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APIの使い方とは?利用するメリットや活用されている事例などを紹介

APIをどのように活用するのか分からない方もいるでしょう。APIはあらゆるWebサイトで可能になり、効率的に活用できるため注目されています。この記事ではAPIの使い方や事例を紹介していくため、APIについていまいち分からないという場合に参考にしてみてください。

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目次

「APIはどのように活用するのが良いの?」
「APIのセキュリティは安全なの?」
「APIの種類とは?」


APIについて気になっているけど、上記のようによく分からないというエンジニアの方もいるでしょう。


本記事ではAPIの使い方や、身近な場所でAPIを活用している事例、APIの学習方法や登録する流れなどを紹介します。


この記事を読むことで、APIについての不安や疑問を解消し、APIの基本的な使い方や注意点、APIを探す方法を知ることができます。また、APIに関する書籍や学習方法も紹介しているため、自分にあったAPIの学習方法を見つけられるでしょう。


公開されているWebAPIの情報を集めて、今後に役立てられるようになりましょう。ぜひ参考にしてください。

APIとはなにか

APIは「A」アプリケーション「P」プログラミング「I」インタフェースの略称のことです。複数のソフトウェア間で、互いに情報を利用することができ、ハブのように情報を共有できます。


基本的に、APIの情報提供側と利用側が、同じプログラミング言語を使用する必要があります。


WEB上のAPI情報を、連携可能にしたのがWebAPIです。

APIが使われる場面

APIは複数のソフトウェアの連携ができ、それぞれのソフトウェア機能で蓄積した情報を共有できるため、より効率的にサービスを提供する場面で使われています。


APIの使われている場面は、インターネットのアカウントを利用して他のログイン登録をせずにアカウント情報を共有し、利用する場合があります。


またAPIの情報を取得し、サービスの開発に活用する場面もあります。

APIを探す方法

APIを探す方法について、検索エンジンを用いる方法と、WebAPI情報サイトを用いる2つの方法を紹介します。


検索エンジンを使ったAPIを探す方法は、代表的な検索エンジンGoogleなどでキーワードを活用して検索する方法です。


WEBAPI情報サイトを活用する方法では、代表的な情報サイトProgrammableWeb・Mashupedi・eHubに登録されているAPIを探す方法があります。

APIの基本的な使い方

APIの基本的な使い方は、大きくわけて以下の4つの手順になります。


1.API提供企業のWEBサイトへアクセスし使用するアプリ情報を登録
2.API「キー」と「シークレット」を取得
3.API利用するため指定URLへリクエスト送信
4.APIキーを使用するアプリに設定


WebAPIの使い方として、MicrosoftのAzureを例に紹介していきます。

APIのサイトから自分のアプリを登録する

APIのサイトから、自分のアプリを登録することを、API連携と呼びます。まずはAPIの提供会社を、選択することから始めます。WebAPIのサイトから自分のアプリ登録の使い方手順は、以下の通りです。


1.WebAPI提供会社の選択(例Azure)
2.自分のアプリとWebAPIサイトアカウント登録(例Azureアカウント作成)
3.WebAPIサイト(例Azure portal)に自分のアプリを登録し、Microsoft IDプラットフォーム間の信頼関係を確立する
4.自分のアプリとWebAPIサイト両方にアクセス権許可をとる(例Azure Active Directory)

APIキーとシークレットを取る

APIキーは、要求ごとにランダムに生成された文字列です。APIキーと、受取側の両方が、有効な場合にサービスが使えます。


シークレットは、APIキーのパスワードのようなものです。APIキーと、シークレットは第三者に、漏洩しないよう管理しましょう。


万が一漏洩した場合、データを読み取られデータ書き換えの危険性や、個人情報や機密情報が盗まれてしまう可能性があります。


他のサービスと同じAPIキーや、シークレットの組合わせを、使用しないように気を付けましょう。


アクセスキーを見つける手順(例Azure Portal)
1.Azure Portalにサインイン
2.SETTINGS(検索サービス)を一覧表示
3.「Keys」を検索すると、管理者キーとクエリ(読取り専用)キー2種類があり、APIキーはクエリキーを使用する
4.「クエリキー管理」を選択
5.サービス用に生成されたクエリキーを使用または、新たに名前を付けて作成

APIキーとシークレットをアプリに設定する

ここではMicrosoftのAzureを例に、アプリケーションを登録する手順を紹介します。


1.AzurePortalにサインイン
2.トップメニュー「ディレクトリとサブスクリプション」→アプリケーション登録に切替
3.Azure Active Directoryを選択
4.「管理」→「アプリの登録」→「新規登録」を選択
5.アプリケーション名の表示名を入力
6.アプリケーションを使用するユーザーを指定
7.リダイレクトURLは入力しない
8.「登録」を選択し完了


登録完了後には、Azure Portalの概要からアプリ登録がされているか、アプリケーションIDの値を確認しましょう。

APIのリファレンスを見ながら使い方を覚える

APIリファレンスは、対象Webサービスに対応するAPIのデータプログラムを、公式に提供する機能のことです。


大量のメソッドが格納されているため、すべてを覚えるというより、必要なプログラムの仕方を参考にすることが多いようです。


また公開情報は古いものも含まれており、効率性が悪くなっている場合があります。非推奨APIと記載されている場合や、置き換えありと記載されているものがあるため確認が必要になります。

実際にコードを書いてみる

Web APIを公開しているサイトでは、サンプルコードを提供している場合があります。言語は様々ありPHPやPythonやJavaなどです。


実際にコードを書く前に、APIサンプルプログラムを参考に書いてみると良いでしょう。

APIの使い方を知って活用するには

APIの使い方は前述した通りですが、APIを活用するためには、プログラミング言語の知識をある程度理解しておく必要があります。


また、セキュリティ管理の設定方法も確認し、セキュリティ対策しておくことも大切です。

エンジニアがAPIの使い方を知っておくと良い6つのメリット

APIの使い方を知って活用したいメリットについて、紹介します。


1.データを共有し利用ができる
2.効率的なアプリ開発ができる
3.セキュリティ対策ができる
4.ユーザー側への操作性向上ができる
5.最新情報の更新がスムーズにできる
6.ビジネスチャンスに対応しやすい


上記の6つについて触れていくので、参考にしてください。

1:他社のデータを利用できる

APIを活用すると他社データを共有化できるため、情報分析が効率的にできます。一からデータ収集するよりも、容易であり情報の鮮度も高くなるため、問題解決や新しいサービス開発などで他社のデータ利用ができます。

2:アプリ開発を効率化できる

APIを活用すると、アプリ開発に必要なデータを共有することができ、開発費を抑えることができます。


無料で利用できるAPIが多く、データを処理するツールを、一から開発せずに利用できるメリットがあります。

3:自社サービスのセキュリティが上がる

APIを活用して、自社サービスのセキュリティを上げるために、必要な対策はOaths 2.0とFinancial-grade API (FAPI)です。


Oaths 2.0は、三者間のアクセス権限の付与と説明、同意の取得が必要なAPI認証です。Financial-grade API (FAPI)は送信者詐欺や、改ざんの防止認可コードの漏洩や盗用防止など強化することができます。

4:ユーザーの手間を省くことができる

APIを利用すると、ユーザーがサービスを利用する場面で、作業の手間を省略できます。例えば、ログイン画面でシングルサインオンを設定し、複数のサービスを使用することが可能です。


InstagramのID登録は、フェイスブックIDを使用して、ログインすることができます。この場合は、SNSを連携することで、ログインや同じ内容を投稿する場合の手間を省くことが可能です。

5:最新の情報を簡単に取得できる

公の機関や大企業が公開しているAPIを使って、最新のオープンデータを簡単に取得できます。 オープンデータは、公の機関や企業が保有しているデータを公開しているもので、REST APIを使い最新の情報を取得することができます。

6:ビジネスチャンスにつながる

API活用が広がると、企業文化の効率的な変革が可能になり、ビジネスチャンスが広がります。


企業の開発したサービス・商品提供のスピード感や革新、リカバリー、将来の予測などあらゆる活用が期待されています。

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APIが活用されている事例

APIが実際どのように活用されているのか、事例を挙げて紹介します。インターネットサービスを利用していると、日常で意識せずにAPIを活用していることが分かる事例です。


どれだけの利便性があるのか見てみましょう。

Amazon API

Amazonのショッピングサービスを利用する上で、活用できるAPIは3種類あります。


・PA-API(Product Advertising API)…アフィリエーター向け
・MWS-API ( Marketplace Web Service-API)…出品者向け
・SP-API(Selling Partner API)…MWS-APIで利用可能な機能に加えて、出品者向けのAPIを含む10を超える新APIが利用可能


AmazonAPIは、商品リサーチ、出品管理、価格改定、在庫管理、受注管理などプログラムから情報を呼び出すことができます。


上記以外にもAWSのサービスのAmazon API Gatewayがあります。

LINE API

LINE APIは、LINE上にシステムを連携し、相互でデータ交換をすることが可能になります。


LINE APIの主な機能
・LINログイン…アカウント情報を利用し、新サービスにシングルサインオンが可能
・LINEMessaging API…LINE公式アカウントをフォローするユーザーに情報を提供
・LIFF…トーク画面上で注文や予約のブラウザ表示ができる機能
・LINEミニアプリ…公式アカウントの登録なしで利用できる、LINE上で稼働するアプリ機能
・LINE CLOVA…画像認識技術を活用したOCR読取りテキスト変換や、AIチャットボット機能
・LINEPay…QRコード決済ができるサービス
・LINE Blockchain…自社サービス連携が可能になり、仮想通貨を決済へ導入できる機能

GoogleMap API

Google Maps APIは、Java Scriptによって動作するAPIです。GoogleMapをカスタマイズが可能になります。主なGoogle Maps APIの種類は以下の通りです。


カスタマイズマップをサポートするAPI
・Maps Static API…埋込可能な画像を追加する
・Street View API…実世界のパノラマ画像を埋込む
・Maps JavaScript API…地図上にデータを可視化し双方向のオブジェクト活用する


ルートをサポートするAPI
・Directions API…複数の地点間の公共機関や自転車や徒歩によるルート提供
・Distance Marix API…複数の地点間の移動時間と距離の計算
・Roads API…車両走行の正確なルート決定


位置情報を利用するAPI
・Geocoding API…地理的座標から住所に変換またはその逆が可能
・Geolocation API…位置データをGPSに依存せず携帯基地局やWIFIノードからデバイスに返すことが可能
・Time Zone API…特定の緯度と経度のタイムゾーンを取得可能

Facebook API

現MetaのFacebook APIについて紹介します。主なFacebook APIは、HTTPベースのAPIでクエリや画像アップロードやストーリー投稿、広告の管理などのアプリが利用ができます。


また、Facebook APIは、HTTPライブラリを持つ言語で機能します。アクセストークン(認証用コード)は、アプリがGraph APIを利用するときに必要になります。

YouTube API

YouTube APIは3種類あります。YouTube APIが、どのような使い方ができるのか紹介します。


・YouTube Data…タイトルや再生回数、いいねの数、タグなど動画情報を取得
・YouTube Analytics and Reporting APIs…自作の動画やチャンネルの分析結果(再生数の変化や年齢層、時間帯など)を取得可能
・YouTube Player API…字幕機能や再生速度機能や再生リスト追加が可能で、動画情報を取得不可

Google Calendar API

Google CalendarAPIは、Googleカレンダーの機能で指定したユーザーカレンダーのスケジュールを、統合できるAPIです。


複数のユーザーGoogleカレンダーの予定を取得し共有することや、他のサービスを設定することができます。


Google CalendarAPIは、主な工程はイベント作成後、APIへリクエストを承認やプッシュ通知を取得し、リマインダー通知をします。

チャットワーク API

チャットワーク APIは、チャットワーク内外のプログラムへアクセス可能にできるAPIです。チャットワークフリープランや、パーソナルプランを利用しているアカウントが、API設定可能になります。


またビジネスプランやエンタープライズプラン、KDDIチャットワークの方は組織管理者からの申請が必要です。


チャットワーク API活用例
・メールをチャットワークのメッセージにする
・サーバーエラー検知後にチャットワークでタスクを関係者に通知する
・新しい予定がカレンダーに追加があるとチャットワークのタスク通知へ連携する

APIの使い方と一緒に知っておくべき2つの注意点

続いて、プログラミング知識が必要な点や、セキュリティ設定が重要な点など、APIの使い方について注意しておきたいことを紹介します。APIの利用を考えている場合に、参考にしてみてください。

1:APIを活用するにはプログラミングの知識が必要

APIを活用するには、プログラミングの知識が求められます。Web APIでは「REST API / RESTful API」と呼ばれHTTPがベースになっています。


WebAPIの代表的な種類
・REST(Representational State Transfer)
・SOAP(SimpleObject Access Protocol)SOAP(SimpleObject Access Protocol)


処理速度や汎用性が高いプログラミング言語を使うこともできます。

2:APIを使うときには高いセキュリティが必要

APIを使うときは、データ取得や更新また削除処理をする場合など、セキュリティ設定が必要です。


クラウドで情報を取得するということは、悪意のある第三者がいてもおかしくありません。トークンやパスワードの管理はあわせて注意が必要です。

APIの使い方を学ぶ3つの方法


APIの使い方を学習したい方へ、どこから始めればいいのか、3つの方法を紹介します。挫折しないように、自分にあった学習方法を見つけて、スキルアップに役立てましょう。


・現在の知識レベルはどの程度あるのか
・時間確保をする
・出費は自己投資


上記を参考にしてください。

1:書籍を使って学ぶ

書籍を使うことで、APIの基本的な仕組みや使い方を学べるベーシックなことから、各検索エンジンに特化したAPI(例えばGoogleAPI関連など)、特定のAPIに関する使い方を学ぶことができます。


基本的なAPIの書籍と、自分が使いたいAPIに関する書籍を用意し、学習してみましょう。


検索エンジンに特化したAPIの書籍(GoogleAPIに関する書籍など)では、書籍の中で紹介されているサンプルコードを活用しながらAPIを使うことも可能です。ただし、セキュリティには十分注意しましょう。

2:学習サイトを使って学ぶ

APIを学ぶ方法として、オンライン学習サイトを利用する方法もあります。メリットは、通学の時間がなく、自分の学びたい時間に学習できることです。


注意点は、自分のレベルと学習サイトの講座内容にミスマッチがないように、講座を選ぶ必要があります。

3:プログラミングスクールに通う

また、プログラミングスクールに通う方法もあります。メリットは、分からないことがすぐ質問できて、疑問を短時間で解消できる環境があり、自分のレベルにあった学習ができます。


ただし、通学しなくてはいけないため、ある程度時間を確保する必要があります。また、費用が書籍やオンラインスクールよりも高い傾向があるため、よく調べておくと良いでしょう。

APIの使い方を知ってサービス開発に役立ててみよう

APIの使い方や、それぞれのAPIの機能について紹介しました。身近なところで、APIが多く使われていることが、理解できたのではないでしょうか。


APIを活用することで、様々なサービスを効率的に利用できる可能性が大いにあります。ただし便利な分、セキュリティ強化の対策はしなくてはいけません。


自分にあった学習方法からはじめてAPIの使い方を知り、サービス開発に活かしましょう。

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この記事の監修

miraie miraie

株式会社Miraie

2007年設立のシステム開発会社。首都圏を中心にWeb・IT関連事業、コンサルティングサービス、人材派遣サービスなどを展開。 SES事業や受託開発などを中心にノウハウを蓄積しながら、関連事業へとビジネスの裾野を広げています。

監修者インフォメーション

所在地
〒150-0002 東京都渋谷区渋谷1-12-2 クロスオフィス渋谷6階(本社)
設立
2007年7月(3月決算)
従業員数
55名(正社員)
電話
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