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近年、よく耳にするプロダクトマネージャーについて疑問や興味を持っている方も多いでしょう。この記事では、その将来性が注目されているプロダクトマネージャーの仕事内容について詳しく紹介しています。プロダクトマネージャーについてご興味のある方は、ぜひご一読ください。
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目次
「最近よくプロダクトマネージャーという言葉を耳にする」
「プロダクトマネージャーについて興味を持っている」
このように、プロダクトマネージャーという仕事の詳細を知りたいという方は多いことでしょう。
この記事では、最近人気上昇中のプロダクトマネージャーとはどんな仕事かをはじめ、その役割とプロダクトマネジメントに必要なスキル、さらにはおすすめの関連本などについて詳しく触れています。
この記事を読むことで、プロダクトマネージャーの業務についての基礎知識や具体的な業務内容に加え、目指す際に必要になるスキルが理解できるでしょう。
プロダクトマネージャーは、今後も活躍が期待される仕事の一つであるため、詳細を把握し、キャリアパスの参考にしてみてください。
プロダクトマネジメントとは、直訳すると「製品管理」という意味を表しますが、プロダクトマネージャーの仕事は製品管理だけでなく、もっと幅広いものです。
簡単に説明すると、製品やサービスが最初に意図した価値を提供できるように導くのが、プロダクトマネージャーの役割と言えるでしょう。
ここではまず、プロダクトマネージャーについて詳しく解説していきます。
「プロダクト」とは、本質的には「顧客に価値を提供する」という意味を持つ言葉です。
マーケティング用語として使われる場合には、製品や制作物、商品やサービスなどを表すのが一般的でしょう。また、「どんな製品を販売するのか方針を立てる」という意味も持っています。
一例として、食品を扱う企業で考えてみましょう。
企業側は、消費者へ食品を通じて食べる楽しみや健康、安全、満足感といった価値を提供する代わりに収益を得ます。それに対し顧客は、製品やサービスを通して価値を得る、というのが「プロダクト」の考え方と言えるでしょう。
それに対し「プロジェクト」は、目的をもって作られる製品に対する計画や業務そのものを指している言葉です。
プロダクトマネジメントは、顧客に価値を提供するために、顧客のニーズを深く理解し、どんな製品が求められているのかを知ることから始まります。そのうえで、ニーズを満たすための製品やサービスを販売することが主な仕事です。
そのため、製品管理だけでなく、事業責任者としての役割を持ち、顧客のニーズ以外にも、提供方法や顧客体験など、幅広くビジネス全体のマネジメントを行います。
プロダクトマネージャーは、ミニCEOと言われるくらい、事業責任者として幅広く重要な責任を担い、プロダクトの全てのプロセスに関わります。
製品を実際に販売し、サービスを提供するまでに、何を作りどんな工程を経るのかといった上流工程から、製品やサービスを提供した後のマーケティングや撤退時期の見極めといった下流工程まで行うのが特徴です。
一見同じような役割を持つように見える両者ですが、責任を持つ部分や方向性が違っています。仕事の上で役割を兼務することはあるとしても、その役割には次のような違いがあることを把握しておきましょう。
プロダクトマネージャーが製品の企画をはじめ、開発・販売・改善、さらには事業の成功や目標達成にまで責任を持つのに対し、プロダクトマーケティングマネージャーの責任範囲は、あくまでも製品の販売に限るという点で異なります。
また、プロダクトマネージャーは社内に向かった働きが多いのに対し、プロダクトマーケティングマネージャーは、製品の価値を市場に伝えるなど、社外に向かう働きが多いという点も大きな違いです。
プロダクトマネージャーと混同されやすいもう一つの職業として、プロジェクトマネージャーが挙げられますが、この両者は、マネジメントする対象が違っています。その他、マネジメントの期間や目的、必要なスキルまで、すべてが異なります。
そもそも、プロジェクトとは特定の目的をもとにして、開始時期と終了時期が決まっている活動です。そのため、プロジェクトマネージャーがマネジメントする対象はプロジェクトとなり、その管理が主な目的となります。
プロジェクトマネージャーの仕事は、市場に製品やサービスがある限り活動が続きます。製品価値を最大まで引き上げることを目的とした、息の長い仕事と言えるでしょう。
プロダクトマネージャーの仕事に必要となる領域は3つあります。それは、ビジネス・テクノロジー・UXです。
ビジネスは市場でユーザーを獲得し、収益を上げられるかどうかを判断していく領域、テクノロジーは実現可能なのかどうかを判断していく領域、最後のUXはユーザーが求めているものを発見し、それを形にしてから提供していく領域となっています。
また、プロダクトマネージャーの役割は、上記の3つの領域が重なった部分とされています。
プロダクトマネージャーの年収は、上限と下限の幅が広く、その他の業種と同じくらい状況や個人によって差があります。
Offersによるとプロダクトマネージャーの年収幅は500~1,000万円ほどとなっています。つまり、プロダクトマネージャーの平均年収は、企業の開発している製品によって変わってきますが、750万円前後ということがわかるでしょう。一般的な会社員の平均年収が450万円ほどであるため、比較的高いと言えます。
ここからは、企業の種類によって異なる、プロダクトマネージャーの平均的な年収の傾向について紹介します。
出典:プロダクトマネージャーの年収はいくら?有名企業の年収目安も紹介|Offers
参照:https://offers.jp/media/sidejob/workstyle/a_440
ビジネス系ITツールを開発する企業とは、例えば、製品の在庫管理や営業支援といったITツールを手掛ける企業です。現代では、これらのITツールへの需要が高まっているため、活躍の場も広がっていくでしょう。
また、開発しているビジネス系ITツールの品質が良く、ツールを取り入れた企業からの評価が高ければ、それに比例して年収も上昇するでしょう。
スマホのエンタメ系アプリを開発する企業もまた、最近需要が伸びていると言われています。
スマホの普及により、多くの人がこうしたエンタメ系アプリを気軽に使えるようになっているため、マンガやゲームアプリの人気をつかむことができれば、活躍の機会も増えていくことでしょう。
また、スマホのエンタメ系アプリ開発の需要が伸びていることから、必然的にプロダクトマネージャーの平均年収は今後も上昇すると考えられるでしょう。
プロダクトマネージャーが最近注目されるようになったことには、いくつかの理由があります。ここからは、プロダクトマネージャーが注目される理由について、具体的に紹介します。
プロダクトマネージャーを目指したいと考えている方は、ぜひ参考にしてみてください。
近年、主流になってきたシステムやソフトウェアの開発手法であるアジャイル開発ですが、こうした開発方法が広く業界に浸透してきたため、プロジェクトマネージャーの業務もそれと共に重要になってきました。
プロジェクトマネージャーはスケジュール管理も行いますが、従来型のスケジュール管理はシンプルに済ませることができました。
アジャイル開発は従来型の開発方法に比べて反復的にくり返し同じ作業を行い、忙しいときはそれぞれの作業を同時並行で進めていく方法です。
そのため、スケジュール管理の業務量も多くなり、忙殺されるため、特に手腕が問われるでしょう。
目覚ましい発展を遂げるIT業界には、プロダクトマネージャーの技術や力量が試される場が数多くあります。
慢性的な人材不足の問題があるIT業界では、プロダクトマネージャーの必要性は高まり続けていると言えるでしょう。
また、IT系プロダクトが増えたことで、企業同士の競争も高まり、さらに積極的に施策を展開していく必要が出てきているため、今後もプロダクトマネージャーの活躍の場は広がり続けるでしょう。
プロダクトマネージャーが行う仕事内容は全ての工程に関わるため、かなり幅広いのが特徴です。
その仕事内容は製品管理にとどまらず、顧客満足度を上げて、最大利益を得るためにさまざまな取り組みが必要になります。
ここからは、プロジェクトマネージャーの行う仕事内容について、それぞれ詳しくご紹介します。
プロダクトマネージャーは、プロトタイピングを行った後、ユーザーが求めているのはどのような製品やサービスなのか、どんな客層なのかというターゲット設定を行います。そうすることで、より正しく明確に、製品開発が行えるようになります。
ターゲットを絞り込むことでニーズに合った製品を作れるようになれば、その特徴やニーズに合わせた製品開発も可能になるため、大きな成果が得られるでしょう。
責任者であるプロジェクトマネージャーは、プロダクトの企画及び立案にも関わります。前述のターゲット設定で、どんな製品なら顧客満足度が上がるのかが見えたら、次はプロダクトの企画・立案です。
ここでは、どんな製品をどんな方法で販売するのか、効果的な方法を企画・立案し、検証を重ねてロードマップを作ります。
その後、チームが同じ方向を向いて進めるよう、製品のビジョンや方向性、中間目標などについて具体的に決めていくことになるでしょう。
プロダクトマネージャーは、プロダクト・マーケティング戦略の策定を行うリーダーでもあります。
そのため、顧客満足度を上げるためにどのような販売方法を行うべきかを考える下流工程も行い、プロダクトを行う際の戦略上の情報の収集・分析までも行います。
その他にも、有効なビジネスケースを作成し、新商品の開発や市場への投入方法を考えるなど、上流工程にも関わって行くでしょう。
このように、目的達成に向けて順調に進捗しているかを測る重要業績評価指標を定め、マーケティング戦略を策定するのがプロダクトマネージャーの仕事です。
製品やサービスをリリースした後の製品の品質や、機能の効果の検証も、プロジェクトマネージャーが中心となって行います。この検証は、プロジェクトが終了した後も、製品が撤退するまで継続して行われることになります。
機能を振り返ることで、改善点を明確にし、目標を正しく定められるようになるため、これも重要な役割です。
さらに、今後の開発にも役立てられるため、製品価値や売り上げの増大につながるでしょう。
PdMは、プロダクトマネージャーを、PMはプロジェクトマネージャーを表す略語です。
PdMとPMの役割の違いは先述の通りですが、両者の仕事内容には重複している部分もあるため、兼任業務が存在します。
特に日本の企業の場合、PdMとPMでの兼任業務が発生しやすいと言われています。PdMは製品に、PMは人に向き合うと言われていますが、両者を兼任する場合は、かなり過酷な業務となることが予想されるでしょう。
プロダクトマネージャーになるために、特に必要な資格はありません。
しかしながら、プロダクトマネジメントを成功させ、プロジェクトマネージャーとして活躍するために必要なスキルはいくつかあります。
ここでは、プロダクトマネージャーとして活躍するために必要となるスキルについて紹介していきます。
プロジェクトマネージャーが取り組む開発の業務は、新商品の開発など、新しいことに関わることが多いため、発想力が求められると言われています。
既定の概念にとらわれることなく、柔軟な考えや発想の転換が必要になることが多いため、発想力の豊かさは重要なスキルと言えるでしょう。
考察力や理解力は、プロダクトマネージャーには必ず必要とされるスキルです。
プロダクトマネージャーの業務には課題解決が含まれているため、考察力や理解力を駆使して、課題に取り組むことが必要になります。
課題がどんなものかを深く理解し、効果的な解決策を導き出すために深く考察することは、非常に重要な作業と言えるでしょう。
企画・開発・販売に関する知識はもとより、ジャンルを超えた幅広い知識もプロダクトマネージャーには必要です。
プロダクトマネージャーは、企画・開発・販売の全てに責任を負う立場であるため、専門的な議論が必要な場面にも多く立ち会います。
全体を見渡すことのできる視点とともに、広い知識を身に付けましょう。
スケジュール管理や進捗状況の把握など、幅広い分野の責任を負うプロダクトマネージャーには、開発チームの関連メンバーをまとめる力も必要です。
この役割はプロジェクトマネージャーが担う部分ですが、業務範囲が広いプロダクトマネージャーにも求められます。
製品の販売によって目標の利益を得られるように、販売目標を達成することが求められるため、プロダクトマネージャーにはマーケティング能力も必要になります。
ターゲットになる客層や販売方法など、ニーズに合わせた改善を重ね、売り上げを最大化させることが求められるでしょう。
開発の場面では、チームメンバーを取りまとめたり、さまざまな人へ対応したりする必要があるため、プロダクトマネージャーにはコミュニケーションスキルが必要になります。
企業内のさまざまな部門と連携しながら業務を進めるにあたって、リーダーシップを取りながらまとめ役として仕事を進める必要があるでしょう。
新製品や新サービスの開発には課題がつきものと言えるでしょう。製品やサービスに対して理解・分析した後に、課題解決にも取り組むことになります。
プロダクトマネージャーは現場の問題を洗い出し、解決策を考えて対策を実行するために、論理的な思考を使う必要があります。
プロダクトマネージャーは、プロダクトに関連した幅広い分野の管理の責任を負います。
そのため、開発だけでなく、品質や在庫、納期や広告までさまざまな業務を総合的に管理し、調整する必要があります。
客観的な視点を持って、広い視野からプロダクトを成功に導くことが求められると理解しておきましょう。
前述でもお伝えしましたが、プロダクトマネージャーになるための資格は特になく、キャリアアップしながらスキルや能力を身に付け、チームのリーダーになっていくことになります。
そのため、業務に当たるさまざまな人がプロダクトマネージャーを目指すことができます。さまざまな経験を積んで成功を重ね、結果を出し続けることでプロダクトマネージャーへの道が開けると言えるでしょう。
プロダクトマネージャーを目指すのであれば、自社の商品開発をしている企業で経験を積むことをおすすめします。
先述したように、将来性への期待が持てるプロダクトマネージャーを目指すときには、自社の商品開発をしている企業で経験を積むことが大切です。
経験を積むこと以外にも、プロダクトマネージャーを目指すときに役立つ本を読んで参考にしてみるのもおすすめです。
ここでは、プロダクトマネージャーを目指す人に役立つ本を数冊紹介していきます。ご興味がある方は、ぜひチェックしてみてください。
この本は、プロダクトマネージャーの職務マニュアルとも言える本です。プロダクトマネージャーが身に付けるべき知識からプロダクトマネジメントの考え方を組織に取り入れるときのポイントまで、基礎から教えてくれる教科書的一冊です。
プロダクトマネージャーを目指す人から、プロダクトマネジメントについて知りたい人まで、活用できる本になるでしょう。
この本は、トヨタのブランドマネージャー制度に着目して書かれたドキュメンタリーです。石油危機の状況下、小型上級車を含む3つの車種の販売に挑戦した技術者たちの話が描かれています。
日本のものづくりの舞台裏を知ることによって、日本のプロダクトマネジメントの足跡を知ることができる一冊です。
日本に足りないと言われている、シリコンバレーで行われているプロダクトマネジメントの手法を紹介している本です。
成功を収めている企業の事例を紹介しながら、成功する製品の開発に必要なプロダクトマネジメントについて詳細に描かれています。
この記事では、プロダクトマネージャーについて様々な面から紹介しましたが、ご理解いただけたでしょうか。どの職種からでも挑戦できるプロダクトマネージャーは、今後の将来性が期待できる仕事です。
この記事を参考にプロダクトマネージャーについて理解し、自身のキャリアアップの参考にしてください。
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2007年設立のシステム開発会社。首都圏を中心にWeb・IT関連事業、コンサルティングサービス、人材派遣サービスなどを展開。 SES事業や受託開発などを中心にノウハウを蓄積しながら、関連事業へとビジネスの裾野を広げています。
監修者インフォメーション