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イラストレーターにおすすめの資格6選!資格は必要?いらない?難易度や勉強法なども解説

イラストレーターにおすすめの資格6選!資格は必要?いらない?難易度や勉強法なども解説

イラストレーターにおすすめの資格を6つ厳選してご紹介します。「イラストレーターに資格は必要なの?」「資格はいらないって本当?」といった疑問にもお答えします。イラストレーター向けの資格の取得方法や試験内容、難易度、合格率について徹底解説。就職や転職での活用方法や、独学・通信講座での学習方法も紹介しているので、資格を活かしてキャリアを広げたい方はぜひチェックしてみてください。

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目次

「イラストレーターになるためには資格が必要?」「どの資格を取れば就職や転職で有利になる?」「試験内容や難易度が知りたい」と考えている人も多いのではないでしょうか。


本記事では、イラストレーターにおすすめの資格を6つ厳選してご紹介します。「イラストレーター向けの資格一覧表」では、各資格の難易度や合格率、勉強時間の目安を確認できるので、ぜひチェックしてみてください。


イラストレーターになるのに必須の資格はありませんが、ここで紹介する資格を取得しておけば転職や案件獲得の際に自身のスキルを客観的に証明できるため、有利になるでしょう。イラストレーターの資格の取り方や具体的な勉強方法、資格の活用方法もまとめたので、イラストレーターとして活躍したい方に必見です。

イラストレーターになるのに資格は必要?

イラストレーターになるのに資格は必要?

イラストレーターになるのに必要な資格や免許はありません。特定の免許や資格がなくても、スキルがあれば誰でもイラストレーターとして活動できます。


「イラストレーター」と名乗れば誰でもなれる職業と言われています。しかし、名乗ったからといって、すぐに仕事に就けるわけではありません。

イラストレーターになるのに資格はいらない?

「イラストレーターになるのに必要な資格はない」と聞くと、「資格を取る意味がない」「取得しなければ良かった」と思う方もいるかもしれません。しかし、「Illustratorクリエイター能力認定試験」や「Photoshopクリエイター能力認定試験」などの実務に生かせる資格を取得することで、転職活動やクライアントとの交渉で有利になる場合があります。


資格を取得することで自信を持てたり、自身のスキルを客観的に証明できたりと、仕事の幅を広げられる可能性もあります。


そのため、イラストレーターとして活動するうえで必須ではないものの、状況によっては取得するメリットが大きいと言えるでしょう。自分のキャリアにとって必要かどうかを考え、取得を検討するのがおすすめです。

イラスト制作のソフトを使いこなすスキルが必要

イラストレーターとして活動するためには、PhotoshopやIllustratorなどのイラスト制作に活用するソフトを使いこなすスキルが必要です。代表的なソフトとして以下の4つが挙げられます。

ソフト名 特徴 主な用途
Adobe Photoshop 高機能な画像編集ソフト デジタルペイント、写真編集、デザイン
Adobe Illustrator 精密な描画が可能なソフト ロゴ制作、グラフィックデザイン、イラスト
Clip Studio Paint 豊富な機能と自然な描き心地を提供するソフト 漫画制作、イラスト、アニメーション
Procreate iPad専用のアプリで、直感的で使いやすく、
プロのイラストレーターにも愛用されるデジタルペイントツール
スケッチ、イラスト、コンセプトアート


これらのソフトは、色彩調整やレイヤー管理、画像編集、ベクターグラフィックス作成など、多岐にわたる機能を備えているため、習熟することで表現の幅が格段に広がり、クライアントの要望に応じた高品質なイラストを効率的に制作できるようになります。


また、イラストレーターは、ソフトのアップデートに合わせて学習することも重要です。常に最新の技術やスキルを習得し、ブラッシュアップしていくことで、競争の激しいイラスト業界でも活躍し続けることができるでしょう。

イラストレーターにおすすめの6つの資格

イラストレーターにおすすめの6つの資格

企業やクライアントがこの人に仕事を任せても大丈夫と安心してもらうためには、実績と経験も必要ですが、証明となる資格があるとより安心されるでしょう。


「イラストレーター資格」というものはありませんが、イラストレーターに役立つ資格として、履歴書にも書くことの出来るおすすめの資格試験を紹介します。

1:Photoshop®クリエイター能力認定試験

「Photoshop®クリエイター能力認定試験」は、写真の加工やイラスト作成などに使われている画像制作ソフトであるPhotoshopを使いこなせるかを認定し、「即戦力を証明する」ことをコンセプトにした試験です。


株式会社サーティファイが主催しており、専門家で構成されるソフトウェア活用能力認定委員会が認定しています。


試験は実際にコンテンツを制作する実践的な内容になっており、スタンダードとエキスパートの2種類です。エキスパートはスタンダードをベースに上位の操作スキルが追加されており、DTPやWebデザインなどの知識問題も出題されます。


2:Illustrator®クリエイター能力認定試験

「Illustrator®クリエイター能力認定試験」は、デザインやレイアウトの編集、イラスト作成などができるソフトであるIllustratorが使いこなせるかを認定する試験です。


Photoshop®クリエイター能力認定試験と同じく、株式会社サーティファイが主催しています。こちらも実践的な試験内容になっており、スタンダードとエキスパートの2種類があります。


3:アドビ認定プロフェッショナル

「アドビ認定プロフェッショナル」は、Adobe(アドビ)製品を使いこなすスキルをAdobe株式会社が証明する認定資格で、Photoshop、Illustrator、PremiereProの3種類があります。


アドビ認定アソシエイト「Adobe Certified Associate(ACA)」から名称が現在のものに変更されています。知識の他、実際に操作をする実技試験があり、実践的な理解や操作能力が試される内容です。


4:CGクリエイター検定

「CGクリエイター検定」は、CG映像の制作において、映像表現技術やCGの知識、CGソフトウェアを使いこなす能力が必要なCGクリエイターとしての知識を検定する試験です。


2次元CG、3次元CGとそれぞれに必要な基礎知識の他、コンプライアンス、制作工程や周辺知識も学べます。


基礎知識を問うベーシックと専門的な知識と応用力を問うエキスパートの2種類があり、実技試験のない知識問題のみとなっています。


5:カラーコーディネーター検定試験®

「カラーコーディネーター検定試験®」は、色の性質や特性などの色彩を検定する試験で、「仕事に役立つ実践的な色彩の知識を学ぶ」ことを目的としています。


東京工業会議所が主催しており、色の与える心理的効果やファッション分野から工業分野まで学べるため、幅広い業界で活用することができます。


基礎的な知識を問うスタンダードクラスとビジネスにおける活用事例なども問うアドバンスクラスがあり、それぞれの公式テキストのなかから出題される知識問題です。


6:色彩検定

「色彩検定」は、色の基礎知識を理論的、体系的に学べる検定試験で、色を学ぶことでセンスを身につけ、ビジネスだけでなくプライベートでも活用することを目的としています。


公益社団法人色彩検定協会が主催しており、国家資格ではありませんが、文部科学省が後援している検定で、幅広い年代・職業の人から支持されている資格です。


3級~1級までとユニバーサルデザインに重点をおいたUC級があり、1級は実技試験があります。


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【難易度】イラストレーター向けの資格一覧表

【難易度】イラストレーター向けの資格一覧表

イラストレーター向けの資格は、それぞれ出題範囲の専門性や難易度が異なるため、自分のスキルや目的に合った資格を選ぶことが大切です。


下表では、イラストレーター向けの資格ごとの難易度や合格率、必要な勉強時間、出題範囲の専門性についてまとめたので参考にしてみてください。

資格名 難易度 合格率 勉強時間(目安) 出題範囲の専門性
Illustratorクリエイター能力認定試験 やや易しい 70.2% スタンダード:23時間
エキスパート:22時間
基本操作と応用スキル
Photoshopクリエイター能力認定試験 やや易しい 65.0% スタンダード:20時間程度
エキスパート:18時間程度
画像編集・加工の基本
色彩検定(3級〜1級) 中程度 3級:74.1%
2級:77.9%
1級:41.8%
3級:1ヶ月程度
1級:2~3ヶ月程度
配色理論・色彩心理
CGクリエイター検定(ベーシック・エキスパート) ベーシック:中程度
エキスパート:高難度
ベーシック:60~80%
エキスパート:20~30%
ベーシック:1ヶ月程度
エキスパート:3ヶ月程度
デザイン・CG制作の高度な知識
アドビ認定プロフェッショナル(ACP) 高難度 公式発表なし 3ヶ月程度 Adobeソフトの高度なスキル


出典:試験概要 | Illustrator®(イラストレーター)クリエイター能力認定試験 | 資格検定のサーティファイ

出典:試験概要 | Photoshop®(フォトショップ)クリエイター能力認定試験│資格検定のサーティファイ

出典:標準学習時間 | 試験内容・学習について | Illustrator®(イラストレーター)クリエイター能力認定試験 | 資格検定のサーティファイ

出典:Q. 次の試験を受けたいんだけど、今から勉強を始めて間に合うかな?|色彩検定協会

出典:色彩検定とは 〜色彩って面白い〜FEATURE

出典:CGクリエイター検定のおすすめ度は?試験の概要と資格取得のための効率的な勉強法までご紹介 | 工学の今とこれから


Illustratorクリエイター能力認定試験やPhotoshopクリエイター能力認定試験は、基本操作と応用スキルを測る試験であり、初心者向けとなっています。実務で活かせるスキルを証明できるため、転職やフリーランスの営業活動に役立つでしょう。


より専門的な知識を習得したい場合は、CGクリエイター検定やアドビ認定プロフェッショナル(ACP)など難易度の高い資格に挑戦すると、キャリアの幅が広がります。

イラストレーターとは?仕事内容について解説

イラストレーターとは?仕事内容について解説

イラストレーターは、雑誌やWeb、ポスターやゲーム、商品パッケージや広告などのデザインやイラストを提供する職業です。商品の情報や魅力をイラストでわかりやすく的確に表現するのがイラストレーターの役割です。


制作会社やプロダクションに所属する会社員として活動する他にも、実績や経験を積めばフリーランスとしても活動できるようになるのがイラストレーターの魅力ともいえるでしょう。

イラストレーターの平均年収

イラストレーターの収入は、雇用形態やスキル、実績、案件の種類によって大きく異なります。厚生労働省が運営する「職業情報提供サイト」によると、イラストレーターの平均年収は約521万円とされています。年齢別の年収データでは、50歳の年収が最も高く、717万円となっています。


また、国税庁の「令和5年分民間給与実態統計調査」によると、日本の平均年収は460万円です。一般的に年齢や勤続年数が上がるにつれて平均年収も増加しますが、同調査による50歳の平均年収は540万円でした。


これらのデータを比較すると、イラストレーターは日本の給与所得者の中でも給与水準が高い職種の一つといえるでしょう。

イラストレーターの将来性

イラストレーターの将来性は、デジタルコンテンツの需要増加に伴い、今後も明るいといえます。特にゲーム業界やアニメ・漫画、広告、VTuber業界などではイラストの需要が高まっており、これまでにない働き方も増えています。


一方で、AIによる画像生成技術の進化により、単純なイラスト制作の仕事は減る可能性があります。しかし、クリエイターとしての個性やブランド力、AIを活用した独自の制作手法を確立すれば、より多くの高単価案件を獲得できるようになるでしょう。


【イラストレーターの将来性】

  • 市場の拡大(ゲーム・アニメ・広告・VTuber)によりイラストの需要は引き続き高い
  • 個人での活動のしやすさ(SNS・クラウドソーシング)が向上
  • AIの影響を受けにくい分野(アートディレクション・独自性のある作品)にシフトするとさらに将来性が明るい
  • 新たな収益モデル(NFT・オンライン講座・ライブ配信)を活用する手段もある

ここ数年でオンライン講座の講師やNFTアート、ライブドローイング配信など、新たな収益モデルも増えてきています。将来性を高めるためには、技術の向上とともに、マーケティング力や発信力も磨くことが重要だといえるでしょう。

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イラストレーターになる方法

イラストレーターになるには、必要なスキルを習得したうえで、実績を積み、仕事を獲得する、あるいは転職するといった流れが一般的です。以下の3つのステップで具体的な方法を解説します。


【イラストレーターになる方法】

  1. イラストのスキルを身につける
  2. ポートフォリオを作成する
  3. 仕事を獲得する・転職する

1. イラストのスキルを身につける

イラストレーターとして活躍するためには、まず基礎的なスキルを身につける必要があります。デジタル作画のスキルを習得すると、仕事の幅が広がります。具体的には、Adobe PhotoshopやClip Studio Paint、Illustrator、Procreateなどのソフトを学び、タブレット(iPad、Wacomなど)を活用したデジタル作画に慣れておくとよいでしょう。


また、キャラクターデザインや背景、漫画、イラスト広告など、どの分野で活躍したいのか方向性を決めることが大切です。あわせて、流行のイラストスタイルを研究しながら独自の個性を磨くことで、競争の激しい業界でも差別化を図ることができるでしょう。

2. ポートフォリオを作成する

イラストレーターとして仕事を得るためには、ポートフォリオの作成が欠かせません。まず、自分のスキルやスタイルが相手に伝わるように、5〜10作品を厳選してまとめます。クライアントが実力を判断しやすいように、求人や案件の募集要項をチェックし、それに合わせて構成するのがポイントです。キャラクターデザインや背景、漫画など幅広いジャンルの作品を含めることで、仕事のチャンスを広げられるでしょう。


また、PixivやInstagram、Twitter(X)、Behance、ArtStationなどのSNSで作品を公開していくことでフォロワーが増え、知名度があがれば直接依頼がきたり、企業からスカウトされたりする可能性もあります。


加えて、WixやWordPress、Adobe Portfolioなどを活用し、クライアントが見やすいポートフォリオサイトを作成すれば、信頼性の向上にもつながります。ポートフォリオは一度作ったら終わりではなく、定期的に更新し、スキルの向上とともにブラッシュアップしていくことが大切です。

3. 仕事を獲得する・転職する

イラストレーターになる方法は、おもに「フリーランスとして案件を獲得する」「企業への就職・転職」の2つがあります。


いずれにしても、イラスト制作の実績を示す必要があるため、まずはクラウドソーシングサイト(ココナラ、クラウドワークス、ランサーズなど)を活用し、実際に仕事を受注して納品する経験を積み重ねましょう。1件1件丁寧に対応することで評価が上がり、信頼性が向上して案件を受注しやすくなります。


ポートフォリオに十分な実績を掲載できるようになれば、ゲーム会社やデザイン会社、出版社などに応募し、企業のイラストレーター職として働く選択肢もあります。求人サイトやSNSを活用し、定期的に募集情報をチェックしましょう。


IT系の案件紹介サイトである「SEES」では、イラストレーターの案件も保有しております。「案件の獲得方法が分からない」「良い案件がない」という方は、ぜひSEESを活用して自分の希望に合う案件を見つけましょう。


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フリーランスのイラストレーターが案件を獲得するコツ

厚生労働省の「職業情報提供サイト」が公表する、イラストレーターの就業形態の割合を見ると、正社員は7.5 %、パートが3.8 %となっており、フリーランス(自営業含む)として働く人が88.7%ともっとも高いことが分かりました。


フリーランスのイラストレーターが多い中で、案件を獲得し続けるコツは、自分の強みを明確にして、実績を積み重ねることが重要だといえます。仕事を丁寧にこなし、クライアントからの評価を高めることで、リピート依頼や紹介の機会が増えます。また、ポートフォリオを充実させ、SNSやクラウドソーシングサイトで積極的に発信することで、新たな依頼を受注できるでしょう。


さらに、「ファンタジー系の背景イラストが得意」「Live2Dモデルの制作に対応可能」など、専門性を持つことで他のイラストレーターとの差別化が図れます。


加えて、創作物の総合マーケット「BOOTH」でのイラスト販売やグッズ制作、pixivFANBOXやPatreonなどでサポーター募集など、独自のサービスを展開することで安定した収益を目指す方法もあります。フリーランスと企業勤務のどちらが自分に合うかを考えながら、複数の収入源を確保するのが理想的です。

イラストレーターに向いている人の特徴

イラストレーターに向いている人の特徴

イラストレーターに向いている人は、イラストを描くことが好きなこと以外に、向上心が高く、負けず嫌いでコミュニケーション能力が高い人が挙げられます。


仕事でイラストを描く以上、クライアントの要望に応えなければいけません。そのため、ときには何度もリテイクを要求されることもあります。


相手の要望を聞きながら、最高の作品を作りたい気持ちを強く持ち続けることができる人であれば、イラストレーターは天職ともいえるでしょう。

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イラストレーターに必要なスキル

イラストレーターに必要なスキル

イラストレーターを仕事とするためには資質も必要でしょうが、クライアントに納得してもらうためには、確かな技術力と知識が必要とされるでしょう。


さらに現在のイラストは多くがデジタル化されており、PCやタブレットで制作することが主流になっています。


使用するソフトは通称「イラレ」と呼ばれるAdobe株式会社のIllustratorをメインに、Photoshopなどの画像加工やデザイン、編集ができるイラスト制作用ソフトが使われています。


イラストレーターとして仕事をしていくためには、これらのソフトを使いこなす技術を習得している必要があるでしょう。

イラストレーターの資格の取り方

イラストレーターの資格の取り方

イラストレーターの資格の取り方として、独学・専門学校・通信講座などがあります。


学習サイトや参考書を活用すれば、費用を抑え、自分のペースで学べます。一方で、専門学校や通信講座では、費用がかかりますが体系的に学習できる点やプロから指導を受けられることが魅力です。


それぞれメリット・デメリットがあるので両方の面を理解したうえで、資格取得の目的やレベルに応じて、自分に合った学習方法を選びましょう。

1. 学習サイトや参考書などを活用して独学で取得を目指す

イラストレーターの資格は、学習サイトや参考書を活用することで、独学でも取得できます。Adobe IllustratorやPhotoshopの認定試験に関しては、公式ガイドブックや問題集が販売されており、実践的な学習が可能です。


また、YouTubeやUdemy、Schooなどのオンライン学習サイトでは、プロの講師による解説動画を視聴できるため、独学でも理解しやすい環境が整っています。さらに、無料の模擬試験や練習問題を活用することで、試験対策を効率的に進めることができます。


独学のメリットは、自分のペースで学習でき、費用を抑えられる点です。ただし、モチベーションの維持が課題になるため、スケジュールを立てて計画的に学習を進めることが大切です。具体的な学習方法に関しては、次章の「イラストレーターに役立つ資格を取得するための勉強法」をご確認ください。

2. 大学や専門学校でイラストの学習をする

イラストのスキルを基礎から本格的に学びながら資格を取得したい場合は、大学や専門学校に通うと良いでしょう。美術系大学やデザイン専門学校では、デッサンや色彩学、デジタルツールの使い方などを幅広く学べるため、基礎から応用までしっかりとスキルを身につけることができます。


また、Adobe認定のカリキュラムを採用している学校もあり、資格取得を目的とした授業を受けられる場合もあります。通学すると、講師の指導を直接受けられるだけでなく、同じ目標を持つ仲間に出会えることが最大の魅力だといえるでしょう。


就職支援や業界のコネクションを活かして、イラストレーターとしてのキャリアを築きやすくなります。ただし、学費が高額になりやすいため、長期的な視点で投資する価値があるかを検討する必要があります。


出典:Creative Cloud教育機関向け | 小・中・高等学校

3. ユーキャンなどの通信講座で取得を目指す

「独学で取得できる自信がない」「プロに教えてもらって効率よく資格を取得したい」「学校に通う時間が取れない」という方には、ユーキャンなどの通信講座の活用がおすすめです。


通信講座では、専門的なカリキュラムが用意されており、教材や動画講義を使って効率的に学習を進めることができます。また、講座によっては講師による手厚いサポートや添削指導が受けられるため、独学では理解しにくい部分もフォローしてもらえます。


AdobeのIllustratorやPhotoshopなどの人気資格は、試験対策に特化した通信講座が豊富で、試験に出やすいポイントを重点的に学べるため、短期間での合格を目指しやすいです。通信講座は、独学よりも費用が高くなることが多いものの、自分のペースで好きな場所や時間に学習できる手軽さや、体系的に学べる点が魅力といえるでしょう。

イラストレーターに役立つ資格を取得するための勉強法

イラストレーターに役立つ資格を取得するための勉強法

イラストレーターを目指す上で役立つ資格を取得しようとした場合、これから紹介する勉強法が主な手段になります。


自分に合った勉強法を模索した上で、さらなるスキルアップを目指してみましょう。

Illustrator_recommendation_qualificationの記事

学習サイトを活用する

イラストレーターを目指す場合、使用するソフトの知識も必要になります。


Adobeでは、イラストレーターを職業とする上で必要になるであろうIllustratorやPhotoshopの学習サイトを公式で配信しています。


この学習サイトでは、初心者向きの基本的な操作方法から始まり、イラストレーターを目指す上で必要になる応用的な知識を学ぶことができます。


ソフトを操作しながら実践的な知識をつけたい場合、この学習サイトを利用すると良いでしょう。

参考書を活用する

一般的に資格取得やスキルアップの勉強をする場合、市販されている参考書を購入して勉強する人が出てくるでしょう。


この方法は、イラストレーターに関する勉強に関しても、有効な手段です。


使用したいソフトに合った参考書を選び、その本を見ながら実際にソフトを操作してみましょう。基礎知識から応用術まで紹介している参考書がほとんどのため、どこでつまずくのかが直ぐにわかります。


このことから、最初のうちは参考書を活用するのも良いでしょう。

問題集を活用する

上記で紹介した参考書の他に、問題集を活用するのも有効です。


実際にソフトを操作してみても、頭で理解していなければ意味がありません。そのため、問題集を用いた上で、今まで培ってきた知識を復習してみましょう。


問題が解けたときは、その知識やスキルが実際についてきてる証拠になります。逆に、問題が解けない箇所は自分の弱みでもあるため、重点的に勉強することも可能です。


内容を反復して学習を続けることで、最終的には自信にもつながるでしょう。

イラストレーターが資格を取得するメリット

資格がいらないイラストレーターですが、資格を持っていることでイラスト制作ソフトを使いこなす技術や知識があることの証明になりますし、資格を目指すことでスキルアップもできます。そのため、就職活動で有利になる可能性があります。

イラストレーターとしての資格の活用方法

イラストレーターとしての資格の活用方法

実際にイラストレーターとして現場で働く場合、ソフトの操作性や自身の表現力が問われる場面が多くなります。


そんなとき、資格取得をしておくことによって、培ってきた知識やスキルを実践で活かすことができます。資格取得に必要な勉強は、実際の作成現場を想定したものがほとんどです。このことから、資格取得の勉強を通じて、実践力や業務効率の向上が見込めるでしょう。

テクニカルイラストレーターとして活動する

テクニカルイラストレーターとは、工業製品の取扱説明書(マニュアル)に掲載されるイラストを制作する職業です。国家資格の一つである「テクニカルイラストレーション技能士」を取得することで、専門的なスキルを証明し、テクニカルイラストレーターとして活動できます。


「テクニカルイラストレーション技能士」は、学科試験と実技試験の両方が課され、工業製品のデザイン図や立体図の作成技術が検定されます。資格取得後に目指せる主な就職先としては、メーカーのサービス部門、中小のテクニカルイラスト制作会社、マニュアル制作会社などがあり、キャリアの選択肢が広がるでしょう。


出典: テクニカルイラストレーター - 職業詳細 | job tag(職業情報提供サイト(日本版O-NET))

出典:テクニカルイラストレーション(テクニカルイラストレーション作業)

イラストレーターの資格が有利になる転職・就職先

イラストレーターとしての資格は必須ではありませんが、取得しておくことで転職や就職の際にスキルの証明となり、有利に働く場合があります。とくに、デザイン会社やゲーム会社などのイラスト部門がある企業では、Adobe PhotoshopやIllustratorのスキルを証明する資格が評価される傾向にあります。


一方、キャラクターデザインや背景制作を担当する企業では、ポートフォリオに加えて、資格を持っていることで技術力の裏付けとなり、応募の際のアピールポイントになるでしょう。


また、フリーランスのイラストレーターとして仕事を見つける場合も、資格はクライアントへの信頼性を高める要素の一つになります。とくに、クラウドソーシングサイトや企業との契約時には、資格を持っていることで「一定のスキル基準を満たしている」と判断され、有利になるでしょう。

資格を武器にイラストレーターとして活躍の場を広げよう

資格を武器にイラストレーターとして活躍の場を広げよう

資格の取り方には、専門学校で勉強するルートと独学で勉強するルートがあります。専門学校の方が効率的に勉強することができますが、経済的時間的負担は大きくなります。


一方、それぞれ公式テキストや問題集が販売されていることから、独学でも勉強できる内容になっているようです。

今後、イラストレーターとして活躍したいと思っている方は、この記事で紹介したおすすめの6つの資格をぜひチェックしてみてください。


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この記事の監修

miraie miraie

株式会社Miraie

2007年設立のシステム開発会社。首都圏を中心にWeb・IT関連事業、コンサルティングサービス、人材派遣サービスなどを展開。 SES事業や受託開発などを中心にノウハウを蓄積しながら、関連事業へとビジネスの裾野を広げています。

監修者インフォメーション

所在地
〒150-0002 東京都渋谷区渋谷1-12-2 クロスオフィス渋谷6階(本社)
設立
2007年7月(3月決算)
従業員数
55名(正社員)
電話
03-5774-6300

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