40代からのフリーランスエンジニア向け・案件検索サイト【SEES】
IT業界で働く人は、うつ病にならないか心配している人も多いでしょう。この記事では、IT業界で働く人がうつ病になりやすい原因や対処法、予防方法などを詳しく紹介します。この記事を読んで、うつ病にならない生活スタイルやストレス発散に努めましょう。
<業界実績18年>
ミドル・シニアフリーランス専門
エージェントSEES
40~60代以上のシニアエンジニア案件探しは、私たちにお任せください!
ご登録者様限定で、Webに公開していない非公開案件をご提案いたします。
目次
「ITエンジニアはうつ病になりやすいの?」
「もし、自分がうつ病じゃないかと感じたら?」
「ITエンジニアがうつ病になるのを防ぐためにはどうすればいい?」
このようにIT業界で働いている人の中には、自分がうつ病にならないか不安な人もいるでしょう。
あるいは、毎日忙しくストレスのある生活が続いて、すでに元気が出ない人もいるのではないでしょうか。
本記事では、IT業界で働く人がうつ病になりやすい原因を紹介します。本記事を読むことで、自分がうつ病になりやすいか否かが分かるでしょう。
この記事を読むことで、うつ病になったときの対処法やうつ病にならないための予防方法について分かるので、うつ病に対する予防と対策を理解するための助けとなります。
今後も働き続けることに不安を抱いているIT業界の人は、本記事を参考にして毎日の生活に注意しストレス発散に努めましょう。
常に気持ちが落ち込み何をしても楽しめないなどの精神症状や、不眠や食欲不振、疲れやすいなどの身体症状が現れるとうつ病の可能性があります。
IT業界はうつ病を始め、脳・心臓疾患、精神障害の労災補償の支給決定件数が多いと言われています。そのため、現在政府が中心となってIT業界における働き方改革を推進しており、今後も業界全体で改革が進められていくでしょう。
出典:みんなのメンタルヘルス『うつ病』|厚生労働省
参照:https://www.mhlw.go.jp/kokoro/know/disease_depressive.html
うつ病を発症する正確な原因は分かっていません。しかし、精神的または身体的なストレスが原因になると考えられています。しかも、辛い経験や悲しい出来事だけでなく、就職や進学、結婚や出産など、喜ばしいイベントも病気のきっかけになることが分かっています。
IT業界で働く人がうつ病になりやすい原因を紹介しましょう。
出典:みんなのメンタルヘルス『うつ病』|厚生労働省
参照:https://www.mhlw.go.jp/kokoro/know/disease_depressive.html
ITエンジニアは他のエンジニアと共働することが多く、コミュニケーションが必要になる場面もあります。
そのため、厚生労働省が発表している調査でも「会社や仕事に対するモチベーション向上の要素」として「職場の人間関係が良い」が2位(57.8%)に挙げられています。
しかし、中には1日中パソコンに向かわざるを得ない人や、リモートワークなどで上司や同僚とのコミュニケーションが希薄になっている人もいるでしょう。また、後述するように残業や休日出勤が多く、プライベートで人付き合いをする余裕がない場合もあります。
そのようにして人付き合いが極端に減ると他人との感情のやり取りができず、情緒のバランスが崩れる可能性が高まります。
出典:モチベーション・働き方改革への取組|IT業界の働き方・休み方の推進|厚生労働省
参照:https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/koyou_roudou/roudoukijun/shigoto/it/analysis_2021.html
出典:みんなのメンタルヘルス『うつ病』|厚生労働省
参照:https://www.mhlw.go.jp/kokoro/know/disease_depressive.html
IT業界では厳しすぎる納期や過小見積もり、残業前提の工数管理などが問題となる場合があります。そのため、残業や長時間労働がエンジニアを心身ともに疲弊させ、うつ病につながることも多いでしょう。
ただし、前出の調査によると通常期/繁忙期1ヶ月の所定外労働時間は、61時間以上がそれぞれ0.5%/3.4%、41~60時間がそれぞれ2.0%/16.2%と、問題となる残業時間を強いられているのはそれほど多くない現状です。
つまり、IT業界では働き方改革が着実に進んでおり、今や一部の企業や繁忙期などに過酷な勤務環境が残存していると考えられるでしょう。
出典:業務プロジェクトにおける平均的なメンバーの通常期/繁忙期1ヶ月のおおよその所定外労働時間|IT業界の働き方・休み方の推進|厚生労働省
参照:https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/koyou_roudou/roudoukijun/shigoto/it/analysis_2021.html
出典:みんなのメンタルヘルス『うつ病』|厚生労働省
参照:https://www.mhlw.go.jp/kokoro/know/disease_depressive.html
IT業界だけの問題ではありませんが、人間関係の悪化は精神的な負担につながります。
職場では真面目で責任感の強い人が周囲の期待に応えたいあまり、自分の心や身体の限界以上に頑張りすぎてしまい、心身の調子を崩してしまうことがあります。
また、上司からのパワハラや顧客からのクレームなど、職場での人間関係が大きなストレスとなることもあるでしょう。
出典:みんなのメンタルヘルス『うつ病』|厚生労働省
参照:https://www.mhlw.go.jp/kokoro/know/disease_depressive.html
ほとんどの時間をデスクワークで過ごすITエンジニアは、意識して外に出ない限り太陽の光に当たる時間が少なくなります。
人間が平静に保つための神経伝達物質であるセロトニンは日光、特に朝陽によって分泌が促されることが分かっています。日光を浴びずセロトニンが分泌されないと、精神的に不安定になってイライラ感が募ったり攻撃性や衝動性が高まったりするでしょう。
そのため、太陽の光に当たる時間がほとんどないITエンジニアは心身のバランスを保ちにくいと言えます。
出典:みんなのメンタルヘルス『うつ病』|厚生労働省
参照:https://www.mhlw.go.jp/kokoro/know/disease_depressive.html
出典:『セロトニン分泌に影響を及ぼす生活習慣と環境』|大阪河崎リハビリテーション大学
参照:https://kawasakigakuen.repo.nii.ac.jp/?action=pages_view_main&active_action=repository_view_main_item_detail&item_id=43&item_no=1&page_id=13&block_id=21
表情が暗い、自分を責めてばかりいる、反応が遅い、食欲がない、よく眠れない、胃腸の調子が悪い、動悸やめまい、頭痛や肩こり、飲酒量が増えるなどうつ病にはさまざまな症状が現れます。そして、うつ病はなるべく早めに気づいて対処することが重要です。
自分自身のうつ病に、もしくは家族や同僚、友人など近しい人のうつ病に気づいた場合にどう対処すれば良いのかを解説します。
出典:みんなのメンタルヘルス『うつ病』|厚生労働省
参照:https://www.mhlw.go.jp/kokoro/know/disease_depressive.html
まず、うつ病に必要なのは休息です。うつ病であることが分かった場合は、疲れた心と体が十分に休めるよう休職をして医師の指示に従って治療を始めましょう。
うつ病の治療には職場の理解も必要です。心療内科などで用意してもらった「診断書」を上司に提出し、休職の手続きをしてもらいましょう。万が一、職場での理解が得られない場合は、退職という選択を取らざるを得ません。
休職・退職の選択、治療方針などはしっかりと医師と相談したうえで決めましょう。
休職や退職して治療が奏功しても、すぐにフルタイムの仕事に復帰するのはリスクが大きいでしょう。職場の理解を得られる場合は、勤務形態を変えてゆっくりと社会復帰していくことをおすすめします。
朝の起床時がつらい場合はフレックス制を選択する、連続勤務が厳しいのであれば週2~3日の出勤にするなど、働き方を選べると良いでしょう。
勤務形態の変更が難しい場合は、それが可能な職場に転職する必要もあるでしょう。
雇用形態を変える際、独立してフリーランスになるのも一つの手段です。職場によっては復帰しても元通りに働けない歯がゆさや、周囲の対応による居心地の悪さを感じてストレスになる場合もあります。
また、職場の人間関係がうつ病の原因だった場合、根本的な原因が解決されていないため再び症状が出る可能性も高いでしょう。
人間関係の悪化がうつ病の原因だった場合や、自分のペースで働きたい場合はフリーランスという道が最善の選択肢になることもあるでしょう。
うつ病は「心の風邪」と言われることもありますが、うつ病は風邪よりもずっと回復に時間を要します。そのようなうつ病を未然に防ぐために、IT業界で働く人が行うことについて見ていきましょう。
先に述べたセロトニンの分泌は、適度な歩行によっても増加することが分かっています。また、リラックスやリフレッシュするためのマッサージ、音楽を聴く、旅行なども効果があります。
特に、体を動かすことが少ないITエンジニアには運動が必要です。なお、適度な運動とはジョギングやウォーキングなど、汗ばむ程度に体を動かすことです。できれば週3回以上すると良いでしょう。
出典:『うつ病の認知療法・認知行動療法 』|厚生労働科学研究費補助金こころの健康科学研究事業
参照:https://www.mhlw.go.jp/bunya/shougaihoken/kokoro/dl/04.pdf
生活の基本である睡眠や食事などが不規則な生活は、うつ病を繰り返す原因になります。そのため、なるべく決まった時間にしっかりと睡眠や食事を摂りましょう。
食事においては、トリプトファンというアミノ酸の不足がうつ病と関連があると言われています。食欲がないときもあるでしょうが、たんぱく質が不足しないようバランスの良いメニューを心がけましょう。
出典:『うつ状態での過ごし方』|大学病院医療情報ネットワーク研究センター
参照:http://square.umin.ac.jp/tadafumi/CBT.html
日本には「内観療法」という精神療法があります。自分の過去を振り返ることによって人の固定化した視点を転換させ、認知が修正されて精神症状・身体症状の改善につなげる手法です。
具体的には、自分が世話をされたこと、世話をしたこと、迷惑をかけたことなどを省みます。これにより、他者から生かされているという発想に転換でき、自分自身、および周囲の人の大切さを実感することができるでしょう。
なお、この手法はうつ病の患者さんだけでなく誰にも適用できます。
出典:『内観療法』|慶應義塾大学病院 医療・健康情報サイト
参照:https://kompas.hosp.keio.ac.jp/contents/000830.html
職場や家庭など心の負担となる環境を改善するのも大切です。先述したとおり、休職や雇用形態の変更、異動などによって労働環境や人間関係を変える必要も出てくるでしょう。
また、家庭でもできるだけ休息を取り、規則的な生活が送れる状況を作りましょう。適切な療養環境を調整することが症状の改善につながります。
出典:『「うつ」に気づいたときの対処法は?』|e-ヘルスネット
参照:https://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/information/heart/k-04-001.html
先述したとおり、日光を浴びることはセロトニンの分泌を促して、適切な睡眠につなげます。しかし、ITエンジニアなどデスクワークが中心の職種は、日中太陽の光に当たることが難しいでしょう。
なるべく朝起床した際や出勤する際などに、意識して日光を浴びる時間を確保しましょう。日光を浴びることですぐにうつ病が治るわけではありませんが、生活のリズムを整えるには有効な手段です。
出典:『うつ状態での過ごし方』|大学病院医療情報ネットワーク研究センター
参照:http://square.umin.ac.jp/tadafumi/CBT.html
長時間同じ姿勢でパソコンに向き合ったり納期に追われてストレスを溜めたりするITエンジニアは、うつ病以外にも発症しやすい病気があるため注意が必要です。
ここではその代表的な例を紹介します。
1997年にポケットモンスターのアニメを見ていた子どもたちが発作を起こした事例が、「光感受性発作」と言われています。
ITエンジニアも集中してパソコン作業をしている業務中や就業後に、突然てんかん発作のような症状が出る場合があります。主な症状は失神や意識混濁、頭痛、吐き気、めまいなどです。
予防法としては、画面と目を近づけすぎず明るい場所で作業を行うことです。また、なるべく休憩を挟みましょう。
出典:『光感受性発作に関する臨床研究』|厚生科学特別研究
参照:https://www.mhlw.go.jp/www1/houdou/1004/h0414-2.html
長時間同じ姿勢で仕事をしがちなITエンジニアは、血流が悪くなり脳梗塞のリスクが高まります。
また、繁忙期はインスタント食品などのバランスの取れていない食事をとったり不規則な生活になったりする傾向にあるため、動脈硬化をおこしやすくなるでしょう。
最初の症状は片側の顔がゆがむ、手足に力が入らない、呂律が回らないなどが見られます。予防法として適度な運動をする、塩分控えめの食事を心がける、禁煙するなどがあります。
出典:『「脳梗塞」って 何ですか??』|国立病院機構 北海道医療センター
参照:https://hokkaido-mc.hosp.go.jp/column/003.html
出典:『脳血管障害・脳卒中』|e-ヘルスネット(厚生労働省)
参照:https://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/information/metabolic/m-05-006.html
VDT症候群とはコンピューターやテレビ、スマートフォンなどのディスプレイを集中して長時間見続けることで発症する身体の不調のことです。症状は、目の乾燥やかすみ、視力の悪化、肩こり、腕の痛み、指のしびれ、疲労感が代表的です。
パソコンで長時間作業することの多いITエンジニアにとって、VDT症候群は職業病とも言えるでしょう。適度にストレッチを行ったり、目とモニターの距離を離したり、定期的に目薬をさしたりして予防することができるでしょう。
出典:『VDT症候群』|いまや眼科
参照:https://www.iyama-eyeclinic.com/disease.php?slug=vtd_syndrome
円形脱毛症は後天的に類円形の脱毛を生じる病気です。現在のところ明確な原因は不明ですが、自己免疫疾患の可能性が示唆されています。
円形脱毛症は、ITエンジニアに関わらず誰でも何かのきっかけでなることがあります。たとえば、精神的なストレスが誘因となり脱毛が始まってしまう人もいるでしょう。
ITエンジニアに関しては、納期や長時間勤務などのストレスをきっかけに円形脱毛症を患う可能性が考えられます。
出典:『脱毛症』|公益社団法人 日本皮膚科学会
参照:https://www.dermatol.or.jp/qa/qa11/q07.html
出典:『日本皮膚科学会円形脱毛症診療ガイドライン 2017 年版』|公益社団法人 日本皮膚科学会
参照:https://www.dermatol.or.jp/uploads/uploads/files/AA_GL2017.pdf
我々人間は主観的な気持ち、つまり自分の微妙な感情の変化に気づき、言葉にしていくことが心身の健康維持にとって大切なことです。
しかし、葛藤が続いたりフラストレーションがたまったりする状況では、それが困難になります。その症状を「失感情症」と言います。
IT業界だけでなく、多大なストレスやフラストレーションが蓄積する職種では、自分の情動に気づけない、感情の言語化や内省ができないなどの症状が現れる場合があるでしょう。
そして、衝動性や共感能力の欠如、対人関係を巡るトラブルなどにつながる可能性があります。
出典:『失感情症(アレキサイミア)』|e-ヘルスネット
参照:https://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/information/heart/k-04-006.html
電磁波に暴露されることによって出現する身体症状は、「電磁(波)過敏症(EHS:Electromagnetic Hypersensitivity )」と呼ばれています。
その身体症状とは発赤や灼熱感などの皮膚症状、倦怠感や疲労感、めまいや吐き気、胃腸症状などです。
しかし、電磁過敏症という疾患や電磁波の影響は、世界保健機関(WHO)に認められておらず臨床像や診断基準なども明確ではありません。
そのため、ITエンジニアはパソコン操作を長時間行うものの、電磁過敏症について過剰に恐れる必要はないでしょう。
出典:『電磁過敏症』|電磁界情報センター
参照:https://www.jeic-emf.jp/EHS.html
出典:『電磁過敏症』|EMF-PORTAL
参照:https://www.emf-portal.org/ja/cms/page/home/effects/low-frequency/electromagnetic-hypersensitivity
IT業界で働く人がその仕事のスタイルや労働環境から、うつ病を患いやすいのは否めないでしょう。しかし、すべてのエンジニアがかかるわけではなく、事前にそれを知ることで防ぐことも可能です。
規則正しい生活やバランスの良い食事、運動不足の解消を心がけ、うつ病にならないよう予防しながら仕事にまい進しましょう。
40代~60代向けミドル・シニアフリーランスエンジニアの案件サイト『SEES』
40代~60代でエンジニアとして活躍したいと考えている方におすすめなのが、株式会社Miraieが運営する、ミドル・シニアエンジニア向けの案件サイト『SEES』(https://miraie-group.jp/sees/)です。
SEESとは-Senior Engineer Entrustment Service-の略称で、40代~60代エンジニア向けの案件紹介サービス。
エンジニア業界は、40代以上の転職はなかなか厳しい市場だと言われています。
転職ではなくフリーランスとして案件を獲得することを視野にいれてみてもいいかもしれません。
SEESの場合、掲載している案件は主に年齢不問ですので、年齢制限に関係なく、純粋にスキルや希望条件での案件を探すことが可能です。
会社員よりも個人事業主としてプロジェクトを請け負う形であれば、働き方としても選べる立場にありますよね。
給与の支払いサイトは30日で統一されています。
また、取引社数が5,000社以上と多く、新しい案件が集まりやすくなっています。
さらに、SEESに登録をすると最新・未公開案件を獲得することができます。
独立してフリーランスになっても仕事が途切れる心配はありません!
『SEES』(https://miraie-group.jp/sees)を利用して新しい働き方を手に入れてみては…!?
皆さまから選ばれてミドル・シニアエンジニア向け検索サイト三冠達成しております!
株式会社Miraieが運営する『SEES(https://miraie-group.jp/sees)』は、 「シニアエンジニア向け検索10サイトを対象にしたサイト比較イメージ調査」のなかで、
上記3項目においてNo.1を獲得ししております。
株式会社Miraie
2007年設立のシステム開発会社。首都圏を中心にWeb・IT関連事業、コンサルティングサービス、人材派遣サービスなどを展開。 SES事業や受託開発などを中心にノウハウを蓄積しながら、関連事業へとビジネスの裾野を広げています。
監修者インフォメーション