40代からのフリーランスエンジニア向け・案件検索サイト【SEES】
クラウドソーシングに登録してみたけれど、思うように稼げないとお悩みの方もいるでしょう。本記事ではクラウドソーシングで稼げない主な理由とその対策、おすすめのクラウドソーシングサイトを紹介しています。副業を検討中の方、稼ぐ方法を知りたい方はぜひ参考にしてください。
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目次
「クラウドソーシングで副業を始めたけれど、思うように稼げない」
「案件を開始した後の、クライアントとのやりとりが不安」
「自分の強みを生かして、クラウドソーシングを上手に利用したい」
手軽に副業を始められる方法として、クラウドソーシングを利用する人が増えています。
しかし、仕事をうまく受注できなかったり、クライアントから継続して案件が来なかったり、報酬が安かったりで悩んでいる方もいるでしょう。
本記事ではクラウドソーシングを利用するメリットとデメリットや、思うように稼げない理由、自分をアピールするための対策や、おすすめのクラウドソーシングサイトについて紹介します。
この記事を読むことで、クラウドソーシングを上手に利用し、自分の強みを生かして副業に取り組めるようになるでしょう。
副業を検討中の方やすでにクラウドソーシングを始めている方、稼ぐ方法を知りたい方はこの記事をチェックしてみてください。
クラウドソーシングとは、クラウド(群衆)とソーシング(業務委託)を合わせた造語で、企業がインターネット上で不特定多数の人に業務を委託することを指します。
雇用契約が不要であることが多く、気軽に受発注できるのが特徴です。近年ではクライアントと働きたい人をマッチングするクラウドソーシングサイトも多く存在し、さまざまな仕事が公開されています。
クラウドソーシングの発展により、副業を希望する会社員や、主婦(主夫)や学生、フリーランスの方も仕事を見つけやすい環境が整ってきていると言われています。
政府の働き方改革の推進により、クラウドソーシングを利用して仕事を始める方も増えています。
ここからは、クラウドソーシングを利用するメリットについて、主なものを3つ紹介します。
出典:「働き方改革」の実現に向けて|厚生労働省
参照:https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000148322.html
クラウドソーシングでは在宅ワークで行える仕事も多く募集されており、時間に縛られずに働くことが可能です。
インターネット経由でのやりとりが主な連絡手段となるため、夜間やちょっとした隙間時間など、自分の都合の良い時間を効率よく使えるでしょう。
自分の生活スタイルに合わせて作業ができるのも、クラウドソーシングのメリットです。
クラウドソーシングでの仕事は、デザインや執筆した記事、プログラムなどを提出して報酬を得る形式のものが多く存在します。そのため、自分ができる範囲で仕事量を調節して作業が可能です。
本業が忙しい時はクラウドソーシングをセーブし、余裕がある時は多くの仕事を請け負うなど、フレキシブルに働けるため使いやすいサービスだと言えるでしょう。
仕事の受注がインターネット上で簡単に行えるのも、クラウドソーシングを利用するメリットの一つです。
クラウドソーシングでは難易度が低い案件も数多く募集されており、初心者でも取り組みやすいとされています。未経験者でもOKというものもあり、スキルアップを図るために取り組んでみるのもよいでしょう。
初心者でも始めやすいと言われているクラウドソーシングですが、その一方でデメリットも存在します。
クラウドソーシング上の仕事は、単価が安い傾向にあると言われています。高単価の仕事も存在しますが、それらは競争率が高く、初心者では受注が難しいことも多いのです。稼げるようになるまでに一定の時間がかかることを覚悟しておくことも必要でしょう。
ここまではクラウドソーシングの特徴とメリット、デメリットについてお伝えしました。
クラウドソーシングで稼ぐのは難しいと言われることも多いですが、ここからはクラウドソーシングで稼げないとされている主な10の理由を紹介します。
希望する仕事の競争率が高く、仕事を思うように受注できないことがあります。
クラウドソーシングには多くの登録者が存在し、難易度の低い仕事や高単価の仕事には応募が集中するため、受注が難しいと言われているのです。
受注した案件数が少ないことも、稼げないと感じる原因の一つです。
最初から高単価で効率のよい案件を受注することは難しいでしょう。クライアントも、経験値の少ないワーカーには発注をしづらいものです。
まずは、低単価でも簡単に実施できるものから取り組み、クラウドソーシングサイトに表示される実績数を増やすことから始めましょう。そうすることで、クライアントからの信頼を得て、高単価の案件も受注しやすくなると言われています。
自分の力量に合わない仕事を探したり、受注したりすることも思うように稼げない要因となる場合があります。
初心者なのにスキルが必要な高単価の案件を引き受けてしまい、納期遅れや受注破棄を発生させることは、報酬がもらえないだけでなく、自分の信用を落とし、クライアントにも迷惑をかけることとなるでしょう。
また、案件を多数受注してしまうと、処理しきれなくなる可能性もあります。
自分のスキルを客観的に見つめ、余裕を持ってできる仕事量を受注しましょう。
依頼元から継続して案件を受注できない場合も、高額を稼ぐのは難しいと言われています。
単発案件の場合、納品後に次の仕事を探して応募し、受注するという作業をしないといけません。常に仕事を探しているという状態に陥り、稼げないと感じてしまうこともあります。
継続的な案件はクライアントからの信頼がないと受注できないことも多いため、低単価の単発案件をこなし、継続依頼を受注できるように実績を作っていきましょう。
サイトに登録したプロフィールの内容が薄く、なかなか受注に結びつかないというケースもあります。
クラウドソーシングを利用する場合、連絡はインターネット上で行うのが一般的です。そのため、クライアントはプロフィールを主な選考材料の一つとして使うことが多いとされています。
内容が薄いプロフィールでは、クライアントの目に止まることは難しいと言えるでしょう。
クラウドソーシングサイトの手数料や源泉徴収により、受け取る報酬が少ないと感じることもあります。
クラウドソーシングサイトを利用して仕事をすると、手数料が発生します。サイトや報酬金額にもよりますが、おおよそ5~20%の手数料が一般的です。
また、クライアントとの契約形態によっては源泉徴収されることもあります。100万円以下の案件の場合は報酬の10.21%が引かれるため、手取りの報酬額は契約金額よりも少なく感じるでしょう。
出典:No.2792 源泉徴収が必要な報酬・料金等とは|国税庁
参照:https://www.nta.go.jp/taxes/shiraberu/taxanswer/gensen/2792_qa.htm
クライアントが手続きに慣れておらず、効率的に稼げないと感じることもあります。
クラウドソーシングは、クライアントにとっても手軽に利用できるサービスですが、中には不慣れな方もいるのが実情です。
発注手続きに手間取ったり、業務開始後の指示が不明瞭なために何度も手戻りが発生したりといった理由で、当初の想定よりも作業に時間がかかる可能性もあります。
クラウドソーシングでは単価アップの交渉が難しく、なかなか報酬金額を増やせないとも言われています。
クラウドソーシング上には多くのワーカーが登録されているため、クライアントは同じ品質であればより低単価で契約できるワーカーを探すでしょう。単価アップのための明確な基準がなく、交渉が難しい場合もあります。
特別な実績や、他のワーカーとは異なるスキルを持たない場合は、単価アップの交渉は難しいでしょう。
案件の単価や条件に惑わされ、どの仕事にするか迷って応募に時間がかかってしまったということもあります。
また、一見高報酬に見えてもよく読むと稼働時間が長く、時給に換算すると安い単価になってしまうということもあるでしょう。
募集内容を慎重に確認し、自分に合った報酬や仕事内容かを見極める力をつけましょう。
とにかく早く稼ぎたいという考えが先行してしまい、逆に稼げないという悪循環に陥ることもありえます。
クラウドソーシングサイトには、さまざまな職種や単価の仕事が掲載されています。実績を積む前から高単価の仕事に応募しても、競合が多いために契約に至ることは少ないと言われています。
はじめのうちは低単価で短い時間でできる仕事を数多くこなし、実績作りをするのが良いでしょう。
稼ぐのは難しいと思われがちなクラウドソーシングですが、コツをつかめば安定した報酬を得ることが可能だとされています。
ここからは、クラウドソーシングで上手に稼ぐための方法を6つ紹介します。
まずは、クラウドソーシングサイトに表示される、自分の評価を上げることに重点を置きましょう。
案件の発注先を決める際、多くのクライアントは応募してきたワーカーのプロフィールを確認すると言われています。
クライアントは過去の実績や評価を見て、スキルがあるのか、丁寧に仕事をしてくれそうかを判断しているため、実績数を増やして自分の評価を上げておくことは大切です。
まずは実績を作るため、自分が希望する案件以外のものにも取り組んでみましょう。アンケート回答やデータ入力など、比較的簡単なものから始めて評価を上げていくのもおすすめです。
自分の得意分野を見つけ出し、その分野を中心に稼ぐのも一つの方法です。
さまざまな仕事をこなすうちに、自分に合うのはどんな分野なのかが見えてくることもあるでしょう。また、趣味や得意なことに関連した仕事を受注することで、持っている知識や経験を生かすことも可能です。
得意分野やスキルをプロフィールに記載することで、応募した案件を受注しやすくなる場合もあると言われています。
自分のスキルや得意分野、強みをアピールすることも、受注件数を増やす有効な手段の一つです。
プロフィール欄にスキルや強みを書いて充実させることは、クライアントへの有効なアピールになります。過去に受注し、良い評価をしてくれたクライアントにメッセージを送ってみるのも、継続依頼のきっかけ作りになるでしょう。
おすすめの案件の一つに、Webアプリの開発があります。
在宅作業で完結可能な案件が多いため、クラウドソーシングサービスでも多くの募集を見かけます。高単価な案件も多いと言われており、プログラミングやIT関連のエンジニア経験がある場合は、おすすめの案件だと言えるでしょう。
Webデザイン案件も、アプリ開発と並んで高単価な仕事の一つとされています。
パソコンソフトを使ってのイラスト作成や、Webサイトのデザインなどが主な仕事内容です。
デザイン経験者の場合は、過去に作成した作品をポートフォリオに掲載することで、受注の確率も上がるでしょう。また、ポートフォリオを見てクライアントから直接依頼が来る場合もあります。
クライアントとの連絡手段として、代表的なコミュニケーションツールのアカウントを取得しておくこともおすすめです。
案件受注後、クライアントによってはコミュニケーションツールでのやりとりを求められることがあります。ツールを使えることが応募の条件になっている場合もあるため、受注機会を逃さないように、代表的なコミュニケーションツールのアカウントを取得しておくのがよいでしょう。
ただし、クラウドソーシングサービスによってはサービス外でのやりとりは原則禁止とし、承認制を採用しているところもあります。気になる場合はサービス運営元に相談してみましょう。
副業を解禁する企業の増加や、働き方の変化により、クラウドソーシングを利用して仕事をする人も増えてきています。
ここからは、フリーランスエンジニアにおすすめのクラウドソーシングサービスを2つ紹介します。
ランサーズは、約35万社のクライアントが利用したという実績があるクラウドソーシングサービスです。
豊富な案件から選ぶことができ、また初心者の方でもやりやすい仕事が多いのが特徴となっています。
ランサーズでは、アンケートやライティング、Webデザインなどの案件が多くなっており、Webデザインはハードルが高いでしょうが、スキルがあれば高単価な案件も受けられるでしょう。
Anotherworksは、「複業クラウド」と呼ばれる、仕事のマッチングを行うプラットフォームを提供しています。
フリーランスや、複業を希望する社会人を主なターゲットにしており、ITエンジニア案件に強いことで知られています。他にもデザイナーやライター、企業の営業担当、マーケターなど幅広い職種から仕事を探すことが可能です。
クラウドソーシングを利用するメリットとデメリット、うまく稼げない理由とどうすればうまく稼げるのかについて紹介しました。
クラウドソーシングサービスにはさまざまな案件がありますが、簡単なものから始め、少しずつ実績を積み重ねるのがポイントです。仕事をこなしていくうちにプロフィールや実績も充実し、クライアントの信頼を得られるでしょう。
自分が得意なことを見つけ、それに合ったクラウドソーシングサイトを上手に利用して、高単価案件の受注を目指してください。
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2007年設立のシステム開発会社。首都圏を中心にWeb・IT関連事業、コンサルティングサービス、人材派遣サービスなどを展開。 SES事業や受託開発などを中心にノウハウを蓄積しながら、関連事業へとビジネスの裾野を広げています。
監修者インフォメーション