40代からのフリーランスエンジニア向け・案件検索サイト【SEES】
Linuxを扱うエンジニアのフリーランス求人、案件にはどのようなものがあるのでしょうか。本記事ではLinuxエンジニアとインフラエンジニアの相違点、需要、フリーランス案件動向、単価相場などを紹介しています。ぜひ参考にしてください。
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目次
「Linuxはどんな分野で活用されているの?」
「Linuxエンジニアの主な業務内容は?」
「フリーランスのLinuxエンジニア向け案件の単価相場って?」
インフラ分野の中でも、Linuxエンジニアは特に一つの技術にフォーカスしたエンジニア職種です。おおよそのイメージはつくとしても、具体的な業務内容や案件の動向までは想像はなかなかつきません。その一方、Linuxを扱うフリーランス案件に興味を持ち、キャリアパスの一つとして検討しているという人もいるのではないでしょうか。
本記事では、Linuxエンジニアが行う仕事内容や、Linuxのフリーランス案件についての全体的な単価相場などを解説します。本記事を読むことで、Linuxエンジニアがどのような仕事をするのかを把握できるでしょう。
また、Linuxの高単価フリーランス案件を獲得する方法についても紹介していますので、高単価なLinux案件の獲得を目指す方も参考にしてください。
Linuxとは、コンピュータに基本的な機能を提供するOS(オペ―レーティングシステム)の一種です。UnixというOSをベースに作られました。
SEESでLinux関連の案件を探す
インフラエンジニアとは、サーバーやネットワークといったITインフラに関連した業務を担うエンジニアです。主にシステム基盤の設計や構築、保守運用などを行うことが仕事です。
インフラエンジニアという呼称には、インフラを扱うあらゆるエンジニア職種が含まれる場合が多いです。
一方、Linuxエンジニアは、インフラ分野の中でもLinuxに特化した業務を行うエンジニアです。LinuxはOSの中でもサーバーOSとして用いられます。つまり、Linuxエンジニアはインフラエンジニアの一種類という関係となります。
ここまでは、LinuxについてとLinuxエンジニアという仕事について説明してきました。しかし、技術や仕事内容だけでなく、Linuxを扱うフリーランス案件について知りたいと考えている人も多いでしょう。
Linuxのフリーランス案件は、フリーランス向けの求人サイトやエージェントで募集されるなど、多数存在しています。本項では、Linuxのフリーランス案件の動向を紹介します。
40代からのミドル・シニアITフリーランスエンジニア向け・案件検索サイト【SEES】にてインフラスキル「Linux」に該当するデータを照会すると、2024年7月時点で427件が該当しました。キーワード「インフラ」で検索した場合の該当件数1,236件からみても、Linuxの案件自体は安定して存在していると言えます。
SEESでLinux関連の案件を探す
上記SEESの「Linux」に該当するフリーランス案件は、数自体は多いものの、そのほとんどがインフラエンジニア向け案件となっています。
前述のとおり、Linuxは組み込みシステムやアプリケーション開発にも活用されていますが、Linuxのフリーランス案件は基本的に、インフラエンジニア向け案件が中心だと考えた方がよいでしょう。
Linuxエンジニアの案件動向とともに気になるのが収入事情です。Linuxエンジニアに興味を持つエンジニアの方の中にも、どのくらいの年収が得られる仕事なのか知りたいという人も多いでしょう。しかしLinuxエンジニアという名称で求人が出ていないケースもあるため、平均年収は分かりづらい状態になっています。
また、Linuxエンジニアの年収は担当する作業内容によっても異なります。ここでは作業内容別に見るLinuxエンジニアの平均年収を紹介しますので、参考にしてみてください。
2024年7月11日時点で、40代からのフリーランスエンジニア向け・案件検索サイト【SEES】にてインフラスキル「Linux」の検索結果を見ると、運用保守から上流工程まで豊富に掲載されているため、月額単価も350,000〜850,000円と幅広くなっています。
該当するデータのうちソフトウェア構築を主な業務とする案件を20件抽出して平均単価を算出すると57万円となりました。このデータから、ソフトウェアを構築するLinuxエンジニアの平均年収は684万円と想定できます。
ソフトウェアにもさまざまな種類があるため一概には言えませんが、基本的にはインフラ構築を担うエンジニアよりも、ソフトウェア構築を担うエンジニアの年収の方が少ない傾向があります。
ただし、ソフトウェア構築の中でも上流工程を担うLinuxエンジニアやニーズの高いスキルを持ったLinuxエンジニアの場合、より高い年収を望めるケースもあるでしょう。
同サイトにてインフラスキル「Linux」にて検索を行い、該当するデータのうちインフラ構築を主な仕事とする案件を20件抽出して平均単価を算出すると65.5万円となりました。このデータから、インフラ構築を行うLinuxエンジニアの平均年収は786万円と想定することができます。
もともとインフラエンジニアの平均年収が高めであるため、インフラエンジニアの一種であるLinuxエンジニアも、Linuxサーバーの構築や設計ができれば同水準の年収が得られると考えられます。
ただし、Linuxを扱うインフラエンジニアでも監視業務、保守業務が中心となる案件では単価が低下する傾向があります。Linuxエンジニアとして高い収入を確保するには、Linuxによるインフラの構築や設計などの上流工程を担当できるエンジニアとなることがポイントです。
前項でもLinuxエンジニアの単価について触れましたが、より詳しく単価相場を確認しておきましょう。特に実務経験の長さは、単価に与える影響も大きいポイントです。
Linuxのフリーランス案件の全体的な単価相場は、60万円前後です。
特にLinuxサーバーの構築案件は安定して需要があり、さらに求められる知識も幅広いことから、単価も比較的高い傾向があります。
その背景には、開発したアプリケーションを動かすためにLinuxを使ったインフラが広く利用されていることがあげられます。また、トラブルが発生した場合も迅速な対応が必要になることも、高単価な案件が多い理由の一つです。
Linuxのサーバー構築案件はスキルが求められるため、Linuxでの実務経験の年数によっても単価相場が変わります。これは実務経験の長さとそれに相応したスキルにより担当できる業務に違いがあるためです。
たとえば実務経験が1年未満の場合は、未経験者と同等の監視業務やオペレーターなどの保守業務が担当可能な範囲ということが多いです。月額の単価相場は最低ラインの20万円台後半からスタート、実務経験が2年以上になると30万円台スタートといった想定ができます。
一方で、インフラ構築の経験年数が3年以上の場合は本人のスキルや経験によって差はありますが、70万円程度が相場になるでしょう。
Linuxのフリーランス案件はもともと高単価が望めますが、実務経験やスキルによって差が出やすいです。Linuxの高単価案件に参画するためのポイントはどこにあるのでしょうか。
本項では、Linuxの高単価フリーランス案件を獲得する方法について解説します。
Linuxの案件はサーバー構築案件が大きなシェアを占めているため、インフラエンジニアとしての経験が重要になります。そのため、インフラエンジニアとしてサーバーやネットワーク機器、ミドルウェア、セキュリティ分野などに関する知識などを身につけておくと、幅広いLinux案件に携われるようになるでしょう。その他、業務内で利用するツールなどについての知見も蓄積しておくと役立ちます。
どのようなフリーランス案件でも、マネジメント経験のある人材は重宝されます。Linuxエンジニアの場合も、マネジメント経験を持つ人材の方が高単価案件を獲得しやすくなります。
上流工程では顧客からのヒアリングを行い、要望の中で実現可能なものを選別する要件定義を行います。その後の設計工程では、インフラの構築に関わる知識とスキルが必須です。また、プロジェクトメンバーを取りまとめる役割も担うため、マネジメントのスキルも求められます。
よって、上流工程を経験しておくことで、一定以上の知識とスキルを持ったLinuxエンジニアであることが示せ、高単価案件を獲得しやすくなるでしょう。
そのため、上流工程を経験しておくことで、希少性の高いLinuxエンジニアとして高単価案件を獲得しやすくなるでしょう。
Linuxのカスタマイズスキルを身につけている場合、高単価な案件を望みやすくなります。
Linuxをカスタマイズできるレベルのスキルを保有するエンジニアは多くはありません。スキルにより高い価値を発揮することができます。Linux案件の中には、Linuxのカスタマイズが必要になるケースがあるため、基本的なスキルに加えて習得しておきたいところです。
クラウドに関する知識を身につける
Linuxのフリーランス案件でも、クラウドサービスの活用が前提となる案件が増加傾向にあります。したがって、AWSなどのクラウドサービスに関する知識を習得しておくことが大切です。
AWSやMicrosoft Azure、Google Cloudなどのクラウドサービスにはさまざまなオプションがあるため、インフラとしてうまく利用するには自分でカスタマイズする必要があります。クラウドサービスを利用できるスキルを身につけ、さらにはクラウドサービス上にインフラを構築できるレベルの専門的な知識まで習得することが望ましいです。まずは、実際にクラウドサービスの利用経験を積むところからスタートしましょう。
Linuxのフリーランスエンジニアとして働くために必要な資格はありませんが、資格を取得しておくことでスキルを客観的にアピールしやすくなります。
ここでは、Linuxのフリーランスエンジニアに役立つ資格を紹介します。
LPICは、Linux技術者に求められるスキルを証明できる国際的な資格です。Linuxエンジニアを目指すのであれば、取得しておきたい資格だと言えるでしょう。
認定資格には基礎知識を測る「Linux Essentials」と、3段階のレベルにわかれた「LPIC-1」「LPIC-2」「LPIC-3」があり、LPIC-3はさらに専門分野ごとに複数の資格が設けられています。
出典:Linux Professional Institute LPIC-1
参照:https://www.lpi.org/ja/our-certifications/lpic-1-overview/
シスコ技術者認定は、ネットワーク機器大手のシスコシステムズが認定しているネットワーク系の資格です。ネットワークエンジニアに人気の資格であり、Linuxエンジニアも活用するシーンのある資格といえます。
認定プログラムには「エントリー」「アソシエイト」「プロフェッショナル」「エキスパート」の4段階があります。
出典:認定 - トレーニング & 認定
参照:https://www.cisco.com/c/ja_jp/training-events/training-certifications/certifications.html
「スペシャリスト」「プロフェッショナル」「エキスパート」の5段階があるため、まずはアソシエイトレベルから取得を目指すとよいでしょう。
オラクルマスターは、オラクルデータベースのスキルを認定している資格です。データベース系の資格として世界的に人気があります。
試験のグレードには「Bronze」「Silver」「Gold」「Platinum」の4段階があるため、BronzeもしくはSilverから挑戦するとよいでしょう。なお、Goldを取得するには前提資格として、Silverを取得している必要があります。
出典:ORACLE MASTER Portal - be an ORACLE MASTER - | オラクル認定資格制度 | Oracle University
参照:https://www.oracle.com/jp/education/master-portal/
近年ではサーバーの運用形態として、クラウドファーストが浸透してきています。一方で、オンプレミスへの回帰の動きも存在しています。
いずれの環境でも、サーバー構築にLinuxを用いる案件は今後も存在すると考えられます。したがって、Linuxエンジニアは将来性がある職種と言えるでしょう。
ただし、将来性の高いLinuxエンジニアを目指すためには、Linuxの知識だけでなくクラウドなどの知識とスキルを磨いておく必要があります。
フリーランスのLinuxエンジニアに関して、よくある質問と回答をまとめました。Linuxエンジニアとなるための技術習得、フリーランスへの独立を検討する際にご活用ください。
Linuxエンジニアの主な仕事内容は、Linuxに特化したエンジニアとして、Linuxを用いたサーバーの設計、構築、テスト、チューニング、およびOSのカスタマイズなどを行います。インフラエンジニアの一種であり、ITインフラをユーザーに提供することが責務です。
Linuxエンジニアが単価の高い案件を獲得するには、経験を積み、スキルを向上させることが重要となります。下記の方法でスキル向上を図るとよいでしょう。
40代からのフリーランスエンジニア向け・案件検索サイト【SEES】に掲載中の案件より、インフラ構築を行うLinuxエンジニアの平均年収は786万円と想定することができます。Linuxに関する豊富な知識とマネジメント業務などもこなせる場合に高い収入を得られる傾向があります。
ぜひ本記事で紹介した、Linuxエンジニアの仕事内容やLinuxの高単価フリーランス案件を獲得する方法などを参考に、将来性も期待できるフリーランスのLinuxエンジニアを目指してください。
40代~60代向けミドル・シニアフリーランスエンジニアの案件サイト『SEES』
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SEESとは-Senior Engineer Entrustment Service-の略称で、40代~60代エンジニア向けの案件紹介サービス。
エンジニア業界は、40代以上の転職はなかなか厳しい市場だと言われています。
転職ではなくフリーランスとして案件を獲得することを視野にいれてみてもいいかもしれません。
SEESの場合、掲載している案件は主に年齢不問ですので、年齢制限に関係なく、純粋にスキルや希望条件での案件を探すことが可能です。
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2007年設立のシステム開発会社。首都圏を中心にWeb・IT関連事業、コンサルティングサービス、人材派遣サービスなどを展開。 SES事業や受託開発などを中心にノウハウを蓄積しながら、関連事業へとビジネスの裾野を広げています。
監修者インフォメーション