間関係にも応用可能です。日々の選択や行動に迷いがちな中でも、自分にとって本当に大切なものに集中できる方法が身につくでしょう。


タイトル エッセンシャル思考 最少の時間で成果を最大にする
発売日 2014年11月19日
出版社 かんき出版
著者 グレッグ マキューン
価格(税込) 1,760円
ページ数 320ページ
販売ページ Amazon.co.jp

12.【経営戦略・マインドセット】起業がうまくいった人は一年目に何をしたか?


出典:Amazon.co.jp「起業がうまくいった人は一年目に何をしたか?」


『起業がうまくいった人は一年目に何をしたか?』は、実際に起業を成功させた人たちが最初の一年間にどのような戦略を立て、どんな行動をとったのかを具体的に紹介する本です。


単に起業の基本情報をまとめるだけでなく、成功した人と失敗した人の違いを比較しながら「成功する人の共通点」を明らかにしています。


さらに、「起業準備の時間をどう確保するか」「不安や恐怖心をどう乗り越えるか」など、起業前に誰もが直面するリアルな悩みにも丁寧に答えています。


これから起業したいと考えている人、特に「自分にできるのか不安」という初心者にとって、前向きな一歩を踏み出すヒントが詰まった1冊です。


タイトル 起業がうまくいった人は一年目に何をしたか?
発売日 2022年5月11日
出版社 総合法令出版
著者 新井 一
価格(税込) 1,540円
ページ数 256ページ
販売ページ Amazon.co.jp

13.【成功者の生の声】はじめの一歩を踏み出そう―成功する人たちの起業術


出典:Amazon.co.jp「はじめの一歩を踏み出そう―成功する人たちの起業術」


『はじめの一歩を踏み出そう―成功する人たちの起業術』は、20カ国語に翻訳され、旧版と合わせて100万部を超える世界的ベストセラーのビジネス書です。


著者は、20年以上にわたり25,000社以上のスモールビジネスに経営コンサルティングを行ってきた実績を持っています。


その豊富な経験をもとに、事業の最終ゴールの定め方・戦略的目標・組織づくり・マネジメントに至るまで、「成功のための7つのステップ」を体系的に解説しています。


これから起業を目指す人はもちろん、すでに事業を始めたものの壁に直面している人にとっても、新たな気づきや実践的なヒントが得られる1冊です。


タイトル はじめの一歩を踏み出そう―成功する人たちの起業術
発売日 2003年5月16日
出版社 世界文化社
著者 マイケル・E. ガーバー
価格(税込) 1,540円
ページ数 248ページ
販売ページ Amazon.co.jp

個人事業主が本選びで失敗しないための3つのポイント

個人事業主が本選びで失敗しないための3つのポイント

起業して間もない個人事業主にとって、本は貴重な学びの源です。しかし、数ある本の中から本当に役立つ1冊を見つけるのは簡単ではありません。


ここでは、時間もお金もムダにしないために押さえておきたい「本選びの3つのポイント」をご紹介します。

1.実践的で即効性のある内容かを重視する

個人事業主が本選びで失敗しないためには、実践的で即効性のある内容を重視することが大切です。


個人事業主は経営から実務まですべてを一人で担うため、読書に充てる時間は限られています。そのため、学んだ内容をすぐに業務に生かせるかどうかが選書のポイントです。


理論に偏った本では、知識を得ることはできても、実際のビジネスに応用するまでに時間がかかります。一方、具体的なノウハウやケーススタディが豊富な本は、読んだその日から実践に生かせる内容が満載です。


たとえば、SNSマーケティングの施策・確定申告の節税テクニック・集客方法など、すぐに使える知識が詰まった本を選ぶことで、業務を効率的に進められます。


本選びの際は目次を確認し、実例や具体的な手順が多く記載されているかをチェックしましょう。

2.経営・営業・税務など多角的なテーマをバランス良く選ぶ

個人事業主の成功には「知識のバランス」が欠かせません。一人で経営から実務まですべてを担うからこそ、特定分野だけでなく多角的な知識が必要不可欠です。


どんなに優秀な営業スキルを持っていても、税務を理解していなければ確定申告で困ります。素晴らしい商品があっても、マーケティング知識がなければ顧客に届けることはできません。


成功する個人事業主は「営業・税務会計・マーケティング・時間管理」と言った幅広いテーマを戦略的に学んでいます。


まずは各分野の基礎を網羅した入門書から始め、事業の成長に合わせて専門書を追加していくのが効果的です。幅広い知識を身につけることで、どんな課題にも対応できる安定した事業基盤を築けるでしょう。

3.最新情報や法改正に対応しているかチェックする

個人事業主が本選びで失敗しないためには、最新情報や法改正に対応しているかを確認することが大切です。税制や法律は頻繁に変更されるため、古い情報では実務に役立たない場合があります。


特に、確定申告や労務関係の本は法改正が影響を与えることが多く、最新の内容を取り入れた本を選ぶことが不可欠です。


税制改正や社会保険の変更、労働法の改定などは事業に直接影響を与えるため、最新の知識を持っておくことが、法的なトラブルを避け、スムーズな事業運営につながります。


購入前には、出版年や改訂版かどうかをチェックし、最新情報が反映された本を選ぶようにしましょう。

個人事業主とは?フリーランスとの違いは?

個人事業主とは?フリーランスとの違いは?

ここでは、個人事業主の定義やそのスキルが生かせる職種、さらには個人事業主に向いている人の特徴について詳しく解説します。


自分に合った働き方を見つけるための参考にしてみてください。

個人事業主とは|税務署に開業届を提出して事業を行う個人

個人事業主とは、税務上の区分で、税務署に「個人事業の開業・廃業等届出書(開業届)」を提出した人のことを指します。青色申告控除などの税制優遇を受けられるのが特徴です。


一方でフリーランスとは、特定の企業に雇われず、自分のスキルやサービスを提供して仕事をする働き方を指します。必ずしも「個人事業主」とは限りませんが、フリーランスとして活動する多くの人は、個人事業主としても登録しています。

項目 個人事業主 フリーランス
定義 税法上の区分で、開業届を提出して事業を行う 働き方を指し、特定の組織に属さない
税務上の扱い 個人事業主は、青色申告などの税務上の特典を受けられる フリーランスは税務上の定義がないため、税務上の特典は受けられない
開業届 個人事業主は開業届を提出する必要がある フリーランスは開業届を出さなくても活動可能


このように、フリーランスとして働く人の中で開業届を提出した人が個人事業主になります。つまり「フリーランス」の一部が「個人事業主」という位置づけです。

個人事業主のスキルが生かせる職種・仕事は?

個人事業主のスキルは幅広い分野で生かせますが、特に相性がよいのがウェブ系の仕事です。専門性や実務経験を生かしやすく、成果がダイレクトに評価されやすいのが特徴です。


具体的には、以下のような職種が挙げられます。

  • エンジニア
  • ウェブデザイナー
  • ウェブライター
  • マーケター など

ウェブ系の仕事はプロジェクト単位での契約やリモートでの対応が可能なものが多く、柔軟な働き方を実現しやすいため、個人事業主に適した領域といえるでしょう。

個人事業主に向いている人の特徴

個人事業主に向いている人の特徴は、以下のとおりです。

特徴 内容
自己管理能力が高い 自分でスケジュールを組み、期限を守って成果を出す自律性が求められる
積極性と行動力がある 仕事は待っていても来ないため、自ら進んで行動し、仕事を獲得する姿勢が重要
リスク耐性がある 収入が不安定な場合でも冷静に対応でき、リスクを適切に管理できる人が向いている
学習意欲が継続的にある 自分のスキルを常に向上させるため、業界の変化や新しい技術に対応できる学習意欲が不可欠
コミュニケーション能力が高い クライアントやパートナーとの円滑なコミュニケーションを通じて信頼を築くことが重要
孤独感に耐えられる 一人で仕事を進めることが多いため、孤独感に耐え、自己モチベーションを保つ力が必要


これらの特徴をあわせ持つ人は、個人事業主として長期的に成功する可能性が高いといえるでしょう。

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個人事業主が直面する主なリスクとは?

個人事業主が直面する主なリスクとは?

個人事業主が直面する主なリスクには、以下のようなものがあります。


主なリスク 補足
収入の不安定さ 収入の不安定性はもっとも大きなリスクで、案件が途切れれば即座に無収入状態になります。
毎月の収入が一定でないため、収入の波に対応する必要があります。
税務リスク 確定申告や経費計上、税務処理を自分で行うため、ミスや誤解が生じると税務署からの指摘や罰金を受ける可能性があります。
税制改正にも迅速に対応する必要があります。
法的リスク 契約内容や労働法、知的財産権などの法律に関する知識が不足していると、トラブルに巻き込まれる可能性が高くなります。
健康リスク 仕事の負荷が大きくなると、長時間の労働やストレスが健康に影響を及ぼすことがあります。
病気やけがで働けなくなると収入が完全にストップしてしまいます。

これらのリスクを回避・軽減するためには、専門知識とノウハウの習得が不可欠です。だからこそ、経営・税務・営業・リスク管理などの良質な書籍から学び、事前にリスク対策を講じることが個人事業主の成功には欠かせません。

個人事業主になる際に必要な手続きとは?

個人事業主になる際に必要な手続きとは? 個人事業主として開業するためには、開業届をはじめとした必要書類の作成・提出が必要です。具体的に必要な手続きは、以下のとおりです。


必要な手続き 内容
開業届の提出 ・税務署に「個人事業の開業・廃業届出書」を提出する
・開業後速やかに提出が必要
青色申告の届出(任意) ・青色申告を希望する場合、税務署に「青色申告承認申請書」を提出する(開業から2カ月以内)
・青色申告を選ぶことで、税制上の特典(控除額の増加など)を受けられる
社会保険の手続き ・国民健康保険や国民年金に加入するため、住民票がある市区町村の役所で手続きを行う
事業用銀行口座の開設 ・事業専用の銀行口座を開設し、業務の収支を管理する


これらの手続きをしっかり行うことで、個人事業主としての基盤を整えられます。

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個人事業主の本に関するよくある質問

個人事業主の本に関するよくある質問

最後に、個人事業主の本に関して、よくある質問とその回答をまとめました。気になる質問があればぜひ回答をチェックしてみてください。

Q. 個人事業主の本代は経費になりますか?

個人事業主が購入した本の費用は、その内容が業務に関連していれば、経費として処理できる可能性があります。


たとえば、マーケティングや営業・専門技術など、業務遂行やスキル向上に必要な書籍は、事業上の必要経費とみなされることが一般的です。ただし、趣味や娯楽を目的とした書籍など、仕事と直接関係のないものは経費として認められません。


本代を経費計上する際は、その本が業務にどのように関係しているかを説明できるようにしておくことが重要です。また、確定申告に備えて領収書や購入履歴をきちんと保管しておきましょう。

Q. 初心者の個人事業主がまず読むべき本は?

初心者の個人事業主がまず読むべきは、個人事業主の基礎を網羅した入門書です。開業手続きから日々の業務管理、確定申告まで一冊で学べる総合的な内容の本を選びましょう。


次に優先すべきは確定申告・税務の基本書です。青色申告の方法・経費の考え方・節税テクニックなど、お金に関する知識は事業継続に直結するため早期習得が重要です。図解やチェックリストが多く、初心者でも理解しやすい構成の本を選ぶとよいでしょう。


一度にすべてを理解しようとせず、実際の業務で必要になったタイミングで該当部分を読み返すことで、知識が定着しやすくなります。

Q. 税務や会計の本はどのようなものを選べばいい?

税務・会計の本を選ぶ際、もっとも重要なのは「最新版であること」です。税制は毎年改正されるため、数年前の本では間違った申告をしてしまう可能性があります。特に確定申告の時期前には最新年度版が発売されるので、必ず最新の本をチェックしましょう。


また、自分のレベルに合った内容を選ぶことも大切です。初心者なら「はじめての確定申告」「個人事業主の税務入門」といったタイトルの本から始め、慣れてきたら節税テクニックや詳細な会計処理を扱う本にステップアップするのがよいでしょう。


実務で役立つ内容を学ぶためには、仕訳例・申告書の記入方法・経費計上の判断基準など、具体的なケーススタディが豊富な本を選ぶとより効果的です。

Q. 電子書籍と紙の本、どちらがよい?

電子書籍と紙の本はそれぞれのメリットがあるため、シーンに応じて使い分けるのが効果的です。


《電子書籍が適している場面》

  • 移動中の学習:軽量で複数冊持ち運びやすく、移動中に効率的に学べる
  • 情報の検索:キーワード検索で必要な部分をすぐに見つけられる
  • 最新情報の入手:税制改正など、速報性が重要な情報をすぐに確認できる


《紙の本が適している場面》

  • 実務作業との併用:確定申告時など、本を見ながら作業する際は紙が便利
  • 重要部分への書き込み:マーカーやメモで自分なりのカスタマイズが可能
  • じっくり学習:目の疲労が少なく、集中して読める


また、同じ本を選ぶ場合、電子書籍でサンプルを確認してから紙版を購入することで無駄な出費を避けられます。

Q. 忙しい個人事業主が本を読む時間を確保するコツは?

忙しい個人事業主が本を読む時間を確保するためのコツの一つが、オーディオブックの活用です。オーディオブックなら、移動中や家事をしながら手が空いていない時間を学習の時間に変えられます。


1日15分でも継続すれば、年間で相当な学習量になります。倍速再生機能を使えば、さらに効率的な学習が可能です。


ただし、注意点として税務や会計など数字や図表が重要な内容は理解しづらい場合があります。そのような本は紙版や電子書籍と併用するのがおすすめです。

Q. 本の内容が難しいと感じたらどうすればいい?

個人事業主の本が難しいと感じた時は、無理に完璧に理解しようとせず、段階的に学んでいくことが大切です。


最初から難しい内容を読み進めるのではなく、まずは初心者向けの本を選び、基本的な知識をしっかりと身につけることから始めましょう。


また、部分的な理解でも進むという考え方も重要です。すべてを理解できなくても、今すぐ必要な部分だけを抜き出して実践し、経験を積んでから再度読み返すと理解が深まります。


さらに、複数の情報源を活用することもおすすめです。同じテーマを扱った他の本やYouTube動画、ブログ記事を組み合わせることで、異なる視点で理解が進むことがあります。


大切なのは完璧主義にならず、継続的な学習を心がけることです。

Q. 個人事業主は確定申告は必要ですか?

個人事業主は、基本的に確定申告が必要です。確定申告は、1年間の所得を計算し税金を納めるための手続きで、通常は毎年2月16日から3月15日の間に行います。


具体的には、年間の所得が48万円を超える場合、確定申告が義務付けられます。また、給与所得がある場合でも、副業としての事業所得が20万円を超えると確定申告が必要です。


確定申告には「青色申告」と「白色申告」の2種類があり、それぞれに異なる特典や記帳方法があります。特に、青色申告を選ぶと税制上の優遇措置を受けられるため、可能であれば利用することをおすすめします。

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個人事業主に関する本を活用してスキルアップしよう

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本記事では、個人事業主としての成長に役立つおすすめ本13冊を厳選してご紹介しました。実務に直結する知識や、経営・営業・税務などの幅広い分野を学べる本は、個人事業主として活動するうえで大きな助けになります。


また、本選びで失敗しないためには、以下の3つのポイントを押さえることが重要です。


  • 実践的で即効性のある内容かを重視する
  • 経営・営業・税務など多角的なテーマをバランス良く選ぶ
  • 最新情報や法改正に対応しているかチェックする


自分の成長フェーズや課題に合わせて適切な一冊を選ぶことで、限られた時間の中でも着実にスキルアップを図れます。学びを行動につなげ、個人事業主としてのステップアップに役立てていきましょう。

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この記事の監修

miraie miraie

株式会社Miraie

2007年設立のシステム開発会社。首都圏を中心にWeb・IT関連事業、コンサルティングサービス、人材派遣サービスなどを展開。 SES事業や受託開発などを中心にノウハウを蓄積しながら、関連事業へとビジネスの裾野を広げています。

監修者インフォメーション

所在地
〒150-0002 東京都渋谷区渋谷1-12-2 クロスオフィス渋谷6階(本社)
設立
2007年7月(3月決算)
従業員数
55名(正社員)
電話
03-5774-6300

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