40代からのフリーランスエンジニア向け・案件検索サイト【SEES】
株式会社Miraie(本社所在地:東京都渋谷区、代表取締役:岡野 徹志)は、20代~60代のフリーランスITエンジニアを対象に、「フリーランスエンジニアとして働く上で求めること」に関する調査を実施しました。
<業界実績18年>
ミドル・シニアフリーランス専門
エージェントSEES
40~60代以上のシニアエンジニア案件探しは、私たちにお任せください!
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目次
働き方の多様化が加速している現在、企業に縛られない「フリーランス(特定の企業や団体、組織に専従せず、業務委託によって自らの技能を提供することにより社会的に独立した個人事業主のこと。自由業または自由職業とも呼ばれる)」という働き方が注目されています。
中でも、DX推進などの影響でITエンジニアのニーズが高まっていることから、フリーランスエンジニアとして活躍されている方、または興味がある方も多いのではないでしょうか。
もちろん、フリーランスエンジニアは比較的自由に働ける一方で、案件獲得やスキルアップなども自分自身で行わなければならず、通常の会社員とは異なる努力も必要です
では、現在フリーランスエンジニアとして頑張っている方は、働く上でどのようなことを重視しているのでしょうか。
そこで今回、シニアエンジニア向けの求人案件検索サイト『SEES(Senior Engineer Entrustment Service)』(https://miraie-group.jp/sees)を運営する株式会社Miraie(https://miraie-group.jp/)は、20代~60代のフリーランスITエンジニアを対象に、「フリーランスエンジニアとして働く上で求めること」に関する調査を実施しました。
はじめに、フリーランスエンジニアになったきっかけや理由についてお聞きしました。
などの回答が寄せられました。
進んでフリーランスエンジニアになった方のほか、企業の倒産や介護といった理由でやむなくフリーランスに転向した方など、さまざまな事情があったようです。
そんなフリーランスエンジニアですが、収入事情はどのようになっているのでしょうか。
そこで、「現在の年収を教えてください」と質問したところ、年代別の結果は下記の通りになりました。
500万円以上の割合が一番多いのは50代で、平均的にみても最も収入が多い(稼げている)年代層といえるのではないでしょうか。
また、60代をみると収入格差が最も大きく、300万円未満の割合は全体で一番多いことが分かりました。
エンジニアといってもスキル(技術)はさまざまですが、案件選びはスキルとのマッチングが前提となるでしょう。
では、他にどのようなポイントで案件を選んでいるのでしょうか。
そこで、「自身のスキルとのマッチング以外で、案件を選ぶ上で重視しているポイントを教えてください(上位3つ回答)」と質問したところ、『単価(47.4%)』と回答した方が最も多く、次いで『スキルアップできる環境(32.2%)』『開発するシステムやプロジェクトの内容(31.0%)』『業務の負荷/難易度の低さ(29.1%)』『契約期間/案件の継続性(24.8%)』と続きました。
全体でみると、単価を重視して案件を選んでいるようですが、その他に、スキルアップできる環境、開発するシステムやプロジェクトの内容といったことを重視して選んでいる方が多いようです。
また、年代別にみたところ下記のような回答結果になりました。
全体と年代別を比較すると、単価についてはどの年代でも重視しているようですが、若い世代ほどスキルアップできる環境を求めていることが分かりました。
その一方で、年齢層が上がるにつれて、開発するシステムやプロジェクトの内容で案件を選ぶ方の割合が高くなりましたが、どのような理由があるのか具体的にお聞きしました。
などの回答が寄せられました。
20代から30代はスキルアップのため未経験の分野にも積極的にチャレンジする方もみられましたが、40代になると知識や経験を得たことで単価を重視する傾向があるようです。
また、年代が上がるにつれて体力的問題や技術的問題によって請け負うことが難しくなるなど、年代毎で案件選びで重視するポイントが異なるということが分かりました。
どのような案件を受諾するのか、自由に選ぶことができるのもフリーランスエンジニアの魅力のひとつでしょう。
では、案件を比較する際、どれくらいの件数を比較しているのでしょうか。
そこで、「案件選びの際、どれくらいの案件を比較検討していますか?(顔合わせにまで至った件数)」と質問したところ、『1件(他の案件と比較していない)(41.0%)』『2件~3件程度(34.9%)』『4件~6件程度(17.4%)』『7件~10件程度(4.5%)』『11件以上(2.2%)』という回答結果になりました。
また、年代別にみたところ下記のような回答結果になりました。
どの世代でも2ケタを超えるような比較を行っている割合は少ないようですが、若い年代層では比較的複数の案件で比較している方の割合が多い一方、世代が上がるにつれて比較件数は減少するようです。
ここまでの調査で、案件を選ぶ際は「単価」や「開発するシステムやプロジェクトの内容」「スキルアップできる環境」を重視していることが分かりました。
では、少ない比較件数で案件を選ぶ場合、どのようなことを“決め手”にしているのでしょうか。
続いて、「最終的に案件選びの決め手となることが多いポイントを教えてください(単一回答)」と質問したところ、『単価(23.4%)』と回答した方が最も多く、次いで『開発するシステムやプロジェクトの内容(11.8%)』『スキルアップできる環境(10.4%)』『担当業務の作業工程(設計・開発・テストなど)(8.8%)』『業務の負荷/難易度の低さ(8.2%)』と続きました。
先程と同じように、単価を重視して選ぶ傾向があるようですが、その割合は2割程度と、決定的な“決め手”とまではいえないようです。
また、年代別にみたところ下記のような回答結果になりました。
単価についてはどの年代でも重視する一方で、若い世代ほどスキルアップの環境を求めており、世代が上がるにつれてプロジェクトなどの内容で選んでいるようです。
色々と大変な案件もこなしてきているでしょうから、仕事を選んでいる可能性があるのではないでしょうか。
フリーランスエンジニアの方々の中には、“これは大変だった”という案件もこれまで経験してきたのではないでしょうか。
では、引き受けたくないような案件はどのような要素で判断すれば良いのでしょうか。
「“この要素があると引き受けたくない”と思う案件を教えてください(上位3つ回答)」と質問したところ、『作業量/負荷が重い(34.3%)』と回答した方が最も多く、次いで『相場と比較して単価が低い(31.5%)』『希望しない作業工程が含まれる(26.4%)』『作業内容に曖昧な点が残る(23.6%)』『顔合わせでの担当者の印象が悪い(23.0%)』と続きました。
避けたい案件の要素が分かりました。
大変な作業、そしてそれに見合わない報酬といった要素では、フリーランスエンジニア以外においても、まず好まれる案件だとはいえないでしょう。
では、反対にどのような案件だったら是非引き受けたいと思うのでしょうか。
そこで、「“この要素があると積極的に引き受けたい”と思う案件を教えてください(上位3つ回答)」と質問したところ、『自分のスキルが要望とマッチしている(36.6%)』と回答した方が最も多く、次いで『作業内容が明確(36.0%)』『相場と比較して単価が高い(31.7%)』『作業量/負荷が軽い(24.7%)』『学びたいスキルセットを経験できる(21.3%)』と続きました。
ご自身のスキルが要望とマッチしている案件の方が、単価よりも引き受けたい案件だと感じていることが分かりました。
では、具体的にどのような案件が好ましいのかお聞きしました。
などの回答が寄せられました。
ご自身の持つスキルが遺憾なく発揮できる案件、または自分の自由にできる案件などは、好条件の案件だといえそうです。
さらに報酬も相場より高いのであれば、より満足度も上がるのではないでしょうか。
今回の調査で、フリーランスITエンジニアの方々が案件を選ぶ際に重視しているポイントや避けたい案件、積極的に引き受けたい案件が明らかになりました。
フリーランスという働き方のメリットを享受しながら仕事をしていくためには、単価も大切な一方で、業務の負荷、開発するシステムやプロジェクトの内容などのほか、重視するポイントはさまざまあるようです。
さらに、避けたい案件、反対に積極的に引き受けたい案件の要素といったものも分かりました。
自分自身で営業活動をし、案件を獲得していく必要のあるフリーランスエンジニアですから、時には「あまりやりたくない」という案件でも引き受けることはあるでしょう。
しかし、フリーランスエンジニアとして成長していくためには、自身のスキルアップやアップセル・クロスセルに繋がるなど、中長期的目線で見ていくことも非常に重要です。
これまで培ってきたスキルや実績、人脈などを活かし、エンジニアとして活躍していくには、エージェントを活用して好条件の案件を見つけていくことも効果的な方法といえるのではないでしょうか。
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株式会社Miraie
2007年設立のシステム開発会社。首都圏を中心にWeb・IT関連事業、コンサルティングサービス、人材派遣サービスなどを展開。 SES事業や受託開発などを中心にノウハウを蓄積しながら、関連事業へとビジネスの裾野を広げています。
監修者インフォメーション