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GitHubとGitLabの違いとは?将来性についても紹介!

Gitってよく聞くけど使い方がわからないと思っている人もいるのではないでしょうか。この記事では、Gitの概要やメリット、Gitサービスである「GitHub」「GitLab」の6つの違いを解説します。Gitについて知りたい方はぜひチェックしてみてください。

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目次

「Git(ギット)ってなに?」
「GitHubとGitLabの違いとは?」
「GitHubとGitLaどっちを使えばいいの」


このようにGit自体を知らない方や、GitHubとGitLabの違いについて知りたい方は多いのではないでしょうか。


本記事では、Gitのサービスの概要やGitを利用するメリット、Gitのサービスである、「GitHub」と「GitLab」の機能面や価格などの違い、さらにGitLabの将来性についても紹介していきます。


この記事を読むことで、Gitについての知識やGitHubとGitLabの違いや特徴について把握することができます。その知識をもとに、Gitのサービスを選ぶ際に自分に合ったサービスをスムーズに選ぶことができるでしょう。


Gitについて知りたい方は、ぜひ参考にしてみてください。

Git(ギット)とは

「Git(ギット)」とは、分散型のバージョン管理を行うシステムです。システム開発などではファイルが何度も変更してしまうため、それらのファイルのバージョン管理を簡単にすることができるツールと言えます。


たとえば、ExcelやWordなどのファイルを上書き保存してしまうと、前の情報がなくなってしまいます。しかし、Git(ギット)によって情報がなくならず、さらに利用しているだけで変更履歴が付くため、自分で変更履歴を付ける必要がありません。


変更の記録や履歴の調査など、さまざまな作業を行うことができるため「分散型」と言われています。

Gitで管理するメリット

Gitを利用すると、過去のバージョンの情報や変更をすぐに確認でき、さらに過去の情報、変更履歴をプロジェクトメンバーなどと簡単に共有することができます。


また、複数人が平行して編集などをしていても、最終的に1つにまとめることが可能です。テキストファイルなどでは、手間がかかってしまう作業も簡単にできるのは、Gitで管理するメリットと言えるでしょう。

GitHub(ギットハブ)とは

「GitHub(ギットハブ)」とは、世界で多く利用されているGitを代表するサービスの1つです。日本では、特に幅広く利用されているため、Gitのサービス選択で迷ったら、GitHub(ギットハブ)を選択しておくと安心でしょう。


Gitに必要な機能が無料で一通り揃っており、さらに現在はMicrosoft社の傘下で提供されているため、さまざまな機能開発が進められています。

GitLab(ギットラボ)とは

GitLab(ギットラボ)とは、GitLab社が公開しているGitサービスの1つです。有料で利用するEEと無料で利用できるCEがあり、どちらを利用するかで機能が異なります。GitHubの後に開発されたサービスなため、基本的にはGitHubと似た機能が搭載されています。


しかし、GitLabはGitHubとは異なるサービスのため、独自の機能を開発しており、徐々にユーザー数も増加していると言えるでしょう。

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GitHubとGitLabの6つの違い

GitHubとGitLabは、基本的には似た機能を持ったサービスですが、GitHubの後に開発されたサービスなため違いがあります。


ここでは、どのような違いがあるか説明していきます。サービスを選ぶ時の参考にしてみてください。

1:機能面の違い

GitLabは、GitHubの機能を取り入れて開発されているため、基本的な機能に違いはありません。しかし、細かく比較してみると、少しGitLabの方が高機能と言えるでしょう。


たとえば、Dockerなどの他のツールとの連携が充実しています。Gitは単体で管理する場合もあれば、外部ツールを利用して管理する場合もあるため、さまざまな使い方を選ぶことができるでしょう。

2:UIデザインの違い

UIデザインもGitHubとGitLabでは、違いがあります。GitLabはデザイン重視のためトレンドを取り入れた印象で、カッコいいデザインが多いと言われています。また、シンプルで見やすく操作しやすいでしょう。


ただし、デザインは人によって見え方が違うため、自分の好みに合うデザインを選ぶと良いでしょう。

3:実行機能の違い

GitHubもGitLabも、ジョブの実行機能を提供しています。ジョブとスクリプトの内容を定義しておけば、定義に沿って自動で処理を実行できます。


ただし、機能としては似ていますが動作が少し違うため、注意が必要でしょう。

4:安全性の違い

安全性でも違いがあり、特にクラウドサービスという点では、GitHubの方が安定して動作していると言われています。


しかし、GitLabで大きな障害が頻繁に発生しているわけではありません。発生していても、気づかないうちに解消されているでしょう。


GitLabの方がやや発生が目立ちますが、安全性向上の施策を取っているので、今後は安全性が高まるでしょう。

5:ライセンスの仕組みの違い

GitHubはMicrosoft社の製品なため、商用のライセンスが適用になります。それに対して、GitLabはOSSライセンスで提供されているため、ライセンスの仕組みに違いがあります。


GitHubは、有料のエンタープライズプランやチームプランがありますが、フリープラン機能に力を入れているため、実質的には無料で十分な機能を利用できるでしょう。


また、GitLabにも有料プランが用意されており、機能が増えるなどさまざまなサポートを受けられますが、基本は無料です。そのため、ライセンスは違いますが、基本的にどちらも無料で利用できます。

6:価格の違い

GitHubとGitLabはどちらも無料プランに加えて、有料プランが2つあります。GitHubはTeamプランでユーザー1人当たり月458円、Enterpriseプランでユーザー1人当たり月2,408円(2022年2月2日時点のレートで算出)です。


対してGitLabは、Premiumプランでユーザー1人当たり月2,178円、Ultimateプランでユーザー1人当たり月11,353円(2022年2月2日時点のレートで算出)となっています。


GitHub、GitLabのどちらも、基本的に無料プランで十分な機能を利用することができますが、有料プランでは、GitLabの方が料金が高くなっています。


出典:すべての開発者のためのプラン|GitHub
参照:https://github.co.jp/pricing.html


出典:価格設定|GitLab Inc.
参照:https://about.gitlab.com/pricing/

GitLabのDevOpsについて

「DevOps」とはソフトウェア開発手法の1つで、開発と運用が協力する開発手法です。GitLabはDevOps全体をカバーすることができ、DevOpsを行うために必要なツールの組み合わせが簡単になります。


GitLabの包括的なガバナンスや高い生産性によって、ソフトウェア開発が約3倍高速化し、大幅にスピードが向上できるでしょう。

GitLabの将来性

GitLabは、GitHubの買収によって知名度が高まったこと、AppleがGitLabのサポートを決定したことなどで、GitLabの将来性は高いと言えるでしょう。


また、GitHubからのソースコードの移行が今後も続くと言われています。

GitHubとGitLabの違いについて知っておこう

ここまで、GitHubとGitLabの違いについて紹介してきました。GitLabがGitHubの後に開発されたサービスなため、どちらも基本的に似た機能が搭載されています。


しかし、独自の機能や有料プランの価格、将来性など異なる部分があるため、しっかり調べて、自分に合う方を選びましょう。

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この記事の監修

miraie miraie

株式会社Miraie

2007年設立のシステム開発会社。首都圏を中心にWeb・IT関連事業、コンサルティングサービス、人材派遣サービスなどを展開。 SES事業や受託開発などを中心にノウハウを蓄積しながら、関連事業へとビジネスの裾野を広げています。

監修者インフォメーション

所在地
〒150-0002 東京都渋谷区渋谷1-12-2 クロスオフィス渋谷6階(本社)
設立
2007年7月(3月決算)
従業員数
55名(正社員)
電話
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