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Goのフレームワークにはどのようなものがあるのでしょうか。本記事ではフレームワークとライブラリの違いやGoのWeb系フレームワークの種類などを紹介しています。Goのフレームワークに興味がある人は、ぜひ参考にしてみてください。
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目次
「プログラミング言語のGoってどんな言語?」
「Goのライブラリやフレームワークを利用することにはどんなメリットがあるの?」
「おすすめのGoのフレームワークって?」
このように、GoやGoのフレームワークについて詳しく知りたいと考えている人もいるのではないでしょうか。
本記事では、プログラミング言語のGoの概要やGoのフレームワークを利用するメリットについて解説しています。本記事を読むことで、Goがどのような言語なのか把握できるでしょう。
また、おすすめのGoのWeb系フレームワークについても解説するため、Goのフレームワークを利用したいと考えている人も参考にできるでしょう。
Goのフレームワークについて知りたい人は、ぜひ参考にしてみてはいかがでしょうか。
Goは、Google社が開発したシンプルかつ高速な動作が可能なプログラミング言語です。もともとGoogle内でのプログラミング環境の改善を目的に開発された言語で、複数のエンジニアで同時に開発を行った場合でも開発がしやすいシンプルな構文になっています。
また、GoはWebサービスやサーバーの開発、スマートフォンの開発などに適しています。さらに、スケーラビリティが高いことから、用途を問わず規模が大きなシステム開発に向いている言語だと言えるでしょう。
フレームワークとライブラリは混同されるケースも多いです。まず、フレームワークとは、プログラミングを行う上で必要となるクラスやライブラリを集めたものです。フレームワークを利用することでアプリケーションの枠組みや構造を利用できるようになります。
一方、ライブラリは汎用性の高い機能を集めたものを指します。ライブラリはクラスや関数など、ソースコードの部品として用いられるものです。
そのため、フレームワークは構造を利用できるもの、ライブラリは機能を利用できるものという違いがあると言えるでしょう。
Goのフレームワークに興味がある人の中には、フレームワークをアプリケーション開発に利用することで具体的にどのようなメリットがあるのか知りたいという人もいるでしょう。
Goのフレームワークを利用することにはさまざまなメリットがあります。ここではエンジニアがGoのフレームワークを活用するメリットを紹介するため、参考にしてみてください。
手作業でコーディングを行う箇所が増えるほど、バグが発生するリスクも高くなります。エンジニアのスキルにもよりますが、チームで開発する場合はスキル不足のエンジニアが混ざることでバグが発生することも多いでしょう。
しかしフレームワークを利用すればエンジニアがコーディングする箇所が減るため、バグの発生リスクも抑えることができます。
フレームワークはアプリケーション開発の際に必要となる構造や枠組み、骨組みそのものです。フレームワークにはテンプレートやクラス、ライブラリなどが用意されているため、フレームワークを利用することで開発の作業効率が上がるというメリットがあります。
フレームワークを利用することで、手作業でコーディングを行わなければいけない箇所が大幅に減ります。また、カスタマイズも簡単に行えるため、短期間で開発することができるでしょう。
開発を複数人のエンジニアで行う場合、エンジニアごとにコードの書き方にバラつきがあるため、コードに統一性がなくなるケースがあります。また、その結果作業効率が下がるケースも多いでしょう。
しかし、フレームワークを利用すればチーム全員で守る共通のルールができるため、コードに統一性を持たせられるようになります。さらにメンテナンスもしやすくなるでしょう。
ここまで紹介したように、Goのフレームワークにはさまざまなメリットがあります。しかし一方でデメリットも存在するため、Goのフレームワークを利用する場合はメリットとデメリット両方を把握しておくことが大切です。
ここでは、エンジニアがGoのフレームワークを活用するデメリットを紹介していきます。
Goのフレームワークは無料で利用できるものもあります。しかしその一方で、有料のフレームワークも存在しています。
そのため、Goのフレームワークの利用を検討する場合は、事前によく調べてからフレームワークの学習を行うようにしましょう。
フレームワークを利用する場合、プログラミング言語の学習だけでなくフレームワーク自体の使い方を学習する必要があります。また、Goの場合はまだ日本では市場規模が小さいこともあり、フレームワークに関するドキュメントが英語で作成されているケースもあります。
そのため、フレームワークの学習に時間がかかる可能性もあるでしょう。
フレームワークは、サポートされている機能の幅によって「フルスタックフレームワーク」と「軽量フレームワーク」に分けることができます。
ここではGoのWeb系フレームワークの種類についてそれぞれ解説していくため、参考にしてみてください。
フルスタックWebフレームワークとは、Web開発に必要なほぼすべての機能が用意されているフレームワークのことを指します。
フルスタックWebフレームワークは機能が充実しており、UIやデータベース、セキュリティなどが一つのフレームワークの中で実現されています。そのため、フルスタックWebフレームワークを利用した開発の場合、エンジニアはロジックに集中しやすいと言えるでしょう。
また、スケーラビリティにも優れているフレームワークが多いため、大規模開発に適しているという特徴があります。
軽量Webフレームワークとは、軽量でシンプルなフレームワークのことを指します。軽量WebフレームワークはフルスタックWebフレームワークとは対照的に、Web開発のために必要最低限の機能だけを備えたフレームワークです。
フルスタックWebフレームワークは多機能ですが、設計とうまく合っていない場合は効率的な開発ができません。一方、軽量Webフレームワークの場合は必要な部分だけに利用し、他の部分は自分で実装することもできるため、開発の自由度が高くなるという特徴があります。
これからGoのフレームワークを勉強しようと考えている人の中には、どのフレームワークを利用すれば良いのか迷っているという人もいるでしょう。フレームワークはそれぞれ特徴やできることが異なっているため、正しく把握しておくことが大切です。
ここではおすすめのGoのWeb系フレームワークを紹介していくため、参考にしてみてはいかがでしょうか。
BeegoはRubyのSinatraをベースに開発された、フルスタックなMVCフレームワークです。専用のCLIツールや自動テスト機能などさまざまな機能を備えているため、効率的なWebアプリ開発ができます。
また、APIやバックエンドサービスの開発にも適しており、ドキュメントも充実しています。ただし、日本語のドキュメントの更新頻度が低めであるため、英語のドキュメントを参考にしなければいけないケースがあるでしょう。
Ginは、さまざまなフレームワークがある中でも歴史の古いフレームワークです。Martiniというフレームワークを参考に開発されましたが、Martiniよりも高速で、現在ではGoのフレームワークの中でもデファクトスタンダードとして位置付けられています。
また、Ginは高速なパフォーマンスを実現しているだけでなく、HTTPリクエスト中に問題が発生した場合にも回復できるため、サーバーが常に利用できるという特徴があります。WebアプリやWebサーバーの開発に活用されているフレームワークです。
Revelは人気のフレームワークをベースに開発されたフルスタックなMVCフレームワークです。豊富な機能を搭載しているフレームワークであるため、大規模なWebアプリ開発に適しています。
また、デバッグモードの実行や自動コンパイル機能など、開発に便利な機能が搭載されています。
GojiはNet/httpと互換性を持つフレームワークです。さまざまなカスタマイズができるようにシンプルな設計になっており、高速な動作ができるという特徴があります。
また、ミドルウェアに関する必要な機能も揃っており、拡張性や自由度なども高いです。主に小規模~中規模Webアプリケーション開発に用いられるフレームワークです。
Echoは新しく登場した軽量なフレームワークです。コミュニティによる開発が盛んに行われていることから、近年注目を集めています。
また、公式のドキュメントもあり、日本語のドキュメントも他のフレームワークと比較して充実していることから、学習しやすいと言えるでしょう。EchoはRESTful API向けのフレームワークとなっており、小規模~中規模のWebアプリ開発に適しています。
Mangoは、モジュラー型のフレームワークです。シンプルなフレームワークで、ミドルウェアとアプリケーションが関数型で記述されているという特徴があるため、自己完結することができます。
また、さまざまな開発のために統一されたAPIを強制することにより、再利用可能なモジュールを容易に構築できるように開発されています。
Gocraftは拡張性の高いルーティング機能を提供しているモジュラー型のフレームワークです。Goのフレームワークの中でも人気のあるフレームワークで、静的型付けをサポートしています。
また、GocraftはバックエンドのWebアプリ開発に適したフレームワークとなっています。
Aeroは高速な動作が可能なフレームワークです。Aeroに関する情報はあまりありませんが、Goの案件をチェックするとAeroを使用する案件は一定数存在しています。
Aeroについて学ぶ場合は、GitHubの詳細をチェックすると良いでしょう。
irisはベンチマーク最速を謳うフレームワークです。デバイスを選ばず利用できるという特徴があるため、デスクトップやWebサーバー、スマートフォン、ラズベリーパイなどどのデバイスでも高速な動作が実現できます。
irisはドキュメントが充実しているため、学習コストがかからない点も特徴です。そのため、RESTful APIにチャレンジしたい人にもおすすめだと言えるでしょう。
GoにデータベースやSQLに関するORM(object-relational mapping)フレームワークと呼ばれるフレームワークも存在しています。ORMフレームワークを利用することで、シンプルなSQLでデータベースを記述できるでしょう。
ここではGoのデータベースやSQLに関するフレームワークを紹介するため、参考にしてみてください。
sqlxはデータベースから取得したレコードを構造体やスライス、マップなどに変換できるフレームワークです。シンプルで使いやすいフレームワークとなっており、ドキュメントも充実しています。
sqlxはScan関数で構造体を使用でき、さらに構造体の名前つきパラメータにも対応しているといった特徴を持ちます。比較的使いやすいフレームワークであるため、データベースとの連携で用いられます。
popもsqlxと同様にGoのORMフレームワークですが、テーブルにIDのカラムがない利用できないという制約があります。「created_at」などのカラムがある場合、自動的にレコード作成時の日時が入力できます。
他のORMフレームワークと比較してドキュメントが少ないため、はじめてGoのフレームワークを利用する場合は他のフレームワークを利用するのがおすすめです。
gormはSQLの幅広い機能をサポートしているフレームワークです。gormは「gorm.Open()」というメソッドでデータベースとの連携を行っていますが、PostgreSQLの場合は引数をPostgreSQLオブジェクトに変更することで簡単に接続できます。
そのため、データベースを変更する場合にも簡単に変更できるというメリットがあります。
ここまで紹介したフレームワーク以外にも、Goには異なる用途で利用できるフレームワークが存在しています。どのようなフレームワークがあるのか知っておけば、Goで開発を行う際に役立つ可能性もあるでしょう。
ここでは最後にその他の用途に活用できるフレームワークを紹介するため、参考にしてみてください。
auroraはコンソールに色を付けることができるフレームワークです。Goのコンソールでは黒い背景に特定の色でコードが表示されますが、auroraを利用すれば好きな色でコードを出力することが可能になります。
CLIアプリケーションなどを作成する際に役立つでしょう。
slackerは、Botを作成するために用いられるフレームワークです。Botとは「ロボット」から生まれた言葉で、特定のタスクを自動的に行うロボットのことを指します。
slackerを利用することで、GoでSlackBotというBotを作成することができます。
Goのフレームワークを利用することで、複数人のチームでWebアプリ開発を進める場合でも効率的に開発作業を進めることができます。
ぜひ本記事で紹介したGoのフレームワークを活用するメリットやデメリット、おすすめのGoのWeb系フレームワークなどを参考に、Goのフレームワークを開発に活用してみましょう。
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2007年設立のシステム開発会社。首都圏を中心にWeb・IT関連事業、コンサルティングサービス、人材派遣サービスなどを展開。 SES事業や受託開発などを中心にノウハウを蓄積しながら、関連事業へとビジネスの裾野を広げています。
監修者インフォメーション