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Vue.jsはJavaScriptフレームワークの1つであり、開発時に複雑な機能やUIを手軽に追加できるツールとして、多くの現場で導入されています。本記事では、Vue.jsについて、導入後にできることやメリット・デメリット、ほかのフレームワークとの違いを解説します。
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Vue.jsは、シンプルかつ拡張性の高いJavaScriptのフレームワークとして、多彩な分野の開発で導入されています。コンポーネント化による再利用性の高さやほかのライブラリとの相性の良さから、開発効率が向上しやすく、実務でも採用が進んでいるのが特徴です。
ただし、JavaScriptには複数のフレームワークがあるため、「Vue.jsを導入して何ができるのか」や「ほかと何が違うのか」と疑問を抱えている方も少なくありません。
実際、プロジェクトや開発環境によって最適なフレームワークは異なるため、導入する際はVue.jsの概要や可能な開発内容を把握しておくことが重要です。
本記事では、Vue.jsについて、導入した際にできることやメリット・デメリット、そしてほかのフレームワークとの違いを解説します。
「Vue.js」は、アプリケーションの開発効率を高めるフレームワークの1つです。さまざまなプログラミング言語でフレームワークが存在するものの、そのなかでもVue.jsはJavaScriptを使った開発に特化しています。
Vue.jsを導入すると、コードの記述をシンプルにまとめられるため、初心者でも比較的スムーズに開発を進めることが可能です。さらに「コンポーネント」と呼ばれる機能を使うことで、UIやパーツを簡単に呼び出せます。
開発工数を削減しつつ、質の高いWebサイトやアプリケーションを構築できるため、Vue.jsを導入しておくと効率面で大きなメリットが得られるでしょう。
フレームワークを活用すると、コードを1から記述する場面を減らせるため、選ぶ際はできることの数を重視する方も少なくありません。Vue.jsは「シンプルさ」が特徴ではあるものの、できることの数は多いため、予備知識なしで導入すると、Vue.jsの強みを十分に活かせない場合もあります。
ただ、Vue.jsでできることが多くても、ユーザーが求めている機能が備わってなければ、導入するメリットはありません。そのため、Vue.jsでできることとユーザーが必要としている機能が合致しているか、事前に確認しておくことが大切です。
ここでは、Vue.jsでできることについて、以下9点を解説します。
これからVue.jsを導入しようか検討している方は、ぜひ参考にしてみてください。
Vue.jsでは、マウスポインターを活用して、自由に線を描画することが可能です。マウス操作だけで色や太さをリアルタイムに変更できるため、ペイントツール感覚のUIを実現できます。必要に応じてアニメーションも追加できるため、「描画した線を指定した秒数で消す」といったひと工夫も加えられます。
さらに、Vue.jsでの線の描画は操作が直感的なため、学習用の描画練習や図式化にも応用しやすいでしょう。
Vue.jsには、ライブラリが複数備わっており、そのなかにはグラフを作成するのに適したツールもあります。実際にグラフを作成する際は、「Chart.js」と「vue-chartjs」の2つが必要になるため、事前にインストールしておきましょう。
これらのライブラリを使用することで、折れ線グラフや円グラフ、ヒストグラムなどをWebサイトに反映できます。アニメーションを追加することも可能なため、動きのあるサイト作りにも役立つでしょう。
Vue.jsは、昔のOS画面やドット絵を意識したレトロ風UIを整える際に便利です。コンポーネントごとに細かくデザインをコントロールできるため、ピクセル単位でレトロなボタンやウィンドウを作成できます。
また、レトロUIはユーザーの興味を引きやすく、SNSでの拡散にもつながりやすいといわれています。そのため、開発した成果物の認知を上げたい際に適用するのも良いでしょう。
Vue.jsはUIの作成にくわえて、機能追加をする際にも役立ちます。なかでも検索機能はWebサイトの開発時に必要になることが多いため、実装できるようになるとサイト作成の際に便利です。
また、ただ検索機能を追加するだけではなく、フィルタリングとの連携も容易であり、商品一覧や記事リストを素早く整理できます。このような検索の仕組みは、利用者が必要な情報に直結できるため、サービス満足度の向上にも貢献します。
Vue.jsを活用することで、自分好みのメールアプリを開発することが可能です。
受信一覧や送信フォームをコンポーネント化すると、メール作成や送受信ステータスの一元管理もできます。さらに、社内向けのカスタム要件にも対応しやすく、アニメーションや動的画面の導入によってUXを高められます。
既存サービスでも優秀なメールアプリはいくつかあるものの、より実用的な機能やUIを求める場合は、Vue.jsで自ら作成するのも良いでしょう。
Vue.jsとリアルタイム通信を実現できるWebSocketやSocket.ioを組み合わせると、メッセージ送信時に画面へ即座に反映されるチャット機能が実装可能です。また、通知やSNSログインなどの連携が容易で、ビジネス用チャットやSNS機能の一部にも組み込みやすいでしょう。
メールアプリの開発と同様に、自社の要望に沿ってカスタマイズしやすいため、機能やUI面などにこだわりたい場合におすすめです。
Vue.jsを活用すると、カード情報やパラメータを配列で管理し、動的に一覧表示できる仕組みを構築できます。ユーザーが複数条件で検索やフィルタを実行できるように設計することで、コレクション要素の強いサイトやゲームアプリを開発することも可能です。
たとえば、カードのレア度やカテゴリをタグとして設定し、ユーザーが複数条件を組み合わせてカードを探せるようになります。
サイトやアプリ上で、ユーザーが目を引くような要素を追加したい場合に役立つでしょう。
Vue.jsに備わっているテンプレートを活かすことで、データを昇順や降順に並べ替えたり、複数の基準で切り替えたりするソート機能を容易に追加できます。並べ替えの機能に関しては、Webサイトやアプリなどでも使用されることが多いため、実装できるようになると開発の幅が広がるでしょう。
加えて、検索やフィルタと併用することで、ユーザーが必要な情報へ素早くたどり着くことが可能となり、UIやUX全体の満足度向上にもつながります。
Vue.jsは、SPA(シングルページアプリケーション)の構築が得意です。Vue Routerを導入するとページの読み込みなしで画面遷移できるため、通信量を減らしながら高速な操作を実現可能にします。
SPAはJavaScriptを最大限活用するため、一般的に実装の難易度が高い傾向にあります。Vue.jsではコンポーネントの組み合わせで作成できるため、開発負担を軽減したい方にもおすすめです。
Vue.jsを用いた実務は増加傾向にあるものの、プログラミング言語と比較してどのような場面で活用されるのか、イメージしにくいという方も少なくありません。
実際に求人や案件を確認すると、Vue.js以外にも複数の言語のスキルやライブラリの使用経験なども求められます。そのため、Vue.jsを使用して開発に携わりたいのであれば、仕事内容を理解し、どのようなスキルや経験が求められるのかおさえておくことが重要です。
ここでは、Vue.jsの仕事内容について、以下3点を紹介します。
Vue.jsを活用して、どんな開発がされているのか知りたい方は必見です。
ある案件では、SFA(営業支援)やCRM(顧客管理)システムを開発し、基本設計や機能改修、新規機能の追加などの業務を担当します。案件によっては、Vue.jsだけでなくReact.jsも使用する可能性があるため、複数のフレームワーク知識を活かして対応できる柔軟性が必要です。
また、大規模データを扱うケースでは、UI設計や可読性を意識したコードが重要となり、追加される新機能にあわせてコンポーネントを適切に分割する工夫が不可欠です。
項目 | 内容 |
---|---|
概要 | 大手総合人材サービス企業での社内SFA・CRM開発担当者募集の案件 |
報酬 | 〜700,000円/月 |
契約形態 | 業務委託 |
ポジション | プログラマー、テスター、システムエンジニア、フロントエンジニア |
期間 | 長期 |
作業内容 | 基本設計、機能改修、新規機能開発、テスト、外部システムとの連携など |
作業工程 | - |
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ある決済サービスの開発案件では、請求書に関するサービスの基本設計からリリースまでを担います。決済サービスの場合は、セキュリティや信頼性がとくに重視される分野のため、バックエンドとの連携やAWSなどのクラウド利用が頻繁におこなわれます。
また、要件定義や仕様の調整から参画することも多いため、コードを書く以外の業務が発生する可能性が高いです。
多角的な対応力が重視されるため、フロントエンド領域ではあるものの、設計や運用の視点を持ち合わせたエンジニアが高く評価されるでしょう。
項目 | 内容 |
---|---|
概要 | 法人向けの請求書の決済サービスの追加開発の案件 |
報酬 | 〜600,000円/月 |
契約形態 | 業務委託 |
ポジション | プログラマー、テスター、システムエンジニア |
期間 | 長期 |
作業内容 | 決済サービスの追加開発、API、バッチなど |
作業工程 | 基本設計~リリース |
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ある転職サイトの開発案件では、フロントエンドを中心に新機能追加や改修を担当します。状況に応じてPHPなどのサーバーサイド技術を使用する場面もあるため、Vue.jsやJavaScript以外のスキルも身につけておくと容易に対応できるでしょう。
また、転職サイトのように更新頻度が高い現場ではアジャイル開発が主流となります。小さな機能を素早く追加するには、メンバーとのコミュニケーションが欠かせません。
チーム内での協力関係を築くのはもちろん、お互いに作業を進めやすくするためにもチーム開発のルール作りにも注力しましょう。
項目 | 内容 |
---|---|
概要 | 看護師向け転職サイトの開発業務の案件 |
報酬 | 〜650,000円/月 |
契約形態 | 業務委託 |
ポジション | システムエンジニア、フロントエンジニア |
期間 | 長期 |
作業内容 | 自社サービスシステムの開発業務 ※フロントエンド開発をメインであるものの、PHP(Laravel)を使用する予定あり |
作業工程 | - |
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JavaScriptのフレームワークは、Vue.js以外にもさまざまなものがあります。各フレームワークには、それぞれ異なる強みがあり、Vue.jsにも独自のメリットがいくつかあります。
もし、フレームワークの強みを確認しないまま導入すると、想定していたよりも作業効率が上がらないかもしれません。そのため、Vue.jsのパフォーマンスを最大化するためにも、導入する際は、メリットを確認して「開発に活かせそうか」を判断したうえで導入に進みましょう。
ここでは、Vue.jsを導入するメリットについて、以下5点を解説します。
Vue.jsは、JavaScriptを使用したプログラムから動的に書き換える際に、自分で直接記述する必要がありません。複雑なUI構成でもシンプルに書けるため、修正や追加実装の際にチーム内の負担を軽減でき、結果的に開発効率の向上や品質の確保につながります。
また、コンポーネントごとに関連する機能をまとめることも可能であり、コードの読みやすさと保守性を大幅に向上させられるでしょう。
仕様変更やリファクタリングも実行しやすくなるため、作業効率の面でもVue.jsを導入するメリットは大きいです。
Vue.jsはコア部分がコンパクトに設計されており、習得すべき概念が少ないのが特徴です。公式ドキュメントや日本語での情報も豊富に揃っているため、独学でもVue.jsのスキルを習得しやすいでしょう。
また、実務で求められる機能の多くはプラグインやコンポーネント化によって実装できるため、初心者でも直感的な操作で開発しやすいのもポイントです。
結果として、短期間で戦力として活躍しやすく、企業やチームの生産性向上にも寄与します。
SPA(シングルページアプリケーション)は、ページ全体をリロードせずにコンテンツだけ切り替えられるため、ユーザーのストレスを軽減したい際に役立ちます。
Vue.js公式のルーティングライブラリ(Vue Router)と相性が良いため、SPAを開発する際は利用を検討するのがおすすめです。
また、SPAの実装はJavaScriptを使用する難易度の高い作業であるものの、Vue.jsを活用することで手軽に開発できます。そのため、効率良くSPAを実装したい場合は、Vue.jsで開発を進めると良いでしょう。
Vue.jsは、JavaScriptのフレームワークのなかで、コア機能がコンパクトにまとまっている点が特徴です。必要最小限の機能しか備わっていないものの、ほかのツールやライブラリとの互換性が高く、足りない機能を追加で補うことが可能です。
たとえば、バリデーション用のプラグインや、リッチテキストエディタを組み込むプラグインなども豊富に存在します。Vue.jsの活性化にともなってプラグインも増え続けているため、開発用途に応じて必要なプラグインも見つけやすいでしょう。
Vue.jsでは、HTMLやCSS、JavaScriptをひとまとめにした「コンポーネント」機能が備わっています。コンポーネントを活用すると任意のタグ名で呼び出せるため、UIのボタンやナビゲーションバーなどのパーツを手軽に再利用することが可能です。
同じデザインや機能を再利用する場面が多いWebアプリにおいて、コンポーネント化は大幅な効率アップにつながります。
また、コンポーネントの活用はUIの再現性も高められるため、初心者でもクオリティ維持して開発を進められるでしょう。
Vue.jsには多くのメリットが備わっているものの、すべての面において万能というわけではありません。
プロジェクトの規模や目的次第では、Vue.jsが不向きなケースも考えられます。注意点を把握しないままVue.jsを導入すると、期待通りの成果を得られない、もしくは別のフレームワークのほうが効率的といった状況に陥るおそれがあります。
Vue.js本来の力を最大限引き出すためにも、あらかじめ注意点を把握しておくことが大切です。
ここでは、Vue.jsを導入する際の注意点について、以下3点を解説します。
特にVue.jsをこれから導入しようか検討している方は、注意しましょう。
Vue.jsはシンプルさを重視しており、巨大な画面数や多数の開発メンバーが参加する大規模プロジェクトでは、構成管理が複雑化するリスクがあります。
そのため、より複雑かつ規模の大きい開発を想定している場合は、ReactやAngularなどを活用するのがおすすめです。企業向けの機能が豊富に揃っているため、大規模プロジェクトでも開発全体を把握しやすい場合が多いです。
もし、Vue.jsで大規模開発を取り組むのであれば、ディレクトリ構造やコンポーネントの分割ルールを明確にして、段階的な拡張でも破綻しないよう運用すると良いでしょう。
Vue.jsはコミュニティの成長が著しい一方で、ReactやAngularなどと比較するとプラグインの総数や対応範囲が少ないのが現状です。
とくに、特殊な機能を求める場合は適切なライブラリが見つからず、1から作成しなければいけないこともあるでしょう。
そのため、ニッチな要件を抱えるプロジェクトの場合はVue.jsでの開発にこだわらず、必要に応じてReactやAngularなどを導入しておくのも1つの手です。
Vue.jsは、Webアプリケーション向けのフレームワークとしては優秀なものの、ネイティブアプリへ直接コンパイルする仕組みは整っていません。そのため、開発時にネイティブ機能を積極的に活用する場合はFlutterやSwiftなど、ほかの技術を活用したほうが効率的です。
今後、コミュニティの拡大にともなって発展する可能性もあるものの、現段階でスマートフォンアプリの開発を考えているのであれば、無理にVue.jsにこだわる必要はないでしょう。
JavaScriptには、Vue.js以外にも複数のフレームワークが存在します。Vue.jsにはさまざまなメリットが備わっているものの、すべての開発環境に適しているわけではありません。
たとえば、できるだけ簡単に早く開発を完了させたい場合は、Vue.jsが適しているでしょう。一方で、大人数が利用する大規模サービスを開発する際は、Vue.jsでは対応しきれない可能性があります。
このように、開発環境に応じて適切なフレームワークを選択するためにも、Vue.js以外のフレームワークに関する知識をおさえておくことが大切です。
ここでは、Vue.js以外のフレームワークに関する特徴や使用場面について、以下5点を紹介します。
Angularは、TypeScriptの活用を前提とした大規模開発向けのフレームワークです。アプリの構造を整理しやすく、画面とデータの連動もスムーズにおこなえるため、複雑な業務システムにも適しています。
また、標準で多くの機能を備えているため、統一された環境を構築できるといった利点があります。
Vue.jsより学習コストが高く、初期導入の手間がかかるものの、厳密なチーム開発をおこなう場面に最適です。
Hyperappは、JavaScriptのフレームワークのなかでも「軽量さ」が特徴で、アプリの画面表示と動きのしくみを最小限で構成しています。動作の準備も素早くできるため、初心者がフロントエンドの基礎をつかむのに便利です。
ただし、Vue.jsより国内での情報量が少ないため、プログラミング初心者の場合は活用するのに苦労するリスクがあります。情報量や学習環境を重視したい方は、Vue.jsを利用するのがおすすめです。
KnockoutはMVVMアーキテクチャを採用した古参のJavaScriptフレームワークで、双方向データバインディングを通じフォーム入力などを簡潔に処理できます。
AngularやVue.jsが普及する以前は広く使われていたものの、現在は大規模更新が滞り、最新ツールとの連携情報も少ないことから新規開発には不向きです。
ただし、既存システムの保守や古いコードを扱う場面では利用価値があり、安定した運用を重視する方に向いています。
Ember.jsは、Webアプリに必要な機能が最初から用意されており、大きなチームや長期のプロジェクトでも使えるよう、統一されたルールで開発できるのが特徴です。
決められた規約に沿って開発するため品質や保守性を高めやすい一方、柔軟性や学習コストの面ではVue.jsに劣ります。
これらの点から、大人数での長期運用や、一貫したコーディングスタイルが重要視されるプロジェクトの際に導入するのがおすすめです。
NuxtはVue.jsをベースにしたフレームワークで、サーバーサイドレンダリングや静的サイト生成を標準でサポートしてくれます。
Vue.jsと比較すると規約が多いため自由度は下がるものの、SEOが重要なプロジェクトでは高い効果を発揮し、パフォーマンス面で大きなメリットが得られます。
これらの点から、検索エンジン対策が必要なサイトや、開発効率を高めたいプロジェクトなどでNuxtを導入すると良いでしょう。
すでにJavaScriptのフレームワークは数多く存在するものの、時間が経つにつれてさらに新しいフレームワークが登場することが予想されます。現在、Vue.jsは利用者が多いものの、「将来性があるのか」や「今後どのように使われるのか」と疑問に思う方も少なくありません。
導入を効果的にするためにも、Vue.jsの今後を考えつつ、導入するか判断することが重要です。
ここでは、Vue.jsの将来性や今後の動向について、以下4点を解説します。
Vue.jsは、フレームワークのなかでも軽量かつ拡張性を備えていることから、AIやIoTなどの分野でも活用されています。実際の開発現場では、機能を追加しやすい点を活かして短期間で試作や検証ができるため、AIやIoTなどの分野と相性が良いです。
今後もAIやIoT分野の開発が進むと予想されるため、それにともなってVue.jsの導入もさらに増えるといえます。
時間やリソースが限られたプロジェクトでは、導入が容易で効率良く機能を実装できるフレームワークが求められます。Vue.jsはフレームワークのなかでも「シンプルさ」が特徴であり、さまざまな機能を手軽に追加することが可能です。
そのため、効率良く開発を進められることから、短い納期の案件や人員が少ないプロジェクトなどで大きな役割を果たしてくれます。
Vue.jsはコンパクトなコア機能を基盤に、ほかのプラグインやライブラリを組み合わせて開発することが可能です。シンプルかつ効率良く開発を進められる点に加えて、必要に応じてツールを導入できるため、Vue.js単体では難しい複雑な開発にも対応できるようになります。
Vue.jsはJavaScriptのフレームワークのなかでも人気が高く、今後も周辺ツールやライブラリが増えると予想されます
Vue.jsはフレームワークのなかでは人気が高いものの、ReactやAngularなどと比較するとやや経験者が少ない傾向にあります。
ただ、海外企業でも積極的に導入されており、現在は国内の求人でもVue.js経験者が募集されているケースが増えています。手軽に必要な機能を追加できたり、ほかのツールやライブラリとの連携の良さを考えると、今後さらにVue.jsを導入して開発する現場も増えるでしょう。
本記事では、Vue.jsについて、導入した際にできることやメリット・デメリット、そしてほかのフレームワークとの違いを解説しました。
Vue.jsはJavaScriptフレームワークのなかでもシンプルさに定評があり、開発現場でも導入されているケースが少なくありません。複雑な機能やUIであっても手軽に追加できるため、開発効率を上げたい場合や品質確保を重視したい際などに便利です。
一方で、大規模開発のように複雑な機能を求められる現場では、Vue.jsだけで対応できない場合もあります。開発効率向上のために導入しても、開発規模や環境次第では、ほかのフレームワークのほうが適しているケースもあるでしょう。
そのため、Vue.jsを有効活用するためにも、自分が携わる開発分野や現場に適しているか判断したうえで導入を進めることが大切です。
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監修者インフォメーション
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