40代からのフリーランスエンジニア向け・案件検索サイト【SEES】
Gitはプログラムなどのバージョン管理ツールの一つで、広く普及しています。この記事では、Gitの概要やメリット、Gitの代表的なサービスである「GitHub」「GitLab」について違いや使い分けを解説します。
<業界実績18年>
ミドル・シニアフリーランス専門
エージェントSEES
40~60代以上のシニアエンジニア案件探しは、私たちにお任せください!
ご登録者様限定で、Webに公開していない非公開案件をご提案いたします。
目次
「Git(ギット)ってなに?どんな特徴がある?」
「Gitを利用するメリットは?」
「GitHubとGitLabの違いとは?どっちを使えばいいの?」
国内外で広く利用されているバージョン管理ツールGitですが、概要やメリット、代表的なサービスGitHubとGitLabの違いについて知りたい方は多いのではないでしょうか。
本記事では、Gitのサービスの概要や利用するメリット、Gitのサービス「GitHub」と「GitLab」の機能面や価格などの違いと使い分け、将来性についても紹介します。
この記事を読むことで、Gitとはなにか概要を知り、GitHubとGitLabの違いや特徴について把握することができます。その知識をもとに、Gitのサービスをスムーズに選ぶことができるでしょう。
Gitについて知りたい方は、ぜひ参考にしてみてください。
「Git(ギット)」は、分散型のバージョン管理ツールです。システム開発などではプログラムのソースコードファイルを複数の人で扱います。その際、同時に複数人が同じファイルを更新すると内容に差異が生まれ、行った修正が無くなるなどの問題が発生します。Gitなどのバージョン管理ツールは、これらのファイル管理による問題の発生を防ぐことができるツールです。
たとえば、ExcelやWordなどの編集を行った際に記述を削除すると、ファイルを上書き保存をしたときにその情報はなくなってしまいます。消したくて削除しているはずなので通常は問題がありませんが、削除が誤りだった場合や過去の記述が知りたい場合には不便です。また、複数の人が書き込みを行うファイルがある場合、誰かが記述している間は待たなければならず、記述中であるかどうかもわからないケースもあります。
しかし、このような場合もGitなどのバージョン管理ツールを利用することで情報の欠落や作業者の混乱を避けることが可能です。バージョン管理ツールでは各ファイルの現在の利用者を登録することができ、変更履歴も管理できるためです。後々、過去に遡って情報を調べたい場合にも有効です。
※なお、ExcelやWordの共有機能、変更履歴機能などで対処できる場合もあります。
Gitはバージョン管理ツールの中でも分散型に分類されます。
Gitでは管理のための情報をリポジトリという場所に保存します。管理対象の大元のリポジトリはサーバーに置くのですが、利用者はリポジトリをPCなど自分の環境にコピーして利用することが可能です。Gitは自分の環境をローカル(local)と呼び、ローカルで編集した内容をサーバーのリポジトリに反映する機能をもちます。複数のユーザーがファイルの編集を行う場合でも、リポジトリの作成と変更の反映により衝突することなく管理することが可能です。
ファイルの管理情報がさまざまな環境にリポジトリとして分散するため、「分散型」のバージョン管理ツールに分類されます。
従来のバージョン管理ツールでは集中型のツールが主流でした。集中型ではサーバーなどの一か所でファイルの管理情報を持ちます。代表的なツールとしてはSVN(Subversion)などが挙げられます。
また、複数人が並行して編集などをしていても、最終的に1つにまとめる(merge:マージする)ことが可能です。人間が行った場合には手間がかかってしまう作業を効率化できることは、Gitで管理するメリットと言えるでしょう。
システム開発などでは、ファイルの修正が頻繁に必要になり、過去の修正履歴や理由を確認することが重要です。このため、エンジニアにはGitなどのバージョン管理ツールの利用スキルが求められる場合も多いです。
Gitに必要な機能が無料で一通り揃っており、さらに現在はMicrosoft社の傘下で提供されているため、さまざまな機能開発が進められています。
しかし、GitLabはGitHubとは異なるサービスで、特にDevSecOpsなどに力を入れて独自の機能を開発しており、ユーザー数も増加中です。
The most-comprehensive AI-powered DevSecOps platform | GitLab
ここでは、どのような違いがあるか説明していきます。サービスを選ぶ時の参考にしてみてください。
GitLabは、GitHubの機能を取り入れて開発されているため、基本的な機能はカバーしています。さらに、細かく比較してみると方向性が異なっており、GitHubはソースホスティングサービスとしての機能が充実しています。一方、GitLabはDevSecOpsを意識しており、Dockerなどの他のツールとの連携が充実しています。
Gitは単体で管理する場合もあれば、外部ツールを利用して管理する場合もあるため、使い方によって選ぶとよいです。
UIデザインもGitHubとGitLabでは、違いがあります。GitLabはデザイン重視のためトレンドを取り入れた印象で、カッコいいデザインが多いと言われています。また、シンプルで見やすく操作しやすいともいわれます。
ただし、デザインは人によって見え方が違うため、自分の好みに合うデザインを選ぶと良いでしょう。
GitHubもGitLabも、ジョブの実行機能を提供しています。ジョブとスクリプトの内容を定義しておけば、定義に沿って自動で処理を実行できます。
ただし、機能としては似ていますが動作が少し違うため、注意が必要です。
安全性でも違いがあり、特にクラウドサービスという点では、GitHubの方が安定して動作していると言われています。
しかし、GitLabで大きな障害が頻繁に発生しているわけではありません。発生していても、気づかないうちに解消されているでしょう。
GitLabの方がやや発生が目立ちますが、安全性向上の施策を取っているので、今後は安全性が高まるでしょう。
GitHubはMicrosoft社の製品なため、商用のライセンスが適用されています。それに対して、GitLabはOSSライセンスで提供されているため、ライセンスの仕組みに違いがあります。
GitHubは、有料のエンタープライズプランやチームプランがありますが、フリープラン機能に力を入れているため、実質的には無料で十分な機能を利用できるでしょう。
また、GitLabにも有料プランが用意されており、機能が増えるなどさまざまなサポートを受けられますが、基本は無料です。そのため、ライセンスは違いますが、基本的にどちらも無料で利用できます。
GitHubとGitLabはどちらも無料プランに加えて、有料プランが複数あります。以下に2025年2月28日時点の情報を紹介します。GitHubはTeamプランでユーザー1人当たり年48$、Enterpriseプランでユーザー1人当たり年252$です。
対してGitLabは、Premiumプランでユーザー1人当たり月29$、Ultimateプランは要問合せとなっています。
GitHub、GitLabのどちらも、基本的に無料プランで十分な機能を利用することができますが、有料プランでは、GitLabの方が料金が高くなっています。
出典:GitHub | GitHub is a development platform inspired by the way you work. From open source to business, you can host and review code, manage projects, and build software alongside millions of other developers.
出典:Pricing | GitLab
また、GitHubもDevOpsにも対応しており、一連のスイートにより実現できる機能を提供しています。
GitHubとGitLabはいずれもGitサービスとして必要な機能を提供しています。どちらを利用するかは、用途や重視する内容で使い分けることが一般的です。
GitHubはコミュニケーション面に優れたサービスです。オープンなコミュニティなどで情報を共有しながら開発する際に特に適しています。
GitLabはDevSecOpsを前面に押し出したサービスです。企業での継続的なWebサービス開発など継続的なリリースを前提とした開発に適しているといえます。
GitHubとGitLabは名称もにており混同しやすいサービスです。以下では、その違いについてよくある質問と回答をまとめています。
GitHubは分散型のバージョン管理ツールです。特にWebを介してリポジトリを利用する形式は広くオープンソースプロジェクトなどで利用されています。
GitLabは、特にDevSecOpsに適性を持つ分散型のバージョン管理ツールです。継続的なサービス提供に向けて、効率的な開発とリリースを実現することができる機能を備えています。
GitHubとGitLabはいずれもGitサービスとしてバージョン管理に必要な機能を備えています。
違いとしては、GitHubはコミュニケーション面を重視しており、GitLabはDevSecOpsを見据えているという方針があげられます。
ここまで、GitHubとGitLabの違いについて紹介してきました。GitLabがGitHubの後に開発されたサービスなため、どちらも基本的に似た機能が搭載されています。
しかし、独自の機能や有料プランの価格、各サービスが重視するポイントなど異なる部分があるため、しっかり調べて、プロジェクトに合う方を選びましょう。
40代~60代向けミドル・シニアフリーランスエンジニアの案件サイト『SEES』
40代~60代でエンジニアとして活躍したいと考えている方におすすめなのが、株式会社Miraieが運営する、ミドル・シニアエンジニア向けの案件サイト『SEES』(https://miraie-group.jp/sees/)です。
SEESとは-Senior Engineer Entrustment Service-の略称で、40代~60代エンジニア向けの案件紹介サービス。
エンジニア業界は、40代以上の転職はなかなか厳しい市場だと言われています。
転職ではなくフリーランスとして案件を獲得することを視野にいれてみてもいいかもしれません。
SEESの場合、掲載している案件は主に年齢不問ですので、年齢制限に関係なく、純粋にスキルや希望条件での案件を探すことが可能です。
会社員よりも個人事業主としてプロジェクトを請け負う形であれば、働き方としても選べる立場にありますよね。
給与の支払いサイトは30日で統一されています。
また、取引社数が5,000社以上と多く、新しい案件が集まりやすくなっています。
さらに、SEESに登録をすると最新・未公開案件を獲得することができます。
独立してフリーランスになっても仕事が途切れる心配はありません!
『SEES』(https://miraie-group.jp/sees)を利用して新しい働き方を手に入れてみては…!?
皆さまから選ばれてミドル・シニアエンジニア向け検索サイト三冠達成しております!
株式会社Miraieが運営する『SEES(https://miraie-group.jp/sees)』は、 「シニアエンジニア向け検索10サイトを対象にしたサイト比較イメージ調査」のなかで、
上記3項目においてNo.1を獲得ししております。
株式会社Miraie
2007年設立のシステム開発会社。首都圏を中心にWeb・IT関連事業、コンサルティングサービス、人材派遣サービスなどを展開。 SES事業や受託開発などを中心にノウハウを蓄積しながら、関連事業へとビジネスの裾野を広げています。
監修者インフォメーション
目次を開く